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WebLogic Integration Studio ユーザーズ ガイド

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ワークフロー リソースのコンフィグレーション

この章では、システムおよびアプリケーション コンポーネントのコンフィグレーション方法について説明します。

 


リソース コンフィグレーション タスクの概要

この節で説明するすべてのタスクは、ワークフロー設計の前段階またはその設計中に実行できますが、ここで触れるリソースは、ワークフロー テンプレートにアクセスすることなくコンフィグレーションを行えます。場合によってはワークフロー設計作業は、これらのリソースが既に設定されていることを前提としています。たとえば、ビジネス オペレーションなどは、ワークフローによって呼び出される前に定義しておく必要があります。定義済みのリソースは、システム内のすべてのワークフロー、ユーザ、およびオーガニゼーションにとってグローバルに利用可能になります。これらのタスクの実行については、特に決まった順序はありません。

注意: また、イベント キーのコンフィグレーションもタスクとして予定されている場合は、ワークフロー式言語と Studio Expression Builder および XPath Wizard の各ツールについての学習も必要です。ワークフロー式に関する詳細については、ワークフロー式の使用法を参照してください。

 


プラグインのコンフィグレーション

プラグインは、EJB として実装されている Java クラスの集合で、一部のワークステーション コンポーネントに備わる機能を拡張するものです。プラグインは、実際の環境に合わせて既存の WebLogic Integration 機能をカスタマイズする手段となり、また、環境固有の機能を追加する手段ともなります。

プラグインは以下のワークフロー コンポーネントの機能を拡張します。

プラグインが以上のワークフロー コンポーネントのいずれかに対して開発される場合は、Studio の対応するダイアログ ボックスも、そのプラグイン機能にアクセスできるように変更されます。たとえば、Studio では開始ノードの [プロパティ] ダイアログ ボックスに、ワークフローの開始をトリガするためのデフォルトの方法がいくつか用意されています。時限方式、手動操作、呼び出し、そしてイベントによるトリガです。デフォルトの方法を拡張するため、開発者は電子メール メッセージの受信など、現実の環境でワークフローを開始するために最適なカスタムのワークフロー トリガ イベントを指定するプラグインを作成できます。このプラグインによる方法は、[開始のプロパティ] ダイアログ ボックスにオプションとして表示されます。

開発されたプラグインが WevLogic Server にデプロイされると、WebLogic Integration での使用が可能になります。WebLogic Integration の起動時に、WebLogic Server 上で利用可能なプラグインの有無を調べるためサーバのチェックが行われます。

利用可能なプラグインは、Studio を使用してロードしアクティブにしない限り使用できません。また、使用する前にプラグインに対して一定のコンフィグレーション設定を指定しなければならない場合もあります。

注意: プラグインのロードまたはコンフィグレーションを行うには、コンポーネントの構成パーミッションが必要です。パーミッション レベルの詳細については、ユーザおよびロールへのパーミッションの割り当てを参照してください。

プラグインを表示する

プラグインを表示するには、[コンフィグレーション|プラグイン] を選択して [プラグインのコンフィグレーション] ダイアログ ボックスを表示します。

図4-1 [プラグインのコンフィグレーション] ダイアログ ボックス


 

各プラグインについて表示される情報については次の表で説明します。

プラグイン名

プラグイン ソフトウェアで指定されているプラグインの名前。

ステータス

ロード済み−プラグイン ロード済み。

初期化済み−プラグインは利用可能であるがロード未完。

欠如−プラグインは登録済みのコンフィグレーションを備えているが、デプロイされておらず利用不可能。

エラー−プラグインの呼び出しのときに例外が送出された状態、または新しいバージョンのプラグイン フレームワークが必要な状態。

開始モード

自動−サービス開始時に毎回プラグインをロード。

手動−サーバ起動時に毎回手動でプラグインをロード。

無効化−プラグインのロード不可能。

バージョン

プラグインのソフトウェア バージョン番号。

ベンダ

プラグイン供給元の会社名。


 

また、リストからプラグインを選択して [バージョン情報] をクリックしても、そのプラグインの情報を表示できます。

プラグインをロードする

プラグインの開始モード(Start mode)が手動(Manual)であれば、WebLogic Integration サーバ セッションの起動時に毎回手動でロードできます。プラグインの開始モードが無効(Disabled)であれば、まず起動モードを手動または自動に変更してロードします。

初期化されたプラグインをロードする手順は、次のとおりです。

  1. [プラグインのコンフィグレーション] ダイアログ ボックスで必要なプラグインを選択します。

  2. [ロード] をクリックします。リスト内のプラグインのステータスが [ロード済み] に変わります。

使用不可能にしたプラグインをロードする手順は、以下のとおりです。

  1. [プラグインのコンフィグレーション] ダイアログ ボックスで必要なプラグインを選択し、[更新] をクリックして [コンフィグレーション] ダイアログ ボックスを表示します。

  2. [コンフィグレーション] ダイアログ ボックスで [開始モード] を [自動] または [手動] にして、[OK] をクリックします。

  3. [プラグインのコンフィグレーション] ダイアログ ボックスでそのプラグインを選択して [ロード] をクリックします。

リスト内のプラグインのステータスが [ロード済み] に変わります。

注意: プラグインの開始モードに加えた変更は、WebLogic Integration サーバを再起動するまで有効になりません。

プラグイン コンフィグレーションを更新する

プラグインのコンフィグレーションを行う手順は、以下のとおりです。

  1. [プラグインのコンフィグレーション] ダイアログ ボックスでコンフィグレーションを行うプラグインを選択します。

  2. [更新] をクリックします。コンフィグレーションを行うダイアログ ボックスが表示されます。

  3. (省略可能)以下のうちいずれかのボタンをクリックする方法でプラグインの開始モードを選択します。

    注意: 設定した開始モードは、WebLogic Integration サーバが再起動されるまで有効になりません。

  4. プラグインのコンフィグレーション設定を目的に合わせて指定します。

    プラグインのコンフィグレーション設定を定義する方法の詳細については、そのプラグインのオンライン ヘルプを参照してください。プラグインのヘルプにアクセスするには〔F1〕を押します(コンテキスト センシティブなプラグイン ヘルプの場合)。または、Studio のメイン メニューで [ヘルプ|プラグイン ヘルプ] を選択し、適切なプラグイン ヘルプをメニューから選択します。

  5. [OK] をクリックしてコンフィグレーションを完了します。または、この操作を取り消す場合は [取消し] をクリックします。

プラグイン コンフィグレーションを削除する

プラグインのコンフィグレーションは、不要になった時点で削除できます。コンフィグレーションを削除してもプラグイン自体は削除されません。登録されているコンフィグレーションのみが削除されます。

注意: プラグインのステータスが [欠如] でない場合は、プラグインのコンフィグレーションは削除できません。

コンフィグレーションを削除する手順は、次のとおりです。

  1. [プラグインのコンフィグレーション] ダイアログ ボックスで、コンフィグレーションを削除するプラグインを選択します。

  2. [削除] をクリックします。選択したプラグインに登録されていたコンフィグレーションは削除されます。しかし、プラグインは引き続き [プラグインのコンフィグレーション] ダイアログ ボックスに表示されます。

    次の表では、プラグインのコンフィグレーションを削除してから、WebLogic Integration サーバを再起動した際に発生するアクションについて説明します。


     

 


ビジネス オペレーションのコンフィグレーション

ワークフローで、Java クラスや Enterprise JavaBeans (EJB) などのビジネス ロジックを実行するソフトウェア コンポーネントを開くには、ビジネス オペレーションを定義します。ビジネス オペレーションは、パラメータとして渡された変数も含め、EJB または Java クラスのメソッド呼び出しと、その結果としてワークフローに返された値を表しています。ビジネス オペレーション機能を使用して、既存アプリケーションまたは特にそのワークフロー用にビルドされたアプリケーションを呼び出すための、カスタマイズされた関数を作成できます。ビジネス オペレーション機能を使用して、WebLogic Server に登録されている EJB および Java クラスのすべてを、そのメソッドおよびパラメータと共に表示できます。

注意: Java クラスと EJB を、Studio で表示できるようにデプロイする方法については、『WebLogic Integration の起動、停止およびカスタマイズ』の「WebLogic Integration のカスタマイズ」にある「ビジネス オペレーションに対する EJB と Java クラスのデプロイ」を参照してください。

ビジネス オペレーションをいったん定義すれば、システム内のすべてのワークフローでグローバルに利用できるようになります。ビジネス オペレーションを、Java アーカイブ パッケージ ファイルの一部としてエクスポートおよびインポートすることもできます。その際、それらを参照するワークフローの有無は問題にはなりません(詳細については、ワークフロー パッケージのインポートとエクスポートを参照)。

個々のワークフロー内では、ビジネス オペレーションを実行アクションを使用してビジネス オペレーションを呼び出します。また、必要に応じてメソッド呼び出しの結果をワークフロー変数に割り当てます。詳細については、ビジネス オペレーションを呼び出すを参照してください。

ワークフローによって EJB のメソッドまたは Java クラスの非静的メソッドを呼び出すには、まず、ワークフローによってそのコンストラクタを呼び出して、サーバ上に EJB または Java クラスのインスタンスを作成する必要があります。したがって、create() EJB のメソッドおよび Java クラスのコンストラクタ メソッドに対してビジネス オペレーションを作成し、また、インスタンスへの参照を格納する変数を必ず作成してください。各 Java コンポーネント タイプに対するビジネス オペレーションの定義と追加の方法など、詳細については、以下の節で説明します。また、ビジネス オペレーションを呼び出すでは、必要なメソッドを呼び出す手順および変数を割り当てる手順について説明します。また、『WebLogic Integration BPM ユーザーズ ガイド』の「ビジネス オペレーションの作成と実行 : Check Inventory タスクの定義」には、ビジネス オペレーションを定義するコード例が記載されています。.

注意: ビジネス オペレーションを追加、定義、または削除するには、コンポーネントの構成パーミッションが必要です。パーミッション レベルの詳細については、ユーザおよびロールへのパーミッションの割り当てを参照してください。

ビジネス オペレーションを表示する

ビジネス オペレーションを表示するには、[コンフィグレーション|ビジネス オペレーション] を選択して [ビジネス オペレーション] ダイアログ ボックスを表示します。

図4-2 [ビジネス オペレーション] ダイアログ ボックス


 

各ビジネス オペレーションに関して表示される情報については、次の表で説明します。

説明

ビジネス オペレーションに対して定義する名前。

EJB/クラス

呼び出す EJB または Java クラス。

メソッド

呼び出す EJB または Java クラスのメソッド。


 

ビジネス オペレーションの追加

ビジネス オペレーションを作成、定義する手順は、以下のとおりです。

  1. [ビジネス オペレーション] ダイアログ ボックスから、[追加] をクリックして [ビジネス オペレーションを定義] ダイアログ ボックスを表示します。

    図4-3 [ビジネス オペレーションを定義] ダイアログ ボックス


     

  2. [名前] フィールドにビジネス オペレーションの名前として有意な名前を入力します。たとえば、Check Inventory など、在庫にある利用可能な品目の数を返すビジネス オペレーションが呼び出される場合があります。実行時に Java クラスまたは EJB のインスタンスを作成するメソッドには、Create Order Processing EJB Instance などのように、メソッドの目的や作成するクラスまたは Bean の名前を示すビジネス オペレーション名を付ける。

    注意: また、インスタンスを参照するために、対応する変数も作成する必要があります。

  3. そのビジネス オペレーションが呼び出すソフトウェアコンポーネントを指定します。オプションは次のとおり。

  4. [ビジネス オペレーションを定義] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックしてビジネス オペレーションを保存します。このビジネス オペレーションは [ビジネス オペレーション] ダイアログ ボックスの有効なビジネス オペレーションのリストに追加されます。

Java クラスを呼び出すビジネス オペレーションを追加する

Java クラスの非静的メソッドを呼び出すビジネス オペレーションを作成する場合は、そのクラスのコンストラクタ メソッドを呼び出すビジネス オペレーションも作成する必要があります(詳細については、EJB または Java クラス インスタンスを作成するためのビジネス オペレーションを呼び出すを参照)。このビジネス オペレーションは、そのクラスの非静的メソッドを呼び出す前にワークフローから呼び出す必要があるため、必ずその機能を識別できる有意な名前を付けてください。Java クラス インスタンスが実行時に作成される際に、そのインスタンスへの参照を格納する Java Object 型の変数も作成する必要があります。変数については、変数に関する作業を参照してください。

最後に述べておきますが、ビジネス オペレーションに名前を付ける際、ビジネス オペレーションが静的メソッド、非静的メソッドのいずれを呼び出すのかを明示する名前にします。それにより、ワークフロー デザイナは、最初にコンストラクタ メソッドを呼び出す必要があるのかどうか判断します。

Java クラスを呼び出すビジネス オペレーションを定義する手順は、以下のとおりです。

  1. [Java クラス] ラジオ ボタンを選択します。

  2. [設定] をクリックして [Java クラス名] ダイアログ ボックスを表示します。

    図4-4 [Java クラス名] ダイアログ ボックス


     

  3. Java クラスの完全修飾名(たとえば、java.lang.string)を入力し、[OK] をクリックする。この Java クラス名は [ビジネス オペレーションを定義] ダイアログ ボックスの [パッケージ名を指定した Java クラス] フィールドに設定されます。

    図4-5 [ビジネス オペレーションを定義] ダイアログ ボックス : [Java クラス] オプション


     

  4. [呼び出すメソッド] ドロップダウン リストで、ワークフローでビジネス オペレーションが呼び出された際に呼び出すメソッドを選択します。このリストには、次の 3 種類の Java クラス メソッドが表示される。

  5. (省略可能)メソッドのパラメータに有意な名前を付けるには、Parameters リストでそのパラメータを強調表示し、[更新] をクリックして [パラメータ] ダイアログ ボックスを表示し、そこで名前を変更します。

    図4-6 [パラメータ] ダイアログ ボックス


     

  6. [名前] フィールドにパラメータの説明となる名前を入力して [OK] をクリックします。

  7. Parameters リストにあるすべてのパラメータについて、手順 5 および 6 を繰り返します。

セッション EJB を呼び出すビジネス オペレーションを追加する

ワークフローに対してビジネス ロジックを提供するメソッドを呼び出すビジネス オペレーションの作成に加えて、セッション EJB (メソッドはビジネス オペレーションで呼び出す) の create() メソッドを呼び出すビジネス オペレーションも作成する必要があります(詳細については、EJB または Java クラス インスタンスを作成するためのビジネス オペレーションを呼び出すを参照)。このビジネス オペレーションは、他のメソッドを呼び出す各トランザクションのワークフローから呼び出す必要があるため、必ずその機能を識別できる有意な名前を付けてください。EJB インスタンスが実行時に作成される際に、そのインスタンスへの参照を格納するセッション EJB 型の変数も作成する必要があります。変数については、変数に関する作業を参照してください。

WebLogic Server にデプロイされるすべてのセッション EJB は、[ビジネス オペレーションを定義] ダイアログ ボックスにあるリストに、それぞれの JNDI (Java Naming and Directory Interface) 名に基づいた名前が表示されます。

図4-7 [ビジネス オペレーションを定義] ダイアログ ボックス : [セッション EJB] オプション


 

セッション EJB を呼び出すビジネス オペレーションを定義する手順は、以下のとおりです。

  1. [ビジネス オペレーションを定義] ダイアログ ボックスで [セッション EJB] ラジオ ボタンを選択して、セッション EJB に関係するフィールドを表示します。

  2. [セッション EJB のJNDI 名] ドロップダウン リストから、セッション EJB のJNDI 名を選択します。

  3. [呼び出すメソッド] ドロップダウン リストで、ワークフローでビジネス オペレーションが呼び出された際に呼び出すメソッドを選択します。

  4. (省略可能)メソッドのパラメータに有意な名前を付けるには、Parameters リストでそのパラメータを強調表示し、[更新] をクリックして [パラメータ] ダイアログ ボックスを表示し、そこで名前を変更します。

  5. [名前] フィールドにパラメータの説明となる名前を入力して [OK] をクリックします。

  6. Parameters リストにあるすべてのパラメータについて、手順 4 および 5 を繰り返します。

エンティティ EJB を呼び出すビジネス オペレーションを追加する

ワークフローに対してビジネス ロジックを提供するメソッドを呼び出すビジネス オペレーションの作成に加えて、エンティティ EJB (メソッドはビジネス オペレーションで呼び出す) の create() メソッドを呼び出すビジネス オペレーションも作成する必要があります(詳細については、EJB または Java クラス インスタンスを作成するためのビジネス オペレーションを呼び出すを参照)。このビジネス オペレーションは、その EJB の他のメソッドを呼び出す前にワークフローから呼び出す必要があるため、必ずその機能を識別できる有意な名前を付けてください。EJB インスタンスが実行時に作成される際に、そのインスタンスへの参照を格納するエンティティ EJB 型の変数も作成する必要があります。変数については、変数に関する作業を参照してください。

WebLogic Server にデプロイされるすべてのエンティティ EJB は、[ビジネス オペレーションを定義] ダイアログ ボックスにあるリストに、それぞれの JNDI 名に基づいた名前が表示されます。

図4-8 [ビジネス オペレーションを定義] ダイアログ ボックス : [エンティティ EJB] オプション


 

エンティティ EJB を呼び出すビジネス オペレーションを定義する手順は、以下のとおりです。

  1. [ビジネス オペレーションを定義] ダイアログ ボックスで [エンティティ EJB] ラジオ ボタンを選択して、エンティティ EJB に関係するフィールドを表示します。

  2. [エンティティ EJB の JNDI 名] ドロップダウン リストからエンティティ EJB のJNDI 名を選択します。

  3. [呼び出すメソッド] ドロップダウン リストで、ワークフローでビジネス オペレーションが呼び出された際に呼び出すメソッドを選択します。

  4. (省略可能)メソッドのパラメータに有意な名前を付けるには、Parameters リストでそのパラメータを強調表示し、[更新] をクリックして [パラメータ] ダイアログ ボックスを表示し、そこで名前を変更します。

  5. [名前] フィールドにパラメータの説明となる名前を入力して [OK] をクリックします。

  6. Parameters リストにあるすべてのパラメータについて、手順 4 および 5 を繰り返します。

ビジネス オペレーションの更新

ビジネス オペレーションを更新する場合は、必ずワークフローからビジネス オペレーションを参照するビジネス オペレーションを実行アクションをすべて更新してください。このアクションの詳細については、ビジネス オペレーションを呼び出すを参照してください。

ビジネス オペレーションを更新する手順は、以下のとおりです。

  1. [ビジネス オペレーション] ダイアログ ボックスから更新するビジネス オペレーションを選択して、[更新] をクリックします。[ビジネス オペレーションを定義] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. 必要な変更を加え、完了したときに [OK] をクリックします。

ビジネス オペレーションの削除

注意: ビジネス オペレーションを削除する前に、そのビジネス オペレーションがビジネス オペレーションを実行アクションを使用したワークフローによって参照されていないことを確認してください。参照しているとワークフローをアクティブにできません。削除を実行する際、参照がある場合も警告は表示されないため、削除操作に対応したビジネス オペレーションを実行アクションの更新を確実に実行してください(ビジネス オペレーションを呼び出すを参照)。

ビジネス オペレーションを削除する手順は、以下のとおりです。

  1. [ビジネス オペレーション] ダイアログ ボックスから削除するビジネス オペレーションを選択して、[削除] をクリックします。

  2. 削除の警告メッセージが表示されたら、削除する場合は [OK] を、取り消す場合は [取消し] をクリックします。

 


イベント キーのコンフィグレーション

ワークフローの開始やワークフロー内のノードのトリガは、イベントによって行うことができます。イベントは別のワークフローや別のアプリケーションなどの外部ソースからの非同期の通知です。開始ノードはイベント トリガ型として定義され、イベント ノードは常に外部イベントのみによってトリガできる非同期ノードです。

イベント通知は、一般的には JMS (Java Message Service) メッセージに含まれ、JMS キューで受信される XML ドキュメントの形をとります。ただし、プラグインで定義することもでき、その場合イベント通知は XML ドキュメントではなく、カスタムのトリガとなります(詳細については、『WebLogic Integration BPM プラグイン プログラミング ガイド』を参照)。

XML イベントの型では、実際のトリガは XML メッセージのプロローグで定義された文書型( DOCTYPE)の宣言であるか、または XML メッセージのルート要素であるかのいずれかです。開始またはイベント ノードのプロパティ ダイアログ ボックスで、イベントのトリガまたはワークフローの開始に使用する DOCTYPE またはルート要素を指定します。イベントは、ノードのプロパティ ダイアログ ボックスで指定された DOCTYPE、またはルート要素が着信 XML メッセージのそれと一致しない限りトリガされません。

DOCTYPE またはルート要素の使用に加え、イベント キーを使用してイベントをさらに修飾できます。イベント キーを使用して、開始ノードやイベント ノードを開始する着信 XML メッセージ、JMS ヘッダ、プロパティ フィールドなどの内容を指定できます。すなわち、当該ノードをトリガする特定の DOCTYPE またはルート要素を含むすべての着信 XML ドキュメントを受け入れるのではなく、ドキュメントやヘッダに含まれる一定の値を持つメッセージのみが実行中のワークフロー内のノードをトリガできるように、そのような値に基づいて着信 XML メッセージのインスタンスをフィルタ処理できます。

イベント キーは以下の 2 つの部分で構成されます。

イベント キーのコンフィグレーションで、開始ノードまたはイベント ノードのプロパティ ダイアログボックスで指定した DOCTYPE またはルート要素に対応するイベント記述子を指定します。次にイベント キー式を指定します。これは、開始ノードまたはイベント ノードのプロパティ ダイアログ ボックスで定義されたキー値の式に対応する式で、プロセス エンジンによって実行時にこの 2 つの値を比較して一致するかどうかの判断が可能になります。イベント記述子と DOCTYPE またはルート要素の関係、およびイベント キー式とキー値の式の関係は、イベント キーを理解するで、コード例を使用してさらに詳しく説明します。

ただし、イベント キーのコンフィグレーションは、ワークフローとは独立して行うことができるため、その手順は以下で説明します。コンフィグレーションが完了したイベント キーは、すべてのオーガニゼーションのワークフローで使用可能となります。着信メッセージの内容がわかっている場合は、開始ノードかまたはイベント ノードで対応するキー値の式を設定するワークフロー デザイナが利用できるように、あらかじめイベント キー式のコンフィグレーションを済ましておくことが可能です。イベント キーを、Java アーカイブ パッケージ ファイルとの間でエクスポートおよびインポートすることもできます。その際、それらを参照するワークフローの有無は問題にはなりません(詳細は、ワークフロー パッケージのインポートとエクスポートを参照)。

イベント キーのコンフィグレーションを表示する

イベント キーのコンフィグレーションを表示するには [コンフィグレーション|イベント] を選択して、[イベント キー] ダイアログ ボックスを表示します。

図4-9 [イベント キー] ダイアログ ボックス


 

各イベント キーに対して表示される情報について、次の表で説明します。

コンテンツ タイプ

デフォルトで text/xml に設定済みで編集できない。ただし、ロードされるプラグインについてプラグイン イベント タイプが使用可能な場合のみ編集できる。

イベント記述子

XML/JMS イベントでは、これは受信した XML ドキュメントの DOCTYPE またはルート要素であり、JMS メッセージ内に含まれる。

実行時に受信メッセージのヘッダまたは本体からキー値を生成し、それを対応する開始ノードまたはイベント ノード内のキー値の式で必要なデータ型に変換する式。


 

イベント キーのコンフィグレーションを追加する

イベント キーのコンフィグレーションを追加する手順は、以下のとおりです。

  1. [イベント キー] ダイアログ ボックスから [追加] をクリックして [イベント キーを定義] ダイアログ ボックスを表示します。

    図4-10 [イベント キーを定義] ダイアログ ボックス


     

  2. [コンテンツ タイプ] フィールドで、XML/JMS メッセージと対応する text/xml を選択します。

  3. [イベント記述子] フィールドに、受信 XML ドキュメントの DOCTYPE またはルート要素を入力します。

  4. [式] フィールドに、以下のうち 1 つを入力します。

    イベント キー式の構文についての詳細は、実行時のイベント データを抽出するを参照してください。また、対応する開始ノードまたはイベント ノードで定義されているキー値の式によって返される型と一致するデータ型を返すには、XPath() 関数または EventAttribute() 関数が型キャスト関数にラップされている必要があるため注意してください。型キャスト関数については、データ型を変換するを参照してください。

    ここに入力したイベント キーの式が、開始ノードまたはイベント ノードのキー値の式によって指定された値に一致する値を返す必要があることにも注意してください。開始ノードまたはイベント ノードのキー値の式を定義する方法の詳細については、イベントおよびイベントトリガ型開始のプロパティを定義するを参照してください。

  5. [OK] をクリックします。イベント キーは、WebLogic Integration データベースのイベント キー表に保存され、[イベント キー] ダイアログボックスに表示されます。

  6. [閉じる] ボタンをクリックします。

イベント キーのコンフィグレーションを更新する

イベント キーのコンフィグレーションを更新する場合、式のみの更新が可能で、イベント記述子は更新できません。

イベント キーを更新する手順は、以下のとおりです。

  1. [イベント キー] ダイアログ ボックスから更新するイベント キーを選択し、[更新] をクリックして [イベント キーを定義] ダイアログ ボックスを表示します。

  2. 必要に応じて式を編集します。

  3. 完了したときに [OK] をクリックします。

イベント キーのコンフィグレーションを削除する

イベント キーを削除する場合は、キー値がワークフローの開始ノードまたはイベント ノードのキー値の式によって参照されないように注意してください。参照される場合は、これらのイベントはトリガされません。

イベント キーを削除する手順は、以下のとおりです。

  1. [イベント キー] ダイアログ ボックスから削除するイベント キーを選択し、[削除] をクリックします。

  2. 警告メッセージが表示されたら、削除する場合は [OK] を、取り消す場合は [取消し] をクリックします。

 


リポジトリにあるエンティティの管理

WebLogic Integration のリポジトリには、XML ドキュメント、DTD (Document Type Definition: 文書型定義) ファイル、XSL ドキュメントなどの XML エンティティを保存するために使用されるデータベース表が格納されています。Studio を使用して、リポジトリの表示、整理、リポジトリへのファイルの格納を行い、また、既存 XML エンティティをシステム内のすべてのワークフローによってグローバルに利用、再利用できるように設定できます。作成したワークフロー内で、以前格納した XML ドキュメントを参照する場合、システムにログオンしたあらゆるクライアントでこれらのドキュメントを使用できるように、リポジトリを設定できます。

たとえば、XML をクライアントに送信アクションを使用して Worklist ユーザ(Worklist アプリケーションに対する XML メッセージを送信するを参照)と対話する場合、各ユーザが DTD ファイルに一元管理下にある場所で容易にアクセスできるように、DTD ファイルをリポジトリに格納できます。また、XSL 変換アクションを使用して XML ドキュメントを実行時に変換する場合は(XML ドキュメントの変換を参照)、XML スタイルシート の変換ドキュメントをリポジトリに格納して、そのアクションを定義する際に容易にアクセスできるようにすると便利です。

この節では、リポジトリの初期設定について説明します。ただし、リポジトリおよびこの節で説明するすべての機能は、XML エンティティを操作で述べたとおり、ワークフロー ダイアログボックスからもアクセスできます。また、リポジトリに格納されているエンティティを、ディスクのファイルをエクスポート(このオプションについては、エンティティをファイル システムにエクスポートするで説明)および Java アーカイブ パッケージ ファイルをエクスポートして、別のシステムに再インポートすることもできます(インポートおよびエクスポートの詳細については、ワークフロー パッケージのインポートとエクスポートを参照)。

リポジトリにある XML エンティティを表示する

リポジトリにある XML エンティティを表示する手順は、以下のとおりです。

  1. [ツール|XML ファインダを表示] を選択します。[XML ファインダ] ダイアログ ボックスが表示されます。[リポジトリ] タブが選択されています。

  2. 左ペインで XML リポジトリを選択します。リポジトリにある XML エンティティが表示されます。

    図4-11 リポジトリ内の XML エンティティ


     

[リポジトリ] ウィンドウに表示されている情報については次の表で説明します。

タイプ

フォルダ、ドキュメント、その他の XML エンティティなどのエンティティの型(XML エンティティの型についてはXML エンティティを操作するを参照)。

名前

フォルダまたはエンティティの名前。

作成

リポジトリ内のエンティティの最初の作成日。

変更

エンティティの最終変更日。

説明

エンティティ作成時に入力された、フォルダまたはエンティティの説明。

フォルダ

リポジトリにあるすべてのフォルダを網羅するリスト。

エンティティ

リポジトリにあるすべてのエンティティを網羅するリスト。


 

フォルダの内容を表示する手順は、以下のとおりです。

  1. 左側のペインですべてのフォルダを展開し、内容を表示するフォルダを選択します。フォルダに格納されているエンティティのリストが、そのフォルダ作成時に入力された説明やメモと共に右のペインに表示されます。

    図4-12 選択したフォルダ内の XML エンティティ


     

  2. エンティティ作成時に入力された説明やメモを表示するには、リストからエンティティを選択します。

  3. (省略可能)エンティティを選択した状態で [プレビュー] をクリックし、[ドキュメントのプレビュー] ウィンドウを表示してドキュメントの内容を表示します。

    図4-13 [ドキュメントのプレビュー] ウィンドウ


     

  4. [OK] をクリックして、[ドキュメントのプレビュー] ダイアログ ボックスを閉じます。

エンティティの詳細については、XML エンティティを操作するを参照してください。

左側のパネルには、フォルダやサブフォルダが階層状に配列されたリポジトリのツリー ビューが表示されます。右最上のパネルには、選択したフォルダの内容が表示されます。[説明] フィールドには、選択したフォルダの説明が表示されます。[メモ] フィールドには、選択したフォルダに関する注意が表示されます。

フォルダを操作する

1 つのフォルダに対して、追加、更新、削除など、いくつかのアクションを実行できます。フォルダに対してこれらのアクションを実行する方法について以下で説明します。

フォルダを追加する

フォルダを追加する手順は、以下のとおりです。

  1. [リポジトリ] ウィンドウの左のペインで [XML リポジトリ] アイコンまたは任意のサブフォルダを右クリックし、ポップアップ メニューから [フォルダを追加] を選択して、[フォルダを追加] ダイアログ ボックスを表示します。

    図4-14 [フォルダを追加] ダイアログ ボックス


     

  2. [名前] フィールドにフォルダ名を入力します。

  3. (省略可能)[説明] および [メモ] フィールドに、フォルダの説明と注意をそれぞれ入力します。

  4. [OK] をクリックします。[XML ファインダ] ダイアログ ボックスに新しいフォルダが表示されます。

フォルダ情報を更新する

フォルダを更新する手順は、以下のとおりです。

  1. [リポジトリ] ウィンドウの左のペインで更新するフォルダを右クリックし、ポップアップ メニューから [フォルダ情報を更新] を選択して、[フォルダ情報を更新] ダイアログ ボックスを表示します。

    図4-15 [フォルダ情報を更新] ダイアログ ボックス


     

  2. 必要に応じて、[名前]、[説明]、および [メモ] フィールドの内容を変更します。

  3. [OK] をクリックします。

フォルダを削除する

フォルダはサブフォルダが存在する間は削除できません。

フォルダを削除する手順は、以下のとおりです。

  1. [リポジトリ] ウィンドウの左のペインで削除するフォルダを右クリックし、ポップアップ メニューから [フォルダを削除] を選択します。

  2. メッセージが表示されたら削除の操作を確認します。

XML エンティティを操作する

リポジトリにはさまざまなタイプの XML エンティティが保存されており、各エンティティは次の表に示すとおり、記号で表されています。

記号

XML エンティティの型


DTD (Documnet Type Definition: 文書型定義) ファイル


MFL (Message Format Language: メッセージ フォーマット言語) ファイル


スキーマ(XSD)ファイル


テキスト ファイル


XML ドキュメント


XSL (Extensible Stylesheet Language: 拡張スタイルシート言語) テンプレート ドキュメント


 

リポジトリに格納されているフォルダ内の XML エンティティに対しては、エンティティの追加、更新、移動、削除など、いくつかのアクションを実行できます。

リポジトリに XML エンティティをインポートする

XML エンティティを追加する手順は、以下のとおりです。

  1. [リポジトリ] ウィンドウの左のペインでフォルダを展開して、エンティティを追加するフォルダを右クリックし、ポップアップ メニューから [エンティティを追加] を選択して [エンティティを追加] ダイアログ ボックスを表示します。

    図4-16 [エンティティを追加] ダイアログ ボックス


     

  2. [名前] フィールドに、追加するエンティティに固有な名前を入力します。

  3. [タイプ] ドロップダウン リストから追加するエンティティの型を選択します。

  4. (省略可能) [説明] フィールドおよび [メモ] フィールドに、そのエンティティに関する説明とメモをそれぞれ入力します。

  5. [コンテンツ URL] フィールドに追加するエンティティの URL を入力します。または、[参照] を使用して、ローカル ネットワーク ドライブまたはマッピングされたネットワーク ドライブ上のエンティティを見つけます。[開く] ダイアログ ボックスが表示されます。

    図4-17 [開く] ダイアログ ボックス


     

  6. [参照] ドロップダウン リストから、インポートする内容を含むファイルが格納されたフォルダを選択します。

  7. [ファイル名] フィールドにファイル名と拡張子を入力、あるいはファイルを選択し [開く] をクリックします。

  8. [エンティティを追加] ダイアログ ボックスにそのファイルの URL が返されます。

  9. (省略可能) [表示] をクリックして、追加するエンティティのコンテンツを表示します。


     

  10. [取消し] をクリックするとウィンドウが閉じ、コンテンツは [エンティティを追加] ダイアログ ボックスに戻されます。

  11. [OK] をクリックします。選択したフォルダの [XML ファインダ] ダイアログ ボックスに新しいエンティティが表示されます。

エンティティを更新する

エンティティを更新機能を使用して、定義済みのエンティティのコンテンツを変更することができます。ただし、エンティティの型の変更はできません。エンティティの型を変更するには、コンテンツ型を持つ新しいエンティティを作成する必要があります。詳細については、リポジトリに XML エンティティをインポートするを参照してください。

エンティティを更新する手順は、以下のとおりです。

  1. [リポジトリ] ウィンドウの左側のペインでフォルダを展開して、更新するエンティティが格納されているフォルダを選択します。

  2. ウィンドウの右側のペインで更新するエンティティを右クリックし、ポップアップ メニューから [エンティティ定義を更新] を選択して、[エンティティ定義を更新] ダイアログ ボックスを表示します。

    図4-18 [エンティティ定義を更新] ダイアログ ボックス


     

  3. 必要に応じて、[名前]、[説明]、および [メモ] フィールドの内容を変更します。

  4. [コンテンツ URL] フィールドに、追加する新しいコンテンツのソースの URL を入力します。または、[参照] を使用して、ローカル ネットワーク ドライブまたはマッピングされたネットワーク ドライブ上のエンティティを探します。

  5. (省略可能) [表示] をクリックして、そのエンティティの新しいコンテンツを表示します。

  6. [OK] をクリックして [エンティティ定義を更新] ダイアログ ボックスを閉じます。これで選択したエンティティは更新されます。

エンティティを移動する

エンティティは、ソース フォルダから切り取って移動先フォルダに貼り付ける方法で、フォルダからフォルダへと移動できます。

エンティティを移動する手順は、以下のとおりです。

  1. [リポジトリ] ウィンドウの左側のペインでフォルダを展開して、切り取るエンティティが格納されているフォルダを選択します。

  2. ウィンドウの右のペインで切り取るエンティティを右クリックし、ポップアップ メニューから [切り取り] を選択します。

  3. [リポジトリ] ウィンドウの左のペインでフォルダを展開し、そのエンティティを貼り付けるフォルダを右クリックし、ポップアップ メニューから [貼り付け] を選択します。これでそのエンティティは移動先フォルダに貼り付けられました。

エンティティをファイル システムにエクスポートする

リポジトリのデータベース表から取得した XML エンティティは、ローカルファイル システム上のローカル ファイル システムまたはローカル マシンにマッピングされたネットワーク ドライブに保存できます。

エンティティのファイルをエクスポートする手順は、以下のとおりです。

  1. [リポジトリ] ウィンドウの左側のペインでフォルダを展開して、エクスポートするエンティティが格納されているフォルダを選択します。

  2. ウィンドウの右のペインでエクスポートするエンティティを右クリックし、ポップアップ メニューから [エンティティをエクスポート] を選択して、[保存] ダイアログ ボックスを表示します。

    図4-19 [保存] ダイアログ ボックス


     

  3. [参照] ドロップダウン リストから、そのエンティティのエクスポート先のドライブとフォルダを選択します。

  4. [ファイル名] フィールドでエンティティのエクスポート先ファイルの名前を指定するか、既存のファイルを選択します。名前を指定しない場合は、そのエンティティにはデフォルトの名前が割り当てられます。既存ファイルを選択する場合は、上書きを求めるメッセージが表示されます。

  5. [保存] をクリックします。ファイルは、ファイルのタイプに合った拡張が付けられてディスクに保存されます。

エンティティを削除する

ワークフロー内の XSL 変換アクションによって参照されるエンティティを削除する場合は、実行時に WebLogic Integration サーバ例外が発生しないように必ずこのアクションを更新してください(このアクションの詳細については、XML ドキュメントの変換を参照)。

エンティティを削除する手順は、以下のとおりです。

  1. [リポジトリ] ウィンドウの左側のペインでフォルダを展開して、削除するエンティティが格納されているフォルダを選択します。

  2. ウィンドウの右のペインで削除するエンティティを右クリックし、ポップアップ メニューから [エンティティを削除] を選択します。

  3. メッセージが表示されたら削除の操作を確認します。

 

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