ビジネス プロセス構築ガイド

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タイムアウト パスの追加

タイムアウト パスは、一定の時間の経過後にプロセスの実行を中断する際に使用します。タイムアウト パスは、個々のノード、ノードのグループ、またはプロセス (グローバル) と関連付けることができます。開始ノードにタイムアウト パスを追加すると、プロセスが開始するときにタイマーが開始します。他のノード、またはノードのグループにタイムアウト パスを追加した場合は、プロセスがその実行ポイントに到達したときにタイマーが開始します。

注意 : Perform、Client Response、および Control ノードでは、個々のノードのタイムアウト パスをサポートしていません。

この節では、以下のトピックを取り上げます。

 


タイムアウト パスの作成

タイムアウト パスは、ビジネス プロセス内の個々のノード、ノードのグループ、またはプロセス全体 (グローバル) と関連付けることができます。プロセスの開始ノードにタイムアウト パスを追加することで、グローバル タイムアウト パスを作成します。開始ノードにタイムアウト パスを追加すると、プロセスが開始するときにタイマーが開始します。他のノード、またはノードのグループにタイムアウト パスを追加した場合は、プロセスがその実行ポイントに到達したときにタイマーが開始します。この節では、以下のトピックを取り上げます。

タイムアウト パスを作成するには
  1. タイムアウト パスを作成するノードまたはノードのグループを選択します (ノードをグループ化する方法については、「ビジネス プロセス内のノードのグループ化」を参照)。
  2. ノードまたはノードのグループを右クリックし、ドロップダウン メニューから [タイムアウト パスを追加] を選択します。
  3. タイムアウト パスがノードまたはノードのグループに追加されます (図 17-1 を参照)。

    図 17-1 タイムアウト パス


    タイムアウト パス

    [OnTimeout] をダブルクリックし、新しい名前を入力することで、パスの名前を変更できます。また、[プロパティー] ペインの [名前] フィールドで名前を変更することもできます。

タイムアウト パスをコンフィグレーションするには
  1. コンフィグレーションするタイムアウト パスを選択します。
  2. [プロパティー] ビューに関連するプロパティが表示されます。[プロパティー] ビューが BEA Workshop for WebLogic Platform に表示されない場合は、BEA Workshop for WebLogic Platform メニュー バーから [ウィンドウArrow symbolビューの表示Arrow symbolプロパティー] を選択します。

  3. [プロパティー] ペインで、以下のプロパティをコンフィグレーションします。
general
timeout
  1. タイムアウト パス ロジックの定義に必要なビジネス プロセス ノードを例外パスへ追加します。
  2. アノテーションをコンフィグレーションするには、Workshop for WebLogic Platform メニューバーから、[ウィンドウArrow symbolビューの表示Arrow symbolアノテーション] を選択します。アノテーションの詳細については、http://edocs.bea.com/wli/docs92/wli.javadoc/index.html を参照してください。

デザイン ビューでのタイムアウト パスの表示

タイムアウト パスを作成すると、デザイン ビュー内で以下のアイコンがノード (またはノードのグループ) の横に表示され、指定されたノードで例外パスが有効となっていることを示します。

表 17-1 タイムアウト パス

タイムアウト パス

このアイコンは、ビジネス プロセスにおけるタイムアウト パスを示す。この場合、パスは空であり、タイムアウトを受けたときには、実行するロジックがまだ定義されていないことを示す。
例外処理ロジックを定義するには、[ノード パレット] からノードをドラッグし、タイムアウト パスにドロップしてビジネス プロセス ノードを追加する。

例外パス アイコンの灰色の矢印をクリックすると、タイムアウト ペート (または、ハンドラやメッセージ パス) のビューを折りたたむことができます。以下の図では、ノードと関連付けられたアイコンを示し、折りたたまれた path.ode を示します。

表 17-2 折りたたみと展開

タイムアウト パス

パス アイコンをクリックして、デザイン ビュー内で折りたたみ型と展開型のビューを切り替えることができる。

 


タイムアウト パスの削除

タイムアウト パスを削除するには
  1. 削除するパスを右クリックします。
  2. ドロップダウン メニューから [削除] を選択します。
  3. デザイン ビューからパスが削除されます。

警告 : タイムアウト パスを削除すると、そのパス上で定義したビジネス プロセス ノードもすべて削除されます。タイムアウト パスを削除しようとすると、実際に削除を行う前に、ダイアログボックスにより承認を求める警告メッセージが表示されます。

関連トピック

ビジネス プロセス内のノードのグループ化

Perform ノードでのカスタム Java コードの記述

例外の処理

メッセージ パスの追加

トランザクション境界


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