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e-docs > Tuxedo > Tuxedo コマンド・リファレンス > セクション 1 - コマンド |
Tuxedo コマンド・リファレンス
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名前
mkfldhdr、mkfldhdr32−フィールド・テーブルからヘッダ・ファイルを作成
形式
mkfldhdr [-d outdir] [ field_table...]
mkfldhdr32 [-d outdir] [ field_table... ]
機能説明
mkfldhdr は、各フィールド・テーブルを C プログラムにおける組み込みに適するヘッダ・ファイルに変換します。結果として得られたヘッダ・ファイルからは、フィールド名からフィールド ID への変換を行うための #define マクロが得られます。ヘッダ・ファイルの名前は、変換する各ファイルのファイル名に .h を付けることによって得られます。
フィールド・テーブル名は、コマンド行で指定してもかまいません。また、各ファイルは対応するヘッダ・ファイルに変換されます。
フィールド・テーブル名をコマンド行で指定しなかった場合には、プログラムは変換するフィールド・テーブルのリストとして FIELDTBLS 環境変数を、またファイルの検索に使用するディレクトリのリストとして FLDTBLDIR 環境変数を使用します。FIELDTBLS は、フィールド・テーブル・ファイル名の、カンマで区切られたリストを指定します。FIELDTBLS に値がない場合、(唯一の) フィールド・テーブル・ファイルの名前として fld.tbl が使用されます (この場合、結果として得られるヘッダ・ファイルは fld.tbl.h になります)。FLDTBLDIR 環境変数は、複数のディレクトリがコロンで区切られた並びであり、この中から名前が絶対パス名でないフィールド・テーブルが検索されます。フィールド・テーブルの検索は、UNIX システムが PATH 変数を使用して実行可能コマンドの検索を行う方法と非常によく似ています。FLDTBLDIR の定義がなければ、カレント・ディレクトリだけが検索されます。このため、コマンド行にフィールド・テーブル名の指定がなく、FIELDTBLS と FLDTBLDIR が設定されていない場合には、mkfldhdr はカレント・ディレクトリのフィールド・テーブル fld.tbl をヘッダ・ファイル fld.tbl.h に変換します。
-d オプションは、出力ヘッダ・ファイルを現在の作業ディレクトリ以外のディレクトリに作成したいときに使用します。
mkfldhdr32 は、32 ビットの FML で使用します。環境変数 FIELDTBLS32 および FLDTBLDIR32 を使用します。
エラー
フィールド・テーブルのロードに失敗した場合、あるいは出力ファイルを生成できなかった場合には、エラー・メッセージが出力されます。
使用例
FLDTBLDIR=/project/fldtbls
FIELDTBLS=maskftbl,DBftbl,miscftbl,
export FLDTBLDIR FIELDTBLS
この例では、ディレクトリ /project/fldtbls のファイル maskftbl、DBftbl および miscftbl を処理することにより、mkfldhdr は、#include ファイル maskftbl.h、DBftbl.h および miscftbl.h をカレント・ディレクトリに作成します。
上記の例のように環境変数を設定すると、コマンド mkfldhdr -d$FLDTBLDIR は同じ入力フィールド・テーブル・ファイルを処理して、同じ出力ファイルを生成しますが、それらのファイルは環境変数 FLDTBLDIR の値で示されるディレクトリに格納されます。
また、次のコマンド mkfldhdr myfields は、入力ファイル myfields を処理して、カレント・ディレクトリに myfields.h を生成します。
関連項目
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