Integration コントロールを使用する

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コントロールとトランザクション

WebLogic Integration のビジネス プロセスは、本質的にはトランザクションです。1 つのプロセスのすべての手順は、JTA トランザクションのコンテキストの中で実行されます。ビジネス プロセス内のトランザクションの動作については、「トランザクション境界」を参照してください。

統合コントロールのいくつかはトランザクション対応です。これは、コントロールがビジネス プロセス内のトランザクションに参加できることを意味します。コントロールがトランザクション対応かどうかは、基底のリソースおよび特定のコントロール実装の両方によって異なります。また、トランザクションの動作は、コントロール呼び出しが同期的か非同期的かによって異なります。ビジネス プロセスにおける同期操作または非同期操作の詳細については、「同期/非同期のビジネス プロセスの構築」を参照してください。

同期コントロールの呼び出し

非同期コントロールの呼び出し

プロセス コントロールは、サブプロセスを呼び出すプロセスを伴うため、特殊なケースです。

同期操作

非同期操作

以下の統合コントロールはトランザクション対応です。

以下の統合コントロールはトランザクション対応ではありません。

ビジネス プロセス アプリケーションで Web サービス コントロールを作成する際のヒント

Web サービス コントロールをビジネス プロセスから非同期で呼び出す場合は、非同期呼び出しをバッファリングすることをお勧めします。Web サービス コントロールを作成した後に、ビジネス プロセスからコントロールへの非同期呼び出しをバッファリングするように指定します。これにより、ビジネス プロセスから Web サービスに送信されるメッセージはキューに入れられます。リソースに対する非同期呼び出しは、ビジネス プロセス内のトランザクションの境界を示します。呼び出しはトランザクションがコミットされるまでキューに追加されません。つまり、リソースに対する呼び出しをバッファリングすることで、トランザクションは、リソースからの応答の前にコミットされます。呼び出しをバッファリングしない場合、ビジネス プロセスは、トランザクションがコミットされる前に、HTTP 確認応答を待機する必要があります。そのため、HTTP 確認応答の前にリソースがビジネス プロセスに応答してしまう可能性があります。

メソッドのバッファリング方法については、「 com.bea.control.annotations.MessageBuffer」を参照してください。Web サービスへのバッファリングされた非同期呼び出しの例については、『チュートリアル : 初めてのビジネス プロセス構築』で、taxCalculation、priceProcessor、および availProcessor Web サービス コントロールの使用方法を参照してください。

関連トピック

トランザクション境界

同期/非同期のビジネス プロセスの構築


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