チュートリアル : 初めてのビジネス プロセス構築
デザイン ビューでの作業
この節では、BEA Workshop のグラフィカルな設計環境でビジネス プロセスを設計するときに使用するコンポーネントとツールについて説明します。このチュートリアルで使用する以下の項目を理解している必要があります。
[パッケージ・エクスプローラー] ペイン
プロジェクトのソース ファイルを階層的に表現するペイン。このペインでは、プロジェクト ファイルの保存、追加、および削除を行ったり、プロジェクト ファイルを開いたりすることができます。
BEA Workshop に [
パッケージ・エクスプローラー] ペインが表示されていない場合は、BEA Workshop メニューから次のように選択します。
[
ウィンドウビューの表示その他Javaパッケージ・エクスプローラー]
デザイン ビュー
デザイン ビューは、主要な作業領域です。このビューには、設計中のビジネス プロセスが表示されます。ノード、コントロール、および変数を
デザイン ビューにドラッグ アンド ドロップして、ビジネス プロセスを設計できます。作業に役立つように、プロパティ ビュー、アノテーション ビュー、データ パレット、ノード パレット、サーバ ビュー、エラー ログなどのビューが用意されています。
また、デザイン ビューでノードやノード グループを右クリックして、オプションにアクセスすることもできます。設計しているプロセス ノードによって、使用できるオプションが異なります。右クリックで表示されるメニューには、ノードの名前を変更する [
名前の変更]、ノードやノード グループに例外パスを追加する [
例外パスを追加]、ノードやノード グループにメッセージ パスを追加する [
メッセージ パスを追加]、[
切り取り]、[
コピー]、[
削除] などのオプションがあります。
デザイン ビューに表示されるノード グループの詳細については、「
ビジネス プロセス内のノードのグループ化」を参照してください。
ソース
ソースには、現在のビジネス プロセスのソース コードが表示されます。ビジネス プロセスの設計時には、デザイン ビューで行った作業を反映して、ソース コードが JPD ファイルに書き込まれます。ソース ビューで JPD ファイルを設計および編集することもできます。ソース ビューの詳細については、「
ビジネス プロセスのソース コード」を参照してください。
ノード パレット
ノード パレットには、ビジネス プロセスに追加できるノードが表示されます。ノードは、ビジネス プロセス内のさまざまなタイプのロジックを表現するものです。
BEA Workshop に
ノード パレットが表示されていない場合は、BEA Workshop メニューから [
ウィンドウビューの表示ノード パレット] を選択します。
ノード パレットから
デザイン ビューにノードをドラッグすると、ビジネス プロセスのターゲット
が表示されます。ターゲットの近くにノードをドラッグすると、そのターゲットがアクティブ
になります。ここでマウスのボタンを放すと、ビジネス プロセスのアクティブになったターゲットで示される場所に、ノードが設定されます。無効な場所にノードを作成する (ビジネス プロセス フローに無効なロジックを作成する) と、デザイン ビューでそのノードに
アイコンが表示されます。このエラーのアイコンにマウスのポインタを置くと、エラーの内容を説明するメッセージが表示されます。
データ パレット
データ パレットには
Variables フォルダと
Controls フォルダがあります。
Variables フォルダには、ビジネス プロセスに作成した変数が表示され、新しい変数を作成することもできます。
Controls フォルダには、ビジネス プロセスのコントロールのインスタンスが表示され、新しいインスタンスを追加することもできます。
データ パレットで [
追加] コマンドを使用して、プロジェクトに変数やコントロールのインスタンスを作成します。
デザイン ビューでプロセス ロジックを作成するときに、他の方法で変数やコントロール インスタンスを作成することもできます。このチュートリアルでは、ビジネス プロセスにコントロールや変数を設計するためのさまざまな方法を使用します。
BEA Workshop に
データ パレットが表示されていない場合は、メニュー バーから次のように選択します。
[
ウィンドウビューの表示データ パレット]
[プロパティ] ペイン
デザイン ビューで選択したノードやノード グループのプロパティを読み込んだり書き込んだりすることができます。
BEA Workshop に
プロパティ エディタが表示されていない場合は、メニュー バーから次のように選択します。
[
ウィンドウビューの表示プロパティ]
[アノテーション] ペイン
アノテーションを読み込んだり書き込んだりすることができます。
BEA Workshop にアノテーション エディタが表示されていない場合は、次のように選択します。
[
ウィンドウビューの表示アノテーション]
機能とショートカット
このチュートリアルでは、以下の機能とショートカットを頻繁に使用します。
保管 : デザイン ビューまたはソース ビューに現在表示されているファイルを保存します。
すべて保管 (Ctrl + S) : アプリケーション内のすべてのファイルを保存します。
すべてビルド (Ctrl + B) : アプリケーションをビルドします。このアイコンは、Workshop メニューから [プロジェクト自動的にビルド] を選択するときには使用できません。
〔F2〕 : ビジネス プロセス内のノードのラベル (名前) を変更するには、デザイン ビュー内のノード上でマウスがアクティブなときに〔F2〕を押し、ノードに付ける名前を入力し、キーボードの〔Enter〕を押します。
キーボードの上向き矢印と下向き矢印を使用して、ビジネス プロセス内のノード間を上下に移動することができます。
キーボードの右向き矢印と左向き矢印を使用して、「ノード グループ」を展開したり折りたたんだりすることができます。
