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Event Choice ノード グループは、複数の候補の中のいずれかのイベントの受信を待機するビジネス プロセス上のポイントを表します。候補のイベントのいずれかを受信すると、ビジネス プロセスのフローが続行します。着信イベントを処理するには、Event Choice ノード グループの中に他のノードを設計します。Event Choice ノードの各ブランチの最初のノードは、1 つのイベントの受信を処理します。実行フローは、Event Choice ノードのいずれかのブランチ、つまり最初に発生するイベントを含んでいるブランチに沿って進行します。
Event Choice ノードを使用してビジネス プロセスを開始する場合は、Client Request、Client Request with Return および Subscription のノードを含めることができます。ビジネスプロセスの開始ノード以外の位置の Event Choice ノードには、Client Request ノードと Control Receive ノードを含めることができます。また、タイマー ブランチを Event Choice ノードに追加すると、指定した時間が経過した後に、そのブランチを開始できます。
ビジネス プロセスを開始する Event Choice ノードを設計するには、「開始ノードの設計」を参照してください。
注意 : | Event Choice ノードのタイマー ブランチは、ノード グループがビジネス プロセスの開始イベントとして使用される場合には、使用できません。タイマーでプロセスを開始するには、メッセージ ブローカ サブスクリプションをタイマー イベント ジェネレータと共に使用する必要があります。メッセージ ブローカ サブスクリプションとタイマー イベント ジェネレータの詳細については、「Integration コントロールを使用する」を参照してください。 |
この節では、開始ノード以外のビジネス プロセスの位置に Event Choice ノードを設計する方法を説明します。内容は以下のとおりです。
ビジネス プロセスが複数のイベントを受信するために待機する必要があるポイントに、Event Choice ノードを作成します。イベントは以下のとおりです。
このようなイベントのタイプをサポートするために、ブランチの最初のノードは Client Request、Control Receive、または Timer の各ノードになります。実行フローは、Event Choice ノードのいずれかのブランチ、つまり最初に発生するイベントを含んでいるブランチに沿って進行します。
デザイン ビューが更新されると、図 6-1 に示すように、Event Choice ノードの画像表現が含まれます。
注意 : | Event Choice ノードのタイマー ブランチは、ノード グループがビジネス プロセスの開始イベントとして使用される場合には、使用できません。タイマーでプロセスを開始するには、メッセージ ブローカ サブスクリプションをタイマー イベント ジェネレータと共に使用する必要があります。メッセージ ブローカ サブスクリプションとタイマー イベント ジェネレータについての詳細は、「Integration コントロールを使用する」を参照してください。 |
Parallel ノードと Event Choice ノードの比較
Event Choice ノードの設計には、ノードの各ブランチで処理されるイベント タイプの指定、および関連するイベントが発生したときに各ブランチで実行されるアクティビティの追加が含まれます。
次の節では、Event Choice ノードの設計に必要なタスクの実行方法について説明します。
クライアントまたはリソースからのメッセージを受信するように Event Choice ノードのブランチを設計するには、ブランチ上に Client Request ノードまたは Control Receive ノードを作成する必要があります。
指定した時間内に別のブランチでイベントの 1 つ (Control Receive または Client Request) が実行されない場合は、Event Choice ノードのタイマー イベントが実行されます。タイマー ブランチを作成し、タイマー値を指定するには、Event Choice ノードで、次のタスクを行います。
タイマー ブランチは図 6-2 に示すように、Event Choice ノードに追加されます。
ビジネス プロセスでの Event Choice ノードの作成
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