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Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法

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T_MACHINE クラスの定義

概要

T_MACHINE クラスは、特定のマシンに関係のあるアプリケーション属性を表します。これらの属性の値は、マシンの特性、マシンごとのサイズ、統計値、カスタマイズ・オプション、UNIX システムのファイル名などを表します。

属性表

TM_MIB(5): T_MACHINE クラス定義の属性表

属性

タイプ

パーミッション

デフォルト値

TA_LMID(r)(*) (注 1)

string

rU-r--r--

string[1..30]

N/A

TA_PMID(r)(*) (注 1)

string

rU-r--r--

string[1..30]

N/A

TA_TUXCONFIG(r)

string

rw-r--r--

string[2..256] (注 5)

N/A

TA_TUXDIR(r)

string

rw-r--r--

string[2..256] (注 6)

N/A

TA_APPDIR(r)

string

rw-r--r--

string[2..256] (注 6)

N/A

TA_STATE(k)

string

rwyr-yr--

GET: "{ACT | INA | PAR}"

SET: "{NEW | INV | ACT | RAC | INA | FIN | CLE}"

N/A

N/A

TA_UID

long

rw-r--r--

0 <= num

(注 2)

TA_GID

long

rw-r--r--

0 <= num

(注 2)

TA_ENVFILE

string

rwyr--r--

string[0..256] (注 6)

""

TA_PERM

long

rwyr--r--

0001 <= num <= 0777

(注 2)

TA_ULOGPFX

string

rwyr--r--

string[0..256] (注 6)

(注 3)

TA_TYPE

string

rw-r--r--

string[0..15]

""

TA_MAXACCESSERS

long

rw-r--r--

1 <= num < 32,768

(注 2)

TA_MAXCONV

long

rw-r--r--

0 <= num < 32,768

(注 2)

TA_MAXGTT

long

rw-r--r--

0 <= num < 32,768

(注 2)

TA_MAXWSCLIENTS

long

rw-r--r--

0 <= num < 32,768

0

TA_MAXACLCACHE

long

rw-r--r--

10 <= num <= 32,000

100

TA_TLOGDEVICE

string

rw-r--r--

string[0..256] (注 5)

""

TA_TLOGNAME

string

rw-r--r--

string[0..30]

"TLOG"

TA_TLOGSIZE

long

rw-r--r--

1 <= num < 2,049

100

TA_BRIDGE

string

rw-r--r--

string[0..78]

N/A

TA_BRTHREADS

string

rw-r--r--

"{Y | N}"

"N"

TA_NADDR

string

rw-r--r--

string[0..256] (注 6)

N/A

TA_NLSADDR

string

rw-r--r--

string[0..256] (注 6)

N/A

TA_FADDR

string

rw-r--r--

string[0..256] (注 6)

""

TA_FRANGE

long

rw-r--r--

1 <= num <= 65,535

1

TA_CMPLIMIT

string

rwyr-yr--

"remote[,local]"

MAXLONG

TA_TMNETLOAD

long

rwyr-yr--

0 <= num < 32,768

0

TA_SPINCOUNT

long

rwyr-yr--

0 <= num

0

TA_ROLE

string

r--r--r--

"{MASTER | BACKUP | OTHER}"

N/A

TA_MINOR

long

R--R--R--

1 <= num

N/A

TA_RELEASE

long

R--R--R--

1 <= num

N/A

TA_MINENCRYPTBITS

string

rwxrwx---

"{0 | 40 | 56 | 128}" (注 4)

"0"

TA_MAXENCRYPTBITS

string

rwxrwx---

"{0 | 40 | 56 | 128}" (注 4)

"128"

TA_MAXPENDINGBYTES

long

rw-r--r--

100000 <= num <= MAXLONG

2147483647

TA_SICACHEENTRIESMAX

string

rw-r--r--

"0"-"32767"

"500"

TA_SEC_PRINCIPAL_NAME

TA_SEC_PRINCIPAL_LOCATION

TA_SEC_PRINCIPAL_PASSVAR

TA_SIGNATURE_REQUIRED

TA_ENCRYPTION_REQUIRED

string

string

string

string

string

rwxr--r--

rwxr--r--

rwxr--r--

rwxr--r--

rwxr--r--

string[0..511]

string[0..511]

string[0..511]

"{Y|N}"

"{Y|N}"

""

""

""

"N"

"N"

T_MACHINE クラス: ローカル属性

TA_CURACCESSERS

long

R--R--R--

0 <= num < 32,768

N/A

TA_CURCLIENTS

long

R--R--R--

0 <= num < 32,768

N/A

TA_CURCONV

long

R--R--R--

0 <= num < 32,768

N/A

TA_CURGTT

long

R--R--R--

0 <= num < 32,768

N/A

TA_CURRLOAD

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_CURWSCLIENTS

long

R--R--R--

0 <= num < 32,768

N/A

TA_HWACCESSERS

long

R--R--R--

0 <= num < 32,768

N/A

TA_HWCLIENTS

long

R--R--R--

0 <= num < 32,768

N/A

TA_HWCONV

long

R--R--R--

0 <= num < 32,768

N/A

TA_HWGTT

long

R--R--R--

0 <= num < 32,768

N/A

TA_HWWSCLIENTS

long

R--R--R--

0 <= num < 32,768

N/A

TA_NUMCONV

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMDEQUEUE

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMENQUEUE

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMPOST

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMREQ

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMSUBSCRIBE

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMTRAN

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMTRANABT

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMTRANCMT

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_PAGESIZE

long

R--R--R--

1 <= num

N/A

TA_SWRELEASE

string

R--R--R--

string[0..78]

N/A

TA_HWACLCACHE

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_ACLCACHEHITS

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_ACLCACHEACCESS

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_ACLFAIL

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_WKCOMPLETED

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_WKINITIATED

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

(k)-GET キー・フィールド
(r)-オブジェクトの作成に必要なフィールド (SET TA_STATE NEW)
(*)-GET/SET キー、SET 操作では 1 つ以上必要


 


  注 1 TA_LMID および TA_PMID は、このクラス内でそれぞれ一意である必要があります。SET 操作では、これらのいずれか一方のフィールドのみを使用します。両方を指定する場合は、どちらも同じオブジェクトを指している必要があります。
注 2 デフォルト設定は、T_DOMAIN クラスでこの属性に指定したのと同じ値になります。
注 3 デフォルト値は、このマシンの TA_APPDIR の後に /ULOG が続く文字列です。
注 4 リンク・レベルの暗号化値の 40 ビットは、下位互換性を維持するために提供されています。
注 5 BEA Tuxedo 8.0 以前では、この属性の文字列の最大長は 64 バイトです。
注 6 BEA Tuxedo 8.0 以前では、この属性の文字列の最大長は 78 バイトです。

属性の意味

TA_LMID: string[1..30]

論理マシン識別子。この識別子は、TM_MIB 定義の残りの部分で、アプリケーション・リソースを T_MACHINE オブジェクトにマップするための唯一の手段として使用します。

TA_PMID: string[1..30]

物理マシン識別子。この識別子は、指定したシステムで uname -n コマンドを実行した場合に返される UNIX システムのノード名と一致している必要があります。

TA_TUXCONFIG: string[2..256] (BEA Tuxedo 8.0 以前では最大 64 バイト)

バイナリ形式の BEA Tuxedo システムのコンフィギュレーション・ファイルが置かれているマシン上のファイルまたはデバイスの絶対パス名。管理者は、マスタ・マシンの TA_TUXCONFIG 属性値が示すファイルを 1 つのみ保持する必要があります。このファイルに格納される情報は、ほかの T_MACHINE オブジェクトがアクティブな状態になると、それらのオブジェクトに自動的に複製転送されます。環境内でのこの属性の使用方法については、後述の TA_ENVFILE を参照してください。

TA_TUXDIR: string[2..256] (BEA Tuxedo 8.0 以前では最大 78 バイト)

このマシン上での BEA Tuxedo システム・ソフトウェアの場所を示すディレクトリの絶対パス名。環境内でのこの属性の使用方法については、後述の TA_ENVFILE を参照してください。

TA_APPDIR: string[2..256] (BEA Tuxedo 8.0 以前では最大 78 バイト)

アプリケーション・ディレクトリの絶対パス名のリスト (個々のディレクトリの区切りにはコロンを使用)。1 番目のディレクトリは、このマシン上でブートされるすべてのアプリケーションと管理サーバのカレント・ディレクトリとして使用されます。アプリケーション・サーバを立ち上げる際には、リストに含まれるすべてのディレクトリがサーチされます。環境内でのこの属性の使用方法については、後述の TA_ENVFILE を参照してください。

TA_STATE:

GET: "{ACTive | INActive | PARtitioned}"

GET 操作は、選択した T_MACHINE オブジェクトのコンフィギュレーション情報および実行時情報を取得します。以下に示す状態は、GET 要求への応答で返される TA_STATE の意味を示します。


 

SET: "{NEW | INValid | ACTive | ReACtivate | INActive | ForceINactive | CLEaning}"

SET 操作は、選択した T_MACHINE オブジェクトのコンフィギュレーション情報および実行時情報を更新します。以下に示す状態は、SET 要求で設定される TA_STATE の意味を示します。以下に示されていない状態は設定できません。

NEW

アプリケーションの T_MACHINE オブジェクトを作成します。状態の変更は INValid 状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は INActive になります。

unset

既存の T_MACHINE オブジェクトを変更します。この組み合わせは、ACTive 状態または INActive 状態でのみ可能です。正常終了した場合、オブジェクトの状態は変わりません。

INValid

アプリケーションの T_MACHINE オブジェクトを削除します。状態の変更は、INActive 状態でのみ可能です。正常終了すると、オブジェクトの状態は INValid になります。

ACTive

T_MACHINE オブジェクトをアクティブにします。必要な管理サーバ (DBBL、BBL、BRIDGE など) は指定したサイトで開始され、そのサイトで実行されるようにコンフィギュレーションされたアプリケーション・サーバも開始されます (TA_FLAGS 設定による制約が適用されます)。この状態遷移に対するパーミッションの決定に際しては、アクティブなオブジェクトのパーミッション (--x--x--x) が考慮されます。状態の変更は、INActive 状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は ACTive になります。

マシンをアクティブにする際に個々のサーバの状態が必要な場合には、TMIB_NOTIFY TA_FLAG 値を使用します。

ReACtivate

T_MACHINE オブジェクトをアクティブにします。必要な管理サーバ (DBBL、BBL、BRIDGE など) は指定したサイトで開始され、そのサイトで実行されるようにコンフィギュレーションされたアプリケーション・サーバも開始されます (TA_FLAGS 設定による制約が適用されます)。この状態遷移に対するパーミッションの決定に際しては、アクティブなオブジェクトのパーミッション (--x--x--x) が考慮されます。状態の変更は、ACTive 状態または INActive 状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は ACTive になります。

マシンを再びアクティブにする際に個々のサーバの状態が必要な場合には、TMIB_NOTIFY TA_FLAG 値を使用します。

INActive

T_MACHINE オブジェクトを非アクティブにします。必要な管理サーバ (BBL、BRIDGE など) は指定したサイトで停止し、そのサイトで実行されているアプリケーション・サーバも停止します (TA_FLAGS 設定による制約が適用されます)。状態の変更は、状態が ACTive で、指定したマシンのほかのアプリケーション・リソースがアクティブでない場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は INActive になります。

マシンを非アクティブにする際に個々のサーバの状態が必要な場合には、TMIB_NOTIFY TA_FLAG 値を使用します。

ForceINactive

T_MACHINE オブジェクトを、アタッチされたクライアントとは無関係に非アクティブにします必要な管理サーバ (BBL、BRIDGE など) は指定したサイトで停止し、そのサイトで実行されているアプリケーション・サーバも停止します (TA_FLAGS 設定による制約が適用されます)。状態の変更は、ACTive 状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は INActive になります。

マシンを非アクティブにする際に個々のサーバの状態が必要な場合には、TMIB_NOTIFY TA_FLAG 値を使用します。

CLEaning

指定したマシンおよびそのマシンに関係するクリーン・アップ/スキャニング処理を開始します。マシン上に DEAD 状態のクライアントやサーバが存在する場合は、この時点で検出されます。マシンがアプリケーションの MASTER サイトから分断されている場合は、グローバル掲示板のそのマシンのエントリは削除されます。この組み合わせは、アプリケーションが ACTive で、T_MACHINE オブジェクトが ACTive 状態または PARtitioned 状態にある場合にのみ可能です。分断されていないマシンに対する操作が正常に終了した場合、状態は変更されません。分断されているマシンに対する操作が正常に終了すると、オブジェクトの状態は INActive になります。


 

制限事項: ForceINactive または INActive への状態の変更は、マスタ・マシン以外のマシンに対してのみ実行できます。マスタ・サイトの管理プロセスは、T_DOMAIN クラスを使用して非アクティブに変更します。

TA_UID: 0 <= num

このマシンの BEA Tuxedo システム・アプリケーションの管理者の UNIX システム・ユーザ識別子。tmboot(1)tmshutdown(1)tmadmin(1) などの管理コマンドは、このマシンで指定されたユーザとして実行する必要があります。このマシン上のアプリケーションや管理サーバは、このユーザとして起動されます。

制限事項: UNIX システム固有の属性です。アプリケーションを実行しているプラットフォームが UNIX ベースでない場合、この属性は返されないことがあります。

TA_GID: 0 <= num

このマシンの BEA Tuxedo システム・アプリケーションの管理者の UNIX システム・グループ識別子。tmboot(1)tmshutdown(1)tmadmin(1) などの管理コマンドは、このマシンで指定されたグループの一員として実行する必要があります。このマシン上のアプリケーションや管理サーバは、このグループの一員として起動されます。

制限事項: UNIX システム固有の属性です。アプリケーションを実行しているプラットフォームが UNIX ベースでない場合、この属性は返されないことがあります。

TA_ENVFILE: string[0..256] (BEA Tuxedo 8.0 以前では最大 78 バイト)

このマシンで実行しているクライアントやサーバの環境ファイル。無効なファイル名を指定すると環境に追加されません。string の値は環境内に配置されます。

起動時は、ローカル・サーバが tmboot(1) の環境を継承し、MASTER 上にないリモート・サーバが tlisten(1) の環境を継承します。また、対応する T_MACHINE オブジェクトの情報に基づいてサーバが起動されると、TUXCONFIGTUXDIR、および APPDIR も環境に配置されます。PATH は環境内で次のように設定されます。

APPDIR:TUXDIR/bin:/bin:/usr/bin:path

path は、マシンの環境ファイルの最初の PATH= 行の値です。これ以降の PATH= 行はすべて無視されます。この PATH の値は、サーバの検索パスとして使用され、単純なパス名または相対パス名で指定されます。したがって、先頭はスラッシュではありません。LD_LIBRARY_PATH は環境内で次のように設定されます。

APPDIR:TUXDIR/lib:/lib:/usr/lib:lib

lib は、マシンの環境ファイルの最初の LD_LIBRARY_PATH= 行の値です。これ以降の LD_LIBRARY_PATH= 行はすべて無視されます。

サーバの初期化時 (tpsvrinit() を呼び出す前) には、サーバがマシンとサーバの両方の ENVFILE ファイルの変数を読み取ってエクスポートします。変数がマシンとサーバの両方の ENVFILE ファイルに設定されている場合は、サーバの ENVFILE ファイルの値によってマシンの ENVFILE ファイルの値がオーバライドされます。ただし、PATH はオーバライドではなく追加されます。クライアントはマシンの ENVFILE ファイルのみを処理します。マシンとサーバの ENVFILE ファイルの処理では、ident= の形式でない行は無視されます。ident はアンダースコアまたは英字で始まり、アンダースコアまたは英数字のみを含めることができます。PATH= 行が見つかると、PATH が次のように設定されます。

APPDIR:TUXDIR/bin:/bin:/usr/bin:path

path は、マシンの環境ファイルの最初の PATH= 行の値です。これ以降の PATH= 行はすべて無視されます。マシンとサーバの両方の環境ファイルに PATH が存在する場合、pathpath1:path2 となります。path1 はマシンの ENVFILE から読み取ったパス、path2 はサーバの ENVFILE から読み取ったパスです。LD_LIBRARY_PATH= 行が見つかると、LD_LIBRARY_PATH が次のように設定されます。

APPDIR:TUXDIR/lib:/lib:/usr/lib:lib

lib は、マシンの環境ファイルの最初の LD_LIBRARY_PATH= 行の値です。これ以降の LD_LIBRARY_PATH= 行はすべて無視されます。TUXDIRAPPDIR、または TUXCONFIG をリセットしようとしても、対応する T_MACHINE 属性値と値が一致していない場合には無視されて警告メッセージが表示されます。制限事項: アクティブなオブジェクトでこの属性を変更しても、実行中のサーバやクライアントには反映されません。

TA_PERM: 0001 <= num <= 0777

このマシン上に作成する共用メモリ掲示板に関連付ける UNIX システム・パーミッション。システムおよびアプリケーションのメッセージ・キューに対するデフォルトの UNIX システム・パーミッションです。

制限事項: アクティブなオブジェクトでこの属性を変更しても、実行中のサーバやクライアントには反映されません。

UNIX システム固有の属性です。アプリケーションを実行しているプラットフォームが UNIX ベースでない場合、この属性は返されないことがあります。

TA_ULOGPFX: string[0..256] (BEA Tuxedo 8.0 以前では最大 78 バイト)

このマシン上の userlog() ファイルの絶対パス名の接頭辞。userlog() ファイルの名前は、TA_ULOGPFX 属性値に文字列 .mmddyy を付加することにより作成されます。mmddyy は、メッセージが生成された月、日、年を表します。このマシン上で実行しているクライアントやサーバが生成するアプリケーションやシステムの userlog() メッセージは、すべてこのファイルに書き込まれます。

制限事項: アクティブなオブジェクトでこの属性を変更しても、実行中のサーバやクライアントには反映されません。

TA_TYPE: string[0..15]

マシン・タイプ。マシンを、類似のデータ表現を持つクラスに分類するために使用します。同じタイプのマシン間における通信では、データのエンコードは行われません。この属性にはどのような文字列値でも使用でき、その値は比較のためにのみ使用されます。アプリケーションが異種マシンのネットワークにまたがる場合や、コンパイラが異なる構造体表現を生成する場合は、別の TA_TYPE 属性を設定する必要があります。この属性のデフォルト値は長さゼロの文字列です。これは、TA_TYPE 属性値に長さゼロの文字列を持つすべてのマシンと一致します。

TA_MAXACCESSERS: 1 <= num < 32,768

このマシンの掲示板に同時に接続できるクライアントおよびサーバの最大数。指定しない場合、T_DOMAIN クラスで指定した TA_MAXACCESSERS の値がデフォルト値になります。

この数には、BBL、restartsrvcleanupsrvtmshutdown()tmadmin() などのシステム管理プロセスを含める必要はありません。ただし、DBBL、すべてのブリッジ・プロセス、すべてのシステム提供サーバ・プロセスとアプリケーション・サーバ・プロセス、およびこのサイトで使用する可能性があるクライアント・プロセスはこの数に含めますシステム提供のサーバには、AUTHSVRTMQUEUETMQFORWARDTMUSREVTTMSYSEVTTMS (T_GROUP TA_TMSNAME 属性を参照)、TMS_QMGWTDOMAINWSL などがあります。アプリケーションがこのサイトでワークステーション・リスナ (WSL) を起動する場合は、起動する WSL と使用する可能性があるワークステーション・ハンドラ (WSH) の両方をこの数に含める必要があります。

BEA Tuxedo リリース 7.1 より前 (6.5 以前) では、ユーザ・ライセンス数をチェックする仕組みにおいて、アプリケーションのTA_MAXACCESSERS 属性と TA_MAXSERVERS 属性 (T_DOMAIN:TA_MAXSERVERS 属性を参照) が使用されていました。つまり、アプリケーションで実行中の 1 台以上のマシンの TA_MAXACCESSERS の数と、特定のマシンの TA_MAXACCESSERS の数の合計が、TA_MAXSERVERS の数とユーザ・ライセンス数の合計より大きい場合、マシンを起動することはできませんでした。したがって、アプリケーションの TA_MAXACCESSERS パラメータには、TA_MAXSERVERS の数とユーザ・ライセンス数の合計か、またはそれより小さい値を指定しなければなりませんでした。

BEA Tuxedo のリリース 7.1 以降では、アプリケーションに設定されているユーザ・ライセンスの数と、現在使用されているユーザ・ライセンスの数に基づいて、ライセンスのチェックが行われます。すべてのユーザ・ライセンスが使用中になると、アプリケーションに新しいクライアントが参加することはできなくなります。

TA_MAXCONV: 0 <= num < 32,768

このマシン上のクライアントとサーバが同時に関与できる会話の最大数。指定しない場合、T_DOMAIN クラスで指定した TA_MAXCONV の値がデフォルト値になります。1 つのサーバで、最大 64 個の会話を同時に行うことができます。

TA_MAXGTT: 0 <= num < 32,768

このマシンが同時に関与できるグローバル・トランザクションの最大数値を指定しない場合、デフォルトで T_DOMAIN クラスの値が指定されます。

TA_MAXWSCLIENTS: 0 <= num < 32,768

ワークステーション・クライアント (ネイティブ・クライアントでないクライアント) 用に予約するこのマシン上のアクセサ・エントリの数。TA_MAXWSCLIENTS を指定しない場合は、デフォルトで 0 が設定されます。

ここに指定する値は、TA_MAXACCESSERS 属性で指定したアクセサ・スロットの総数の一部になります。つまり、TA_MAXWSCLIENTS 用に予約したアクセサ・スロットは、このマシン上の別のクライアントおよびサーバでは使用できません。この値を TA_MAXACCESSERS より大きな値に設定した場合はエラーになります。

TA_MAXWSCLIENTS 属性を使用するのは、BEA Tuxedo システムの Workstation 機能を使用する場合のみです。ワークステーション・クライアントからシステムへのアクセスは、BEA Tuxedo システムに組み込まれている代理プロセス、つまりワークステーション・ハンドラによって多重化されます。そのため、この属性を適切に設定すると、プロセス間通信 (IPC) リソースを節約できます。

TA_MAXACLCACHE: 10 <= num <= 32,000

TA_SECURITYACL または MANDATORY_ACL に設定されている場合のキャッシュ内の ACL 用エントリ数この属性を適切に設定すると、共用メモリ上のリソースを節約しながら、ACL をチェックするためのディスク・アクセスの回数を減らすことができます。

TA_TLOGDEVICE: string[0..256] (BEA Tuxedo 8.0 以前では最大 64 バイト)

このマシンの DTP トランザクション・ログを保持するための BEA Tuxedo のファイル・システムを持つデバイス (raw スライス) または UNIX システム・ファイル。DTP トランザクション・ログは、BEA Tuxedo システムの VTOC テーブルとしてデバイスに格納されています。このデバイスまたはファイルは、このマシンの TA_TUXCONFIG 属性で指定したデバイスまたはファイルと同じでもかまいません。

TA_TLOGNAME: string[0..30]

このマシンの DTP トランザクション・ログの名前。1 つの TLOGDEVICE に複数の DTP トランザクション・ログがある場合、それぞれの名前は一意でなければなりません。TA_TLOGNAME は、DTP トランザクション・ログ・テーブルが作成される TA_TLOGDEVICE 上のどのテーブル名とも異なっている必要があります。

TA_TLOGSIZE: 1 <= num < 2,049

このマシンの DTP トランザクション・ログのサイズ (ページ単位)。TA_TLOGSIZE 属性の値に対しては、TA_TLOGDEVICE 属性で指定した BEA Tuxedo ファイル・システムの空き容量に基づく制約が適用されます。

TA_BRIDGE: string[0..78]

この論理マシンのブリッジ・プロセスがネットワーク・アクセスに使用するデバイスの名前。この名前は、ネットワーク対応のアプリケーションに TLI ベースの BEA Tuxedo システム・バイナリを通じて参加する際に必要になります。この属性は、ソケット・ベースの BEA Tuxedo システム・バイナリには必要ありません。

TA_BRTHREADS: "{Y | N}"

この論理マシンのブリッジ・プロセスを、マルチスレッド実行 ("Y") またはシングルスレッド実行 ("N") にコンフィギュレーションします。デフォルトは "N" です。この属性は、BEA Tuxedo 8.1 以降が動作するアプリケーションにのみ適用されます。

TA_BRTHREADS"Y" に設定しても、CPU が複数あるマシンにしか影響しません。ただし、複数の CPU がなくても、TA_BRTHREADS"Y" に設定することは可能です。

ローカル・マシンで TA_BRTHREADS"Y" に設定し、リモート・マシンで TA_BRTHREADS"N" (デフォルト) に設定することは可能ですが、マシン間のスループットがシングルスレッドのブリッジ・プロセスより大きくなることはありません。

シングルスレッド実行またはマルチスレッド実行にコンフィギュレーションしたブリッジ・プロセスは、BEA Tuxedo の以前のリリース、WebLogic Enterprise の BEA Tuxedo リリース 8.0 以前、および WebLogic Enterprise リリース 5.1 以前で実行するブリッジ・プロセスとの相互運用が可能です。通常、スレッド化されたブリッジはスレッド化されていないブリッジと相互運用できます。これは、スレッド化によって外部機能や動作が変わることはないためです。

注記 BRTHREADS=Y に設定し、ブリッジ環境に TMNOTHREADS=Y が含まれている場合、ブリッジはスレッド・モードで起動し、ブリッジが TMNOTHREADS の設定を無視したことを示す警告メッセージがログに記録されます。TMNOTHREADS 環境変数は、リリース 8.0 の BEA Tuxedo 製品で新たに追加されました。

TA_NADDR: string[0..256] (BEA Tuxedo 8.0 以前では最大 78 バイト)

論理マシン上のブリッジ・プロセスが接続指示受け付けアドレスとして使用する完全なネットワーク・アドレスを指定します。ブリッジに対する接続指示受け付けアドレスは、アプリケーションに参加しているほかのブリッジ・プロセスの通信手段となります。論理マシンがネットワーク・アプリケーションに参加する場合、つまり T_DOMAIN:TA_OPTIONS 属性で LAN オプションを指定した場合は、この属性を設定する必要があります。

string の形式が "0xhex-digits" または "¥¥xhex-digits" の場合、文字数が偶数の有効な 16 進数値を含める必要があります。このような形式の文字列は、指定された文字列の 16 進数表現を含む文字配列に内部変換されます。TCP/IP アドレスの場合は、

"//hostname:port"

または

"//#.#.#.#:port"

のいずれかの形式を使用します。

TA_NLSADDR: string[0..256] (BEA Tuxedo 8.0 以前では最大 78 バイト)

この論理マシンが示すノードでネットワークにサービスを提供する tlisten(1) プロセスが使用するネットワーク・アドレス。このネットワーク・アドレスは、前述の TA_NADDR で指定した形式と同じ形式になります。

論理マシンがネットワーク・アプリケーションに参加する場合、つまり T_DOMAIN:TA_OPTIONS 属性で LAN オプションを指定した場合は、この属性を設定する必要があります。

TA_FADDR: string[0..256] (BEA Tuxedo 8.0 以前では最大 78 バイト)

tmboottmloadcf、BRIDGE などのローカル・プロセスが、アウトバウンド接続を確立する前にバインドできる完全なネットワーク・アドレスを指定します。このアドレスには、TCP/IP アドレスを指定する必要があります。この属性および TA_FRANGE 属性は、TCP/IP ポート (プロセスがアウトバウンド接続を行う前にバインドするときのバインド先) の範囲を指定します。この属性が NULL または空文字列に設定されている場合、オペレーティング・システムはバインド先のローカル・ポートをランダムに選択します。

string の形式が "0xhex-digits" の場合、文字数が偶数の有効な 16 進数値を含める必要があります。このような形式の文字列は、指定された文字列の 16 進数表現を含む文字配列に内部変換されます。

TCP/IP アドレスの場合は、以下のいずれかの形式になります。

TA_FRANGE: 1<= num <= 65,535

ローカル・プロセスがアウトバウンド接続を確立する前にバインドする TCP/IP ポートの範囲を指定します。範囲のベースとなるアドレスは、TA_FADDR 属性で指定します。

TA_CMPLIMIT: "remote[,local]"

リモート・トラフィックおよびオプションのローカル・トラフィックの圧縮が発生するメッセージ・サイズのしきい値。remotelocal には、負の数でない数値、またはマシンに設定された最大の long 値に動的に変換される MAXLONG という文字列をセットできます。remote のみを設定した場合、local はデフォルトで MAXLONG になります。

制限事項: BEA Tuxedo リリース 4.2.2 以前を実行しているアクティブなサイトでは、この属性値は T_MACHINE オブジェクトの一部ではなくなります。ただし、サイトのリリースは実行時まで不明であるため、アクティブでないオブジェクトに対してはこの属性を設定してアクセスできます。BEA Tuxedo リリース 4.2.2 以前を使用しているサイトがアクティブになると、設定された値は使用されなくなります。

TA_TMNETLOAD: 0 <= num < 32,768

このマシンのロード・バランシングの間に評価されるリモート・サービスに追加するサービス負荷。

制限事項: BEA Tuxedo リリース 4.2.2 以前を実行しているアクティブなサイトでは、この属性値は T_MACHINE オブジェクトの一部ではなくなります。ただし、サイトのリリースは実行時まで不明であるため、アクティブでないオブジェクトに対してはこの属性を設定してアクセスできます。BEA Tuxedo リリース 4.2.2 以前を使用しているサイトがアクティブになると、設定された値は使用されなくなります。

TA_SPINCOUNT: 0 <= num

このマシンで、チケット入手前のユーザ・レベル・セマフォ・アクセスに対して使用するスピン・カウント。デフォルト設定は、各マシンの BEA Tuxedo システムのバイナリに組み込まれています。この属性を使用すると、これらのデフォルト設定を実行時に調節できます。この属性値をゼロに設定すると、スピン・カウントを各サイトの組み込みのデフォルト設定にリセットできます。また、この属性または UBBCONFIG ファイルで値が設定されていない場合、システムは TMSPINCOUNT 環境変数を使用します。

制限事項: BEA Tuxedo リリース 4.2.2 以前を実行しているアクティブなサイトでは、この属性値は T_MACHINE オブジェクトの一部ではなくなります。ただし、サイトのリリースは実行時まで不明であるため、アクティブでないオブジェクトに対してはこの属性を設定してアクセスできます。BEA Tuxedo リリース 4.2.2 以前を使用しているサイトがアクティブになると、設定された値は使用されなくなります。

TA_ROLE: "{MASTER | BACKUP | OTHER}"

アプリケーションにおけるこのマシンのロール。"MASTER" はこのマシンをマスタ・マシンとして使用することを示し、"BACKUP" はこのマシンをバックアップ用のマスタ・マシンとして使用することを示します。"OTHER" は、このマシンがマスタ・マシンでもバックアップ用のマスタ・マシンでもないことを示します。

TA_MINOR: 1 <= num

このマシンの BEA Tuxedo システム・プロトコルのマイナー・リリース番号。

TA_RELEASE: 1 <= num

このマシンの BEA Tuxedo システム・プロトコルのメジャー・リリース番号。この番号は、同じマシンの TA_SWRELEASE とは異なる場合があります。

TA_MINENCRYPTBITS: "{0 | 40 | 56 | 128}"

このマシンへのネットワーク・リンクを確立する際に必要な暗号化の最低レベルを指定します。0 は暗号化が行われないことを示し、4056、および 128 は暗号化キーの長さをビット単位で指定します。この最小レベルの暗号化が一致しない時は、リンクの確立は失敗します。デフォルトは 0 です。

注記 リンク・レベルの暗号化の値 40 は、下位互換性を維持するために提供されています。

制限事項: この属性を変更しても、確立済みのネットワーク・リンクには反映されません。

TA_MAXENCRYPTBITS: "{0 | 40 | 56 | 128}"

ネットワーク・リンクを確立する際に調整できる暗号化の最高レベルを指定します。0 は暗号化が行われないことを示し、4056、および 128 は暗号化キーの長さをビット単位で指定します。デフォルトは 128 です。

注記 リンク・レベルの暗号化の値 40 は、下位互換性を維持するために提供されています。

制限事項: この属性を変更しても、確立済みのネットワーク・リンクには反映されません。

TA_MAXPENDINGBYTES: 100000 <= num <= MAXLONG

ブリッジ・プロセスで送信されるのを待つメッセージに対して割り当てられる領域の上限を指定します。

TA_SICACHEENTRIESMAX: "0"-"32767"

このマシンが保持するサービスおよびインターフェイスのキャッシュ・エントリの数。指定しない場合、値は "500" に設定されます。値を "0" にすると、このマシンではサービス・キャッシュが使用されなくなります。

TA_SEC_PRINCIPAL_NAME: string[0..511]

BEA Tuxedo 7.1 以降が動作するアプリケーションで認証用に使用されるセキュリティ・プリンシパル名。この属性の最大文字数は、文字列の最後を表す NULL 文字列を除いて 511 文字です。この属性に指定するプリンシパル名は、このマシンで実行される 1 つ以上のシステム・プロセスの識別子として使用されます。

TA_SEC_PRINCIPAL_NAME は、コンフィギュレーションの階層のうち、T_DOMAIN クラス、T_MACHINE クラス、T_GROUP クラス、および T_SERVER クラスの 4 つのレベルのどこでも指定できます。特定のコンフィギュレーション・レベルでのプリンシパル名は、下位レベルでオーバライドできます。TA_SEC_PRINCIPAL_NAME がどのレベルでも指定されていない場合、アプリケーションのプリンシパル名にはこのドメインの TA_DOMAINID 文字列がデフォルトで設定されます。

TA_SEC_PRINCIPAL_NAME のほかにも、TA_SEC_PRINCIPAL_LOCATIONTA_SEC_PRINCIPAL_PASSVAR という属性があります。後の 2 つの属性は、アプリケーション起動時に、BEA Tuxedo 7.1 以降で動作するシステム・プロセスに対して復号化キーのオープンする処理に関係する属性です。特定のレベルで TA_SEC_PRINCIPAL_NAME のみが指定されている場合には、それ以外の 2 つの属性に長さゼロの NULL 文字列が設定されます。

TA_SEC_PRINCIPAL_LOCATION: string[0..511]

TA_SEC_PRINCIPAL_NAME に指定したプリンシパルの復号化 (秘密) キーを格納するファイルまたはデバイスの位置。この属性の最大文字数は、文字列の最後を表す NULL 文字列を除いて 511 文字です。

TA_SEC_PRINCIPAL_LOCATION は、コンフィギュレーションの階層のうち、T_DOMAIN クラス、T_MACHINE クラス、T_GROUP クラス、および T_SERVER クラスの 4 つのレベルのどこでも指定できます。この属性は、どのレベルで指定する場合でも TA_SEC_PRINCIPAL_NAME 属性と対になっている必要があり、それ以外の場合には無視されます (TA_SEC_PRINCIPAL_PASSVAR はオプションです。この属性が指定されていない場合、システムによって長さゼロの NULL 文字列が設定されます)。

TA_SEC_PRINCIPAL_PASSVAR: string[0..511]

TA_SEC_PRINCIPAL_NAME に指定したプリンシパルのパスワードを格納する変数。この属性の最大文字数は、文字列の最後を表す NULL 文字列を除いて 511 文字です。

TA_SEC_PRINCIPAL_PASSVAR は、コンフィギュレーションの階層のうち、T_DOMAIN クラス、T_MACHINE クラス、T_GROUP クラス、および T_SERVER クラスの 4 つのレベルのどこでも指定できます。この属性は、どのレベルで指定する場合でも TA_SEC_PRINCIPAL_NAME 属性と対になっている必要があり、それ以外の場合には無視されます (TA_SEC_PRINCIPAL_LOCATION はオプションです。この属性が指定されていない場合、システムによって長さゼロの NULL 文字列が設定されます)。

初期化時は、TA_SEC_PRINCIPAL_PASSVAR に設定した復号化キーの各パスワードを管理者が入力する必要があります。管理者が入力したパスワードはシステム側で自動的に暗号化され、それぞれが対応するパスワード変数に割り当てられます。

TA_SIGNATURE_REQUIRED: "{Y | N}"

"Y" に設定すると、このマシンで実行するすべてのプロセスで、その入力メッセージ・バッファのデジタル署名が必要となります。指定しない場合、デフォルト値の "N" が設定されます。この属性は、BEA Tuxedo 7.1 以降が動作するアプリケーションにのみ適用されます。

TA_SIGNATURE_REQUIRED は、コンフィギュレーションの階層のうち、T_DOMAIN クラス、T_MACHINE クラス、T_GROUP クラス、および T_SERVICE クラスの 4 つのレベルのどこでも指定できます。特定のレベルで SIGNATURE_REQUIREDY を設定すると、下位レベルで動作するすべてのプロセスに署名が必要となります。

TA_ENCRYPTION_REQUIRED: "{Y | N}"

"Y" に設定すると、このマシンで実行するすべてのプロセスで暗号化された入力メッセージ・バッファが必要となります。指定しない場合、デフォルト値の "N" が設定されます。この属性は、BEA Tuxedo 7.1 以降が動作するアプリケーションにのみ適用されます。

TA_ENCRYPTION_REQUIRED は、コンフィギュレーションの階層のうち、T_DOMAIN クラス、T_MACHINE クラス、T_GROUP クラス、および T_SERVICE クラスの 4 つのレベルのどこでも指定できます。特定のレベルで TA_ENCRYPTION_REQUIRED"Y" を設定すると、下位レベルで動作するすべてのプロセスに暗号化が必要となります。

TA_CURACCESSERS: 0 <= num < 32,768

現在このマシンに直接、またはワークステーション・ハンドラ経由でアクセスしているクライアントとサーバの数。

TA_CURCLIENTS: 0 <= num < 32,768

現在このマシンにログインしているネイティブ・クライアントおよびワークステーション・クライアントの数。

TA_CURCONV: 0 <= num < 32,768

このマシンに参加者が存在するアクティブな会話の数。

TA_CURGTT: 0 <= num < 32,768

このマシンで使用中のトランザクション・テーブル・エントリの数。

TA_CURRLOAD: 0 <= num

このマシンでキューに登録されている現在のサービス負荷。制限事項: T_DOMAIN:TA_LDBAL 属性が "N" に設定されているか、T_DOMAIN:TA_MODEL 属性が "MP" に設定されている場合、FML32 NULL 値が返されます (0)。

TA_CURWSCLIENTS: 0 <= num < 32,768

現在このマシンにログインしているワークステーション・クライアントの数。

TA_HWACCESSERS: 0 <= num < 32,768

このマシンに直接、またはワークステーション・ハンドラ経由でアクセスするクライアントとサーバの最大数。

TA_HWCLIENTS: 0 <= num < 32,768

このマシンにログインするネイティブ・クライアントおよびワークステーション・クライアントの最大数。

TA_HWCONV: 0 <= num < 32,768

このマシンに参加者が存在するアクティブな会話の最大数。

TA_HWGTT: 0 <= num < 32,768

このマシンで使用中のトランザクション・テーブル・エントリの最大数。

TA_HWWSCLIENTS: 0 <= num < 32,768

現在このマシンにログインするワークステーション・クライアントの最大数。

TA_NUMCONV: 0 <= num

このマシンから実行された tpconnect() 操作の数。

TA_NUMDEQUEUE: 0 <= num

このマシンから実行された tpdequeue() 操作の数。

TA_NUMENQUEUE: 0 <= num

このマシンから実行された tpenqueue() 操作の数。

TA_NUMPOST: 0 <= num

このマシンから実行された tppost() 操作の数。

TA_NUMREQ: 0 <= num

このマシンから実行された tpacall() 操作または tpcall() 操作の数。

TA_NUMSUBSCRIBE: 0 <= num

このマシンから実行された tpsubscribe() 操作の数。

TA_NUMTRAN: 0 <= num

このマシンから開始 (tpbegin()) されたトランザクションの数。

TA_NUMTRANABT: 0 <= num

このマシンからアボート (tpabort()) されたトランザクションの数。

TA_NUMTRANCMT: 0 <= num

このマシンからコミット (tpcommit()) されたトランザクションの数。

TA_PAGESIZE: 1 <= num

このマシンで使用するディスクのページ・サイズ。

TA_SWRELEASE: string[0..78]

このマシンのバイナリのソフトウェア・リリース。バイナリが BEA Tuxedo システム・マスタ・バイナリでない場合は長さゼロの文字列になります。

TA_HWACLCACHE: 0 <= num

ACL キャッシュで使用するエントリの最大数。

TA_ACLCACHEHITS: 0 <= num

「ヒット」した (エントリがキャッシュ内に存在していた) ACL キャッシュへのアクセスの数。

TA_ACLCACHEACCESS: 0 <= num

ACL キャッシュへのアクセスの数。

TA_ACLFAIL: 0 <= num

アクセス制御違反になった ACL キャッシュへのアクセスの数。

TA_WKCOMPLETED: 0 <= num

このマシンで実行しているサーバがキューから取り出して正常に処理したサービス負荷の合計。この属性は long の最大値を超えるとゼロに戻って再スタートします。長時間実行しているアプリケーションでは、この値が一巡していることがありますので注意してください。

TA_WKINITIATED: 0 <= num

このマシンで実行しているクライアントまたはサーバがキューに登録したサービス負荷の合計。この属性は long の最大値を超えるとゼロに戻って再スタートします。長時間実行しているアプリケーションでは、この値が一巡していることがありますので注意してください。

制限事項

SHM モード (T_DOMAIN:TA_MODEL 属性を参照) のアプリケーションは、T_MACHINE オブジェクトを 1 つしか持つことができません。LAN オプション (T_DOMAIN:TA_MODEL 属性を参照) を設定した MP モード(T_DOMAIN:TA_OPTIONS 属性を参照) のアプリケーションは、T_DOMAIN:TA_MAXMACHINES 属性で定義された T_MACHINE オブジェクトをコンフィギュレーション可能な最大数まで持つことができます。このクラスの属性の多くは、アプリケーションがサイト上で非アクティブなときにしか調節できません。最低限アクティブなアプリケーションにおいても、少なくともマスタ・マシンはアクティブでなければならないため、マスタ・マシン・オブジェクトについては、ATMI インターフェイス・ルーチンをアプリケーションの管理に使用することはできません。そのため、起動されていないアプリケーションをコンフィギュレーションするための手段として tpadmcall() という関数が用意されています。この関数を使用すると、マスタ・マシンのこれらの属性を設定できます。

 

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