リリース ノート

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Oracle Complex Event Processing の確認済みおよび解決済みの問題

以下の節では、Oracle Complex Event Processing (略称 Oracle CEP) 10.3 のリリース情報について説明します。

Oracle CEP 10.3 のインストール方法については、「Oracle CEP のインストール」を参照してください。

Oracle CEP の機能の詳細については、『Oracle CEP スタート ガイド』を参照してください。

 


確認済みの問題

この節では、Oracle CEP バージョン 10.3 の確認済みの問題と実行できる回避策について説明します。

変更要求番号
説明と回避策
CR318170
アプリケーションがデプロイされていないドメインでサーバを起動すると、正常に起動された場合でも、サーバの起動スクリプトを実行したコマンド ウィンドウに「Server STARTED」というメッセージが表示されない場合があります。
CR372168
アクティブ VPN ソフトウェアがマルチキャスト トラフィックで予測できない動作をすることが確認されています。また、Cisco VPN と Nortel VPN の両方がインストールされている場合、マルチキャスト トラフィックが中断されます。
CR379316
Firefox ブラウザ (バージョン 3.0 + SSL + JDK 1.6) で Visualizer を使用している場合、Visualizer ページに最初にアクセスしたときに、ページが表示されるまで 30 秒程度かかることがあります。
該当番号なし
Visualizer の使用中に、Firefox ブラウザから SSL を使用してファイルをアップロードしようとすると、エラーが発生します。
これは、Visualizer の使用に影響する Flex の確認済みの問題です。

 


解決済みの問題

以下の節では、今回のリリースで解決された Oracle CEP 2.0 の問題について説明します。

変更要求番号
説明と回避策
CR323139
JDBC ドライバが Oracle CEP で正常に動作するためには、getMetadata 機能をサポートしている必要がありますが、Oracle のシン ドライバ 10.2.0.3.0 ではこの機能が完全にはサポートされていません。
CR323199
MANIFEST.MF の Export-Package エントリを使用してエクスポートされたパッケージを再デプロイした場合は、必ずサーバを再起動する必要があります。
CR324013
EPN アセンブリ ファイルの <wlevs:instance-property> タグは、プリミティブ型のみをサポートしています。
CR327853
-property オプションを指定して wlevs.Admin GET コマンドを使用すると、予期しない結果が返される場合があります。
CR328989
EPL 文でユーザ定義の Java 関数を実行するには、Java クラスをサーバのブート CLASSPATH に含める必要があります。
CR330462
wlevs.admin GETRULE コマンドは読み取り専用コマンドですが、使用するには管理者ロールが必要です。
CR330602
ドメイン内の Oracle CEP を停止する stopwlevs.cmd スクリプトを起動するときは、URL を指定する必要があります。デフォルト値が有効でないためです。
CR330773
helloworld_domain の Oracle CEP のインスタンスを起動する場合は、その前に、startwlevs.cmd スクリプトの wlevs.domain.home 変数が、使用する環境に合わせて正しく設定されていることを手動で確認する必要があります。
CR331780
任意の名前でイベント タイプを登録し、イベントのインスタンスに基づいてレポジトリでそのイベント タイプを検索しようとすると、イベントが見つからずに null 値が返されます。
CR331932
ストリーム コンポーネントの XML ファイルに max-size=0 および max-threads=0 を指定してパス スルー ストリームをコンフィグレーションし、ストリームのモニタリングを有効にした後に平均スループットまたは平均レイテンシのいずれかのモニタを有効にすると、ストリームが高負荷状態にある場合でも、いずれのモニタでもゼロのメトリック値が報告されます。


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