WebLogic Integration Administration Console の使用

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Application Integration

Application Integration モジュールでは、アプリケーション ビューおよびアダプタ インスタンスを管理できます。各アプリケーション ビューについて、以下の作業を行うことができます。

アダプタ インスタンスごとに、以下の作業を行うことができます。

注意 : アプリケーション ビューおよびアダプタ インスタンスを変更するには、Administrators グループ、IntegrationAdministrators グループ、または IntegrationOperators グループのメンバーとしてログインする必要があります。Worklist Console オンライン ヘルプの「ユーザ管理」にある WebLogic Integration のユーザ、グループ、ロール、およびセキュリティ ポリシーに関する説明を参照してください。

以下のトピックがあります。

Application Integration のモニタおよびコンフィグレーションについて

WebLogic Integration では、さまざまなレベルの抽象化によりエンタープライズ リソースを公開するための手段として、「アダプタ」、「アプリケーション ビュー」、「コントロール」を使用します。アダプタは、エンタープライズ リソース (SAP、PeopleSoft、Siebel など) との対話に必要とされる詳細な低水準 API を提供します。アプリケーション ビューは、「コントロール」と「アダプタ」の間の中間層を提供します。アプリケーション ビューは、XML インタフェースを持つコントロールをアダプタに提供するほか、アプリケーション ビュー接続をサスペンドしたり再開したりするための基本機能を提供します。アダプタをコンフィグレーションすると、イベント配信用のイベント接続かサービス呼び出し用のサービス接続またはその両方を利用できます。

注意 : WebLogic Integration アプリケーション、アプリケーション ビュー、アダプタ、イベント、およびサービスの詳細については、次の URL の『Application Integration 入門』を参照してください。
注意 : http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/docs81/aiover/index.html

WebLogic Integration Administration Console の Application Integration モジュールを使用すると、必要に応じて、アプリケーション ビューおよびアダプタのステータスをモニタしたり、これらのプロパティをコンフィグレーションしたりできます。また、これらをサスペンドまたは再起動 (再開または再デプロイ) することもできます。

以下の節では、Application Integration 管理に関連する基礎情報を示します。

アプリケーション ビュー インスタンスおよびアダプタ インスタンスのモニタ

WebLogic Integration アプリケーションの状態を調べるには、アプリケーション ビューおよびアダプタのステータスを表示します。おおまかなステータス情報だけでなく、アプリケーション ビューまたはアダプタ インスタンスごとにさらに詳細な統計情報を確認することもできます。

WebLogic Integration アプリケーションのステータス表示の詳細については、以下のトピックを参照してください。

以下の節では、表示される統計に関する重要な情報を示します。

MBean を作成し直すと統計はリセットされる

表示される統計は、アプリケーション ビューまたはアダプタの再デプロイごとに更新されることを理解することが重要です。WebLogic Integration Administration Console に表示される Application Integration 統計は、com.bea.wlai.management.runtime.AppViewSummaryMBean および com.bea.wlai.management.runtime.AdapterSummaryMBean MBeans から導出されます。パフォーマンス上の理由により、これらの MBean は統計をメモリ内にのみ格納します。ディスクまたは他の永続ストアには格納しません。したがって、MBean を破棄すると、そこに格納されている統計は失われます。

たとえば、アプリケーション ビューを含むアプリケーションを再デプロイした場合、そのアプリケーション ビューの MBean はすべて破棄され、作成し直されます。そのとき、アプリケーション ビューの統計はゼロにリセットされます。再デプロイしたアプリケーション ビューの統計ページを更新すると、その数はすべてゼロにリセットされます。同様に、アダプタ インスタンスを再デプロイすると、アダプタ インスタンスの統計はゼロにリセットされます。

単一サーバ環境の場合、管理対象サーバを再起動しても、アプリケーション ビューとアダプタの統計がゼロにリセットされます。

クラスタ環境の場合は、管理対象サーバを再起動すると、WebLogic Integration Administration Console に紛らわしい数が表示される場合があります。これは、表示される数が、クラスタ内のすべてのノード間の集約値であるためです。単一サーバ環境では、管理対象サーバを再起動すると、そのサーバに常駐する MBean だけが破棄され、作成し直されます。したがって、全統計のうち、再起動した管理対象サーバによって表される部分だけが失われます。

テスト中のアプリケーション ビューおよびアダプタの統計はモニタの対象になる

WebLogic Integration Administration Console には、WebLogic Integration - Application Integration Design Console でテストしているアプリケーション ビューおよびアダプタ インスタンスの統計などが表示されます。プロダクションの統計のみをモニタする場合は、テスト中のアプリケーション ビューまたはアダプタ インスタンスがないことを確認する必要があります。区別しやすくするため、Testing 状態のアプリケーション ビューおよびアダプタ インスタンスの名前は、__myapplicationview のように、先頭にアンダースコアが付きます。

アプリケーション ビューおよびアダプタ インスタンスのテストの詳細については、次の URL の「Application Integration Design Console の使い方」の「アプリケーション ビューの定義」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/aiuser/2usrdef.html

アプリケーション ビューおよびアダプタ インスタンスの再コンフィグレーション

システム環境を変更すると、アプリケーション ビューおよびアダプタ インスタンスのコンフィグレーションを更新する必要が出てくる場合があります。アプリケーションのパフォーマンスを微調整するには、接続プールまたは自動サスペンドの設定を変更します。アプリケーションに大きな変更を加えたい場合は、アダプタ インスタンス、イベント接続、またはサービス接続を変更します。システム障害が発生した場合は、アダプタ インスタンスまたはイベント対象を変更することで、EIS 停止または WebLogic Server クラスタの管理対象サーバの障害に対応します。

アプリケーション ビューおよびアダプタ インスタンスのプロパティの再コンフィグレーションの詳細については、以下のトピックを参照してください。

アプリケーション ビュー インスタンスおよびアダプタ インスタンスのサスペンド、再開、および再デプロイ

アプリケーション ビューに加えた変更のほとんどが、イベント配信またはサービス応答を中断することなく動的に適用されます。ただし、変更の中には、アダプタまたはアプリケーション ビューを再デプロイしないと有効にならないものもあります。

注意 : アダプタ インスタンスまたはアプリケーション ビューを再デプロイするとイベント配信およびサービス応答に中断が発生するため、これらの変更はプロダクション前の環境で行う必要があります。プロダクション環境で変更を加えるのは、緊急時またはクライアントの使用状況が停止していることがわかっているときだけにしてください。

定期的なシステム メンテナンスを行うときは、アプリケーション ビューまたはアダプタ インスタンスをサスペンドまたは再開できます。

注意 : アプリケーション ビュー サービスを呼び出した時点でアダプタ インスタンスがサスペンドされている場合、アプリケーションは強制的にサスペンド状態になります。具体的には、以下のとおりです。

アプリケーション ビューおよびアダプタ インスタンスのサスペンド、再開、再デプロイの詳細については、以下のトピックを参照してください。

Application Integration のセキュリティの管理

アプリケーション ビュー上でサービスの実行およびイベントのサブスクライブが認可されているロールのリストを指定できます Worklist Console オンライン ヘルプの「ユーザ管理」にある WebLogic Integration のユーザ、グループ、ロール、およびセキュリティ ポリシーに関する説明を参照してください。コンテナ管理のサインオンを有効にすると、サービス接続時に WebLogic Server ユーザ名を EIS ユーザ名とパスワードにプリンシパル マッピングすることもできます。

アプリケーション ビューおよびアダプタ インスタンスのセキュリティ管理の詳細については、以下のトピックを参照してください。

Application Integration モジュールの概要

Application Integration モジュールからアクセスできるページを表 6-1 に示します。この表では、ページごとに関連タスクとヘルプ トピックも示しています。

表 6-1 Application Integration モジュールの要素
ページ
関連タスク
ヘルプ トピック
アプリケーション ビューの管理
アプリケーション ビューの概要
アプリケーション ビューのリストを表示する。アプリケーション ビュー ID、状態、サービス数、エラー数、サービス平均経過時間、イベント数、および関連アダプタ タイプが表示される。
アプリケーション ビュー ID でリストをフィルタ処理する。使用 ? は任意の 1 文字、* は 0 個以上の文字を指定するときに使用する。
選択したアプリケーション ビューの [アプリケーション ビューの詳細] ページにアクセスする。
イベント数とサービス数をリセットする。
アプリケーション ビューの詳細
イベントおよびサービスのプロパティも含む、アプリケーション ビューのプロパティを表示する。
アプリケーション ビューをサスペンドまたは再開する。
以下のいずれかのページにアクセスして、設定を表示または更新する。
[アプリケーション ビューのコンテナ管理のサインオン設定]
[アプリケーション ビュー自動サスペンド設定]
[アプリケーション ビュー インスタンスの概要]
[アプリケーション ビュー環境変数]
[アプリケーション ビュー セキュリティ]
[アプリケーション ビュー イベント接続]
[アプリケーション ビュー サービス接続]
 
アプリケーション ビューのアダプタの [アダプタ インスタンスの詳細] ページにアクセスする。
アプリケーション ビューのコンテナ
管理のサインオン設定
コンテナ管理のサインオンを有効または無効にする。
アプリケーション ビュー自動サスペンド設定
自動サスペンドのプロパティを表示および設定する。自動サスペンドを有効または無効にする。自動サスペンド タイムアウト、またはサスペンドされたリクエストの再試行間隔を変更する。
アプリケーション ビュー インスタンスの概要
イベント タイプごとに、イベント数およびエラー数、1 秒あたりのイベント数、およびサスペンドされているイベント数を表示する。
サービス タイプごとに、同期サービスおよび非同期サービスの数、エラーの数、サスペンドされているサービスの数、平均経過時間、および非同期サービスの平均待機時間を表示する。
最終イベント数リセット時刻および最終サービス数リセット時刻を表示する。
イベント数とサービス数をリセットする。
アプリケーション ビュー環境変数
アプリケーション ビューで定義されている環境変数ごとに、デフォルト値および現在の値を表示する。現在の値を設定または更新する。
アプリケーション ビュー セキュリティ
アプリケーション ビュー上でサービスの実行およびイベントのサブスクライブが認可されているロールを表示および変更する。
アプリケーション ビュー イベント接続
アプリケーション ビューのイベントで使用するアダプタを表示および変更する。
アプリケーション ビュー サービス接続
アプリケーション ビューのサービスで使用するアダプタを表示および変更する。
アダプタ インスタンスの管理
アダプタ インスタンス概要
すべてのアダプタ インスタンスのリストを表示する。アダプタ インスタンス ID、状態、イベント数、イベント エラー数、最終イベント配信時刻、およびアダプタ タイプが表示される。
アダプタ インスタンス ID でリストをフィルタ処理する。使用 ? は任意の 1 文字、* は 0 個以上の文字を指定するときに使用する。
選択したアダプタ インスタンスの [アダプタ インスタンスの詳細] ページにアクセスする。
アダプタ インスタンスの詳細
名前、ID、アプリケーション名、説明、状態、現在の状態の原因、自動サスペンドの状態 (有効または無効)、自動サスペンド タイムアウト、イベント接続が有効かどうか、などのアダプタ インスタンス情報を表示する。
アダプタ インスタンスをサスペンドまたは再開する。
アダプタ インスタンスを再デプロイして、変更内容を有効にする。
以下のいずれかのページにアクセスして、アダプタ インスタンスの追加情報を表示する。
[アダプタ インスタンス統計]
[アダプタ インスタンスの依存アプリケーション ビュー]
 
以下のいずれかを選択して設定を更新する。
[アダプタ インスタンス自動サスペンド設定]
[アダプタ インスタンス イベント接続]
[アダプタ インスタンス サービス接続]
 
アダプタ インスタンス統計
アダプタ インスタンスのイベントおよびサービスの統計を表示する。
アダプタ インスタンスの依存アプリケーション ビュー
アダプタ インスタンスに依存するすべてのアプリケーション ビューのリストを表示する。
アダプタ インスタンス自動サスペンド設定
アダプタ インスタンスの自動サスペンドを有効化または無効化する。自動サスペンド タイムアウトをリセットする。
アダプタ インスタンス イベント接続
アダプタのイベント接続のイベント プロパティを表示および変更する。
イベント生成対象を設定する。
アダプタ インスタンス サービス接続
サービス呼び出しを処理するために使用できるすべての接続ファクトリのリストを表示する。
[アダプタ インスタンス サービス接続の詳細] ページにアクセスして、サービス接続のプロパティを表示および変更する。
アダプタ インスタンス サービス接続の詳細
接続プールからの接続の取得が認可されているロールのリストなど、サービス接続のプロパティを表示する。[アダプタ インスタンス サービス接続の詳細の編集] ページにアクセスして、プロパティを更新する。
接続ファクトリの接続プール設定を表示する。
[WLS から EIS へのプリンシパル マッピング] ページにアクセスする。
アダプタ インスタンス サービス接続の詳細の編集
サービスのプロパティを編集する。
接続ファクトリの接続プール設定を更新する。
接続プールからの接続の取得が認可されているロールのリストを更新する。
WLS から EIS へのプリンシパル マッピング
WebLogic Server から EIS へのユーザ名のマッピングを表示する。
リストからエントリを削除する。
[WLS から EIS へのプリンシパル マッピングの詳細] ページにアクセスして、WebLogic Server から EIS へのユーザ名のマッピングを追加または更新する。
WLS から EIS へのプリンシパル マッピングの詳細
WebLogic Server のユーザ名と EIS のユーザ名とのマッピングを追加または更新する。

アプリケーション ビューのリスト表示および検索

[アプリケーション ビューの概要] ページでは、各アプリケーション ビューについて、以下の情報が表示されます。プロパティの詳細については、「アプリケーション ビュー詳細の表示および変更」を参照してください。

図 6-1 [アプリケーション ビューの概要] ページ

[アプリケーション ビューの概要] ページ

表 6-2 [アプリケーション ビューの概要] ページの要素
プロパティ
説明
AppView ID
アプリケーション ビュー ID。[アプリケーション ビューの詳細] ページにリンクしている。「アプリケーション ビュー詳細の表示および変更」を参照。

注意 : Testing 状態のアプリケーション インスタンスの名前の先頭にはアンダースコアが付く。

状態
アプリケーション ビューの現在のデプロイ状態 (Deployed、Undeployed、Deploying、Undeploying、Deploy Failed、Suspending、Suspended、Resuming、Testing)。
サービス数
サービス数が前回リセットされてから呼び出されたサービスの数。
エラー数
サービス エラー数が前回リセットされてから発生したサービス エラーと、イベント エラー数が前回リセットされてから発生したイベント配信エラーの合計。
サービス平均経過時間 (ミリ秒)
サービス平均経過時間 (ミリ秒)。サービス呼び出しの平均経過時間 (ミリ秒)。同期サービスと非同期サービスの経過時間の平均。非同期サービスの場合、アダプタとの通信時間のみが経過時間に含まれ、非同期要求での待機時間は含まれない。
イベント数
イベント数が前回リセットされてから配信されたイベントの数。
関連アダプタ タイプ
アプリケーション ビューで使用されているアダプタの名前。

  1. ホーム ページで、[Application Integration] モジュールを選択します。
  2. 左側のパネルから、[アプリケーション ビュー] を選択します。
  3. 特定のアプリケーション ビューを検索するには、以下のいずれかを実行します。
    • リストを再度ソートする。ソートできるカラムには、昇順の [アプリケーション ビューの概要] ページ および降順の [アプリケーション ビューの概要] ページ の矢印ボタンが付いています。ソート順を変更するには、このボタンをクリックします。
    • ページをスクロールする。左下隅のコントロールを使用します。ページ番号を選択して任意のページに移動するか、矢印ボタンを使用して、次の [アプリケーション ビューの概要] ページ、前の [アプリケーション ビューの概要] ページ、最初の [アプリケーション ビューの概要] ページ、または最後の [アプリケーション ビューの概要] ページ を使用します。

アダプタ インスタンスのリスト表示および検索

[アダプタ インスタンス概要] ページでは、各アダプタ インスタンスについて、以下の情報が表示されます。プロパティの詳細については、「アダプタ インスタンス詳細の表示および変更」を参照してください。

図 6-2 [アダプタ インスタンス概要] ページ

アダプタ インスタンス概要ページ

  1. ホーム ページで、[Application Integration] モジュールを選択します。
  2. 左側のパネルから、[アダプタ インスタンス] を選択します。
  3. 特定のアダプタ インスタンスを検索するには、以下のいずれかを実行します。
    • リストを再度ソートする。ソートできるカラムには、昇順 [アダプタ インスタンス概要] ページ および降順 [アダプタ インスタンス概要] ページ の矢印ボタンが付いています。ソート順を変更するには、このボタンをクリックします。
    • ページをスクロールする。左下隅のコントロールを使用します。ページ番号を選択して任意のページに移動するか、矢印ボタンを使用して、次の [アダプタ インスタンス概要] ページ、前の [アダプタ インスタンス概要] ページ、最初の [アダプタ インスタンス概要] ページ、または最後の [アダプタ インスタンス概要] ページ を使用します。

アプリケーション ビュー インスタンスの統計の表示

[アプリケーション ビュー インスタンスの概要] ページには、アプリケーション ビュー タイプのすべてのインスタンスについて、以下の情報が表示されます。また、前回値がリセットされた時刻も表示されます (「数のリセット」を参照)。数の詳細については、「表示される統計について」を参照してください。

図 6-3 [アプリケーション ビュー インスタンスの概要]

アプリケーション ビュー インスタンスの概要

  1. アプリケーション ビューを検索します。「アプリケーション ビューのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アプリケーション ビュー ID をクリックし、[アプリケーション ビューの詳細] ページを表示します。
  3. [主な詳細] セクションの [統計を表示] をクリックします。

関連トピック

アダプタ インスタンスの統計の表示

[アダプタ インスタンス統計] ページには、アダプタ インスタンスについて、以下の情報が表示されます。また、前回値がリセットされた時刻も表示されます (「数のリセット」を参照)。数の詳細については、「表示される統計について」を参照してください。

図 6-4 [アダプタ インスタンス統計] ページ

[アダプタ インスタンス統計] ページ

表 6-5 [アダプタ インスタンス統計] ページの要素
プロパティ
説明
アダプタ インスタンス統計
ID
アダプタ インスタンス ID。
イベントの統計
イベント数
イベント数が前回リセットされてから配信されたイベントの数。
イベント エラー数
イベント数が前回リセットされてから発生したイベント エラーの数。
最終イベント配信時刻
前回イベントが配信されたシステム時間。
サスペンドされたイベント数
Suspended 状態のアダプタ インスタンスでサスペンドされているイベントの数。
サービスの統計
同期サービス数
サービス数が前回リセットされてから呼び出された同期サービスの数。

注意 : 同期サービス数は、コントロール サービス メソッドの制御が戻るごとにインクリメントされる。後続の障害によってロールバックが発生しても、この同期サービス数はロールバックされない。同期サービス数がインクリメントされたにもかかわらず EIS が更新されない場合は、下流で何らかの障害 (XQuery トランスフォーメーションなど) が発生し、それによってロールバックされたことを意味する。

同期サービス エラー数
サービス数が前回リセットされてから発生した同期サービス エラーの数。
サービス平均経過時間 (ミリ秒)
同期サービス呼び出しの平均経過時間 (ミリ秒)。
サスペンドされた非同期サービス リクエスト数
Suspended 状態のアダプタ インスタンスでサスペンドされている非同期サービス呼び出しの数。
最終サービス呼び出し時刻
前回サービスの要求が受信されたシステム時間。

  1. アダプタ インスタンスを検索します。「アダプタ インスタンスのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アダプタ ID をクリックし、[アダプタ インスタンスの詳細] ページを表示します。
  3. [統計を表示] をクリックします。

関連トピック

サービス接続の接続ファクトリ プール統計の表示

[アダプタ インスタンス サービス接続の詳細] ページには、選択したサービス接続について、以下の接続ファクトリ プール統計情報が表示されます。

これらの統計情報は、WebLogic Server の weblogic.management.runtime.ConnectorConnectionPoolRuntimeMBean により提供されます。ConnectorConnectionPoolRuntimeMBean インタフェースにより提供される情報の詳細については、http://edocs.bea.com/wls/docs92/javadocs/ の WebLogic Server Javadoc を参照してください。

  1. アダプタ インスタンスを検索します。「アダプタ インスタンス詳細の表示および変更」を参照してください。
  2. アダプタ ID をクリックし、[アダプタ インスタンスの詳細] ページを表示します。
  3. [サービス接続の編集] をクリックし、[アダプタ インスタンス サービス接続] ページを表示します。
  4. プロパティを変更するサービス接続の名前をクリックします。
  5. [アダプタ インスタンス サービス接続の詳細] ページが表示されます。[接続ファクトリ プール統計] セクションに、上の表に示した統計情報が表示されます。

  6. [戻る] をクリックし、[アダプタ インスタンス サービス接続] ページに戻ります。
  7. 別のサービス接続を選択して表示するか、[戻る] をクリックして [アダプタ インスタンスの詳細] ページに戻ります。

アダプタ インスタンスの依存アプリケーション ビューの表示

アダプタ インスタンスを再デプロイするとき、そのアダプタ インスタンスの依存アプリケーション ビューが再デプロイされます。[アダプタ インスタンスの依存アプリケーション ビュー] ページには、イベント配信またはサービス呼び出しに指定したアダプタ インスタンスに依存する各アプリケーション ビューの ID とステータスが表示されます。また、アダプタ インスタンスのアダプタ ID とアプリケーション名も表示されます。

図 6-6 アダプタ インスタンスの依存アプリケーション ビュー

アダプタ インスタンスの依存アプリケーション ビュー

  1. アダプタ インスタンスを検索します。「アダプタ インスタンスのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アダプタ ID をクリックし、[アダプタ インスタンスの詳細] ページを表示します。
  3. [依存アプリケーション ビュー] をクリックします。

関連トピック

アプリケーション ビュー詳細の表示および変更

[アプリケーション ビューの詳細] ページでは、以下の作業を行うことができます。

  1. アプリケーション ビューを検索します。「アプリケーション ビューのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アプリケーション ビュー ID をクリックし、[アプリケーション ビューの詳細] ページを表示します。
  3. アプリケーション ビューの統計を表示するには、「アプリケーション ビュー インスタンスの統計の表示」を参照してください。
  4. コンテナ管理のサインオン設定を有効または無効にする場合は、「コンテナ管理のサインオンの有効化または無効化」を参照してください。
  5. 自動サスペンドを有効または無効にするには、「アプリケーション ビューの自動サスペンド設定の表示および変更」を参照してください。
  6. 環境変数を設定するには、「アプリケーション ビューの環境変数の表示および変更」を参照してください。
  7. セキュリティ ポリシーを更新するには、「セキュリティ ポリシーの更新」を参照してください。
  8. イベント配信で使用するアダプタを変更するには、「アプリケーション ビューのイベント接続の変更」を参照してください。
  9. サービス呼び出しで使用するアダプタを変更するには、「アプリケーション ビューのサービス接続の変更」を参照してください。
  10. アプリケーション ビューをサスペンドまたは再開するには、「アプリケーション ビューまたはアダプタ インスタンスのサスペンドまたは再開」を参照してください。

[アプリケーション ビューの詳細] ページには、以下の情報が表示されます。

図 6-7 アプリケーション ビューの詳細

アプリケーション ビューの詳細

表 6-6 [アプリケーション ビューの詳細] ページの要素
プロパティ
説明
主な詳細
名前
アプリケーション ビューがある J2EE アプリケーションの名前。
説明
アプリケーション ビューの説明。
状態
アプリケーション ビューの現在の状態。
Undeployed
アプリケーション ビューでサービス呼び出しまたはイベント配信を利用できない。
Deploying
アプリケーション ビューでサービス呼び出しおよびイベント配信を利用するための準備を行っている。
Deployed
アプリケーション ビューを使用する準備が整っている。EIS によってイベントが生成され、サービス呼び出しが許可されると、イベントを利用できる。
Deploy Failed
アプリケーション ビューがデプロイされなかったため使用できない。
Suspending
アプリケーション ビューがサスペンド処理を行っている。
 
Suspended
アプリケーション ビューでイベントまたはサービス、あるいはその両方がサスペンドされている。実行中のイベント配信およびサービス呼び出しは完了できる。新しいイベントおよび非同期サービス呼び出しについては受信されるが、アプリケーション ビューがデプロイ状態になるまでイベントは配信されない。また、サービスも提供されない。同期サービス呼び出しは失敗する。
Resuming
アプリケーション ビューがサスペンド状態からデプロイ状態に戻る処理を行っている。
Undeploying
アプリケーション ビューがアンデプロイ処理を行っており、使用できない。アプリケーション ビューのリソースがリリースされ、サブスクリプションが関連イベント アダプタ インスタンスから取り消されている。サービスの呼び出しは ApplicationView 例外で失敗し、イベントは配信されない。
Testing
WebLogic Integration - Application Integration Design Console でアプリケーション ビューをテストしている。テスト中のアプリケーション ビューの名前は WebLogic Integration Administration Console に表示される。この名前の先頭にはアンダースコアが付く。
アプリケーション ビューのテストの詳細については、次の URL の『Application Integration Design Console の使い方』の「アプリケーション ビューの定義」を参照。
現在の状態の原因
アプリケーション ビューが [Deploy Failed] または [Suspended] の場合、送出された例外、またはアプリケーションがこの状態になっている理由。
コンテナ管理のサインオンを有効化
関連するアダプタ インスタンスの接続ファクトリがコンテナ管理のサインオンを使用しているか、アプリケーション管理のサインオンを使用しているかを指定する。
false
コンテナ管理のサインオンが無効になっており、このアプリケーション ビューのサービス接続ファクトリのプリンシパル マッピングはすべて無視される。クライアント コンポーネントが EIS を呼び出して接続を確立するときに、必要なセキュリティ情報 (通常はユーザ名およびパスワード) を提供する。
true
コンテナ管理のサインオンが有効になっている。WebLogic Server から EIS へのプリンシパル マッピングが存在しており、現在の WebLogic ユーザの WebLogic ユーザ名に対してマッピングがあるときは必ず、このアプリケーション ビューのサービス接続ファクトリは、マップされた EIS ユーザ名を使用して接続を認証する。
自動サスペンドを有効化
アダプタ インスタンスのイベント接続セクションからの要求によって、またはサービス呼び出し中に接続関連の例外が検出された場合に、アプリケーション ビューを自動サスペンドできるようにするかどうかを指定する。
false
自動サスペンドが無効になっている。
true
自動サスペンドが有効になっている。EIS インスタンスが一時的に使用できなくなっていると WebLogic Integration が判断したら、アプリケーション ビューがサスペンドされる。EIS インスタンスが利用できるようになるか、自動サスペンド期間を過ぎると、アプリケーション ビューは自動的に再開する。
イベント
アダプタ インスタンス
アプリケーション ビューがイベント配信で使用するアダプタ インスタンスの ID。
イベントのリスト
アプリケーション ビューで定義されている各イベントのエントリ。
イベント名
イベントの名前。
説明
イベントの説明。
最終イベント呼び出し時刻
前回イベントが配信された時刻。
イベント エラー数
イベント数が前回リセットされてから発生したイベント エラーの数。
サービス
アダプタ インスタンス
アプリケーション ビューがサービス呼び出しで使用するアダプタ インスタンスの ID。
サービスのリスト
アプリケーション ビューで定義されている各サービスのエントリ。
サービス名
サービスの名前。
説明
サービスの説明。
最終サービス呼び出し時刻
前回サービスが呼び出された時刻。
同期サービス エラー数
同期サービス エラー数。サービス数が前回リセットされてから発生した同期エラーの数。
非同期サービス エラー数
非同期サービス エラー数。サービス数が前回リセットされてから発生した非同期エラー数。

関連トピック

アダプタ インスタンス詳細の表示および変更

[アダプタ インスタンスの詳細] ページでは、以下の作業を行うことができます。

[アダプタ インスタンスの詳細] ページには、[アダプタ インスタンス概要] ページまたは [アプリケーション ビューの詳細] ページからアクセスします。

  1. 以下のいずれかを実行します。
  2. アダプタ ID をクリックし、[アダプタ インスタンスの詳細] ページを表示します。
  3. アダプタ インスタンスの自動サスペンドを有効または無効にする場合は、「アダプタ インスタンスの自動サスペンド設定の表示および変更」を参照してください。
  4. アダプタ インスタンスの統計を表示するには、「アダプタ インスタンスの統計の表示」を参照してください。
  5. アダプタ インスタンスに依存するアプリケーション ビューのリストを表示する場合は、「アダプタ インスタンスの依存アプリケーション ビューの表示」を参照してください。
  6. イベント配信で使用するアダプタのプロパティを表示および変更するには、「イベント接続のプロパティの表示および変更」を参照してください。
  7. サービス呼び出しで使用するアダプタのプロパティを表示および変更するには、「サービス接続のプロパティの表示および変更」を参照してください。
  8. アダプタ インスタンスをサスペンドまたは再開するには、「アプリケーション ビューまたはアダプタ インスタンスのサスペンドまたは再開」を参照してください。
  9. アダプタ インスタンスを再デプロイするには、「アダプタ インスタンスの再デプロイ」を参照してください。

[アダプタ インスタンスの詳細] ページには、以下の情報が表示されます。

図 6-8 アダプタ インスタンスの詳細

アダプタ インスタンスの詳細

表 6-7 [アダプタ インスタンスの詳細] ページの要素
プロパティ
説明
名前
アダプタ インスタンスの名前。
ID
アダプタ ID。
アプリケーション名
アプリケーションの名前。
説明
アダプタ インスタンスの説明。
状態
アダプタ インスタンスの現在の状態。
Undeployed
このアダプタ インスタンスは、接続の確立またはイベントの配信には利用できない。
Deploying
このアダプタ インスタンスは、接続を確立またはイベントを配信する準備中。
Deployed
このアダプタ インスタンスを使用する準備が整っている。EIS によってイベントが生成され、接続が確立されると、イベントを利用できる。
Deploy Failed
このアダプタ インスタンスはデプロイされなかったため使用できない。
Suspending
このアダプタ インスタンスはサスペンド処理を行っている。
Suspended
このアダプタ インスタンスのイベントのみ、サスペンドされている。実行中のイベント配信は完了できる。新しいイベントについては、受信はされるがアダプタ インスタンスがデプロイ状態になるまで配信されない。
Resuming
このアダプタ インスタンスは、サスペンド状態からデプロイ状態に戻る処理を行っている。
Undeploying
このアダプタ インスタンスは、アンデプロイ処理を行っているため使用できない。接続の確立は例外で失敗し、イベントは配信されない。
Testing
WebLogic Integration - Application Integration Design Console で、このアダプタ インスタンスをテストしている。テスト中のアダプタ インスタンスの名前は WebLogic Integration Administration Console に表示される。この名前の先頭には 4 つのアンダースコアが付く。
アダプタ インスタンスのテストの詳細については、次の URL の『Application Integration Design Console の使い方』の「アプリケーション ビューの定義」を参照。
現在の状態の原因
このアダプタ インスタンスが [Deploy Failed] または [Suspended] の場合、送出された例外、またはインスタンスがこの状態になっている理由。
イベント接続を有効化
このアダプタ インスタンスが、イベントをサポートするようデザイン時にコンフィグレーションされたかどうか。イベント接続のコンフィグレーションの詳細については、次の URL の『Application Integration Design Console の使い方』の「アプリケーション ビューの定義」を参照。
自動サスペンドを有効化
true
自動サスペンドが有効になっている。EIS インスタンスが一時的に使用できなくなっていると WebLogic Integration が判断したら、アダプタ インスタンスがサスペンドされる。EIS インスタンスが利用できるようになるか、自動サスペンド タイムアウトを過ぎると、アダプタ インスタンスは自動的に再開する。
false
自動サスペンドが無効になっている。
自動サスペンド タイムアウト
自動サスペンドの継続時間 (秒)。有効な値は 02147483647 秒。タイムアウト時間を無制限にするには -1 を指定する。
デフォルト値は 1800

イベント接続のプロパティの表示および変更

[アダプタ インスタンス イベント接続] ページでは、アダプタ インスタンスのイベント プロパティを表示および変更できます。このページには、各イベント プロパティの名前と現在の値が表示されています。

注意 : イベント プロパティはアダプタ固有です。イベント プロパティおよびその設定の詳細については、アダプタのマニュアルを参照してください。

アダプタ固有のイベントのプロパティを表示、更新できるほか、イベント生成対象 (アダプタ インスタンスのイベント ジェネレータの起動対象となる管理対象サーバのリスト) を定義することもできます。詳細については、「イベント生成対象の変更」を参照してください。

  1. アダプタ インスタンスを検索します。「アダプタ インスタンスのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アダプタ ID をクリックし、[アダプタ インスタンスの詳細] ページを表示します。
  3. [イベント接続の編集] をクリックします。
  4. 必要に応じて、1 つまたは複数のイベント プロパティに対して新しい設定値を入力します。
  5. 以下のいずれかを実行します。
    • イベント接続のプロパティを更新する場合は、[送信] をクリックする。
    • 最後に保存した値にリセットする場合は、[リセット] をクリックする。
    • 変更を取り消す場合は、[取消し] をクリックする。
注意 : イベント接続プロパティへの変更を有効にするには、アダプタ インスタンスを再デプロイする必要があります。再デプロイについては、「アダプタ インスタンスの再デプロイ」を参照してください。

関連トピック

サービス接続のプロパティの表示および変更

[アダプタ インスタンス サービス接続の詳細] ページでは、アダプタ インスタンスのサービス プロパティを表示および変更できます。このページには、各サービス プロパティの名前と現在の値が表示されています。

注意 : サービス プロパティはアダプタ固有です。サービス プロパティおよびその設定の詳細については、アダプタのマニュアルを参照してください。
注意 : JdbcDbType プロパティは、以前使用されていましたが、現在は使用されていないフィールドです。

アダプタ固有のサービス プロパティのほか、以下のことも行うことができます。

  1. アダプタ インスタンスを検索します。「アダプタ インスタンス詳細の表示および変更」を参照してください。
  2. アダプタ ID をクリックし、[アダプタ インスタンスの詳細] ページを表示します。
  3. [サービス接続の編集] をクリックし、[アダプタ インスタンス サービス接続] ページを表示します。
  4. プロパティを変更するサービス接続の名前をクリックします。
  5. [アダプタ インスタンス サービス接続の詳細] ページが表示されます。[接続ファクトリ プール統計] セクションに表示される統計情報の詳細については、「サービス接続の接続ファクトリ プール統計の表示」を参照してください。

  6. [プロパティの編集] をクリックします。
  7. [アダプタ インスタンス サービス接続の詳細の編集] ページが表示されます。

  8. 必要に応じて、1 つまたは複数のサービス プロパティに対して新しい設定値を入力します。
  9. セキュリティ ポリシーの更新または接続プール サイズのパラメータの詳細については、「接続プール サイズ パラメータの表示および変更」または「セキュリティ ポリシーの更新」を参照してください。

  10. 以下のいずれかを実行します。
    • サービス接続のプロパティを更新する場合は、[送信] をクリックする。
    • 最後に保存した値にリセットする場合は、[リセット] をクリックする。
    • 変更を取り消す場合は、[取消し] をクリックする。
注意 : サービス接続のプロパティへの変更を有効にするには、アダプタ インスタンスを再デプロイする必要があります。再デプロイについては、「アダプタ インスタンスの再デプロイ」を参照してください。

関連トピック

接続プール サイズ パラメータの表示および変更

[アダプタ インスタンス サービス接続の詳細] ページでは、アダプタ インスタンスに関連付けられている接続ファクトリの最小接続プール サイズと最大接続プール サイズを表示および変更したり、プールの縮小を許可するかどうかを指定したりできます。

利用できる設定の概要を次の表に示します。

表 6-8 [アダプタ インスタンス サービス接続の詳細] ページの詳細
設定
説明
必須/
省略可能
[最小プール サイズ] フィールドに、最小接続数を入力する。
接続ファクトリの最小接続プール サイズ。有効な値は 02147483647
デフォルト値は 1
必須
[最大プール サイズ] フィールドに、最大接続数を入力する。
接続ファクトリの最大接続プール サイズ。有効な値は、最小プール サイズまたは 12147483647
デフォルト値は 10
必須
[プールの縮小を許可] チェック ボックスをチェックしてこのオプションを有効にするか、チェックをはずして無効にする。
[プールの縮小を許可] を有効にすると、WebLogic Server はアイドル接続を破棄し、初期プール容量または現在使用中の接続数のどちらか多い方まで接続数を減らすことができる。
必須

  1. アダプタ インスタンスを検索します。「アダプタ インスタンスのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アダプタ ID をクリックし、[アダプタ インスタンスの詳細] ページを表示します。
  3. [サービス接続の編集] をクリックし、[アダプタ インスタンス サービス接続] ページを表示します。
  4. 接続プール パラメータを表示または変更するサービス接続の名前をクリックします。
  5. [アダプタ インスタンス サービス接続の詳細] ページが表示されます。

  6. [プロパティの編集] をクリックします。
  7. [アダプタ インスタンス サービス接続の詳細の編集] ページが表示されます。

  8. 上記の表の説明に従って、設定をコンフィグレーションします。
  9. 以下のいずれかを実行します。
    • サービス接続のプロパティを更新する場合は、[送信] をクリックする。
    • 最後に保存した値にリセットする場合は、[リセット] をクリックする。
    • 変更を取り消す場合は、[取消し] をクリックする。
注意 : サービス接続のプロパティへの変更を有効にするには、アダプタ インスタンスを再デプロイする必要があります。再デプロイについては、「アダプタ インスタンスの再デプロイ」を参照してください。

関連トピック

アプリケーション ビューの自動サスペンド設定の表示および変更

[アプリケーション ビュー自動サスペンド設定] ページでは、アプリケーション ビューの自動サスペンドを有効または無効にできます。また、自動サスペンドのタイムアウトや再試行間隔を表示および変更することもできます。使用できる設定項目を次に示します。

図 6-9 アプリケーション ビュー自動サスペンド設定

アプリケーション ビュー自動サスペンド設定

表 6-9 [アプリケーション ビュー自動サスペンド設定] ページの要素
設定
説明
必須/
省略可能
[自動サスペンドを有効化] チェック ボックスをチェックして自動サスペンドを有効にするか、チェックをはずして無効にする。
自動サスペンドが有効になっている場合、EIS インスタンスが一時的に使用できなくなっていると WebLogic Integration が判断したら、アプリケーション ビューがサスペンドされる。EIS インスタンスが利用できるようになるか、自動サスペンド期間を過ぎると、アプリケーション ビューは自動的に再開する。
必須
[自動サスペンド タイムアウト] フィールドに、秒数を入力する。
自動サスペンドの継続時間。有効な値は 02147483647 秒。タイムアウト時間を無制限にするには -1 を指定する。
デフォルト値は 1800
必須
[サスペンドされたリクエストの再試行間隔] フィールドに、秒数を入力する。
サスペンドされたリクエストを再試行するまでの時間。有効な値は 02147483647 秒。
デフォルト値は 3
必須

  1. アプリケーション ビューを検索します。「アプリケーション ビューのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アプリケーション ビュー ID をクリックし、[アプリケーション ビューの詳細] ページを表示します。
  3. [自動サスペンドを有効化] で [設定の変更] をクリックし、[アプリケーション ビュー自動サスペンド設定] ページを表示します。
  4. 上記の表の説明に従って、設定をコンフィグレーションします。
  5. 設定を更新する場合は、[送信] をクリックします。

関連トピック

アダプタ インスタンスの自動サスペンド設定の表示および変更

[アダプタ インスタンス自動サスペンド設定] ページでは、アダプタ インスタンスの自動サスペンド設定を有効または無効にしたり、自動サスペンド タイムアウトを更新したりすることができます。使用できる設定項目を次に示します。

図 6-10 [アダプタ インスタンス自動サスペンド設定] ページ

[アダプタ インスタンス自動サスペンド設定] ページ

表 6-10 [アダプタ インスタンス自動サスペンド設定] ページの要素
設定
説明
必須/
省略可能
[自動サスペンドを有効化] チェック ボックスをチェックして自動サスペンドを有効にするか、チェックをはずして無効にする。
自動サスペンドが有効になっている場合、EIS インスタンスが一時的に使用できなくなっていると WebLogic Integration が判断したら、アダプタ インスタンスがサスペンドされる。EIS インスタンスが利用できるようになるか、自動サスペンド タイムアウトを過ぎると、アダプタ インスタンスは自動的に再開する。
必須
[自動サスペンド タイムアウト] フィールドに、秒数を入力する。
自動サスペンドの継続時間。有効な値は 02147483647 秒。タイムアウト時間を無制限にするには -1 を指定する。
デフォルト値は 1800
必須

  1. アダプタ インスタンスを検索します。「アダプタ インスタンスのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アプリケーション ビュー ID をクリックし、[アダプタ インスタンスの詳細] ページを表示します。
  3. [設定の変更] をクリックし、[アダプタ インスタンス自動サスペンド設定] ページを表示します。
  4. 上記の表の説明に従って、設定をコンフィグレーションします。
  5. 設定を更新する場合は、[送信] をクリックします。

関連トピック

アプリケーション ビューの環境変数の表示および変更

[アプリケーション ビュー環境変数] ページには、アプリケーション ビューで定義されている環境変数の名前、説明、タイプ、デフォルト値、および現在の値が表示されます。[アプリケーション ビュー環境変数] ページで、これらの値を変更することもできます。

図 6-11 アプリケーション ビュー環境変数

アプリケーション ビュー環境変数

注意 : 環境変数を追加または削除するには、[WebLogic Integration|Application Integration Design Console] を使用する必要があります。環境変数の追加および削除の詳細については、次の URL の『Application Integration Design Console の使い方』の「アプリケーション ビューの定義」を参照してください。
注意 : http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/aiuser/2usrdef.html

環境変数の値を変更すると、アダプタのデザインによっては、その環境変数を使用するアダプタ インスタンスまたはアプリケーションを再デプロイしなければならない場合があります。たとえば、DBMS サンプル アダプタの場合、サービスが使用する環境変数への変更は動的に適用されますが、イベントに関連する環境変数への変更を有効にするには、イベント接続をホストするアダプタを再デプロイする必要があります。固有の環境変数の詳細については、アダプタのマニュアルを参照してください。

  1. アプリケーション ビューを検索します。「アプリケーション ビューのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アプリケーション ビュー ID をクリックし、[アプリケーション ビューの詳細] ページを表示します。
  3. [主な詳細] セクションの [環境変数の設定] をクリックして、[アプリケーション ビュー環境変数] ページを表示します。
  4. 必要に応じて、1 つまたは複数の環境変数の新しい値を入力します。
  5. 以下のいずれかを実行します。
    • 設定を更新する場合は、[送信] をクリックする。
    • 変更を取り消す場合は、[取消し] をクリックする。
注意 : 動的に適用されない変更については、環境変数を使用するアダプタ インスタンスまたはアプリケーションを再デプロイする必要があります。環境変数設定への変更が有効になるのは、アプリケーションが正常に再デプロイされた場合だけです。

アダプタ インスタンスの再デプロイについては、「アダプタ インスタンスの再デプロイ」を参照してください。WebLogic Server Administration Console でのアプリケーションの再デプロイの詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs92/ConsoleHelp/core/index.html の WebLogic Server Adminstration Console オンライン ヘルプの「アプリケーションおよびモジュールのデプロイ」にあるアプリケーションのデプロイ、再デプロイ、および停止に関する説明を参照してください。

関連トピック

WebLogic Server から EIS へのプリンシパル マッピングの表示および変更

アプリケーション ビューのコンテナ管理のサインオンが有効になっている場合、WebLogic Integration は、アプリケーション ビューでのサービス接続時に WebLogic Server ユーザ名を EIS ユーザ名とパスワードにプリンシパル マッピングできます。[WLS から EIS へのプリンシパル マッピング] ページでは、このプリンシパル マッピングを表示および変更できます。このページには、名前付きアダプタ インスタンスと接続ファクトリについて、既存の各プリンシパル マッピングの WebLogic Server ユーザ名および EIS ユーザ名が表示されます。

図 6-12 アダプタ インスタンス サービス接続

アダプタ インスタンス サービス接続

注意 : コンテナ管理のサインオンが無効になっている場合、WebLogic Integration はプリンシパル マッピングを無視します。
  1. サービス接続のアダプタ インスタンスを検索します。「アプリケーション ビューのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アダプタ インスタンス ID をクリックし、[アダプタ インスタンスの詳細] ページを表示します。
  3. [サービス接続の編集] をクリックし、[アダプタ インスタンス サービス接続] ページを表示します。
  4. 接続プール パラメータを表示または変更するサービス接続の名前をクリックします。
  5. [アダプタ インスタンス サービス接続の詳細] ページが表示されます。

  6. [WLS から EIS へのプリンシパル マップ] をクリックし、[WLS から EIS へのプリンシパル マッピング] ページに既存のプリンシパル マッピングを表示します。
  7. [WLS から EIS へのプリンシパル マッピング] ページで、削除する 1 つまたは複数のプリンシパル マッピングの左側にあるチェック ボックスをチェックします。
  8. [削除] をクリックします。
  9. 選択したマッピングが削除され、サービス接続に対する残りのプリンシパル マッピングが [WLS から EIS へのプリンシパル マッピング] ページに表示されます。

  10. [WLS から EIS へのプリンシパル マッピング] ページで [マッピングの追加] をクリックし、[WLS から EIS へのプリンシパル マッピングの詳細] ページを表示します。
  11. 図 6-13 WLS から EIS へのマッピング


    WLS から EIS へのマッピング

  12. [ソース WLS ユーザ名] には WebLogic Server のユーザ名を、[対象 EIS ユーザ名] には EIS のユーザ名を、[対象 EIS パスワード] には EIS パスワードをそれぞれ入力し、新しいプリンシパル マッピングを作成します。
  13. 以下のいずれかを実行します。
    • マッピングを追加する場合は、[送信] をクリックする。
    • フィールドをクリアする場合は、[リセット] をクリックする。
    • マッピングを取り消す場合は、[取消し] をクリックする。
  14. [WLS から EIS へのプリンシパル マッピング] ページで、エントリの WLS 名をクリックします。
  15. [WLS から EIS へのプリンシパル マッピングの詳細] ページが表示されます。

  16. 必要なエントリを編集します。
  17. 以下のいずれかを実行します。
    • 変更を保存する場合は、[送信] をクリックする。
    • 元の値にリセットする場合は、[リセット] をクリックする。
    • 変更を取り消す場合は、[取消し] をクリックする。

関連トピック

アプリケーション ビューのイベント接続の変更

[アプリケーション ビュー イベント接続] ページには、アプリケーション ビューで定義されているアダプタ インスタンスの名前が表示されます。このページでは、イベント配信で使用するアダプタを選択することができます。

  1. アプリケーション ビューを検索します。「アプリケーション ビューのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アプリケーション ビュー ID をクリックし、[アプリケーション ビューの詳細] ページを表示します。
  3. [イベント] セクションで [イベント接続を変更] をクリックし、[アプリケーション ビュー イベント接続] ページを表示します。
  4. アダプタ ID の右側にあるオプション ボタンをクリックして、イベント接続を選択します。
  5. 以下のいずれかを実行します。
    • イベント接続を更新する場合は、[送信] をクリックする。
    • 変更を取り消す場合は、[取消し] をクリックする。

イベント接続への変更を有効にするには、WebLogic Server Administration Console を使ってアプリケーションを再デプロイする必要があります。WebLogic Server Administration Console でのアプリケーションの再デプロイの詳細については、WebLogic Server Adminstration Console オンライン ヘルプのアプリケーションのデプロイ、再デプロイ、および停止に関する説明を参照してください。

関連トピック

アプリケーション ビューのサービス接続の変更

[アプリケーション ビュー サービス接続] ページには、アプリケーション ビューに定義されているアダプタ インスタンスおよびサービス接続ファクトリが表示されます。また、このページでは、サービス呼び出しに使用するアダプタを選択できます。

  1. アプリケーション ビューを検索します。「アプリケーション ビューのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アプリケーション ビュー ID をクリックし、[アプリケーション ビューの詳細] ページを表示します。
  3. [サービス] セクションで [サービス接続を変更] をクリックし、[アプリケーション ビュー サービス接続] ページを表示します。
  4. アダプタ ID の右側にあるオプション ボタンをクリックして、サービス接続を選択します。
  5. 以下のいずれかを実行します。
    • サービス接続の設定を更新する場合は、[送信] をクリックする。
    • 変更を取り消す場合は、[取消し] をクリックする。
注意 : サービス接続への変更を有効にするには、WebLogic Server Administration Console を使ってアプリケーションを再デプロイする必要があります。WebLogic Server Administration Console でのアプリケーションの再デプロイの詳細については、次の URL の WebLogic Server Adminstration Console オンライン ヘルプの「アプリケーションおよびモジュールのデプロイメント」にある「アプリケーションのデプロイメント、再デプロイメント、および停止」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ConsoleHelp/deployment.html

関連トピック

イベント生成対象の変更

Application Integration イベント ジェネレータは、イベント ルータおよびリソース アダプタと連携して動作し、EIS イベントをメッセージ ブローカ チャネルにパブリッシュします。イベント ジェネレータを使用すると、データベース内のレコードの更新などのイベントに基づいてビジネス プロセスを開始できます。

Application Integration のイベント処理の詳細については、『Application Integration 入門』の「Application Integration について」の「実行時のイベント通知の処理」を参照してください。

以下の節では、基本のイベント生成対象および詳細なイベント生成対象について説明します。また、イベント生成対象を変更するための手順も示します。

単一ノード環境の場合、デフォルトで、アダプタ インスタンスのイベントはそのノードでトリガされます。[アダプタ インスタンス イベント接続] ページの [イベント生成対象] フィールドで対象を指定する必要はありません。

クラスタ環境の場合、デフォルトで、イベントはどのノードでもトリガされません。[アダプタ インスタンス イベント接続] ページの [イベント生成対象] フィールドで、1 つまたは複数の対象を指定する必要があります。基本のイベント生成対象の場合、イベント接続の対象サーバは、次に示すとおり、カンマ区切りのリストとして指定します。

servername,servername,servername,...

アダプタがイベント ジェネレータ インスタンスをサポートしている場合は、より詳細なイベント生成対象を利用できます。イベント ジェネレータ インスタンスのサポートにより、イベント接続では論理イベント ジェネレータ インスタンスを定義できます。これにより、システム管理者は、WebLogic Server クラスタ内でのイベント生成作業の分散を制御できます。次の節では、詳細なイベント生成対象を使用して、ロード バランシングおよびフォールト トレランスを向上させる方法について説明します。

DBMS サンプル アダプタなどの一部のアダプタは、イベント ジェネレータ インスタンスをサポートしています。これにより、クラスタ内でイベント接続の複数のインスタンスがイベントを処理する場合、イベント ジェネレータ インスタンスの対象をより詳細に制御できます。[アダプタ インスタンス イベント接続] ページの [イベント生成対象] フィールドで対象を指定するときの一般的な構文を以下に示します。

servername=[instance_specifier instance_specifier ...],servername=[instance_specifier instance_specifier ...],...

ここで、instance_specifier は、アダプタ固有のインスタンス指定子です。

DBMS サンプル アダプタの例を以下に示します。

instance_specifier=instance_id/number_of_instances

ここで、

たとえば、DBMS サンプル アダプタ インスタンスについて、[イベント生成対象] フィールドに以下のように入力するとします。

myserver1=[1/4],myserver2=[2/4],myserver3=[3/4],myserver4=[4/4]

ここで、1/4 (インスタンス 41)、2/4 (インスタンス 42) などは、DBMS アダプタによって要求される形式の instance_specifier を表します。

イベント ジェネレータ インスタンスのサポートにより、クラスタ内の管理対象サーバに障害が発生した場合、障害が発生したサーバからアクティブなサーバにイベント ジェネレータ インスタンスを移動できます。このとき、複数のインスタンスが 1 つのアクティブなサーバ上で動作するようにコンフィグレーションしておきます。上記の DBMS アダプタの例に戻って説明すると、myserver2 に障害が発生したとします。以下のように対象を指定すると、負荷は myserver1 に移動されます。

myserver1=[1/4 2/4],myserver3=[3/4],myserver4=[4/4]

この場合、myserver1 上のイベント接続は、インスタンス 41 およびインスタンス 42 を対象とするイベントを処理します。myserver3 上のイベント接続は、インスタンス 43 を対象とするイベントのみを処理します。myserver2 が復旧したら、元のコンフィグレーションに戻すことができます。

注意 : instance_specifier の定義はアダプタ固有ですが、インスタンスのリストは常に角括弧 [] で囲まれ、各インスタンスは 1 つまたは複数のスペース文字によって他のインスタンスから区切られます。

DBMS サンプル アダプタでイベント ジェネレータ インスタンスのサポートがどのように提供されているかについては、『アダプタの開発』の「イベント アダプタの開発」の「手順 3e : イベント ジェネレータのインスタンス サポートの実装」を参照してください。

Application Integration のイベント生成対象、ロード バランシング、およびエラー処理の詳細については、『WebLogic Integration ソリューションのデプロイメント』の以下の節を参照してください。

  1. アダプタ インスタンスを検索します。「アダプタ インスタンスのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アダプタ ID をクリックし、[アダプタ インスタンスの詳細] ページを表示します。
  3. [イベント接続の編集] をクリックします。
  4. 以下のいずれかを実行します。
    • [イベント生成対象] フィールドで、以下の構文を使用してサーバ名をカンマ区切りのリストで入力する。
    • servername,servername,servername,...

      アダプタ インスタンスのイベント ジェネレータが、指定した名前のサーバでのみ開始されます。

    • 使用しているアダプタで詳細なイベント対象指定がサポートされている場合は、以下の構文を使用してサーバおよびイベント ジェネレータ インスタンスのマッピングを入力する。
    • 注意 : 以下の構文は 1 つのエントリを表します。ここでは、読みやすくするために複数の行に分けてあります。

      servername=[instance_specifier instance_specifier ...],servername=[instance_specifier instance_specifier ...],...

      ここで、

      servername は、対象にするイベント接続のサーバ名です。

      instance_specifier は、指定したサーバを対象とするイベントを持つインスタンスの、アダプタ固有のインスタンス指定子です。「イベント生成対象の変更」を参照してください。

  5. 以下のいずれかを実行します。
    • イベント生成対象を更新する場合は、[送信] をクリックする。
    • 元の値にリセットする場合は、[リセット] をクリックする。
    • 変更を取り消す場合は、[取消し] をクリックする。
注意 : イベント対象への変更を有効にするには、アダプタ インスタンスを再デプロイする必要があります。再デプロイについては、「アダプタ インスタンスの再デプロイ」を参照してください。

関連トピック

コンテナ管理のサインオンの有効化または無効化

[アプリケーション ビューのコンテナ管理のサインオン設定] ページでは、アプリケーション ビューのコンテナ管理のサインオンの有効化/無効化を設定できます。

図 6-14 アプリケーション ビューのコンテナ管理設定

アプリケーション ビューのコンテナ管理設定

コンテナ管理のサインオン設定を有効にするには、WebLogic Server Administration Console を使ってアプリケーションを再デプロイする必要があります。セキュリティ ポリシーの設定が正しい順序で編集およびデプロイされていない場合、アプリケーションを再デプロイしたときに、アプリケーション ビューのセキュリティ ポリシー設定が失われることがあります。

コンテナ管理のサインオンについては、「Application Integration のセキュリティの管理」を参照してください。

  1. アプリケーション ビューを検索します。「アプリケーション ビューのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アプリケーション ビュー ID をクリックし、[アプリケーション ビューの詳細] ページを表示します。
  3. [コンテナ管理のサインオンを有効化] の右側にある [設定の変更] をクリックします。
  4. [アプリケーション ビューのコンテナ管理のサインオン設定] ページが表示されます。

  5. チェック ボックスをチェックして設定を有効にするか、チェックをはずして設定を無効にします。
  6. 以下のいずれかを実行します。
    • 設定を更新する場合は、[送信] をクリックする。
    • 変更を取り消す場合は、[取消し] をクリックする。
  7. コンテナ管理のサインオン設定を変更する際には、次のタスクを実行してコンテナ管理のサインオン設定を有効にする必要があります。
    1. WebLogic Server Administration Console を使用してアプリケーションを再デプロイします。
    2. WebLogic Integration Administration Console を使用してアプリケーション ビューのセキュリティ ポリシーを編集します。
注意 : WebLogic Server Administration Console でのアプリケーションの再デプロイの詳細については、次の URL の WebLogic Server Adminstration Console オンライン ヘルプの「アプリケーションおよびモジュールのデプロイメント」にある「アプリケーションのデプロイメント、再デプロイメント、および停止」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ConsoleHelp/deployment.html

関連トピック

セキュリティ ポリシーの更新

WebLogic Integration Administration Console を使用すると、アプリケーション ビューおよびアダプタ インスタンスのセキュリティ ポリシーを表示および更新できます。サービスの実行およびイベントのサブスクライブが許可されているロールのリストを指定するには、[アプリケーション ビュー セキュリティ] ページを使用します。アダプタ インスタンスの接続ファクトリからのサービス接続を取得できるロールのリストを指定するには、[アダプタ インスタンス サービス接続の詳細] ページを使用します。

注意 : 必要な MBean を実装する認証プロバイダが構成されていない場合、アプリケーション ビューおよびアダプタ インスタンスのセキュリティ ポリシーを構成するためのオプションが無効になります。認証プロバイダの要件の詳細については、ワークリスト ユーザーズ ガイドの「ユーザ管理におけるセキュリティ プロバイダの要件」を参照してください。
  1. アプリケーション ビューを検索します。「アプリケーション ビューのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アプリケーション ビュー ID をクリックし、[アプリケーション ビューの詳細] ページを表示します。
  3. [主な詳細] セクションの [セキュリティ ポリシーの設定] をクリックして、[アプリケーション ビュー セキュリティ] ページを表示します。
  4. 図 6-15 [アプリケーション ビュー セキュリティ] ページ


    [アプリケーション ビュー セキュリティ] ページ

  5. セキュリティ ポリシーを更新する場合は、下の「セキュリティ ポリシーを更新するには」を参照してください。
  6. アダプタ インスタンスを検索します。「アダプタ インスタンスのリスト表示および検索」を参照してください。
  7. アダプタ インスタンス ID をクリックし、[アダプタ インスタンスの詳細] ページを表示します。
  8. [サービス接続の編集] をクリックし、[アダプタ インスタンス サービス接続] ページを表示します。
  9. セキュリティ ポリシーを設定するサービス接続の名前をクリックします。
  10. [アダプタ インスタンス サービス接続の詳細] ページが表示されます。

  11. ページの下部にある [プロパティの編集] をクリックします。
  12. [アダプタ インスタンス サービス接続の詳細の編集] ページが表示されます。ページの下部にある [セキュリティ ポリシー] セクションで、認可されたロールを設定します。

    図 6-16 セキュリティ ポリシー


    セキュリティ ポリシー

  13. セキュリティ ポリシーを更新する場合は、下の「セキュリティ ポリシーを更新するには」を参照してください。
  14. 以下の手順に従って、ロール割り当てを追加または削除します。
  15. ロールを追加するには

    1. [利用可能なロール] リストから、追加するロールを選択します (複数のロールを選択するには、〔Ctrl〕を押しながら、追加するロールを 1 つずつクリックします)。
    2. セキュリティ ポリシー アイコンをクリックし、選択したロールを [現在のロール] リストに移動します。
    3. ロールを削除するには

    4. [現在のロール] リストから、削除するロールを選択します (複数のロールを選択するには、〔Ctrl〕を押しながら、追加するロールを 1 つずつクリックします)。
    5. セキュリティ ポリシー アイコンをクリックし、選択したロールを [利用可能なロール] リストに移動します。
  16. 以下のいずれかを実行します。
    • ポリシーを更新する場合は、[送信] をクリックする。
    • 最後に保存した値にリセットする場合は、[リセット] をクリックする。
    • 変更を取り消す場合は、[取消し] をクリックする。

関連トピック

アプリケーション ビューまたはアダプタ インスタンスのサスペンドまたは再開

アプリケーション ビューまたはアダプタ インスタンスは、現在の状態に応じてサスペンドまたは再開できます。状態ごとに利用できるアクションの概要を次の表に示します。

表 6-11 [アプリケーション ビューの詳細] ページの詳細
インスタンスの状態
実行できるアクション
Deployed
中断
Suspended
再開
Undeployed、Deploying、
Deploy Failed、Suspending、Resuming、Undeploying
なし

[アプリケーション ビューの詳細] ページでは、アプリケーション ビュー インスタンスをサスペンドまたは再開できます。

注意 : アプリケーション ビューがサスペンドされると、現在のサービス呼び出しおよびイベント配信が完了します。新しい非同期サービス呼び出しは、受信されますがサービス自体は提供されません。新しいイベントは配信されません。同期サービス要求は ApplicationViewException で失敗します。

[アダプタ インスタンスの詳細] ページでは、アダプタ インスタンスをサスペンドまたは再開できます。

注意 : アダプタ インスタンスをサスペンドすると、依存アプリケーション ビューもサスペンドします。「アプリケーション ビュー インスタンスおよびアダプタ インスタンスのサスペンド、再開、および再デプロイ」を参照してください。
  1. アプリケーション ビューを検索します。「アプリケーション ビューのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アプリケーション ビューの名前をクリックし、[アプリケーション ビューの詳細] ページを表示します。
  3. 必要に応じて、[アプリケーション ビューをサスペンド] または [アプリケーション ビューを再開] をクリックします。
  4. アダプタ インスタンスを検索します。「アダプタ インスタンスのリスト表示および検索」を参照してください。
  5. アダプタ ID をクリックし、[アダプタ インスタンスの詳細] ページを表示します。
  6. 必要に応じて、[アダプタ インスタンスのサスペンド] または [アダプタ インスタンスの再開] をクリックします。
注意 : アプリケーション ビューおよびアダプタ インスタンスがサスペンド中または再開中の状態にある場合は、再開またはサスペンドのボタンは表示されません。このボタンを表示するには、ブラウザを更新します。

関連トピック

アダプタ インスタンスの再デプロイ

アダプタ インスタンスのイベント接続またはサービス接続を変更した場合は、変更を有効にするためにインスタンスを再デプロイする必要があります。アダプタ インスタンスを再デプロイすると、依存アプリケーション ビューも再デプロイされます。

[アダプタ インスタンスの詳細] ページでは、アダプタ インスタンスを再デプロイできます。

注意 : デプロイされていないアダプタをデプロイする場合にも、再デプロイ機能を使用できます。
  1. アダプタ インスタンスを検索します。「アダプタ インスタンスのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. アダプタ ID をクリックし、[アダプタ インスタンスの詳細] ページを表示します。
  3. [再デプロイ] をクリックします。ダイアログ ボックスに次のメッセージが表示されます。
  4. このアクションによって、このアダプタ インスタンスに依存するすべてのアプリケーション ビューが再デプロイされます。続行してよろしいですか?

  5. 以下のいずれかを実行します。
    • [OK] をクリックして続行し、アダプタおよびアダプタ インスタンスに依存するアプリケーション ビューを再デプロイする。
    • イベント接続およびサービス接続が更新され、一般的なプロパティ、イベント生成対象、接続プール サイズ パラメータ、セキュリティ ポリシー、およびプリンシパル マップへの変更が有効になります。依存アプリケーション ビューが再デプロイされます。

    • [キャンセル] をクリックし、再デプロイせずに [アダプタ インスタンスの詳細] ページに戻る。この場合、アダプタのコンフィグレーションに変更が適用されず、そのまま動作が継続される。
    • 再デプロイする前にアダプタに依存するアプリケーション ビューを表示するには、[取消し] をクリックし、「アダプタ インスタンスの依存アプリケーション ビューの表示」を参照。

関連トピック

数のリセット

イベント配信、サービス呼び出し、およびエラーの数のリセットは、以下のページで行います。

イベントまたはサービスの数をリセットするとき、関連するエラーの数もリセットできます。

注意 : リセットを実行しても、サスペンドされたイベントまたはサスペンドされた非同期サービスはリセットされません。
  1. [アプリケーション ビューの概要] ページを表示します。「アプリケーション ビューのリスト表示および検索」を参照してください。
  2. 値をリセットするアプリケーション ビューの左側にあるチェック ボックスをチェックします。
  3. 以下のいずれか、または両方を実行します。
    • [イベント数をリセット] をクリックする。
    • [サービス数をリセット] をクリックする。
  4. [アプリケーション ビュー インスタンスの概要] ページを表示します。「アプリケーション ビューのリスト表示および検索」を参照してください。
  5. 以下のいずれか、または両方を実行します。
    • [イベント数をリセット] をクリックする。
    • [サービス数をリセット] をクリックする。

関連トピック


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