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ATMI アプリケーションでの Tuxedo TOP END Domain Gateway の使用
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BEA Tuxedo TOP END Domain Gateway の概要
ここでは、次の内容について説明します。
TOP END Domain Gateway とは
BEA Tuxedo の Domains 機能には、共有サービスや共有データの自律的管理が必要なビジネス・ドメイン間で、相互運用性を実現するためのフレームワークが用意されています。この BEA Tuxedo Domains の概念を拡張し、BEA TOP END との相互運用性を実現したのが TOP END Domain Gateway (TEDG) です。TEDG では、BEA TOP END と BEA Tuxedo システムの間でのトランザクション関連メッセージの送受信やキュー処理がサポートされます。
TOP END Domain Gateway の機能
TOP END Domain Gateway には次のような機能があります。
メッセージの送信
メッセージ送信の機能を使用すると、BEA TOP END と BEA Tuxedo のユーザ・コンポーネント間で双方向の通信を実現できます。メッセージ送信機能には、主に以下の特長があります。
キューの処理
キュー処理の特長は以下のとおりです。
トランザクション処理のサポート
トランザクション処理のサポートにより、BEA Tuxedo システムと BEA TOP END システムにまたがるグローバル・トランザクションを実行することができます。つまり、あるプロダクトのコンポーネントでグローバル・トランザクションが開始し、それに続くメッセージまたはキュー操作が別のプロダクトのコンポーネントに送信された場合、別のプロダクトのコンポーネントで実行される作業もトランザクションの範囲に含まれます。
セキュリティ
TOP END Domain Gateway には、通信に対する次のようなセキュリティ機能が用意されています。
関連項目
TOP END Domain Gateway のしくみ
ここでは、次の内容について説明します。
BEA Tuxedo および BEA TOP END の用語
BEA Tuxedo と BEA TOP END には似た機能がありますが、それぞれのプロダクトファミリで使用される用語が異なります。次の表は、BEA TOP END と BEA Tuxedo の用語の対応を示しています。
TEDG の用語 次の表は、TEDG 関連で頻繁に使用される用語をまとめたものです。
リファレンス・マニュアルの表記 参照先として『BEA TOP END Programmer’s Reference Manual』内の項目を表す場合は、セクション番号の後に「T」を付けて示します。たとえば、tp_intro(1T) は、『BEA TOP END Programmer’s Reference Manual』内のエントリであることを示しています。tmboot (1) のようにセクション番号の後に「T」が付かない場合は、以下の BEA Tuxedo リファレンス・マニュアル内の該当するセクションのエントリです。
BEA Tuxedo アーキテクチャの概要
BEA Tuxedo システムは、ドメインの概念を利用して、自律的に管理を行うアプリケーションに含まれるノード (またはマシン) の集合を定義します。システム管理者は、UBBCONFIG と DMCONFIG の 2 つのファイルを使用して BEA Tuxedo ドメインを設定します。
分散型ドメインのコンフィギュレーションは、複数のマシン上で実行される 1 つ以上のビジネス・アプリケーションで構成されます。このタイプのコンフィギュレーションは、複数のマシンを含む場合でも単一のエンティティとして管理されるので、シングル・ドメインと見なされます。次の図は、複数のマシンに分散されたコンフィギュレーションの基本部分を示しています。
図 1-1 BEA Tuxedo の分散型コンフィギュレーション
分散型のコンフィギュレーションは、次の主要なコンポーネントで構成されます。
マルチ・ドメイン・コンフィギュレーションは、各ドメインのゲートウェイ・プロセスを介して通信し合う複数のドメインで構成されます。ゲートウェイ・プロセスは、双方向のトランザクション制御を実現でき、ほかのドメインとローカル・アプリケーションとの相互運用性に必要な情報を設定するための管理ツールを提供します。この情報には、たとえば、エクスポートされるサービス、インポートされるサービス、アドレス指定、およびアクセス制御のセットに対する ID があります。マルチ・ドメイン・コンフィギュレーションについては、『BEA Tuxedo システム入門』の3-2 ページの「BEA Tuxedo ATMI のインフラストラクチャ」を参照してください。
関連項目
BEA TOP END アーキテクチャの概要
次の図は、BEA TOP END システムの基本アーキテクチャを示しています。
図 1-2 BEA TOP END システムの基本アーキテクチャ
図に示すように、BEA TOP END システムは 1 つ以上のノードで構成されます。基本ノードには、クライアント、ノード・マネージャ、およびサーバが含まれます。
アプリケーション・コンポーネントは、次の要素で構成されます。
ネットワーク・インターフェイス (NI) は BEA TOP END システムのオプションのコンポーネントです。NI はシングル・ノード・システムでは不要です。ネットワーク・インターフェイスは次のような機能を提供します。
関連項目
TEDG のしくみ
TOP END Domain Gateway (TEDG) は、BEA TOP END システムと BEA Tuxedo ドメインの相互運用を実現し、ゲートウェイ管理サーバとゲートウエイ・プロセスで構成されます。
各 GWADM/GWTOPEND のペアは TEDG のインスタンスを表します。それぞれの BEA Tuxedo グループに 1 つずつ、複数の GWADM/GWTOPEND のペアを指定して、複数のインスタンスを設定できます。
次の図は、TEDG が BEA TOP END システムと BEA Tuxedo ドメインを接続する様子を示しています。
図 1-3 TOP END Domain Gateway を使用したシステムの接続
BEA Tuxedo ユーザから見た TEDG BEA Tuxedo システムのユーザ側から、TEDG は次のように見えます。
BEA TOP END ユーザから見た TEDG
BEA TOP END システムのユーザ側からは、TEDG は次のように見えます。
関連項目
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