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Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法

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T_DM_OSITP クラスの定義

概要

T_DM_OSITP クラスは、特定のローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するOSI TP 1.3 プロトコル関連のコンフィギュレーション情報を定義します。

属性表

表 17 DM_MIB(5): T_DM_OSITP クラス定義の属性表

属性

タイプ

パーミッション

デフォルト値

TA_DMACCESSPOINT(r)(k)(*)

string

rw-r--r--

string[1..30]

N/A

TA_STATE(r)

string

rw-r--r--

GET: "VAL"

SET: "{NEW | INV}"

N/A

N/A

TA_DMAPT(r)

string

rw-r--r--

string[1..78]

N/A

TA_DMAEQ(r)

string

rw-r--r--

string[1..78]

N/A

TA_DMNWDEVICE

string

rw-r--r--

string[1..78]

N/A

TA_DMACN

string

rw-r--r--

"{XATMI | UDT}"

"XATMI"

TA_DMAPID

short

rw-r--r--

0 <= num <= 32767

N/A

TA_DMAEID

short

rw-r--r--

0 <= num <= 32767

N/A

TA_DMURCH

string

rw-r--r--

string[0..30]

N/A

TA_DMMAXLISTENINGEP

short

rw-r--r--

1 <= num <= 32767

3

TA_DMXATMIENCODING

string

rw-r--r--

"{CAE | PRELIMINARY | OLTP_TM2200}"

"CAE"

(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - すべての SET 操作で必須のキー・フィールドです。


 

属性の意味

TA_DMACCESSPOINT: string[1..30]

このエントリがプロトコル固有のコンフィギュレーション情報を提供するローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの名前。このフィールドは、ドメイン・アクセス・ポイントのプロトコルに依存しないコンフィギュレーションを定義する T_DM_LOCAL または T_DM_REMOTE エントリで指定したドメイン・アクセス・ポイント名と一致します。

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET 操作は、T_DM_OSITP オブジェクトのコンフィギュレーション情報を検索します。以下に示す状態は、GET 要求に対する応答で返される TA_STATE 属性の意味を示します。以下に示されていない状態は返されません。


 

SET: "{NEW | INValid}"

SET 操作は、選択した T_DM_OSITP オブジェクトのコンフィギュレーション情報を更新します。以下に示す状態は、SET 要求の TA_STATE の意味を示します。以下に示されていない状態は設定できません。


 

TA_DMAPT: string[1..78]

ローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのアプリケーション・プロセス・タイトル (オブジェクト識別子形式)。

TA_DMAEQ: string[1..78]

ローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのアプリケーション・エンティティ修飾子 (整数形式)。

TA_DMNWDEVICE: string[1..78]

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントで使用するネットワーク・デバイスを指定します。この属性は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを定義する場合にのみ有効です。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントでは無視されます。

TA_DMACN: "{XATMI | UDT}"

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントで使用するアプリケーション・コンテキストの名前。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントからのアプリケーション・コンテキスト名が存在する場合は、これをリモート・ドメイン・アクセス・ポイントへのダイアログを確立する際に使用します。存在しない場合は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントからのアプリケーション・コンテキスト名が使用されます。"XATMI" では、X/Open 定義の XATMI アプリケーション・サービス・エレメント (ASE) および符号化を使用するかどうかを選択します。"UDT" では、ISO/IEC 10026-5 ユーザ・データ転送の符号化を使用するかどうかを選択します。

TA_DMAPID: 0 <= num <= 32767

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントで使用するアプリケーション・プロセスの呼び出し識別子を定義する属性 (オプション)。

TA_DMAEID: 0 <= num <= 32767

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントで使用するアプリケーション・エンティティの呼び出し識別子を定義する属性 (オプション)。

TA_DMURCH: string[0..30]

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対する OSI TP リカバリ・コンテキスト・ハンドルのユーザ部分を指定します。OSI TP リカバリ・コンテキスト・ハンドルは、通信回線またはシステムに障害が発生した後に、OSI TP プロバイダによる分散トランザクションの回復処理で必要になる場合があります。

この属性は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを定義する場合にのみ有効です。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントでは無視されます。

TA_DMMAXLISTENINGEP: 0 <= num <= 32767

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対する着信用 OSI TP ダイアログを待機している端点の数を指定します。この属性は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを定義する場合にのみ有効です。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントでは無視されます。

TA_DMXATMIENCODING: "{CAE | PRELIMINARY | OLTP_TM2200}"

リモート・システムとの通信に使用する XATMI プロトコルのバージョンを指定します。この属性は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントの記述でのみ有効です。次の値を指定できます。

"CAE" (デフォルト)

"PRELIMINARY" (Unisys MCP OLTP システムで使用)

"OLTP_TM2200" (Unisys TM 2200 システムで使用)

制限事項

以下の場合は、このクラスのインスタンスを削除または更新することはできません。

このクラスのインスタンスを追加または更新する SET 操作の実行時には、TA_DMACCESSPOINT 属性に指定した特定のローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントが、T_DM_LOCAL クラスまたは T_DM_REMOTE クラスに存在している必要があります。ドメイン・アクセス・ポイントが存在しない場合、TA_DMACCESSPOINT 属性に対して "not defined" エラーが返され、操作は失敗します。

 

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