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e-docs > Tuxedo > Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法 > セクション 5 ―ファイル形式、データ記述方法、MIB、およびシステム・プロセスのリファレンス |
Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法
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概要
T_INTERFACE MIB クラスは、ドメインおよびサーバ・グループの両方のレベルで CORBA インターフェイスのコンフィギュレーション属性と実行時属性を表します。
ドメイン・レベルの T_INTERFACE オブジェクトは、サーバ・グループに関連付けられていないオブジェクトです。その TA_SRVGRP 属性には、NULL 文字列 (長さ0 の文字列、"") が格納されます。
サーバ・グループ・レベルの T_INTERFACE オブジェクトは、関連付けられたサーバ・グループを持つオブジェクトです。つまり、その TA_SRVGRP 属性には、ドメインに対する有効なサーバ・グループ名が格納されます。インターフェイスのサーバ・グループ・レベル表現は、インターフェイスの状態 (TA_STATE) の管理や、蓄積された統計情報の収集に使用するコンテナも提供します。
サーバ内でアクティブ化されたすべての CORBA インターフェイスに対して、対応するサーバ・グループ・レベルの T_INTERFACE オブジェクトが存在する必要があります。サーバ内のインターフェイスのアクティブ化は、このインターフェイスの T_IFQUEUE オブジェクトの状態によって制御されます。T_IFQUEUE オブジェクトをアクティブ化すると、その属性が、対応するサーバ・グループ・レベルの T_INTERFACE オブジェクトに指定された値によって初期化されます。このようなオブジェクトが存在しない場合は動的に作成されます。動的に作成されたサーバ・グループ・レベルの T_INTERFACE オブジェクトは、インターフェイスにドメイン・レベルの T_INTERFACE オブジェクトが存在する場合はその属性によって初期化されます。対応するドメイン・レベルの T_INTERFACE オブジェクトが存在しない場合は、システムが指定するデフォルトの設定値が適用されます。アクティブ化されたインターフェイスには、常にサーバ・グループ・レベルの T_INTERFACE オブジェクトが関連付けられます。
インターフェイスに対する各レベルのコンフィギュレーション属性の指定はすべてオプションです。省略した場合は、システム定義のデフォルト値が設定され、実行時のサーバ・グループ・レベルの T_INTERFACE オブジェクトが作成されます。サーバが提供するインターフェイスは、サーバ・スケルトンのアクティブ化に使用する ICF ファイルで識別され、サーバの起動時にシステムによって自動的に宣言されます。
属性表
属性の意味
1グループ・レベルの T_INTERFACE オブジェクト (TA_SRVGRP != "") は、TA_INTERFACENAME 設定が一致するドメイン・レベルの T_INTERFACE オブジェクトが存在する場合には、そのオブジェクトからデフォルト値を決定します。ドメイン・レベルのオブジェクトが存在しない場合、またはドメイン・レベルのオブジェクトが作成中の場合は、一覧表示されているデフォルト値が適用されます。
2同じ TA_INTERFACENAME のすべての T_INTERFACE オブジェクトは、TA_FBROUTINGNAME 値が一致している必要があります。したがって、同じ TA_INTERFACENAME で一致するオブジェクトがない場合、新しく設定されるオブジェクトのデフォルト値は長さゼロの文字列 ("") になります。一致するオブジェクトがある場合は、デフォルト値 (唯一の有効値) は、既存の一致するオブジェクトに対して設定されている TA_FBROUTINGNAME の値になります。
3TA_NCOMPLETED および TA_IMPLID (ローカル) では、 T_DOMAIN MIB クラスで TA_LDBAL="Y" となっている必要があります。
インプリメンテーションのヒント
T_INTERFACE は、インターフェイスから BEA Tuxedo サービスへのマッピングです。MIB サーバは、対応する T_SERVICE オブジェクトの既存のロジックを呼び出すことにより、インターフェイスの get/set 操作の一部をインプリメントできます。
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