パッケージおよびインタフェースのインポート

この章では、アプリケーションにインポートできる以下のパッケージとインタフェースについて説明します。

• BPM パッケージおよびインタフェース

• 汎用 Java パッケージ

 

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BPM パッケージおよびインタフェース

設計および実行時クライアント アプリケーションで使用される Business Process Management (BPM) API パッケージおよびインタフェースについて説明し、各パッケージおよびインタフェースのインポートが有効な状況を次の表に示します。

表2-1 BPM パッケージおよびインタフェース

パッケージまたはインタフェース	内容
com.bea.wlpi.server.admin.Admin	BPM 管理機能をサポートするインタフェース。 ビジネス プロセスのコンフィグレーション時、設計時、モニタ時にインポートする。
com.bea.wlpi.server.catalog.EJBCatalog	アプリケーション サーバにインストールされている EJB (Enterprise Java Bean −エンタープライズ Java Bean) のカタログをサポートするインタフェース。 ビジネス オペレーションのコンフィグレーション時にインポートする。
com.bea.wlpi.server.permission.Permission	ロールおよびユーザのパーミッションを設定することでセキュリティ コンフィグレーションをサポートするインタフェース。 ロールおよびユーザのパーミッションのコンフィグレーション時にインポートする。
com.bea.wlpi.server.plugin.PluginManager	ワークフロー実行中にプラグインの実行時管理をサポートするインタフェース。 プラグインのプログラミングと PluginManager EJB の詳細については、『WebLogic Integration BPM プラグイン プログラミング ガイド』を参照。
com.bea.wlpi.server.plugin.PluginManagerCfg	ユーザ定義プラグインの実装の管理を可能にするインタフェース。 プラグインのプログラミングと PluginManager EJB の詳細については、『WebLogic Integration BPM プラグイン プログラミング ガイド』を参照。
com.bea.wlpi.server.serverproperties.ServerProperties	BPM サーバ情報へのアクセスと Java システム プロパティのリモート検査を可能にするインタフェース。 注意: クラスタ化された環境では、コンフィグレーションされているルーティング アルゴリズムに従ってメソッド要求がサーバに送信されるので、Java システム プロパティのリモート検査機能が制限されます。メソッド呼び出しによって返される情報は変化します（特に、クラスタ内のシステムの仕様が一意の場合）。 テンプレートやテンプレート定義などの適合性を調べる必要がある場合にインポートする。
com.bea.wlpi.server.principal.WLPIPrincipal	BPM セキュリティ機能をサポートするインタフェース。 オーガニゼーション、ロールおよびユーザのコンフィグレーション時にインポートする。
com.bea.wlpi.server.worklist.Worklist	BPM 実行時管理機能をサポートするインタフェース。 ビジネス プロセスの実行時にインポートする。
com.bea.eci.repository.ejb.XMLRepository	XML リポジトリ データベースをサポートするインタフェース。 XML リポジトリ データベースへのアクセスが必要なときにインポートする。
com.bea.wlpi.client.common.*	共通のクライアントサイド クラス（さまざまなコンビニエンス メソッドなど）を含むパッケージ。 必要に応じてインポートする。
com.bea.wlpi.client.util.*	JMS (Java Message System − Java メッセージ システム) テスト ユーティリティを含むパッケージ。 JMS のテスト時に必要に応じてインポートする。
com.bea.wlpi.common.*	BPM クライアントと BPM サーバの両方で使用されるクラス（値オブジェクト）を含むパッケージ。 必要に応じてインポートする。
com.bea.wlpi.common.plugin.*	ユーザ定義プラグインの管理に使用されるクラスを含むパッケージ。 ユーザ定義プラグインの管理時にインポートする。 プラグインのプログラミングと PluginManager EJB の詳細については、『WebLogic Integration BPM プラグイン プログラミング ガイド』を参照。
com.bea.wlpi.common.security.*	セキュリティ パーミッションの定義に使用される共通クラスを含むパッケージ。 セキュリティ パーミッションの定義時にインポートする。
com.bea.wlpi.util.*	一般的な BPM ユーティリティ（メッセージ駆動型 Bean を生成するユーティリティなど）を含むパッケージ。 メッセージ駆動型 Bean の生成時にインポートする。
com.bea.eci.repository.helper.*	XML リポジトリへのアクセスに使用される共通クラスを含むパッケージ。 XML リポジトリの使用時にインポートする。

 

 

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汎用 Java パッケージ

設計および実行時クライアント アプリケーションで使用される汎用 Java パッケージと、各パッケージのインポートが有効な状況を次の表に示します。

表2-2 汎用 Java パッケージ

パッケージ	サポート対象
java.io.*	システム入出力。 ファイルの入出力時にインポートする。
java.lang.*	基本の設計クラス。 必要に応じてインポートする。
java.net.*	ネットワーク アプリケーション実装。 さまざまなネットワーク固有の機能の実行時に必要に応じてインポートする。
java.sql.*	Java プログラミング言語を使用するデータ アクセス/処理 API。 データベース固有の機能の実行時に必要に応じてインポートする。
java.text.*	自然言語から独立したテキスト。 必要に応じてインポートする。
java.util.*	日付ユーティリティや時間ユーティリティなどの標準 API。 必要に応じてインポートする。
javax.ejb.*	EJB。 さまざまな EJB オペレーションの実行時に必要に応じてインポートする。
javax.jms.*	JMS。 JMS への接続時にインポートする。
javax.naming.*	サーバおよび送り先のルックアップに必要な JNDI インタフェース。 JDNI ルックアップ実行時にインポートする。
javax.rmi.*	RMI (Remote Method Invocation −リモート メソッド呼び出し)。 リモート メソッド呼び出しに関連する例外や、RMI 関連のその他の会話などをサポートするために必要に応じてインポートする。
javax.xml.parsers.*	JAXP (Java API for XML parsing − XML 解析用 Java API)。 JAXP API は、SAX (Simple API for XML: XML 用の簡単な API) も DOM API も置換しない。代わりに、SAX および DOM API を使いやすくするコンビニエンス メソッドを追加する。 XML の解析時に必要に応じてインポートする。
org.xml.sax.*	SAX インタフェース。 XML の解析時に必要に応じてインポートする。
weblogic.apache.xerces.parsers.*	Apache Xerces XML パーサ。 XML の解析時に必要に応じてインポートする。

 

ユーザ インタフェースの要件によっては、次の表に記載のパッケージをインポートすると便利な場合もあります。

サポート対象	インポートするパッケージ
Java アプレット	java.applet.*
Java ユーザ インタフェース	java.awt.*
Java Swing GUI アプリケーション	javax.swing.*