BPM の Application Integration プラグイン

WebLogic Integration はユーザのアプリケーションの統合に必要なツールに加えて、プロセス レベルで統合を行えるようにする強力なツール セットも備えています。Business Process Management (BPM) ツールの中で中心となるのは WebLogic Integration Studio です。これは、ビジネス アナリストがアプリケーションを統合するビジネス プロセス ワークフローを視覚的に構築し、保守できるようにするための グラフィカル ユーザ インタフェースです。Studio の詳細については、『WebLogic Integration Studio ユーザーズ ガイド』を参照してください。

WebLogic Integration Studio を始めとする BPM ツールは、Application Integration プラグインをデプロイしなければアプリケーション ビュー サービスやイベントと一緒に使用することができません。いったんプラグインをデプロイすれば、ビジネス アナリストなどプログラマ以外の人でも、Studio が提供する使い易い調和の取れたインタフェースを使用してサービスを呼び出したり、ワークフローからイベントの通知を受信したりできます。詳細な情報については、『WebLogic Integration Studio ユーザーズ ガイド』の「ワークフロー リソースのコンフィグレーション」を参照してください。

WebLogic Integration 機能とツールは次の手順で使用します。

1. ユーザの企業における全アプリケーションに対して、当マニュアルで説明するツールを使用してアプリケーション レベルの統合を実行する。

2. 当マニュアルで説明するツールを使用して、アダプタを開発し、アプリケーション ビューを定義する。

3. WebLogic Integration Studio を立ち上げてビジネス プロセス ワークフローを作成する。

4. ユーザのアプリケーション ビュー サービスとイベントをワークフローに組み込む。

5. ワークフローをデプロイする。

6. 既存のワークフロー、アダプタ、サービス、イベントを更新する場合は、Studio で実行できる。この方法で変更すれば、Studio を使用する場合は必要のない、時間のかかるコンパイルを行わずに済みます。

WebLogic Integration Studio を使用して、アプリケーション ビュー サービスとイベントを持つビジネス プロセス ワークフローを構築するためには、『Application Integration ユーザーズ ガイド』の「Studio でのアプリケーション ビューの使用」を参照してください。