ビジネス プロセス構築ガイド

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ビジネス プロセス内のノードのグループ化

1 つまたは複数ノードあるいは他のグループからグループを作成できます。ノードのグループを単一のノードに折り畳むと、デザイン ビューでのビジネス プロセスの表示を単純化することができます。グループは、例外処理ロジックの追加のレベルを与えることができます (グループに指定する例外ハンドラは、グループ内のノードに定義した例外ハンドラが処理しない例外を捕捉します)。

ビジネス プロセスにノードのグループを指定できます。また、一部のビジネス プロセス ノードは暗黙的なグループです (戻り値のあるクライアント要求、分岐、For Each、Do While、While Do、パラレル、切り替え、およびイベント選択)。これらのノードを表すグループおよび定義したグループは、同じ特徴を持っています。

この節では、ビジネス プロセスでグループを使用する方法について説明します。内容は以下のとおりです。

グループを作成するには - 方法 1
  1. デザイン ビューで、マウスをクリックし、グループ化するノードの周りをドラッグします。
  2. 選択したノードのいずれかを右クリックし、ドロップダウン メニューから [選択したノードのグループ化] を選択します。
  3. 指定したノードは、デザイン ビューの折りたたみ可能なボックス内でグループ化されます。

    グループに名前を付けるには、デフォルトの名前 ([Group]) をダブルクリックして、付けたい名前を入力します。

注意 : 一組のノードを選択して右クリックによりドロップダウン リストを表示すると、これらのノードのグループが無効なビジネス プロセスを形成する場合、[選択したノードのグループ化] コマンドは使用できません。たとえば、クライアント応答ノードをグループ ノードにドラッグすると、アサーション エラーが送出されます。
グループを作成するには - 方法 2
  1. デザイン ビューで、[タイム パス Group] を [ノード パレット] からビジネス プロセスにドラッグし、グループを作成するビジネス プロセスのポイントにドロップします。
  2. ビジネス プロセスに空の [Group] が作成されます。

  3. グループに追加するノードを [ノード パレット] からビジネス プロセスにドラッグして、グループ内にドロップします。
削除、グループを削除、グループを折りたたむ、または展開するには
  1. グループの輪郭かラベル (名前) をクリックして選択します。
  2. 右クリックして、ドロップダウン メニューを表示します。
    • グループを 1 つのエントリに折りたたむには、[折りたたむ] を選択します。グループが折りたたまれます。

    • タイム パス

    • グループの画像表現を再び展開するには、折りたたんだグループを右クリックし、[展開する] を選択します。
    • ノードのグループ化を元に戻すには、[グループを削除] を選択します。
    • 注意 : グループを解除するには、初めに折りたたんだグループを展開する必要があります。

      折りたたむと、デザイン ビューでのビジネス プロセスの表示を単純化できます。

      また、グループの左上隅にある タイム パス または タイム パス をクリックすると、グループの折りたたみと展開を切り替えることができます。

    • グループを削除するには、[削除] を選択します。
警告 : グループを削除すると、そのグループの内容がすべて削除されます。
例外、メッセージ、グループのタイムアウト パスをアクティブにするには

例外、メッセージ、またはノードのグループのタイムアウト パスをアクティブにするには、次の方法に従います。

  1. デザイン ビューで、グループの輪郭をクリックして選択します。
  2. 右クリックして、ドロップダウン メニューから [例外パスを追加]、[メッセージ パスを追加] または [タイムアウト パスを追加] を選択します。
    • グループに関連付けられた次の画像は、グループの例外処理パスがアクティブであることを示します。
    • 図 14-1 例外パス


      例外パス

      例外パスの詳細とコンフィグレーションする方法については、「例外の処理」を参照してください。[プロパティー] ペインでの設定については、「例外ハンドラ パスの作成」を参照してください。

    • グループに関連付けられた次の画像は、グループのメッセージ パスがアクティブであることを示します。
    • 図 14-2 メッセージ パス


      メッセージ パス

      メッセージ パスをコンフィグレーションする方法については、「メッセージ パスの追加」を参照してください。

    • グループに関連付けられた次の画像は、グループのタイムアウト パスがアクティブであることを示します。
    • 図 14-3 タイム パス


      タイム パス

      タイムアウト パスをコンフィグレーションする方法については、「タイムアウト パスの追加」を参照してください。

ビジネス プロセスのノードを前の図に示したパスに追加して、必要に応じて例外処理ロジックを定義することができます。

関連トピック

例外の処理

メッセージ パスの追加

タイムアウト パスの追加

以下のトピックで説明する各ノードは暗黙的なノードのグループです。

分岐条件の定義 (Decision ノード)

ケース文の作成 (Switch ノード)

複数イベントの受信 (Event Choice ノード)

ループ ロジックの作成 (While Do および Do While ノード)

リスト内の項目によるループ (For Each ノード)


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