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Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法

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SERVICES セクション

このセクションでは、アプリケーションが使用するサービスに関する情報を指定します。SERVICES セクション内の行の形式は次のとおりです。

SVCNM [optional_parameters]

SVCNM はサービスの (string_value) 名です。SVCNM は 15 文字以下でなければなりません。

必須パラメータはありません。オプション・パラメータを設定する必要ない場合は、サービスをリストする必要はありません。オプション・パラメータは以下のとおりです。

LOAD = number

SVCNM がシステムに number のロード・ファクタを負わせることを示します。number には、1 以上 32,767 以下の値を指定できます。指定しない場合、デフォルトは 50 です。数値が大きくなるほどロード・ファクタも大きくなります。

PRIO = number

SVCNM をキューから取り出す優先順位の数値を指定します。この値は 0 より大きく、100 以下でなければなりません (100 が最高の優先度)。デフォルト値は 50 です。

メッセージは、FIFO に基づき 10 回に 1 回取り出されるため、優先順位の低いメッセージがキューに無制限にとどまることはありません。優先度の低いインターフェイスやサービスでは、応答時間を問題にすべきではありません。

SRVGRP = string_value

指定されたすべてのパラメータをサーバ・グループ string_value 内の SVCNM に適用することを指定します。SRVGRP を使用すると、同じサービスが異なるサーバ・グループ内では異なるパラメータ設定を持つことが可能になります。このパラメータの長さは 30 文字以内でなければなりません。

BUFTYPE = "type1[:subtype1[,subtype2 . . . ]][;type2[:subtype3[, . . . ]]] . . . "

このサービスで受け付けるデータ・バッファのタイプおよびサブタイプのリスト。このパラメータの長さは 256 文字までです。また、最大 32 のタイプ/サブタイプの組み合わせを指定できます。BEA Tuxedo システムに用意されているデータ・バッファのタイプには、FMLFML32 (FML バッファ用)、XML (XML バッファ用)、VIEWVIEW32X_C_TYPE、または X_COMMON (FML VIEW 用)、STRING (NULL で終了する文字配列用)、および CARRAY または X_OCTET (送信時に符号化も復号化もされない文字配列用) があります。これらのタイプのうち、VIEWVIEW32X_C_TYPE、および X_COMMON にはサブタイプがあります。VIEW タイプは、サービスが期待する特定の VIEW の名前を指定します。アプリケーションのタイプとサブタイプも追加できます (tuxtypes(5) を参照)。サブタイプを持つ TYPE では、サブタイプに "*" を指定して、該当サービスが関連するタイプのすべてのサブタイプを受け付けるようにできます。

1 つのサービスが解釈できるバッファ・タイプは一定のものに限られています。すなわち、そのバッファ・タイプ・スイッチにあるものしか解釈できません(tuxtypes(5) を参照)。BUFTYPE パラメータが ALL に設定されている場合、そのサービスはそのバッファ・タイプ・スイッチにあるバッファ・タイプをすべて受け付けます。BUFTYPE パラメータを省略することと、このパラメータを ALL に設定することは同じです。サービス名は同じで異なる SRVGRP パラメータを持つ複数のエントリがある場合、BUFTYPE パラメータはそのエントリすべてにおいて同じでなければなりません。

タイプ名は 8 文字以下、サブタイプ名は 16 文字以下で指定することができます。タイプ名とサブタイプ名は、セミコロン、コロン、カンマ、アスタリスクを含んではいけません (タイプ値とサブタイプ値がどこで終わるのか分かりにくくなります)。

次に、有効な BUFTYPE 指定の例を示します。

BUFTYPE=FML は、サービスが FML バッファを取ることを示します。
BUFTYPE=VIEW:* は、サービスが FML VIEW のすべてのサブタイプを取ることを示します。

ROUTING = string_value

データ依存型ルーティングを行うときに、このサービスに使用されるルーティング基準名を指定します。string_valueROUTING セクションに定義される ROUTING_CRITERIA_NAME で、このサービスに対するデータ依存型ルーティングのルーティング基準の名前です。このパラメータを指定しない場合、このサービスではデータ依存型ルーティングが行われません。string_value は 15 文字以内でなければなりません。サービス名は同じで異なる SRVGRP パラメータを持つ複数のエントリがある場合、ROUTING パラメータはそのエントリすべてにおいて同じでなければなりません。

SVCTIMEOUT = number

特定のサービスの処理に与える時間を秒単位で指定します。この値は 0 以上でなければなりません。この値が 0 の場合、サービスはタイムアウトになりません。サービスがタイムアウトになると、サービス要求を処理しているサーバが SIGKILL シグナルで終了します。このシグナルは、サーバ内のすべてのスレッドに影響することに注意してください。このパラメータのデフォルト値は 0 です。

SIGNATURE_REQUIRED = {Y | N}

このサービスのすべてのインスタンスで、その入力メッセージ・バッファにデジタル署名が必要かどうかを指定します。指定しない場合、デフォルトは N です。このパラメータは、BEA Tuxedo 7.1 以降のソフトウェアが実行されているアプリケーションにのみ適用されます。

SIGNATURE_REQUIRED は、コンフィギュレーション階層の 4 つのレベル (RESOURCES セクション、MACHINES セクション、GROUPS セクション、および SERVICES セクション) のいずれでも指定できます。特定のレベルで SIGNATURE_REQUIREDY に設定すると、そのレベル以下で実行するすべてのプロセスで署名が必要となります。

ENCRYPTION_REQUIRED = {Y | N}

このサービスのすべてのインスタンスで、暗号化された入力メッセージ・バッファが必要かどうかを指定します。指定しない場合、デフォルトは N です。このパラメータは、BEA Tuxedo 7.1 以降のソフトウェアが実行されているアプリケーションにのみ適用されます。

ENCRYPTION_REQUIRED は、コンフィギュレーション階層の 4 つのレベル (RESOURCES セクション、MACHINES セクション、GROUPS セクション、および SERVICES セクション) のいずれでも指定できます。特定のレベルで ENCRYPTION_REQUIREDY に設定すると、そのレベル以下で実行するすべてのプロセスで暗号化が必要となります。

以下のパラメータは、DTP アプリケーション専用です。

AUTOTRAN = {Y | N}

まだトランザクション・モードでない状態で要求のメッセージが取り出された場合、トランザクションが自動的に開始されるかどうかを指定します。デフォルトは N です。

TRANTIME = number

関連付けられているサービス用に自動的に開始されるトランザクションのデフォルトのタイムアウト値を秒単位で指定します。この値は、0 以上 2,147,483,648 未満でなければなりません。0 を指定すると、マシンの最大タイムアウト値が設定されます。

 

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