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WebLogic Integration データの変換
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フォーマット定義のテスト
フォーマット定義をビルドした後、Format Tester を使用してテストできます。Format Tester により検証テスト中にデータの解析と書式の再設定が行われ、サンプルのバイナリ データまたは XML データが生成されます。このサンプル データを編集、検索およびデバッグすれば、希望する結果を得ることができます。Format Tester では、データ変換実行時エンジンが変換テストに使用されます。
この章では、以下のトピックについて説明します。
Format Tester の呼び出し
Format Tester を呼び出す手順は次のとおりです。
図2-1 [Format Tester] ダイアログ ボックス
[Format Tester] ダイアログ ボックスの使用法
以下のトピックでは、[Format Tester] ダイアログ ボックスのさまざまなツールを使用して、ボックス内を移動しコマンドを実行する方法を説明します。
以下のトピックでは、これらの各機能をどのように使用すればタスクの実行に役立つかについて説明します。
[Binary] ウィンドウの使用
[Binary] ウィンドウには、次のようなサンプル データを表示できます。
既存のバイナリ データ ファイルを開いて、編集し、ウィンドウのコンテンツを保存できます。また、テストの状況に応じて、ウィンドウをクリアできます。詳細は、メニュー バーの使い方およびショートカット メニューの使用法を参照してください。
[ Format Tester] ダイアログ ボックスの [Binary] ウィンドウは、バイナリ ファイルのエディタとして使用できます。このウィンドウには、次のタブがあります。
このエディタを使用すると、16 進バイトやテキスト値を編集できます。16 進データ値が変更されると、それに対応するテキスト値が更新され、テキスト値が変更された場合は 16 進データ値が更新されます。
データ オフセット機能の使用
[Hex] タブのデータ オフセット機能を使用すると、データ オフセットを 16 進または 10 進アドレスとして表示できます。
データ オフセットのフォーマットを変更する手順は次のとおりです。
テキスト機能の使用
[Binary] ウィンドウの [Text] タブは、印刷可能な文字(通常は、語および数字の形式で)および特定の制御文字(キャリッジ リターン、タブなど)を表示します。たとえば、キャリッジ リターンは行末中断として表示されます。印刷不能な文字は、小さな矩形で示されます。
[XML] ウィンドウの使用法
[XML] ウィンドウには、次のようなサンプル XMLを表示できます。
既存の XML ファイルを開いて、編集し、ウィンドウのコンテンツを保存できます。また、テストの状況に応じて、ウィンドウをクリアできます。詳細は、メニュー バーの使い方およびショートカット メニューの使用法を参照してください。
XML が生成されるときは、Format Builder の [Options] ダイアログ ボックスで指定された XML フォーマット オプションが使用されます。詳細については、Format Builder のオプションの設定を参照してください。
[Debug] ウィンドウの使用
[Debug] ウィンドウでは、変換処理中に発生する操作、発生したエラー、およびフィールドとグループの値と区切り記号が表示されます。エラーの原因を調べるには、正常に解析された最後のフィールドを確認して、ナビゲーション ツリーで次に配置されているフィールドのプロパティを調べます。
セッションで初めて、Format Tester を開いたときは、[Binary] ウィンドウと [XML] ウィンドウのみが表示されます。[Debug] ウィンドウを開くには、[Display|Debug] を選択して [Debug] ウィンドウに切り替えます。[Debug] ウィンドウは、[Binary] ウィンドウと [XML] ウィンドウの下に表示されます。
デバッグ出力は、メッセージのうちで最新の 64 KB までに制限されます。この制限により、大量のデバッグ出力によって JVM がメモリ不足になることが防止されます。
Debug Log 機能を使用すると、デバッグ情報をすべてファイルに保存できます。詳細については、デバッグ ログの使用を参照してください。
注意: [Debug] ウィンドウまたはログ ファイルを使用すると、XML からバイナリへの変換に要する時間が長くなります。
サイズ変更バーの使用法
[Binary]、[XML]、[Debug] ウィンドウの間にあるサイズ変更バーを使用して、[Format Tester] の任意のウィンドウのサイズを変更できます。ウィンドウのサイズを変更するには、サイズ変更バーを選択して該当する方向(上方向または下方向、あるいは左方向または右方向)にドラッグし、いずれかのウィンドウを拡大し、もう一方のウィンドウを縮小します。
各サイズ変更バーには、方向を示す 2 つのボタンがあります。該当するボタンをクリックして、3 つのウィンドウのいずれかを表示/非表示にします。
メニュー バーの使い方
Format Tester の機能には、メイン ウィンドウ上部のメニュー バーにある 5 つのメニューからアクセスできます。
図2-2 メニュー バー
Format Tester のメニューは、次のどちらかの方法で拡大できます。
コマンドを実行するには、メニューから選択します。一部のコマンドは、メニューに示されているキーボード ショートカットを使用して実行することもできます(たとえば、〔Ctrl〕 + 〔key〕シーケンス)。以下の各節では、各メニューで使用できるコマンドについて説明します。
[File] メニュー
[File] メニューには次のコマンドがあります。
[Edit] メニュー [Edit] メニューには次のコマンドがあります。
[Display] メニュー [Display] メニューには次のコマンドがあります。
[Generate] メニュー [Generate] メニューには次のコマンドがあります。
[Translate] メニュー [Translate] メニューには次のコマンドがあります。
ショートカット メニューの使用法 [Binary]、[XML]、または [Debug] ウィンドウを右クリックすると、そのウィンドウで最も頻繁に使用されるコマンドのメニューが表示されます。次の表では、ショートカット メニューから使用できるコマンドについて説明します。
フォーマット定義のテスト
メッセージ フォーマット定義をテストする手順は次のとおりです。
図2-3 Format Tester
注意: Format Builder でメッセージ フォーマット ドキュメントを修正する間は Format Tester を開いたままにしておくことができます。ドキュメントに加えられた変更は、Format Tester により自動的に検出されます。
フォーマット定義のデバッグ
次のトピックでは、Format Tester の 3 つの機能を使用して、データをデバッグして修正する方法を説明します。
値の検索
[Find] コマンドを使用すると、バイナリ データ内の 16 進値やテキスト値を検索できます。
16 進値またはテキスト値を検索する手順は次のとおりです。
図2-4 [Find] ダイアログ ボックス
オフセットへの移動
[Go To] コマンドを使用すると、指定した 16 進アドレスまたは 10 進アドレス(オフセット)にカーソルを移動できます。
指定したオフセットに移動する手順は次のとおりです。
図2-5 [Go To] ダイアログ ボックス
デバッグ ログの使用
デフォルトではデバッグ情報は保存されませんが、[Format Tester] ダイアログ ボックスを使用して、デバッグ ログ ファイルを指定できます。デバッグ ログ ファイルを指定すると、テスト中に生成されたすべてのデバッグ情報が指定したファイルに追加されます。
デバッグ ログ ファイルを指定する手順は次のとおりです。
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