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Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法

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INTERFACES セクション

このセクションでは、アプリケーションで使用する CORBA インターフェイスに対するアプリケーション全体のデフォルト・パラメータを定義するための情報を指定します。ファクトリ・ベースのルーティング (特定のサーバ・グループに処理を分散する機能) を実行しない場合には、CORBA インターフェイスに必要なパラメータはありません。ファクトリ・ベースのルーティングを実行する場合は、以下のパラメータを指定する必要があります。

表 64 ファクトリ・ベース・ルーティングのパラメータ

セクション名

指定する値

INTERFACES

ROUTING

ルーティング基準

GROUPS

サーバ・グループの名前


 

ファクトリ・ベース・ルーティングおよび関連パラメータの詳細については、ROUTING セクションを参照してください。

指定するパラメータがない場合は、CORBA インターフェイスを記述する必要はありません。

指定できるオプション・パラメータは以下のとおりです。

AUTOTRAN = {Y | N}

操作が呼び出されるたびにトランザクションを自動的に開始し、呼び出しから復帰したときに自動的に終了するかどうかを指定します。AUTOTRAN パラメータは、トランザクション・ポリシーが optional のインターフェイスにのみ適用されます。それ以外の場合、このパラメータは無視されます。デフォルトは N です。

トランザクション・ポリシーは、インプリメンテーション・コンフィギュレーション・ファイルで指定されます。このトランザクション・ポリシーが、実行時に、関連する T_IFQUEUE MIB オブジェクトのトランザクション・ポリシーの属性になります。

AUTOTRAN 値を設定する前に、システム管理者はプログラマがインターフェイスに割り当てたトランザクション・ポリシーを知っておく必要があります。そうでないと、実行時に AUTOTRAN が期待どおりに機能しない可能性があります。

AUTOTRANY に設定した場合、TRANTIME パラメータも設定する必要があります。

FACTORYROUTING = criteria_name

このインターフェイスのオブジェクト・リファレンスを作成するときにルーティング基準を使用する場合に必要です。ルーティング基準は、UBBCONFIG ファイルの ROUTING セクションで指定します。

LOAD = number

CORBA インターフェイスによってシステムが受けると考えられる相対的な負荷を表す 1 〜 100 の範囲内の任意の数字。この値は、このアプリケーションで使用されるほかの CORBA インターフェイスに割り当てられた LOAD 値との関係で相対的に決まります。デフォルトは 50 です。CORBA 環境では、LOAD の値を使用して、要求をキューに登録するのに最適なマシンが選択されます。ルーティング先のサーバの負荷は、要求された CORBA インターフェイスのロード・ファクタ分 (LOAD) だけ増加します。

PRIO = number

CORBA インターフェイスのすべてのメソッドすべてに対して、キューから取り出されるときの優先順位を指定します。この値には、1 〜 100 の値を指定します。100 は、優先順位が最も高いことを示します。デフォルト値は 50 です。

SRVGRP = server-group-name

INTERFACES セクションのこの部分で定義するすべてのパラメータが、指定されたサーバ・グループ内のインターフェイスに適用されることを示します。この方法を使用すると、特定の CORBA インターフェイスに対して、サーバ・グループごとに異なるパラメータ値を定義できます。

TRANTIME = number

処理されるトランザクションのタイムアウト値 (秒数)。AUTOTRANY に設定されている場合、TRANTIME パラメータを設定する必要があります。この値は 0 〜 2147483647 (231 - 1)、つまり約 68 年でなければなりません。 0 は、トランザクションにタイムアウトが設定されていないことを示します。デフォルトは 30 秒です。

TIMEOUT = number

この CORBA インターフェイスのメソッドの処理にかかる時間を秒単位で指定します。この値は 0 以上でなければなりません。0 を指定した場合は、インターフェイスではタイムアウトが発生しません。タイムアウト・メソッドにより、インターフェイスに対してメソッドを処理するサーバが SIGKILL イベントと共に終了します。実行に最も時間がかかるメソッドに合わせてタイムアウト値を指定することをお勧めします。

 

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