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Oracle Complex Event Processing 10.3 (略称 Oracle CEP) をインストールする前に、以下の手順を実行します。
警告 : | JRockit 5.0 または 6.0 が含まれているバージョンの Oracle JRockit Real Time を必ずインストールしてください。JRockit 1.4.2 が含まれているバージョンの Oracle JRockit Real Time は、Oracle CEP 10.3 と互換性がありません。 |
詳細については、Oracle Technology Network の「Oracle JRockit Real Time」を参照してください。
Oracle CEP をインストールするには、標準の Oracle インストール プログラムを使用します。このプログラムは以下のモードで使用できます。
グラフィカル モード インストールは、対話型の GUI を使用してソフトウェアをインストールする方法です。Windows システムと UNIX システムの両方で実行できます。「グラフィカル モードでの Oracle CEP のインストール : 主な手順」を参照してください。
警告 : | グラフィカル モードのインストールを実行するには、ソフトウェアをインストールするマシンに付属のコンソールで、Java ベースの GUI がサポートされている必要があります。Windows システムでは、すべてのコンソールで Java ベースの GUI がサポートされますが、UNIX システムでは、一部のコンソールで Java ベースの GUI がサポートされません。グラフィカル表示がサポートされていないシステムでは、グラフィカル モードでインストール プログラムを起動しようとすると、自動的にコンソール モード インストールが開始されます。 |
コンソール モード インストールは、対話的なテキストベースの表示で、コマンド ラインからソフトウェアをインストールする方法です。Windows システムおよび UNIX システムのどちらでも使用できます。「コンソール モードでの Oracle CEP のインストール : 主な手順」を参照してください。
サイレント モード インストールでは、非対話的な方法でソフトウェアをインストールします。インストール オプションを選択するには、XML プロパティ ファイルを使用する必要があります。サイレント モード インストールには 2 とおりの方法があります。つまり、スクリプトの一部として、またはコマンド ラインから実行できます。サイレント モード インストールは、インストールのコンフィグレーションを一度だけ設定し、以降はそのコンフィグレーションを使用して多くのマシンにインストールを複製する方法です。「サイレント モードでの Oracle CEP のインストール : 主な手順」を参照してください。
Oracle CEP のグラフィカル インストール プログラムは、表示される手順に従って実行できるわかりやすいプログラムですが、必要に応じて、以下に示す詳細な手順に従って実行することもできます。
必ず、Oracle CEP インストールの主な管理者となるユーザとしてコンピュータにログインしてください。
ORACLE_CEP_HOME
ディレクトリを指定するか、または新しいディレクトリを作成できます。
ORACLE_CEP_HOME
ディレクトリは、Oracle CEP のメイン インストール ディレクトリ (c:\oracle_cep
など) です。使用するコンピュータには、開発およびプロダクション環境でどちらが適しているかによって、1 つまたは複数の ORACLE_CEP_HOME
ディレクトリを作成できます。
既存の ORACLE_CEP_HOME
ディレクトリにインストールする場合、インストーラ プログラムは、このリリースの Oracle CEP で必要なバージョンの JRockit がディレクトリに含まれているかどうかを確認します。必要な JRockit のインストールが検出された場合、新規インストールは行われません。適切な JRockit のインストールがインストーラ プログラムで検出されない場合、インストーラ プログラムによって独自のバージョンの JRockit が ORACLE_CEP_HOME
ディレクトリにインストールされます。
[Browse] ボタンを使用して、既存または新しい ORACLE_CEP_HOME
ディレクトリをコンピュータで参照します。
注意 : | デフォルトでは、完全インストールに製品サンプルは含まれません。サンプルをインストールする (推奨) には、[Custom] オプションを選択します。 |
ocep_10.3
) を変更できます。
このディレクトリは任意の名前に変更できますが、わかりやすさと標準化のために、デフォルト名を使用することをお勧めします。たとえば、このマニュアルでは、ocep_10.3
ディレクトリにインストールすることを前提としています。
管理者特権を持たないユーザとしてログインした場合、[スタート] メニューのエントリがユーザのローカルのスタート メニュー フォルダに作成されます。
インストーラ プログラムにより、Oracle CEP がインストールされます。製品が正常にインストールされたことを示す [Installation Complete] ウィンドウが表示されます。
コンソール モード インストールは、対話的なテキストベースの表示で、コマンドラインを使用してソフトウェアをインストールする方法です。Windows および UNIX システムの両方で使用できます。
コンソール モードでインストールする場合、各セクションでのプロンプトに応答して選択肢の番号を入力するか、〔Enter〕を押してデフォルトを受け入れます。インストール プロセスを終了するには、プロンプトで exit
(または省略形の x
) と入力します。選択内容を確認または変更する場合は、プロンプトで previous
(または省略形の p
) と入力します。次のウィンドウに進むには、next
(または省略形の n
) と入力します。
注意 : | 次の手順では、Windows の規則 (パス名のバックスラッシュなど) を使用しています (たとえば C:\oracle_cep\ocep_10.3 )。UNIX システムでパス名を入力する場合は、UNIX の規則を使用します。たとえば、/oracle_cep/ocep_10.3 のようにパス名にフォワード スラッシュを使用します。 |
必ず、Oracle CEP インストールの主な管理者となるユーザとしてコンピュータにログインしてください。
next
(または省略形の n
) と入力するか、〔Enter〕を押してインストール プロセスを続行します。
ORACLE_CEP_HOME
ディレクトリは、Oracle CEP のメイン インストール ディレクトリ (c:\oracle_cep
など) です。使用するコンピュータには、開発およびプロダクション環境でどちらが適しているかによって、1 つまたは複数の ORACLE_CEP_HOME
ディレクトリを作成できます。
既存の ORACLE_CEP_HOME
ディレクトリにインストールする場合、インストーラ プログラムは、このリリースの Oracle CEP で必要なバージョンの JRockit がディレクトリに含まれているかどうかを確認します。必要な JRockit のインストールが検出された場合、新規インストールは行われません。適切な JRockit のインストールがインストーラ プログラムで検出されない場合、インストーラ プログラムによって独自のバージョンの JRockit が ORACLE_CEP_HOME
ディレクトリにインストールされます。
1 と入力して新しい ORACLE_CEP_HOME
ディレクトリを作成するか、既存の ORACLE_CEP_HOME
ディレクトリの番号を入力します。
ORACLE_CEP_HOME
ディレクトリを作成する場合、インストール プログラムで示される必要な各手順に従って、新しい ORACLE_CEP_HOME を作成します。必ず ORACLE_CEP_HOME
ディレクトリの絶対パスを入力してください (例 : C:\oracle_cep2
)。指定されたディレクトリが存在しない場合は、自動的に作成されます。
1 と入力して完全インストールを選択するか、2 と入力してカスタム インストールを選択します。
注意 : | デフォルトでは、完全インストールに製品サンプルは含まれません。サンプルをインストールする (推奨) には、[Custom] オプションを選択します。 |
コンポーネントを選択したら、next
(または n
) と入力します。
ocep_10.3
) を変更できます。
このディレクトリは任意の名前に変更できますが、わかりやすさと標準化のために、デフォルト名を使用することをお勧めします。たとえば、このマニュアルでは、ocep_10.3
ディレクトリにインストールすることを前提としています。
管理者特権を持たないユーザとしてログインした場合、[スタート] メニューのエントリがユーザのローカルのスタート メニュー フォルダに作成されます。
インストーラ プログラムにより、Oracle CEP がインストールされます。製品が正常にインストールされたことを示す [Installation Complete] ウィンドウが表示されます。
exit
と入力してプログラムを終了します。
サイレント モード インストールでは、非対話的な方法でソフトウェアをインストールします。インストール オプションを選択するには、XML プロパティ ファイルを使用する必要があります。サイレント モードを使用してインストールするには、以下の手順を実行します。
必ず、Oracle CEP インストールの主な管理者となるユーザとしてコンピュータにログインしてください。
silent.xml
ファイルを作成します。このファイルには、対話的なインストール処理の場合に通常はユーザによって入力されるコンフィグレーション設定を定義します。「サイレント モード インストール用の silent.xml ファイルの作成」を参照してください。注意 : | silent.xml ファイルのエントリが不適切な場合は、インストール エラーが発生することがあります。原因を特定しやすいように、インストール プログラムを開始するときにログ ファイルを作成することをお勧めします。 |
Oracle インストーラ ウィンドウが表示され、ファイルを抽出中であることが示されます。その他のプロンプトやテキストは表示されません。
インストールが完了すると、Oracle インストーラ ウィンドウが閉じます。
サイレント インストールの成功または失敗の詳細については、「コマンド ウィンドウでの終了コードの戻り値」を参照してください。
サイレント モードで Oracle CEP をインストールする場合は、XML ファイル (silent.xml
) を使用して、インストール プログラムで実装するインストール オプションを決定します。
silent.xml
ファイルを作成するには、以下の手順を実行します。
silent.xml
という空のファイルを作成します。silent.xml
ファイルにコピーします。silent.xml
ファイルで、表 4-1 に示すようにキーワードの値を編集し、コンフィグレーションを反映します。
たとえば、ORACLE_CEP_HOME ディレクトリ (e:\oracle_cep
) にインストールする場合、対応する <data-value>
要素を以下のように更新します。
<data-value name="BEAHOME" value="e:\oracle_cep
" />
|
|
|
データ値名 COMPONENT_PATHS
に値を指定する場合は、次のガイドラインに従います。
<data-value name="COMPONENT_PATHS" value="WebLogic Event Server" />
<data-value name="COMPONENT_PATHS" value="WebLogic Event Server/Event Server|WebLogic Event Server/Event Server Samples" />
注意 : | このリリースの Oracle CEP にはサーバ本体とサンプルのみが含まれています。そのため、上記の例は最初の箇条書きの例と同等です。 |
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!-- Silent installer option: -mode=silent -silent_xml=C:\oracle\silent.xml -->
<bea-installer>
<input-fields>
<data-value name="BEAHOME" value="C:\oracle_cep" />
<data-value name="USER_INSTALL_DIR" value="C:\oracle_cep\ocep_10.3" />
<data-value name="INSTALL_SHORTCUT_IN_ALL_USERS_FOLDER" value="yes"/>
<data-value name="COMPONENT_PATHS" value="WebLogic Event Server" />
</input-fields>
</bea-installer>
インストール プログラムをサイレント モードで実行すると、インストールの成功または失敗を示す終了コードが生成されます。生成される終了コードを次の表に示します。
コード リスト 4-1 は、サイレント モードでインストール プログラムを呼び出し、スクリプトを実行したコマンド ウィンドウに終了コードをエコーする Windows コマンド ファイルのサンプルを示しています。
rem Execute the installer in silent mode
@echo off
ocep30_win32.exe -mode=silent -silent_xml=C:\downloads\silent.xml -log=C:\logs\products_silent.log
@rem Return an exit code to indicate success or failure of installation
set exit_code=%ERRORLEVEL%
@echo.
@echo Exitcode=%exit_code%
@echo.
@echo Exit Code Key
@echo ---------------
@echo 0=Installation completed successfully
@echo -1=Installation failed due to a fatal error
@echo -2=Installation failed due to an internal XML parsing error
@echo.
Oracle CEP のインストール後、以下の手順を実行します。
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