| ドキュメントのダウンロード | サイト マップ | 用語集 | |
|
|||
| BEA ホーム | 製品 | デベロッパ・センタ | support | askBEA |
|
|
|
|||||||
 |
|
e-docs >
WebLogic Integration >
B2B トピック |
|
WebLogic Integration EDI ユーザーズ ガイド
|
アーキテクチャ
以下の節では、EDI Integration のアーキテクチャについて、BEA WebLogic Adapter for Power.Enterprise!、Power.Enterprise! ソフトウェア、および VAN/ネットワーク接続に関する情報も含めて説明します。
EDI Integration のアーキテクチャ
BEA では、BEA WebLogic Adapter for Power.Enterprise!（BEA WebLogic Platform に付属）および BEA EDI Connect for WebLogic Integration（Power.Enterprise! として個別購入が可能）という 2 つのコンポーネントによるオプションの EDI サポートを用意しています。
注意: BEA WebLogic Adapter for Power.Enterprise! は、Power.Enterprise! 3.0 と 3.1 バージョンの両方をサポートしています。
図2-1 は、BEA WebLogic Adapter for Power.Enterprise! および Power.Enterprise! ソフトウェアが協調して WebLogic Integration をトレーディング パートナの EDI システムで使用できるようにする図式を示します。
図2-1 BEA EDI Integration のアーキテクチャ
EDI アダプタはアプリケーション統合を使用して WebLogic Integration で XML ドキュメントを Power.Enterprise! と交換できるようにしますが、この交換では RMI メッセージ渡しが使用されます。 Power.Enterprise! の Power.Server! コンポーネントは、EDI Integration に EDI メッセージを変換、送信、および 受信する機能を提供します。Power.Enterprise! は、個別のトレーディング パートナとのすべての EDI トランザクションをリアルタイムに解決するために、ランタイム、管理、およびマッピングのツールを提供します。 
Power.Enterprise! のアーキテクチャ
Power.Enterprise! は、統一された、Java ベースの作業環境を提供して、ドキュメントの送信先を適切な EDI ドキュメントにマップしたり、トレーディング パートナとの関係を管理したりできるようにします。この環境は 3 つのコンポーネントから成ります。
機能の概要
Power.Enterprise! は、メッセージのトランスフォーメーションおよび配信のための完備したソリューションを提供します。
Power.Enterprise! には IP レベルで Get2Connect VAN に接続する機能も備わっているほか、さまざまな標準のネットワーク接続プロトコルもサポートしています。
サポートされる標準
Power.Enterprise! は、以下の EDI 標準およびデータ標準をサポートしています。
制限事項
現在、Power.Enterprise! 一式は以下のシステムで使用可能です。
Power.Map!
Power.Map! は、Power.Enterprise! で使用可能なデータ フォーマット マッピング機能を定義するツールです。Power.Map! は、データを EDI フォーマットに変換したり、その逆の変換をすることが可能なため、Power.Map! でサポートされているあらゆるドキュメント構造標準を選択できる一方で、各種の標準およびトレーディング パートナに独自の EDI フォーマットとやりとりを行う機能も保持しています。
Power.Map! には次の 3 つの項目が必要です。
Power.Map! に定義されていないデータ フォーマットについては、たとえば DTD や XSD などのデータ定義を個別に提供する必要があります。Power.Map! を使用すれば、アプリケーション内で XML データ構造を構築したり、外部で作成された DTD およびスキーマをインポートしたりできます。こうしたドキュメントを Power.Map! にインポートして、必要なマップを定義することもできます。
Power.Map! ではデータ定義のために XML の DTD およびスキーマのインポートがサポートされていますが、データ フォーマットをエクスポートする機能はありません。ドキュメントのフォーマットのインポートのみができます。このため、データ インターチェンジ ドキュメントの設計は Power.Map! の外部で行い、そのドキュメントのコピーを Power.Map! にインポートしてマップを作成する必要があります。
Power.Map! には標準的な EDI メッセージのほとんどが組み込みの定義として用意されていて、X12、EDIFACT、および TRADACOMS のメッセージのサポートも含まれています。
マップの作成および保守
Power.Map! を使用すると、サーバに接続しないオフライン状態でマップを作成、保守、およびテストできます。これらのマップは、インポートするドキュメント定義、Power.Map! で提供される EDI ドキュメント定義、およびユーザが定義するカスタム定義に基づきます。Power.Map! を使用すると、定義したマップをエクスポートしたり、別の方法で作成されたマップをインポートしたりできます。
ドキュメントの作成および保守
Power.Server! で使用するドキュメント定義は、別個に保守される必要があります。Power.Map! は、XML の DTD および XSD のインポートのみをサポートしています。これらのドキュメントは、Power.Map! の外部では使用できません。たとえば、これらのドキュメントは WebLogic Integration では使用できません。Power.Map! 以外で作成されたドキュメントである必要があります。
さらに、使用する EDI ドキュメント標準に合致しているかを検証する必要があります。Power.Enterprise! では多様な標準およびその各バージョンがサポートされていますが、使用する特定のトランザクション、標準、およびバージョンがサポートされていない可能性もあります。サポートされていないトランザクション、標準、またはバージョンを使用する場合は、BEA カスタマ サポートまでお問い合わせください。
Power.Manager!
Power.Manager! は、サーバおよびトレーディング パートナとの関係の保守および管理に使用されます。Power.Manager! を使用すると、Power.Server! の複数のインスタンスを、単一の、リモートの場所から管理できます。
トレーディング パートナの保守
Power.Manager! には、トレーディング パートナ定義およびそれと関連付けられているデータを保守する機能があります。こうしたトレーディング パートナ定義は、EDI Integration に特有のものです。BEA WebLogic Integration システムの他のコンポーネントで共有されたり、使用されたりすることはありません。
接続
Power.Manager! を使用すると、複数の同時接続を保守できます。各接続は、Power.Server! に入る方向または出る方向、どちらか一方の情報の流れを定義します。このため、一方の接続は、Power.Server! から EDI アダプタへのドキュメントの RMI 転送を定義することになります。他方の接続は、トレーディング パートナによって Get2Connect VAN を通じて送信された EDI ドキュメントを Power.Server! で受信することを定義することになります。
エクスチェンジ プロファイル
Power.Manager! を使用すると、トレーディング パートナとやり取りするドキュメントの流れを管理する複数のエクスチェンジ プロファイルを定義できます。各エクスチェンジ プロファイルは、以下のような特徴を持つドキュメントの単一のセットを管理します。
1 つのエクスチェンジ プロファイルは、たとえば、Get2Connect VAN を経由するトレーディング パートナからの EDI ドキュメントの受信を管理する接続、EDI ドキュメントを XML ドキュメントに変換するマップ、および生成された XML ドキュメントを RMI 経由で EDI アダプタへ送信する 2 つめの接続定義などを含むことがあります。
ドキュメントのトラッキング
Power.Manager! は、ドキュメントをリアルタイムでモニタできるロギング、レポーティング、およびトラッキングのためのツールを提供しています。
管理
Power.Manager! を使用すると、複数のサーバを管理できます。ドキュメントの管理、ログの表示とコンフィグレーション、およびサーバ上のエラー処理手順の指定が、単一のリモート アプリケーションで行えます。
VAN および Network との接続
EDI トランザクションの多くは、付加価値ネットワーク（VAN）と呼ばれる 1 つまたは複数の専用ネットワークを通じて実行されます。VAN は縦割りまたは横割りの業界セグメントに合わせて作成およびカスタマイズされます。たとえば、以下のようになります。
EDI を実装する企業の多くが、専用ネットワークまたはインターネットを経由したトランザクションの直接処理も試みています。こうした実装の実地試験により、インターネット上のセキュリティが問題にはならないことが示されています。
Power.Enterprise! は、以下の通信オプションをすべてサポートしています。以下の接続方式のいずれかを使用しているパートナとトランザクションを実行できます。
Power.Enterprise! は、特定の業界向けではない Get2Connect.net という汎用 VAN への接続を提供しています。
他の VAN へ接続するために、Power.Enterprise! には Cleo A+ の試用ライセンスも含まれています。Cleo A+ は Windows システム用の通信パッケージで、非同期通信をサポートするマイクロ コンピュータ、ミニ コンピュータ、およびメインフレーム コンピュータとのファイル交換を可能にします。
|
|
|
|
||
 |
|
|
 |
 |
 |
|
||
