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Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法

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T_IFQUEUE Class

概要

T_IFQUEUE クラスは、CORBA 環境における特定のサーバ・キュー(T_QUEUE) に関係するクラスで、インターフェイスの実行時属性を表します。基本的に読み取り専用で、インターフェイスが継承するコンフィギュレーション属性へのアクセスを提供するだけでなく、キュー内のインターフェイスに関連する統計情報を提供します。また、管理者はこのクラスを使用して、インターフェイスをきめ細かく中断したりアクティブにしたりできます。このクラスは、インターフェイス名と、インターフェイス上のメソッド呼び出しを処理できるサーバ・プロセスとの間のリンクを提供します。つまり、TA_RQADDRT_SERVER クラス上のキー検索フィールドとして使用することができます。

属性表

表 49 TM_MIB(5): T_IFQUEUE クラス定義の属性表

属性

使用法

タイプ

パーミッション

デフォルト値

TA_INTERFACENAME

*

string

R--R--R--

string[1..128]

N/A

TA_SRVGRP

*

string

R--R--R--

string[1..30]

N/A

TA_RQADDR

*

string

R--R--R--

string[1..30]

N/A

TA_STATE

k

string

R-XR-XR--

GET: "{ACT | SUS | PAR}"
SET:
"{ACT | SUS}"

N/A

TA_AUTOTRAN


string

R--R--R--

"{Y | N}"

N/A

TA_LOAD


long

R--R--R--

1 <= num < 32K

N/A

TA_PRIO


long

R--R--R--

1 <= num < 101

N/A

TA_TIMEOUT


long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_TRANTIME


long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_FBROUTINGNAME


string

R--R--R--

string[1..15]

N/A

TA_LMID

k

string

R--R--R--

LMID

N/A

TA_NUMSERVERS


long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_TPPOLICY


string

R--R--R--

"{method | transaction | process}"

N/A

TA_TXPOLICY


string

R--R--R--

"{always | never | optional | ignore}"

N/A

TA_NCOMPLETED

l

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NQUEUED

l

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_CUROBJECTS

l

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_CURTRANSACTIONS

l

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

(k)GET キー・フィールド
( l ) - ローカル・フィールド
( * ) - GET/SET キー。SET 操作では 1 つ以上必要



 

属性の意味

TA_INTERFACENAME: string[1..128]

完全修飾されたインターフェイス名。インターフェイスのインターフェイス・リポジトリ ID です。この名前の形式は、インターフェイスのインプリメンテーションを生成する IDL に指定されたオプションによって異なります。詳細については、CORBA 2.1 仕様のセクション 7.6 を参照してください。

TA_SRVGRP: string[0..30]

サーバ・グループ名。サーバ・グループ名にはアスタリスク、カンマ、コロンは使用できません。

TA_RQADDR: string[1..30]

このインターフェイスを提供するアクティブなサーバの要求キューのシンボリック・アドレス。この属性の詳細については、T_SERVER:TA_RQADDR を参照してください。

TA_STATE:

GET: "{ACTive | SUSpended | PARtitioned}"

GET 操作は、選択した T_IFQUEUE オブジェクトのコンフィギュレーション情報を検索します。以下に示す状態は、GET 要求への応答で返される TA_STATE の意味を示します。これら以外の状態は返されません。


 

SET: "{ACTive | SUSpended}"

以下に示す状態は、SET 要求で設定される TA_STATE の意味を示します。以下に示されていない状態は設定できません。


 

制限事項: インターフェイスの動的な宣言 (INActive または INValid から ACTive への状態変更) はサポートされていません。また、非宣言 (ACTive から INActive への状態変更) もサポートされていません。

TA_AUTOTRAN: "{Y | N}"

トランザクション・コンテキストの範囲外で実行された呼び出しに対して、自動的にトランザクションを開始するかどうかを示します。制限事項については、この属性の T_INTERFACE の説明を参照してください。

TA_LOAD: 1 <= num <= 32K

この T_INTERFACE オブジェクトは、システムに対する負荷を設定します。インターフェイスの負荷は、ロード・バランシングのために使用します。つまり、すでに負荷が大きいキューは、新規の要求ではあまり選択されません。

TA_PRIO: 1 <= num <= 101

この T_INTERFACE オブジェクトは、指定された優先順位でキューから取り出されます。複数のインターフェイス要求がサービス・キューで待機している場合、優先順位の高い要求から処理されます。

TA_TIMEOUT: 0 <= num

このインターフェイスの個々のメソッド呼び出しを処理する際の時間制限 (単位は秒)。このインターフェイスのメソッドの呼び出しを処理するサーバは、要求の処理が指定した時間制限値を超えると異常終了します。この属性を 0 に設定すると、サーバは異常終了しません。

TA_TRANTIME: 0 <= num

この T_INTERFACE オブジェクト用に自動的に開始されたトランザクションのトランザクション・タイムアウト値 (単位は秒)。インターフェイスの T_INTERFACE:TA_AUTOTRAN 属性値が Y である場合に、トランザクション・モードでない要求を受信すると、トランザクションが自動的に開始されます。

TA_FBROUTINGNAME: string[1..15]

このインターフェイスに関連付けられたファクトリ・ベースのルーティング基準。

TA_LMID: LMID

このインターフェイスを提供するキューが配置されている現在の論理マシン。

TA_NUMSERVERS: 0 <= num

このキューでこのインターフェイスを提供する対応サーバの数。

TA_TPPOLICY: "{method | transaction | process}"

TP フレームワークの非アクティブ化方針。サーバの起動時にフレームワークに登録される方針を反映します。インターフェイスを登録する最初のサーバが、T_INTERFACE の値を設定します。この値は変更できません。

TA_TXPOLICY: "{optional | always | never | ignore}"

インターフェイスのトランザクション方針。この属性の設定は、TA_AUTOTRAN 属性の効果に影響します。詳細については、TA_AUTOTRAN を参照してください。この属性は常に読み取り専用です。この属性は、開発者がサーバの構築時に設定し、サーバの起動時に登録されます。

TA_NCOMPLETED:—>0 <= num

インターフェイスの最初の提供より後に完了したインターフェイスのメソッド呼び出しの数。

TA_NQUEUED: 0 <= num

このインターフェイスのキューに現時点で登録されている要求の数。

TA_CUROBJECTS: 0 <= num

関連付けられたキューに対する、このインターフェイスのアクティブなオブジェクトの数。この数値は、関連付けられたマシン上のキューにおけるアクティブなオブジェクト・テーブル内のエントリの数を表します。この数には、メモリ内にはないものの、アクティブなトランザクション内で呼び出されたオブジェクトが含まれています。

TA_CURTRANSACTIONS: 0 <= num

関連付けられたキューに対し、このインターフェイスに関連付けられたアクティブなグローバル・トランザクションの数。

 

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