Worklist Console の使い方

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ワークリスト管理

この節では、Worklist Console でワークリスト モジュールを使用して以下を実施するために必要な情報を提供します

ワークリスト モジュールの概要

次の表に、ワークリスト モジュールからアクセスできるページをまとめます。また、各ページに関連するタスクとトピックを説明します。

ページ
関連タスク
トピック
[ワークリスト システム インスタンス]
すべてのワークリスト システム インスタンスを表示する。
グローバル ワークリスト ポリシーを設定する。
グローバル タスク プラン ポリシーを設定する。
タスクを手動でパージする。
セッションを管理する。
タスクを表示する。
[ワークリスト システム インスタンス]
ワークリスト システム インスタンスの詳細を変更する。
ワークリスト システム インスタンスに関連付けられているタスクを表示する。
イベント ハンドラを管理する。
選択したワークリスト システム インスタンスのポリシーを設定する。
セッションを管理する。
[ワークリスト タスク概要]
タスク インスタンスの一覧を表示する。タスク プランの ID、名前、説明、作業と管理の状態、現在の手順の名前、タスク完了期日、申請者、オーナ、および優先度が表示される。
タスクの状態を更新したり、タスクを削除したりする。
タスクの ID、説明、期日などのプロパティを使用してカスタム クエリを構築する。
ユーザのタスクを申請する。
選択したユーザやグループにタスクを割り当てる。
[ワークリスト タスクの詳細]
タスク インスタンスのプロパティを表示および変更する。
タスクの状態を更新したり、タスクを削除したりする。
ユーザのタスクを申請する。
選択したユーザやグループにタスクを割り当てる。
[ワークリスト ユーザの概要]
すべてのユーザを一覧表示する。
選択したユーザにビジネス カレンダーを関連付ける。
ユーザの電子メール アドレスを設定する。
選択したユーザの作業を、一時的または永続的に別のユーザに割り当てなおす。
[作業代理ルーティング テーブル]
作業代用ルールの一覧を表示する。ルール名、有効日、終了日、ソース、および対象が表示される。
新しい作業代用ルールの名前、有効日、終了日、ソース、および対象を定義する。
代理ルーティング ルールを削除する。
既存の作業代用ルールの有効日、終了日、ソース、または対象を変更する。
[タスク プランの詳細]
タスク プラン ポリシーを設定する。
タスク プランの詳細 (タスク プランの概要の詳細、タスク プランのポリシー、ユーザ定義のプロパティ、タスクの手順など) を表示および編集できる。

セキュリティ ポリシー

ワークリストでは複数のタイプのポリシーを使用して、特定のグローバルな操作へのアクセスを制御します。タスクの管理、作成、更新、検索などを行うためのポリシーを定義できます。これらのポリシーは、ワークリスト システムとタスク プランに対して (グローバル レベルと個々のレベルの両方で) 定義できます。

タスクまたはワークリスト システムに対する認可をより詳細な方法で指定すると、セキュリティに関するビジネスのニーズに基づいて、リソースへのアクセスを許可することができます。たとえば、ある種のタスクでは、タスクを作成する際にユーザに特定のロールが付与されていることを要求する場合があります。このロールを付与されるユーザは、IntegrationAdmin のような、よりグローバルで強力なロールを保持する必要はないかもしれません。そのような場合は、タスク プランごとにポリシーを設定して、特定のタスクを扱う適切な権限を付与できます。その結果、より広い範囲のリソースへのアクセス権をやむを得ず、または不用意に付与することがなくなります。

ロールに対して明示的に定義されるセキュリティ ポリシーの他に、ユーザのタスク アフィニティ (タスクのオーナ、申請者、割り当て対象など) に基づいた暗黙的なポリシーがあります。

保護されたリソース

ワークリストのセキュリティは、以下のリソースへのアクセスを保護します。

これらのリソースで保護される操作のタイプについては、「操作とポリシー」を参照してください。

明示的なセキュリティ ポリシー

明示的なポリシーは、リソースで操作を実行するために、ユーザはどのロールが付与されている必要があるかを明示的に定義しています。明示的なポリシーは以下のとおりです。

ワークリストでは、セキュリティ ポリシーを、グローバルおよび個々のワークリスト システム インスタンスに対して、また、グローバルおよび個々のタスク プランに対して定義できます。

注意 : 特定のリソース (ワークリスト システム インスタンスまたはタスク プラン) に対してセキュリティ ポリシーが定義されていない場合、そのリソースはリソースのグローバル ポリシーを継承します。ただし、リソースに対してセキュリティ ポリシーが明示的に定義されている場合、リソースのグローバル ポリシーは無視されます。

以下の表では、明示的に設定可能なさまざまなセキュリティ ポリシーを示します。デフォルトの WebLogic Server 認可プロバイダで使用する場合、これらのポリシーはロール名のリストとして定義されます。ポリシーのリスト内のいずれかのロールを付与されているユーザは、そのポリシーに関連付けられているタイプの操作の実行を許可されます。

ポリシー
リソースのタイプ
操作のタイプ
管理
タスク プラン
いずれかのロールを付与されているユーザは、このタイプのタスクに対する管理アクションの実行を許可される。
タスク プラン (グローバル)
いずれかのロールを付与されているユーザは、任意のタスクに対する管理アクションの実行を許可される。関連付けられたタスク プランで特定の管理ポリシーが定義されているタスクが含まれる。
ワークリスト システム
いずれかのロールを付与されているユーザは、特定のワークリスト システム インスタンスに対する管理アクションの実行を許可される。たとえば、ユーザはパージの間隔や、レポート データ ストアなどを設定できる。
ワークリスト システム (グローバル)
いずれかのロールを付与されているユーザは、任意のワークリスト システム インスタンスに対する管理アクションの実行を許可される。特定の管理ポリシーを定義していないワークリスト システム インスタンスが含まれる。
作成
タスク プラン
いずれかのロールを付与されているユーザは、このタイプのタスクのプロパティに対する、最初の割り当ての作成と実行を許可される。
タスク プラン (グローバル)
いずれかのロールを付与されているユーザは、特定の作成ポリシーを定義しない任意のタスク プランのインスタンスの作成を許可される。
ワークリスト システム
いずれかのロールを付与されているユーザは、このワークリスト システム インスタンス内で、新しいコンフィグレーションの作成を許可される。
ワークリスト システム (グローバル)
いずれかのロールを付与されているユーザは、特定の作成ポリシーを定義しない任意のワークリスト システム インスタンス内で、新しいコンフィグレーションの作成を許可される。
更新
タスク プラン
いずれかのロールを付与されているユーザは、タスクのビジネス関連情報と非管理情報の更新を許可される。ビジネス関連情報の例としては、タスク完了期日やタスク時間の見積もりがある。管理情報の例としては、タスクのオーナやタスク プランがある。
タスク プラン (グローバル)
いずれかのロールを付与されているユーザは、タスク プランで特定の更新ポリシーを定義しない任意のタスクのビジネス関連情報の更新を許可される。
ワークリスト システム
いずれかのロールを付与されているユーザは、ワークリスト システムのビジネス関連情報と非管理情報の更新を許可される。たとえば、タスク プランの更新権限を付与されたユーザは、そのタイプのタスクに対してコメントやプロパティを設定できる。
ワークリスト システム (グローバル)
いずれかのロールを付与されているユーザは、特定の更新ポリシーを定義しない任意のワークリスト システム インスタンス内で、ビジネス関連情報の更新を許可される。
クエリ
タスク プラン
いずれかのロールを付与されているユーザは、このタイプのタスクに関する情報の問い合わせと表示を許可される。これに対し、この権限 (管理権限か更新権限) を付与されていないユーザは、タスクに関する情報を問い合わせるには特定のアフィニティを持つ必要がある (つまり、ユーザはタスクのオーナ、作成者、割り当て対象、または申請者でなければならない)。このポリシーでは、ユーザにタスクの情報の変更は許可していないことに注意。
タスク プラン (グローバル)
いずれかのロールを付与されているユーザは、タスク プランで特定のクエリ ポリシーを定義しない任意のタスクへの問い合わせを許可される。
ワークリスト システム
いずれかのロールを付与されているユーザは、このワークリスト システム インスタンスに関する情報の問い合わせを許可される。
ワークリスト システム (グローバル)
いずれかのロールを付与されているユーザは、特定のクエリ ポリシーを定義しない任意のワークリスト システム インスタンスに関する情報の問い合わせを許可される。

暗黙的なセキュリティ ポリシー

タスクは、1 人または複数のヒューマン アクターによって実行される作業項目を示します。以下の方法で、ヒューマン アクターをタスクに関連付けることができます。アクターのタスクとの関連は、タスクに対するアクターのアフィニティと呼ばれます。タスク アフィニティのタイプは以下のとおりです。

タスクとヒューマン アクターの関連付けは、非常に動的である場合があります。そのため、最終的にタスクに関連付けられる可能性のあるすべてのユーザを考慮した、適切なセキュリティ ポリシーを定義することは不可能です。これに対処するため、ワークリストは、タスク アフィニティ (オーナ、申請者、または割り当て対象などの現在のユーザの関連付け) を使用して、アクセス制御を決定します。以下の表に暗黙的なセキュリティ ポリシーを示します。

特定のアフィニティには、そのアフィニティが該当するタスクの操作を実行するための権限が付与されます。そのため、タスク アフィニティのそれぞれのタイプは、暗黙的なセキュリティ ポリシーを示しています。それらが暗黙的であるのは、それらのポリシーを実施するために、管理者が明示的に定義する必要がないためです。

以下の表に暗黙的なセキュリティ ポリシーを示します。

ポリシー
説明
申請者
申請者には、申請したタスクに対するユーザ操作を実行できる特別な権限が付与される。この操作にはタスクの更新やクエリがある。
オーナ
オーナには、所有するタスクに対する管理権限が付与される。この権限では、管理アクション、タスクの更新、およびクエリを実行することができる。
作成者
作成者には、作成したタスクに対するクエリ権限が付与される。
割り当て対象
タスクの割り当て対象リストにあるユーザは、割り当て対象となっているタスクへの問い合わせとタスクの申請が許可される。

操作とポリシー

以下の表は、API で定義されている、(Worklist API を介して) 特定のタイプのリソースで実行できるすべての操作を示しています。また、ユーザに操作の実行を許可する前に確認されるポリシーも示しています。

Notes: TaskPlan リソースに示されている操作は、WorklistTaskAdminWorklistTaskUser、および WorklistTaskQuery インタフェースのいずれかに指定できます。

表 2-1 リソースでの操作とポリシー
リソース
操作
ポリシー
WorklistSystem
purgeTasks
管理
set<Configuration Property> (WorklistSystemMBean を介して)
WebLogic Server 管理ロール (ワークリスト ポリシー ベースでない)
get<Configuration Property> (WorklistSystemMBean を介して)
WebLogic Server 管理ロール (ワークリスト ポリシー ベースでない)
addWorkSubstituteRules
removeWorkSubstituteRules
updateWorkSubstituteRules
グローバル管理、グローバル更新。詳細については、「そのまま使用できるセキュリティ ポリシー」を参照。
getAllWorkSubstituteRules / getWorkSubstitute*
グローバル管理、グローバル更新。詳細については、「そのまま使用できるセキュリティ ポリシー」を参照。
setGlobalWorklistSystemPolicy
グローバル管理。詳細については、「そのまま使用できるセキュリティ ポリシー」を参照。
getGlobalWorklistSystemPolicy
グローバル管理、グローバル クエリ、グローバル更新。詳細については、「そのまま使用できるセキュリティ ポリシー」を参照。
setWorklistSystemPolicy
管理
WorklistSystem
getWorklistSystemPolicy
管理、クエリ、更新
TaskPlanRegistry
registerTaskPlan、deregisterTaskPlan
WorklistSystem 管理、WorklistSystem 作成
getTaskPlan
タスク プラン管理、タスク プラン作成、タスク プラン クエリ、タスク プラン更新
getHostApplicationNames
getRootFolders
getSubFolders
<すべての人>
getTaskPlanIds
タスク プラン管理、タスク プラン作成、タスク プラン クエリ、タスク プラン更新 (タスク プランへのアクセスが許可されていない場合、タスク プランの返されたリストから削除される)
getTaskPlansInFolder
タスク プラン管理、タスク プラン作成、タスク プラン クエリ、タスク プラン更新 (タスク プランへのアクセスが許可されていない場合、フォルダのタスク プランの返されたリストから削除される)
TaskPlan
constructTask
作成
setTaskProperties(<public property set>)
管理、更新、オーナ、申請者
takeActionOnTask
管理、オーナ、申請者
setTaskComment
管理、更新、オーナ、申請者
assignTask
管理、オーナ
getCandidateUsers (タスク インスタンスに関して)
管理、オーナ、申請者
getCandidateUsers (タスク プランに関して)
管理、作成
getUserWorkloadInfo (タスク インスタンスに関して)
管理、オーナ、申請者
getUserWorkloadInfo (タスク プランに関して)
管理、作成
getUserAvailabilityInfoForPeriod
カレンダーのアクセス制御による (タスクまたは TaskPlan 固有ではない)
claimTask
管理、オーナ、割り当て対象
returnTask
管理、オーナ、申請者
getTask
管理、クエリ、更新、オーナ、作成者、申請者、割り当て対象
getTaskAtDate
管理、クエリ、更新、オーナ、作成者、申請者、割り当て対象
getTaskEvents
管理、クエリ、更新、オーナ、作成者、申請者、割り当て対象
getTaskProperties(<public property set>)
管理、クエリ、更新、オーナ、作成者、申請者、割り当て対象
completeTask
管理、オーナ
abortTask
管理、オーナ
setErrorOnTask
管理、オーナ、申請者
clearErrorOnTask
管理、オーナ
TaskPlan (続き)
suspendTask
管理、オーナ
resumeTask
管理、オーナ
reactivateTask
管理、オーナ
deleteTask
管理、オーナ
setTaskOwner
管理、オーナ
setTaskCurrentStep
管理、オーナ
setTaskPlanForTask
管理、オーナ
setGlobalTaskPlanPolicy
グローバル管理。詳細については、「そのまま使用できるセキュリティ ポリシー」を参照。
getGlobalTaskPlanPolicy
グローバル管理、グローバル クエリ、グローバル更新。詳細については、「そのまま使用できるセキュリティ ポリシー」を参照。
setTaskPlanPolicy
管理
getTaskPlanPolicy
管理、クエリ、更新
setTaskCreationDate
管理、オーナ
setTaskPriority
管理、更新、オーナ
setTaskCompletionDueDate、setTaskCurrentStepClaimDueDate、setTaskCurrentStepCompletionDueDate
管理、更新、オーナ
setTaskTimeEstimate、setTaskStepTimeEstimate
管理、更新、オーナ
setTaskCurrentStepTimeEstimate
管理、更新、オーナ、申請者
addListener、removeListener、getListeners
管理、クエリ
addListener(isCritical=true)、removeListener(isCritical=true)
管理
TaskPlan (続き)
getTaskIds、getTasks、getTaskDataCursor
管理、クエリ

注意 : これらを呼び出すには 1 つまたは複数のタスク プランを提供する必要がある

getTaskIdsWithAffinity、getTasksWithAffinity、getTaskDataCursorWithAffinity
管理、クエリ、オーナ、作成者、申請者、割り当て対象、関連
その他のセッター
更新、オーナ
その他のゲッター
クエリ、オーナ、作成者、申請者、割り当て対象、関連

ポリシー定義のユーザ エクスペリエンス

セキュリティ ポリシーは Worklist Console で定義され、「保護されたリソース」で説明されている保護されたリソースのいずれかと関連付けられます。セキュリティ ポリシーは、Worklist Console にも使用される Worklist API を使用して設定することもできます。

セキュリティ ポリシーは、保護されたリソースのメタデータには直接格納されません。これらのポリシーは、ワークリストをホストする WebLogic Server ドメインのアクティブなセキュリティ プロバイダに格納されます。セキュリティ プロバイダは、ポリシーとそれらのワークリスト リソースとの関連を格納します。実行時に、ワークリスト ランタイムは、現在のユーザの ID を使用して、WebLogic Server セキュリティ フレームワークに呼び出し (具体的には isAccessAllowed 呼び出し) を行い、保護されたリソースにアクセスしているのが許可されているユーザのみであることを確認します。isAccessAllowed 呼び出しは、保護されたリソースのキーを渡すことで行われます。WebLogic Server セキュリティ フレームワークは、現在のユーザの ID の確立を処理した後で、認可プロバイダを呼び出し、アクセスを許可するか、または拒否するかを実際に決定します。

注意 : 認可プロバイダは、ポリシーのポリシー式とリソースの関連を格納します。このマッピングは 1 対 1 であるため、特定のポリシーを複数のリソースに適用することはできません。また、関連は、保護されたリソースを不明なリソース キーとして扱います。ワークリストは、ワークリストが定義する保護されたリソースのリソース キーを定義します。これらのキーには、要求されているアクセスのタイプとともに、リソースのタイプ、名前、識別子が含まれます。たとえば、タスクからプロパティ値を取得しようとすると、タスク プラン ID、およびプロパティを含むプロパティ セット名を示す PropertySet リソースと、要求されたアクセスのタイプを示すクエリ ポリシーが作成されます

異なる認可プロバイダは、ポリシーに異なる式言語を使用し、それらの式に異なる機能を提供します。WebLogic Server のデフォルトの認可プロバイダは、ロール名のリストであるポリシー式を許可します。ワークリストは、ユーザが WebLogic Server のデフォルトの認可プロバイダとの直接連携できるようにします。また、その他の使用可能なプロバイダと手動で統合できるようにするための豊富な情報も提供します。

WebLogic Server のデフォルトのセキュリティ プロバイダでのポリシーの定義

ワークリストは、WebLogic Server のデフォルトの認可プロバイダ内でポリシーを定義するための、API レベルのサポートを提供します。この API レベルのサポートは、ポリシーをロール名の一覧として定義します。API を使用した場合、そのほかのタイプのポリシー式はサポートされません。ただし、WebLogic Server のデフォルトの認可プロバイダで使われているポリシー式の言語を使用して、より詳細なポリシーを定義することは可能です。このポリシー式の言語の詳細については、『WebLogic Security について』の「WebLogic Security サービスのアーキテクチャ」にある「WebLogic Security フレームワーク」を参照してください。適切なワークリストのリソース クラスのインスタンスを構築し (「WebLogic Server のデフォルトのセキュリティ プロバイダでのポリシーの定義」を参照)、リソースのインスタンスとポリシー式を WebLogic Server セキュリティ フレームワーク API のメソッドに渡すことで、カスタム ポリシー式を適切なワークリストのリソースに関連付けることができます。詳細については、『WebLogic Server のセキュリティ』および『ロールおよびポリシーによる WebLogic リソースの保護』を参照してください

ワークリストでは、デフォルトの管理、作成、およびクエリ ポリシーを WorklistSystem リソースに設定するために、WorklistSystem インタフェースに以下のメソッドを提供しています。

public interface WorklistSystem {
    
    /**
     * ワークリスト システム ポリシーを設定できる操作です
     */
    public static enum OPERATION { Admin, Create, Query, Update };
...
    /**
     * 特定の操作タイプに独自の明示的なポリシーを指定していない *すべての* ワークリスト
     *  システム インスタンスにグローバル ポリシーを設定します。
     * このメソッドは便宜を図るためだけに提供されています。代わりに WorklistAdmin
     * MBean を使用することをお勧めします。
     * <p>
     * 注意 : このメソッドは、どの WorklistSystem インスタンスが使用されているか、またはどのワークリスト 
     * システム インスタンスからのものであるかにかかわらず、同様に機能します。
     * <p>
     * このメソッドを呼び出すには、グローバル ワークリスト システムの管理ポリシーに
     * 示されているロール (デフォルトでは Admin および IntegrationAdmin ロール) のいずれか
     * が付与されている必要があります。許可されていないユーザがこの呼び出しを試みると、
     * SecurityException が送出されます。
     * <p>
     * 注意 : このメソッドは、WLS のデフォルトの認可プロバイダを使用している場合のみ
     * 動作します。サード パーティ プロバイダを使用している場合は、そのプロバイダのツール 
     * を使用して、タスク プランにポリシーを割り当てる必要があります。
     * @see com.bea.wli.worklist.management.WorklistAdminMBean#setGlobalWorklistSystemPolicy(String, String[])
     */
    public void setGlobalWorklistSystemPolicy(OPERATION operation,
                                              String[] roles)
        throws ManagementException, RemoteException;
    /**
     * このワークリスト システム インスタンスおよび特定の
     * 操作タイプに、簡単なポリシーを設定します。ポリシーは、
     * このワークリスト システム インスタンスでの特定の操作の
     インスタンス (instance)
     * <p>
     * このメソッドを呼び出すには、グローバル ワークリスト システムの管理ポリシーに
     * 示されているロールのいずれかが付与されているか、または、このワークリスト システム
     * インスタンスに明示的なポリシーが設定されていない場合は、グローバル ワークリスト
     * システムの管理ポリシーに示されているロールのいずれかが付与されている必要が
     * あります。許可されていないユーザがこの呼び出しの実行を試みると、
     * SecurityException が送出されます。
     * <p>
     * 注意 : このメソッドは、WLS のデフォルトの認可プロバイダを使用している場合のみ
     * 動作します。サード パーティ プロバイダを使用している場合は、そのプロバイダのツール
     * を使用して、ワークリスト システム インスタンスにポリシーを 
     インスタンス (instance)
     * @param operation ポリシーが設定される操作のタイプです。
     * @param roles 特定のタイプのタスクでの特定の操作の実行を許可されているロールです。roles が
     *        空または NULL の場合、ポリシーはデフォルト ポリシー
     *        またはグローバル ポリシーにリセットされます。
     * @see #setGlobalWorklistSystemPolicy(OPERATION, String[])
     */
    public void setWorklistSystemPolicy(OPERATION operation,
                                        String[] roles)
        throws ManagementException, RemoteException;
    ...
}
注意 : setGlobalWorklistSystemPolicy メソッドは、使用されているワークリスト システム インスタンスにかかわらず、グローバル WorklistSystem リソースにポリシーを設定します。setWorklistSystemPolicy メソッドは、WorklistSystem のこのインスタンスにポリシーを設定します。

ワークリストでは、グローバル タスク プランおよび特定のタスク プランにポリシーを設定するために、WorklistTaskAdmin インタフェースに以下のメソッドを提供しています。

public interface WorklistTaskAdmin {
    ...
    /**
     * タスク プラン ポリシーを設定できる操作です
     */
    public static enum OPERATION { Admin, Create, Query, Update };
    ...
    
    /**
     * 特定の操作タイプに独自の明示的なポリシーを指定していない *すべての* タスク プランに
     * グローバル ポリシーを設定します。注意 : このメソッドは便宜を図るためだけに
     * 提供されています。代わりに WorklistAdminMBean を使用することを
     * お勧めします。
     * <p>
     * 注意 : このメソッドは、どの WorklistTaskAdmin インスタンスが使用されているか、またはどのワークリスト 
     * システム インスタンスからのものであるかにかかわらず、同様に機能します。
     * <p>
     * このメソッドを呼び出すには、グローバル TaskPlan の管理ポリシーに
     * 示されているロール (デフォルトでは Admin および IntegrationAdmin ロール) のいずれかが
     * 付与されている必要があります。
     * 許可されていないユーザがこの呼び出しを試みると、SecurityException が
     * 送出されます。
     * <p>
     * 注意 : このメソッドは、WLS のデフォルトの認可プロバイダを使用している場合のみ
     * 動作します。サード パーティ プロバイダを使用している場合は、そのプロバイダのツール
     * を使用して、タスク プランにポリシーを割り当てる必要があります。
     * @see com.bea.wli.worklist.management.WorklistAdminMBean#setGlobalTaskPlanPolicy(String, String[])
     */
    public void setGlobalTaskPlanPolicy(OPERATION operation, String[] roles)
        throws ManagementException, RemoteException;
    /**
     * 特定のタスク プランおよび操作タイプに、簡単なポリシーを
     * 設定します。ポリシーは、特定のタスク プランのタスクでの特定の操作の
     * 実行を許可されたロールとして示されます。
     * <p> このメソッドを呼び出すには、このタスク プランの管理ポリシーに示されているロールの
     * いずれかが付与されているか、または、このタスク プランに明示的なポリシーが設定
     * されていない場合は、グローバル TaskPlan の管理ポリシーに示されているロールの
     * いずれかが付与されている必要があります。
     * 許可されていないユーザがこの呼び出しの実行を試みると、SecurityException が
     * 送出されます。
     * <p>
     * 注意 : このメソッドは、WLS のデフォルトの認可プロバイダを使用している場合のみ
     * 動作します。サード パーティ プロバイダを使用している場合は、そのプロバイダのツール
     * を使用して、タスク プランにポリシーを割り当てる必要があります。
     * @param taskPlanId このポリシーが設定されているタスクの
     *         TaskPlan の ID です。
     * @param operation ポリシーが設定される操作のタイプです。
     * @param roles 特定のタイプのタスクでの特定の操作の実行を許可されているロールです。roles が
     *        空または NULL の場合、ポリシーはデフォルト ポリシー
     *        またはグローバル ポリシーにリセットされます。
     * @see #setGlobalTaskPlanPolicy(OPERATION operation, String[] roles)
     */
    public void setTaskPlanPolicy(TaskPlanId taskPlanId,
                                  OPERATION operation,
                                  String[] roles)
        throws ManagementException, RemoteException;
    ...
}

サード パーティ ベンダ セキュリティ プロバイダでのポリシーの定義

ワークリストは、サード パーティ認可プロバイダでのポリシーの定義に関して、直接のサポートは提供していません。ただし、WebLogic Server セキュリティ フレームワークに接続できるサード パーティ プロバイダは、適切なリソース情報が提供された場合、認可に関する決定が行えるようになります。

この節では、認可チェックを有効にするために、ワークリストが使用するリソースについて説明します。これらのリソースを使用して、サード パーティ プロバイダのポリシーをアクセスを制御したいタスク プランに関連付けます。

ワークリストが定義するリソースは以下のとおりです。

サード パーティ認可プロバイダで、これらのいずれかのリソースのポリシーを定義および格納するには、適切なリソースの実装クラスのインスタンスをインスタンス化し、それを使用して適切なリソースの識別情報を取得する必要があります。

リソースの適切な ID が与えられると、サード パーティ プロバイダのツールを使用して、ポリシーをリソースに関連付けることができます。

WebLogic Server のセキュリティに関連するドキュメントは、以下の URL にあります。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs92/security.html

これらのリソースの実装クラスは、com.bea.wli.worklist.security パッケージに含まれています。このパッケージは、厳密に言えば公開されていませんが、実装クラスへのアクセスは、サード パーティ プロバイダで使用するリソース ID の取得を目的としてサポートされています。

そのまま使用できるセキュリティ ポリシー

ワークリストのコンフィグレーション拡張テンプレートは、WebLogic Server のデフォルトの認可プロバイダのコンフィグレーションに、以下のポリシーを追加します。これらのポリシーもまた、ワークリスト アプリケーション モジュールをホストするためのドメインを設定する場合に推奨されるポリシーです。以下の説明は、ワークリストが保護されたリソースとみなすリソースの詳細な情報と、それらのリソースに推奨されるデフォルトのポリシーを示しています。

各リソース定義は、以下の形式でリソースを示します。

resource type = "<type of resource to protect>"
              <key1 name> = "<key1 value>", ... , <keyN name> = "<keyN value>"
               Roles = { <Role 1>, ..., <Role N> }

ここで、key はリソースの範囲を制御するパラメータを定義し、Roles リストはそのリソースへの付与されたアクセスであるロールのリストを定義しています。ワークリストの場合、ワークリスト システム リソースはタイプ WorklistSystem を、また、タスク プラン リソースはタイプ TaskPlan を持っています。

WorklistSystem リソースの場合、WebLogic Server セキュリティ フレームワークは、<wli-worklist-system> のタイプでそれらを認識します。TaskPlan リソースの場合、WebLogic Server セキュリティ フレームワークは、<wli-task-type> のタイプでそれらを認識します。このタイプ情報および提供されるキー/値ペアによって、WebLogic Server のデフォルト プロバイダ以外の認可プロバイダで使用するための下位レベルのリソースの識別子を構築できます。

以下に示すポリシーは、グローバルな WorklistSystem および TaskPlan リソース用です。つまり、特定のワークリスト システム インスタンスまたはタスク プランには適用されません。独自の特定のポリシーを定義していないリソースのデフォルトのポリシーです。

ワークリスト システム インスタンスまたはタスク プラン固有のポリシーを設定する場合は、以下のいずれかを行うことができます。

デフォルト セキュリティ ポリシー

ワークリストは、ワークリスト システム インスタンスとタスク プランの両方に、グローバルな管理、作成、クエリおよび更新のポリシーのデフォルトのポリシー式を定義しています。これらのポリシーは、BEA が提供する認可プロバイダ (LDAP および SQL など) が使用されたときに自動的に設定されます。サード パーティの認証プロバイダを使用する場合、これらのデフォルトのポリシーは、(その認証プロバイダのポリシー式用のクライアント ツールを使用して) 使用するプロバイダ内で設定する必要がある BEA 推奨のポリシーの提案として機能します。

以下の表では、これらのデフォルトのグローバル ポリシーに基づいて、IntegrationMonitor、IntegrationOpertator、IntegrationAdmin、IntegrationUser の各ロールが実行できるアクションをまとめています。

注意 : 管理者は、自由にグローバル ポリシーを変更できます。この場合、必ずしも以下の表で示されている値が当てはまるわけではありません。

リソース
アクション
IntegrationMonitor
IntegrationOperator
IntegrationAdmin
IntegrationUser
タスク プランのコンフィグレーション
変更
   

 
表示
   

これは、TaskPlanRegistry によってのみ実行可能であり、WorklistSystem MBean では実行不可
タスク
変更
再割り当て
完了
取り消し
申請
削除
パージ
   

 
セキュリティのコンフィグレーション
   

 
表示
   

 
ワークリスト システムのコンフィグレーション
変更
   

 
表示
   

 
グローバル ワークリスト システム ポリシー
作成
削除
変更
   

 
表示

グローバル タスク プラン ポリシー
作成
削除
変更
   

 
表示

ユーザ、グループ、ロール
作成
削除
変更
   

 
表示
   

 
ビジネス カレンダー
作成
削除
変更
   

 
ユーザおよびグループ マッピングの管理
   

 
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ワークリスト システム インスタンスの一覧表示と特定

ワークリスト システム インスタンスは、ワークリスト API のインスタンスとその実装です。ユーザ アプリケーションは、1 つのワークリスト システム インスタンスのみを含めることができ、そのインスタンスは、そのインスタンスをホストするアプリケーションと同じ名前を持ちます。ワークリスト システム インスタンスは、アプリケーションにデプロイされているタスク プランと、そのタスク プランに基づいて作成されたタスクへのアクセスを提供します。また、ワークリスト システム インスタンスを、それ自体のセキュリティ ポリシーや実行時コンフィグレーションなどを使用してコンフィグレーションすることもできます。

[ワークリスト システム インスタンス] ページには、各ワークリスト システム インスタンスに関する以下の情報が表示されます。

プロパティ
説明
[ワークリスト システム インスタンス]
ワークリスト システム インスタンスに割り当てられている名前。この値は、ワークリスト システム インスタンスをホストするアプリケーションの名前と同じ。この名前をクリックすると [ワークリスト システム インスタンス] ページに移動する。
タスク
[タスクの表示] をクリックすると、[タスクの概要] ページに移動する。このページは、ワークリスト システム インスタンスが使用可能な任意のタスク プランに基づいて、すべてのタスクを表示する。
[説明]
ワークリスト システム インスタンスの説明。
[セッション]
現在のセッションの状態が表示される。状態としては、[Started] または [Closed] のどちらかが表示される。

[ワークリスト システム インスタンス] ページからは、以下の操作を実行できます。

クリック対象
実行する操作
[グローバル ワークリスト ポリシー]
すべてのワークリスト システム インスタンスのポリシーを設定する。詳細については、「グローバル ワークリスト システム インスタンス ポリシーの設定」を参照。
[タスクのパージ]
パージできるタスクを手動でパージする。詳細については、「タスクのパージ」を参照。
[グローバル タスク プラン ポリシー]
グローバル タスク プラン ポリシーを設定する。詳細については、「グローバル タスク プラン ポリシーの設定」を参照。
[タスクの表示]
[タスクの概要] ページを表示する。詳細については、「ワークリスト タスクの一覧表示と特定」を参照。
ワークリスト システム インスタンスの横の
タスク プランのコンフィグレーションを表示および変更する。詳細については、「タスク プランの詳細の表示」および「タスク プランの詳細の変更」を参照。
[開始]、[破棄]、または [終了]
セッションを管理する。詳細については、「セッションの管理」を参照。

ワークリスト システム インスタンスを一覧表示して特定するには
  1. Worklist Console で、[ワークリスト] モジュールを選択します。
  2. 左側のパネルで [ワークリスト システム インスタンス] を選択します。[ワークリスト システム インスタンス] ページが表示されます。

このページには、既存のワークリスト システム インスタンスがすべて表示されます。

セッションの管理

セッションを編集すると、ワークリスト システム インスタンスやタスク プランのコンフィグレーションを編集できるようになります。これらのコンフィグレーションを編集する前に、セッションの編集を開始する必要があります。コンソールにリソースやコンフィグレーションを表示するだけであればセッションは必要ありませんが、これらのコンフィグレーションを編集するにはセッションが必要です。[セッションの管理] セクションでは、コンソール内のセッションを管理します。

次の表に、[セッションの管理] セクションで実行できる操作をまとめます。

クリック対象
実行する操作
[開始]
選択したワークリスト システム インスタンスの新しいセッションを作成する。タスクの詳細に変更を加える場合はセッションを作成する必要がある。[開始] をクリックすると、セッションの状態は [Started] になる。
[終了]
コンフィグレーションの変更を保存して、選択したワークリスト システム インスタンスのセッションを閉じる。[終了] をクリックすると、セッションの状態は [Closed] になる。
[破棄]
変更を保存せずに、選択したワークリスト システム インスタンスの現在のセッションを終了する。[破棄] をクリックすると、セッションの状態は [Closed] になる。

ワークリスト イベント ハンドラとイベント タイプについて

イベント ハンドラは、ワークリスト管理下のタスクを変更した時に生成されるイベントに応じて、ワークリストによって定義されたイベント リスナが実行する動作を定義します。イベント ハンドラを使用することで、タスク イベントに応じて生成されるイベント通知の動作を定義できます。イベント ハンドラは、以下のいずれかまたはすべてを含むさまざまなイベントに対する対応を指定できます。

1 つのワークリスト システム インスタンスに、任意の数のイベント ハンドラを関連付けることができます。各イベント ハンドラには、適用対象となる複数のタスク タイプを指定します (すべてのタスク タイプに適用される「グローバル」イベント ハンドラであることを指定することもできます)。

詳細については、「イベント ハンドラの詳細の変更」を参照してください。

イベント ハンドラには、どのイベントがイベント ハンドラに関連しているか、およびそれらのイベントで何を実行するかを定義するベント サブスクリプションが含まれています。イベント サブスクリプションを定義すると、さまざまなイベント タイプの通知を送信できます。イベント サブスクリプションは 1 つまたは複数のイベント タイプに関連付けることができ、イベント通知に対する必要な応答もイベント サブスクリプションごとに定義できます。

各ワークリスト システム インスタンスには、あらかじめ定義されている以下の 3 つのイベント ハンドラが含まれています。

ユーザは、ワークリストによって定義された任意のハンドラまたはサブスクリプションのコンフィグレーションを変更できます。また、ユーザは、いつでもハンドラおよびハンドラに含まれるサブスクリプションを、有効または無効にできます。ただし、ワークリストの基本ハンドラのハンドラおよびサブスクリプションは削除できません。

次の表に、ワークリストのイベント タイプをまとめます。

イベント タイプ
説明
ABORT
タスクが中止された。
ASSIGN
タスクが直接割り当てられたか、新しい手順に移動した結果として、または手順において割り当てアクションを実行した結果としてタスクが割り当てられた。
CLAIM
タスクが直接申請されたか、新しい手順に移動した結果として、または手順において割り当てアクションを実行した結果としてタスクが申請された。
CLEAR_ERROR
タスクがエラー状態からリセットされた。
COMPLETE
タスクが完了した。
CREATE
タスクが作成された。このイベントの後には、STEP_CHANGE イベントと、CREATE イベントの後に届いた ASSIGN または CLAIM イベントが発生する。
DELETE
タスクが削除された。
REACTIVATE
完了したタスクまたは中止されたタスクが再アクティブ化された。
RESUME
中断されたタスクが再開された。
RETURN
申請済みタスクが返された。このタスクの状態は「割り当て済み」に変更される。
SET_CURRENT_STEP
タスクの現在の手順が強制的に設定された。このイベントの後には、新しい手順にタスクが届いたことを示す STEP_CHANGE イベントが発生する。また、新しい現在の手順によっては、このイベントの後に ASSIGN、CLAIM、COMPLETE、または ABORT イベントが発生する場合もある。
SET_ERROR
タスクがエラー状態に設定された。
SET_USER_PROPERTY
タスク プランの作成時に定義されたカスタム プロパティが設定された。このプロパティがアクションの実行の一部として更新された場合は、TAKE_ACTION イベントによって古いプロパティ値と新しいプロパティ値が示される。
STEP_CHANGE
タスクの現在の手順が変更された。このイベントは、作業アクションによって発生する場合と、管理者によって設定される場合がある。
STEP_EXPIRE
タスクの手順が、スケジュールされた完了期日までに完了しなかった。
SUSPEND
タスクが中断された。
TAKE_ACTION
アクションが実行された。このイベントの後、別の手順を対象とする作業アクションの後に STEP_CHANGE イベントが発生する場合がある。タスクが割り当て済みまたは申請済みである場合は、このイベントの後に ASSIGN イベントまたは CLAIM イベントが発生する場合がある (作業アクションの後で新しい手順に届いた後、または割り当てアクションの後)。戻りアクションの後に RETURN イベントが発生する場合がある。新しい現在の手順が完了手順または中止手順である場合は、作業アクションの後に COMPLETE イベントまたは ABORT イベントが発生する場合がある。
TASK_EXPIRE
タスクが、スケジュールされた完了期日までに完了しなかった。

ワークリスト システム インスタンスのコンフィグレーションの変更

[ワークリスト システム インスタンス] ページには、ワークリスト システム インスタンスのコンフィグレーションの詳細が表示されます。

セッションを開始して、ワークリスト システム インスタンスのコンフィグレーションを変更できます。また、以下の操作も [ワークリスト システム インスタンス] ページから実行できます。

クリック対象
実行する操作
[タスク リストの表示]
[タスクの概要] ページで、ワークリスト タスクを特定して一覧表示する。詳細については、「ワークリスト タスクの一覧表示と特定」を参照。
[セッションの開始]
セッションを開始する。詳細については、「セッションの管理」を参照。
[イベント ハンドラの表示]
既存のイベント ハンドラの一覧を表示する。詳細については、「イベント ハンドラの一覧表示と特定」を参照。
[システム ポリシーの設定]
現在のワークリスト システム インスタンスのポリシーを設定する。詳細については、「ワークリスト システム インスタンス ポリシーの設定」を参照してください。

ワークリスト システム インスタンスのコンフィグレーションを変更するには
  1. ワークリスト システム インスタンスを特定します。詳細については、「ワークリスト システム インスタンスの一覧表示と特定」を参照してください。
  2. ワークリスト システム インスタンスの名前をクリックします。[ワークリスト システム インスタンス] ページが表示されます。
  3. [ワークリスト システム インスタンス] ページで [開始] をクリックしていない場合、[セッションの開始]] をクリックします。詳細については、「セッションの管理」を参照してください。
  4. 以下のいずれかを実行します。
    • [パージ間隔] フィールドに、このワークリスト システム インスタンスのパージ間隔を秒単位で入力する。パージ間隔として「0」を指定した場合は、自動パージが実行されないため、このワークリスト システム インスタンスのパージを手動で実行する必要があります。詳細については、「タスクのパージ」を参照してください。
    • [デフォルト レポートのデータソース JNDI 名] フィールドに、デフォルトのレポート データソースの JNDI 名を入力する。詳細については、WebLogic Server Administration Console のヘルプの「JDBC データ ソースの作成」を参照してください
    • [メール セッション情報] フィールドに、WebLogic Server で作成されたメール セッションの名前を入力する。詳細については、WebLogic Server Administration Console のヘルプの「メール セッションの作成」を参照してください
  5. [送信] をクリックします。[ワークリスト システム インスタンス] ページに戻ります。
  6. セッションを終了するには、[終了] をクリックします。

これで、ワークリスト システム インスタンスのコンフィグレーションが更新されました。

グローバル ワークリスト システム インスタンス ポリシーの設定

[システム ポリシーの設定] ページでは、すべてのワークリスト システム インスタンスのセキュリティ ポリシーを設定できます。個別のワークリスト システム インスタンスにポリシーが設定されていない場合には、このグローバル ワークリスト システム インスタンス ポリシーが適用されます。

[グローバル ワークリスト ポリシーの設定] ページで、任意のワークリスト ポリシーにロールを割り当てることができます。ロールに属しているユーザは、そのロールに関連付けられている操作を実行できます。詳細については、「セキュリティ ポリシー」および「ユーザ管理におけるセキュリティ プロバイダの要件」を参照してください。

注意 : 管理、作成、およびクエリ アクションの場合は、グローバル ワークリスト ポリシーよりも、個別のワークリスト システム インスタンス ポリシーが優先されます。詳細については、「ワークリスト システム インスタンス ポリシーの設定」を参照してください。
グローバル ワークリスト ポリシーを設定するには
  1. Worklist Console で、[ワークリスト] モジュールを選択します。
  2. 左側のパネルで [ワークリスト システム インスタンス] を選択します。[ワークリスト システム インスタンス] ページが表示されます。
  3. [グローバル ワークリスト ポリシーの設定] をクリックします。[システム ポリシーの設定] ページが表示されます。
  4. [編集] をクリックします。[グローバル ワークリスト ポリシーの設定] ページが表示されます。


  5. アクションごとに、[利用可能なロール] リスト ボックスから、1 つまたは複数のロールを選択し、 をクリックします (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押しながら、追加するオプションを 1 つずつクリックします)。各アクションに対し、少なくとも 1 つのロールが選択されていることを確認してください。詳細については、「セキュリティ ポリシー」および「ユーザ管理におけるセキュリティ プロバイダの要件」を参照してください。
  6. 注意 : 管理ポリシーからアクセス対象のすべてのロールを削除しないように注意してください。そうすることで、そのポリシーに対して必要以上の編集を行わないで済みます。
  7. [送信] をクリックします。

グローバル ワークリスト システム ポリシーが更新されます。[システム ポリシーの設定] ページに戻ります。[ワークリスト システム インスタンス] ページに戻るには、[取り消し] をクリックします。

ワークリスト システム インスタンス ポリシーの設定

すべてのワークリスト システム インスタンスのグローバル ポリシーを設定するだけでなく、個別のワークリスト システム インスタンスのポリシーを設定することも可能です。詳細については、「グローバル ワークリスト システム インスタンス ポリシーの設定」、「セキュリティ ポリシー」、および「ユーザ管理におけるセキュリティ プロバイダの要件」を参照してください。

ワークリスト システム インスタンス ポリシーを設定するには
  1. Worklist Console で、[ワークリスト] モジュールを選択します。
  2. 左側のパネルで [ワークリスト システム インスタンス] を選択します。[ワークリスト システム インスタンス] ページが表示されます。
  3. ワークリスト システム インスタンスの名前をクリックします。[ワークリスト システム インスタンス] ページが表示されます。
  4. [システム ポリシーの設定] をクリックします。[システム ポリシーの設定] ページが表示されます。
  5. [編集] をクリックします。[システム ポリシーの設定] ページが表示されます。
  6. アクションごとに、[利用可能なロール] リスト ボックスから、1 つまたは複数のロールを選択し、 をクリックします (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押しながら、追加するオプションを 1 つずつクリックします)。詳細については、「セキュリティ ポリシー」および「ユーザ管理におけるセキュリティ プロバイダの要件」を参照してください。
  7. 注意 : 管理ポリシーからアクセス対象のすべてのロールを削除しないように注意してください。そうすることで、そのポリシーに対して必要以上の編集を行わないで済みます。
  8. [送信] をクリックします。

選択したワークリスト システム インスタンスのポリシーが更新されます。[システム ポリシーの設定] ページに戻ります。[ワークリスト システム インスタンス] ページに戻るには、[取り消し] をクリックします。

グローバル タスク プラン ポリシーの設定

[グローバル タスク プラン ポリシーの表示] ページでは、グローバル タスク プラン ポリシーを表示したり編集したりできます。グローバル タスク プラン ポリシーは、個別のタスク プラン ポリシーよりも優先されます。

[グローバル ワークリスト ポリシーの設定] ページで、任意のワークリスト ポリシーにロールを割り当てることができます。ロールに属しているユーザは、そのロールに関連付けられている操作を実行できます。詳細については、「セキュリティ ポリシー」および「ユーザ管理におけるセキュリティ プロバイダの要件」を参照してください。

注意 : 管理、作成、およびクエリ アクションの場合は、グローバル タスク プラン ポリシーよりも、個別のタスク プラン ポリシーが優先されます。詳細については、「タスクの詳細の表示と変更」を参照してください。
グローバル タスク プラン ポリシーを設定するには
  1. Worklist Console で、[ワークリスト] モジュールを選択します。
  2. 左側のパネルから [ワークリスト システム インスタンス] を選択します。[ワークリスト システム インスタンス] ページが表示されます。
  3. [グローバル タスク プラン ポリシー] をクリックします。[グローバル タスク プラン ポリシーの表示] ページが表示されます。
  4. [編集] をクリックします。[グローバル タスク プラン ポリシーの編集] ページが表示されます。


  5. アクションごとに、[利用可能なロール] リスト ボックスから、1 つまたは複数のロールを選択し、 をクリックします (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押しながら、追加するオプションを 1 つずつクリックします)。詳細については、「セキュリティ ポリシー」および「ユーザ管理におけるセキュリティ プロバイダの要件」を参照してください。
  6. 注意 : 管理ポリシーからアクセス対象のすべてのロールを削除しないように注意してください。そうすることで、そのポリシーに対して必要以上の編集を行わないで済みます。
  7. [送信] をクリックします。

グローバル タスク プラン ポリシーが更新されます。[グローバル タスク プラン ポリシーの表示] ページに戻ります。[ワークリスト システム インスタンス] ページに戻るには、[取り消し] をクリックします。

タスク プラン ポリシーの設定

個別のタスク プラン ポリシーは、[タスク プランの詳細] ページで設定できます。個別のタスク プラン ポリシーは、グローバル タスク プラン ポリシーよりも優先されます。詳細については、「グローバル タスク プラン ポリシーの設定」を参照してください。

[タスク プランの詳細] ページで、任意のワークリスト ポリシーにロールを割り当てることができます。ロールに属しているユーザは、そのロールに関連付けられている操作を実行できます。詳細については、「セキュリティ ポリシー」および「ユーザ管理におけるセキュリティ プロバイダの要件」を参照してください。個別のタスク プラン ポリシーを設定する手順については、「タスク プランの詳細の変更」の「タスク プランのポリシーを編集するには」を参照してください。

タスクのパージ

実行時リポジトリでは、完了または中止したタスク (まとめて「ターミナルのタスク」と呼ぶ) を、指定した間隔でパージする自動パージがサポートされています。ターミナルのタスクのインスタンスを保存する期間は、システムおよびタスク プラン レベルの両方でコンフィグレーションできます。

パージ間隔は、ワークリスト システム インスタンスの詳細を変更する際に設定できます。詳細については、「ワークリスト システム インスタンスのコンフィグレーションの変更」を参照してください。ターミナルのタスクの保存期間は、タスク プランの詳細を設定する際に設定できます。詳細については、「タスク プランの詳細の変更」を参照してください。

パージ プロセスはパージ間隔に基づいて自動的に実行され、システムまたはタスク プランにコンフィグレーションされている期限よりも古いターミナルのタスクが実行時リポジトリから永続的に削除されます。

パージ間隔をゼロに設定する場合は、タスクを手動でパージする必要があります。手動のパージは、[ワークリスト システム インスタンス] ページから実行できます。

タスクを手動でパージするには
  1. Worklist Console で、[ワークリスト] モジュールを選択します。
  2. 左側のパネルから [ワークリスト システム インスタンス] を選択します。[ワークリスト システム インスタンス] ページが表示されます。
  3. パージしたいタスクが含まれているワークリスト システム インスタンスの横のチェック ボックスをオンにします。
  4. [タスクのパージ] をクリックします。

選択したワークリスト システム インスタンス内のすべてのタスクがパージされます。

イベント ハンドラの一覧表示と特定

[イベント ハンドラ] ページには、既存のすべてのイベント ハンドラが一覧表示され、イベント ハンドラ名とイベント ハンドラのスコープを確認できます。イベント ハンドラのスコープは、グローバルを指定してすべてのタスク プランに適用することも、選択したタスク プランのみをイベント ハンドラに関連付けることもできます。詳細については、「ワークリスト イベント ハンドラとイベント タイプについて」を参照してください。

イベント ハンドラを特定するには
  1. Worklist Console で、[ワークリスト] モジュールを選択します。
  2. 左側のパネルで [ワークリスト システム インスタンス] を選択します。[ワークリスト システム インスタンス] ページが表示されます。
  3. セッションを開始します。詳細については、「ワークリスト システム インスタンスのコンフィグレーションの変更」を参照してください。
  4. ワークリスト システム インスタンスの名前をクリックします。[ワークリスト システム インスタンス] ページが表示されます。
  5. [イベント ハンドラの表示] をクリックします。[イベント ハンドラ] ページが表示されます。
  6. 注意 : [イベント ハンドラの表示] ボタンは、セッション中のみ使用できます。
  7. イベント ハンドラを特定するには、以下のいずれかを実行します。
    • リストをソートする。昇順 および降順 矢印ボタンは、ソート可能なカラムを示します。ソート順を変更するには、このボタンをクリックします。
    • ページをスクロールする。左下隅のコントロールを使用します。ページを移動するには、ページ番号を選択するか、矢印ボタン (次 、前 、最初 、最後 ) を使用します。

関連トピック

イベント ハンドラの詳細の変更

[イベント ハンドラの詳細] ページには、イベント ハンドラの詳細と、イベントに関連付けられたイベント サブスクリプションが一覧表示されます。このページでは、タスク プランの詳細とイベント ハンドラに関連付けられたイベント サブスクリプションを変更できます。詳細については、「ワークリスト イベント ハンドラとイベント タイプについて」を参照してください。

注意 : イベント ハンドラへの変更は、セッション中のみ行えます。変更を行うには、セッションを開始します。詳細については、「セッションの管理」を参照してください。

イベント ハンドラの詳細を編集するには
  1. 変更するイベント ハンドラを特定します。詳細については、「イベント ハンドラの一覧表示と特定」を参照してください。
  2. イベント ハンドラ名をクリックします。[イベント ハンドラの詳細] ページが表示されます。


  3. [タスク プラン] セクションで [編集] をクリックします。[イベント ハンドラの詳細] ページが編集モードで開きます。
  4. 必要に応じて、以下の手順を実行します。
    • [グローバル ハンドラ] チェック ボックスをオンにする。現在のイベント ハンドラはグローバルになり、すべてのタスク プランで処理されます。
    • このチェック ボックスをオンにしない場合は、このイベント ハンドラによって処理されるタスク プランを選択する必要があります。

    • [無効] チェック ボックスをオンにする。このイベント ハンドラを無効にできます。
    • イベント ハンドラを無効にする場合、イベント ハンドラに関連付けられたイベント サブスクリプションはすべて無効になります。これは、イベント ハンドラから通知コンシューマに送信されるイベント通知がないことを意味します。

    • [利用可能なタスク プラン] リスト ボックスで、このイベント ハンドラに関連付けられるタスク プランを選択し、 をクリックする (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するタスク プランをクリックする)。
    • このオプションは、[グローバル ハンドラ] チェック ボックスが選択されていない場合にのみ使用できます。

  5. [送信] をクリックします。

イベント ハンドラの詳細が更新され、[イベント ハンドラの詳細] ページに戻ります。

イベント ハンドラに関連付けられたイベント サブスクリプションを追加、変更、削除することもできます。詳細については、「イベント サブスクリプションの追加」、「イベント サブスクリプションの変更」、および「イベント サブスクリプションの削除」を参照してください。イベント ハンドラに関連付けられたイベント サブスクリプションへのこうした変更は、現在のセッションを終了した後に反映されます。

イベント サブスクリプションの一覧表示と特定

[イベント ハンドラの詳細] ページには、イベント ハンドラの詳細と、イベントに関連付けられたイベント サブスクリプションが一覧表示されます。このページでは、タスク プランの詳細とイベント ハンドラに関連付けられたイベント サブスクリプションを変更できます。また、イベント サブスクリプションを追加、変更、削除することもできます。詳細については、「ワークリスト イベント ハンドラとイベント タイプについて」を参照してください。

イベント サブスクリプションごとに、サブスクリプションの名前、イベント タイプおよびこのイベント サブスクリプションを削除できるかどうかを表示できます。[削除可能] フィールドに true が表示されている場合、イベント サブスクリプションを削除できます。

イベント サブスクリプションを特定するには
  1. Worklist Console で、[ワークリスト] モジュールを選択します。
  2. 左側のパネルで [ワークリスト システム インスタンス] を選択します。[ワークリスト システム インスタンス] ページが表示されます。
  3. セッションを開始します。詳細については、「セッションの管理」を参照してください。
  4. ワークリスト システム インスタンスの名前をクリックします。[ワークリスト システム インスタンス] ページが表示されます。
  5. [イベント ハンドラの表示] をクリックします。[イベント ハンドラ] ページが表示されます。
  6. 注意 : [イベント ハンドラの表示] ボタンは、セッション中のみ使用できます。
  7. イベント ハンドラ名をクリックします。[イベント ハンドラの詳細] ページが表示されます。
  8. このページには、イベント ハンドラに関連付けられたイベント サブスクリプションが一覧表示されています。

  9. イベント サブスクリプションを特定するには、以下のいずれかを実行します。
    • リストをソートする。昇順 および降順 矢印ボタンは、ソート可能なカラムを示します。ソート順を変更するには、このボタンをクリックします。
    • ページをスクロールする。左下隅のコントロールを使用します。ページを移動するには、ページ番号を選択するか、矢印ボタン (次 、前 、最初 、最後 ) を使用します。

[イベント ハンドラの詳細] ページの [イベント サブスクリプション] セクションで実行できるアクションを以下の表に示します。

クリック対象
説明
[サブスクリプションの追加]
イベント サブスクリプションを追加する。詳細については、「イベント サブスクリプションの追加」を参照。
[サブスクリプション名]
既存のイベント サブスクリプションを編集する。詳細については、「イベント サブスクリプションの変更」を参照。
[サブスクリプションの削除]
選択したイベント サブスクリプションを削除する。詳細については、「イベント サブスクリプションの削除」を参照。

イベント サブスクリプションの追加

[イベント サブスクリプションの詳細] ページを使用して、イベント ハンドラに関連付けられるイベント サブスクリプションを追加できます。詳細については、「ワークリスト イベント ハンドラとイベント タイプについて」を参照してください。

イベント サブスクリプションを追加するには
  1. イベント サブスクリプションを追加するイベント ハンドラを特定します。詳細については、「イベント ハンドラの一覧表示と特定」を参照してください。
  2. イベント ハンドラ名をクリックします。[イベント ハンドラの詳細] ページが表示されます。
  3. [サブスクリプションの追加] をクリックします。[イベント サブスクリプションの詳細] ページが表示されます。
  4. 以下を実行します。
    • [サブスクリプション名] フィールドに、イベント サブスクリプションの名前を入力する。
    • [すべてのイベント タイプ] チェック ボックスをオンにして、このイベント サブスクリプションをすべてのイベント タイプに適用する。
    • [イベント タイプ] リスト ボックスで、1 つ以上のイベント タイプを選択し、 をクリックする (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するイベント タイプをクリックする)。詳細については、「ワークリスト システム インスタンスの一覧表示と特定」を参照してください。
    • イベント タイプは、[すべてのイベント タイプ] チェック ボックスが選択されていない場合にのみ選択します。

    • このイベント サブスクリプションの電子メール通知を無効にするには、[電子メールのサブスクリプションを無効化] チェック ボックスをオンにする。電子メール通知を有効にする場合は、このチェック ボックスをオフにします。
    • [ロケール] フィールドで、電子メール通知の送信に使用されるロケールを選択する。
    • [エンコーディング文字セット] フィールドで、電子メール通知に使用される文字セットの名前を選択する。
    • [Java メール セッション JNDI 名] フィールドに、WebLogic Server で作成されたメール セッションの名前を入力する。詳細については、WebLogic Server Administration Console のヘルプの「メール セッションの作成」を参照してください
    • [送信元の名前] フィールドに、電子メール通信でユーザに送信される送信元のインターネット アドレスを入力する。インターネット アドレスは、有効な電子メール アドレスまたは名前になります (名前にスペースは入りません)。
    • [ユーザ] リスト ボックスで、1 つまたは複数のユーザを選択し、 をクリックする (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するユーザ名をクリックする)。選択したユーザは、このイベント サブスクリプションに関連付けられます。
    • [グループ] リスト ボックスで、1 つまたは複数のグループを選択し、 をクリックする (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するグループ名をクリックする)。選択したグループは、このイベント サブスクリプションに関連付けられます。
    • [タスク アクター] リスト ボックスで、1 つ以上のオプションを選択し、 をクリックする (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するオプションをクリックする)。
    • タスク アクターは、タスクに対するアフィニティの観点から指定します。作成者、オーナ、申請者、割り当て対象は、タスクについて特定の意味と関係を持つタスク アクターです。

    • メッセージ ブローカによるイベント通知を無効にするには、[MessageBroker のサブスクリプションを無効化] チェック ボックスをオンにする。このチェック ボックスをオフにすると、メッセージ ブローカによるイベント通知が有効になります。
    • デフォルトのレポート ストアへのイベント通知を無効にするには、[レポートのサブスクリプションを無効化] チェック ボックスをオンにする。このチェック ボックスをオフにすると、デフォルトのレポート ストアはイベント通知を受信します。
  5. [送信] をクリックします。

イベント サブスクリプションが追加されます。[イベント サブスクリプションの詳細] ページに、サブスクリプションの詳細が表示モードで表示されます。必要に応じて、詳細を変更するには [編集] を、[イベント ハンドラの詳細] ページに戻るには [戻る] をクリックしてください。

関連トピック

イベント サブスクリプションの変更

[イベント サブスクリプションの詳細] ページには、イベントに関連付けられたイベント サブスクリプションの概要、イベント通知の詳細、ヒューマン アクターが表示されます。このページでは、イベント ハンドラに関連付けられたイベント サブスクリプションの詳細を変更できます。詳細については、「ワークリスト イベント ハンドラとイベント タイプについて」を参照してください。

イベント サブスクリプションを変更するには
  1. イベント サブスクリプションを追加するイベント ハンドラを特定します。詳細については、「イベント ハンドラの一覧表示と特定」を参照してください。
  2. イベント ハンドラ名をクリックします。[イベント ハンドラの詳細] ページが表示されます。
  3. イベント サブスクリプションの名前をクリックします。[イベント サブスクリプションの詳細] ページが表示されます。
  4. [イベント サブスクリプションの概要] セクションで [編集] をクリックします。ワークリスト システム インスタンスとイベント ハンドラの名前が表示されます。これらの値は変更できません。
  5. 必要に応じて、以下の手順を実行します。
    • [すべてのイベント タイプ] チェック ボックスをオンにして、このイベント サブスクリプションをすべてのイベント タイプに適用する。
    • [イベント タイプ] リスト ボックスで、1 つ以上のイベント タイプを選択し、 をクリックする (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するイベント タイプをクリックする)。詳細については、「ワークリスト システム インスタンスの一覧表示と特定」を参照してください。
    • イベント タイプは、[すべてのイベント タイプ] チェック ボックスが選択されていない場合にのみ選択します。

  6. [送信] をクリックするか、[電子メール通知] セクションの [編集] をクリックします。[送信] をクリックした場合、イベント サブスクリプションの概要の詳細のみが変更されて、[イベント サブスクリプションの詳細] ページに戻ります。
  7. 前の手順で [編集] をクリックした場合は、以下のいずれかを実行します。
    • このサブスクリプションの電子メール通知を無効にするには、[電子メールのサブスクリプションを無効化] チェック ボックスをオンにする。電子メール通知を有効にする場合は、このチェック ボックスをオフにします。
    • [ロケール] フィールドで、電子メール通知の送信に使用されるロケールを選択する。
    • [エンコーディング文字セット] フィールドで、電子メール通知に使用される文字セットの名前を選択する。
    • [Java メール セッション JNDI 名] フィールドに、WebLogic Server で作成されたメール セッションの名前を入力する。詳細については、WebLogic Server Administration Console のヘルプの「メール セッションの作成」を参照してください
    • [送信元の名前] フィールドに、電子メール通信でユーザに送信される送信元のインターネット アドレスを入力する。インターネット アドレスは、有効な電子メール アドレスまたは名前になります (名前にスペースは入りません)。
    • [ユーザ] リスト ボックスで、1 つまたは複数のユーザを選択し、 をクリックする (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するユーザ名をクリックする)。選択したユーザは、このイベント サブスクリプションに関連付けられます。
    • [グループ] リスト ボックスで、1 つまたは複数のグループを選択し、 をクリックする (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するグループ名をクリックする)。選択したグループは、このイベント サブスクリプションに関連付けられます。
    • [タスク アクター] リスト ボックスで、1 つ以上のオプションを選択し、 をクリックする (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するオプションをクリックする)。
    • タスク アクターは、タスクに対するアフィニティの観点から指定します。作成者、オーナ、申請者、割り当て対象は、タスクについて特定の意味と関係を持つタスク アクターです。

    • メッセージ ブローカによるイベント通知を無効にするには、[MessageBroker のサブスクリプションを無効化] チェック ボックスをオンにする。このチェック ボックスをオフにすると、メッセージ ブローカによるイベント通知が有効になります。
    • レポート ストアへのイベント通知を無効にするには、[レポートのサブスクリプションを無効化] チェック ボックスを選択する。このチェック ボックスをオフにすると、デフォルトのレポート ストアはイベント通知を受信します。
  8. 以下のいずれかを実行します。
    • 変更を保存するには、[送信] をクリックする。
    • 変更を破棄するには、[取り消し] をクリックする。
    • 変更を破棄して [イベント ハンドラの詳細] ページに戻るには、[戻る] をクリックする。

[送信] をクリックすると、イベント サブスクリプションが更新されます。[イベント サブスクリプションの詳細] ページに、サブスクリプションの詳細が表示モードで表示されます。必要に応じて、詳細を変更するには [編集] を、[イベント ハンドラの詳細] ページに戻るには [戻る] をクリックしてください。

関連トピック

イベント サブスクリプションの削除

[イベント ハンドラの詳細] ページでは、イベント サブスクリプションを削除できます。

注意 : イベント サブスクリプションは、そのサブスクリプションの [削除可能] フラグが true に設定されている場合にのみ削除できます。Worklist アプリケーションの一部としてデプロイされたイベント サブスクリプションの場合 (つまり、Worklist Console へのデプロイ後に追加されたものではない場合)、このフラグは false に設定されています。
イベント サブスクリプションを削除するには
  1. イベント サブスクリプションを追加するイベント ハンドラを特定します。詳細については、「イベント ハンドラの一覧表示と特定」を参照してください。
  2. イベント ハンドラ名をクリックします。[イベント ハンドラの詳細] ページが表示されます。
  3. 削除するイベント サブスクリプションの横にあるチェック ボックスをオンにします。
  4. [サブスクリプションの削除] をクリックします。確認メッセージが表示されます。[OK] をクリックします。

イベント サブスクリプションが削除されます。

タスク プランの詳細の表示

タスク プランとは、特定の目的のために定義されたタスク群に共通な、手順、プロパティ、タスク割り当てのルールなどの記述を指します。タスクおよびタスク プランの詳細については、『Worklist の使い方』の「ワークリスト タスク プランの作成および管理」に関する説明を参照してください

[タスク プランの詳細] ページでは、タスク プランの詳細 (タスク プランの概要の詳細、タスク プランのポリシー、ユーザ定義のプロパティ、タスクの手順など) を表示および編集できます。詳細については、「タスク プランの詳細の変更」を参照してください。

タスク プランの詳細を表示するには
  1. Worklist Console で、[ワークリスト] モジュールを選択します。
  2. 左側のパネルから [ワークリスト システム インスタンス] を選択します。[ワークリスト システム インスタンス] ページが表示されます。
  3. ワークリスト システム インスタンスの横にある アイコンをクリックします。ワークリスト システム インスタンスに関連付けられたタスク プランがすべて表示されます。
  4. 表示するタスク プランをクリックします。[タスク プランの詳細] ページが表示されます。


タスク プランの詳細の変更

[タスク プランの詳細] ページでは、タスク プランの詳細 (タスク プランの概要の詳細、タスク プランのポリシー、ユーザ定義のプロパティ、タスクの手順など) を表示および編集できます。

タスク プランの概要の詳細を編集するには
  1. セッションを開始します。詳細については、「セッションの管理」を参照してください。
  2. 変更するタスク プランのタスク プランの詳細を表示します。詳細については、「タスク プランの詳細の表示」を参照してください。
  3. [タスク プランの概要] セクションの横にある [編集] をクリックします。
  4. 以下のいずれかを実行します。
    • [見積り時間] フィールドに、手順を完了するのに必要な推定所要時間 (3min2hour1day10 years 5 hours 3 seconds など、ビジネス カレンダーによる時間間隔で指定) を入力する。この情報は、デフォルトのワークリスト割り当てハンドラによってロード バランシングに使用されます。この値を指定した場合、このタスクに含まれるすべての手順において時間推定のデフォルトの設定値として使用されます。
    • [完了期日] フィールドに、時間間隔を指定し、ユーザ カレンダーまたはビジネス カレンダーを指定する。
    • 間隔では、D days H hours M minutes 形式で日数、時間、分を定義できます。ここで、D は日数、H は時間数、M は分数を表します。

      タスクの完了期日は、間隔とユーザ カレンダーまたはビジネス カレンダーに基づいて生成されます。たとえば、時間間隔を 10 日に指定して、ビジネス カレンダーを選択した場合、現在の日付が 1 日であり、選択したビジネス カレンダーでその翌日からの 5 日間がビジー状態である場合、タスクの完了期日は 15 日になる。

    • [タスク所有者] フィールドに、タスク プランに関連付けられたタスク インスタンスのデフォルトのオーナを入力する。
    • [ターミナルのタスク保存期間] に、パージが開始される前に完了または中止したタスクを実行時ストアに保存する期間 (3min2hour1day10 years 5 hours 3 seconds など、ビジネス カレンダーによる時間間隔で指定) を入力する。詳細については、「タスクのパージ」を参照してください。
  5. [送信] をクリックします。
  6. セッションを終了します。

タスクのパラメータが更新され、[タスク プランの詳細] ページに戻ります。

タスク プランのポリシーを編集するには

ポリシーは、個別のタスク プラン レベルまたはグローバル タスク プラン レベルで設定できます。その場合、グローバル タスク プラン ポリシーよりも個別のタスク プラン ポリシーが優先されます。詳細については、「グローバル タスク プラン ポリシーの設定」を参照してください。

個別のタスク プラン ポリシーは、[タスク プランの詳細] ページで設定できます。[タスク プランの詳細] ページで、任意のワークリスト ポリシーにロールを割り当てることができます。ロールに属しているユーザは、そのロールに関連付けられている操作を実行できます。詳細については、「セキュリティ ポリシー」および「ユーザ管理におけるセキュリティ プロバイダの要件」を参照してください。

  1. セッションを開始します。詳細については、「セッションの管理」を参照してください。
  2. タスク プランの詳細を表示します。詳細については、「タスク プランの詳細の表示」を参照してください。
  3. [タスク プラン ポリシー] セクションの横にある [編集] をクリックします。
  4. アクションごとに、[利用可能なロール] リストで 1 つ以上のロールを選択し、 をクリックします (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕キーを押したまま追加するロールをクリックする)。詳細については、「セキュリティ ポリシー」および「ユーザ管理におけるセキュリティ プロバイダの要件」を参照してください。
  5. 注意 : 管理ポリシーからアクセス対象のすべてのロールを削除しないように注意してください。そうすることで、そのポリシーに対して必要以上の編集を行わないで済みます。
  6. [送信] をクリックします。
  7. セッションを終了します。

選択したタスクのポリシーが更新され、[タスク プランの詳細] ページに戻ります。

タスクの手順に関する詳細情報を表示および編集するには
  1. セッションを開始します。詳細については、「セッションの管理」を参照してください。
  2. タスク プランの詳細を表示します。詳細については、「タスク プランの詳細の表示」を参照してください。
  3. [ステップ] セクションの横にある [編集] をクリックします。[ステップの詳細情報] ページが表示されます。
  4. 注意 : [ステップの詳細情報の表示] をクリックすることもできます。[ステップの詳細情報] ページが表示されます。[編集] をクリックします。

    タスクの手順ごとおよび手順のアクションごとにパラメータをコンフィグレーションできます。

  5. タスクの手順ごとに、以下を実行します。
    • [見積り時間] フィールドに、手順を完了するのに必要な推定所要時間 (3min2hour1day10 years 5 hours 3 seconds など、ビジネス カレンダーによる時間間隔で指定) を入力する。この情報は、デフォルトのワークリスト割り当てハンドラによってロード バランシングに使用されます。
    • [完了期日] フィールドに、時間間隔を指定し、ユーザ カレンダーまたはビジネス カレンダーを指定する。
    • 間隔では、D days H hours M minutes 形式で日数、時間、分を定義できます。ここで、D は日数、H は時間数、M は分数を表します。

      ステップの完了期日は、時間間隔と、ユーザ カレンダーまたはビジネス カレンダーに基づいて生成されます。たとえば、時間間隔を 10 日に指定して、ビジネス カレンダーを選択した場合、現在の日付が 1 日で、選択したビジネス カレンダーで以降 5 日間がビジー状態である場合には、ステップの完了期日は 15 日になります。

    • [ユーザ] リスト ボックスで、1 つ以上のユーザ名を選択し、 をクリックする (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するユーザ名をクリックします)。
    • [グループ] リスト ボックスで、1 つ以上のグループ名を選択し、 をクリックする (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するグループをクリックします)。
    • [候補リストの処理] フィールドで、選択したユーザまたはグループを割り当てる際に適用する処理のタイプを選択する。
    • 選択したユーザまたはグループを割り当てる際にロード バランシングを適用する場合 (前の手順で、[候補リストの処理] リスト ボックスで [LOAD_BALANCING] を選択した場合)、[ロード バランシング チェック] フィールドで [はい] または [いいえ] を選択して、ロード バランシング チェックが必要かどうかを指定する。
    • タスクの手順ごとに上の手順を繰り返す。
  6. 手順のアクションごとに、以下を実行します。
    • [ユーザ] リスト ボックスで、1 つ以上のユーザ名を選択し、 をクリックする (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するユーザ名をクリックします)。
    • [グループ] リスト ボックスで、1 つ以上のグループ名を選択し、 をクリックする (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するグループをクリックします)。
    • [候補リストの処理] フィールドで、選択したユーザまたはグループを割り当てる際に適用する処理のタイプを選択する。
    • 選択したユーザまたはグループを割り当てる際にロード バランシングを適用する場合 (前の手順で、[候補リストの処理] リスト ボックスで [LOAD_BALANCING] を選択した場合)、[ロード バランシング チェック] フィールドで [はい] または [いいえ] を選択して、ロード バランシング チェックが必要かどうかを指定する。
    • 手順のアクションごとに上の手順を繰り返す。
  7. [送信] をクリックします。
  8. セッションを終了します。

タスクの手順に関連付けられたパラメータと手順のアクションに関連付けられたパラメータが更新され、[タスク プランの詳細] ページに戻ります。

ワークリスト タスクの一覧表示と特定

タスクは、ユーザに割り当てられるアクティビティを表します。ユーザは、タスクの進捗を管理し、タスクがスケジュールどおりに確実に完了するようにします。タスクおよびタスク プランの詳細については、『Worklist の使い方』の「ワークリスト タスク プランの作成および管理」に関する説明を参照してください

[タスクの概要] ページには、各タスク インスタンスについて以下の情報が表示されます。プロパティの詳細な説明については「タスクの詳細の表示と変更」を参照してください。

プロパティ
説明
[タスク名]
タスクに割り当てられている名前。タスク名をクリックすると、[ワークリスト タスクの詳細] ページが表示される。詳細については、「タスクの詳細の表示と変更」を参照。
[説明]
タスクの説明。
[タスク プラン ID]
タスク プランに関連付けられている ID。
[作業状態]
タスクの現在の作業状態。作業状態には、割り当て済み、申請済み、または再割り当て済みがある。
[管理状態]
タスクの現在の管理状態。管理状態には、中止、アクティブ、完了、エラー、または中断がある。
[現在のステップ名]
タスクにおける現在の手順の名前。
[完了期日]
タスクを完了する必要がある日時。
[割り当て対象]
タスクを割り当てられている 1 人または複数のユーザ、あるいは 1 つまたは複数のグループ。
[申請者]
タスクが申請されている場合に、そのタスクを申請したユーザ。
[所有者]
タスクのオーナ。ユーザまたはグループ。
[優先度]
タスクに割り当てられている優先度。

[タスクの概要] ページでは、以下のアクションを実行できます。

アクション
説明
カスタム クエリの作成
特定のタスク インスタンスを検索するためのカスタム クエリを構築する。詳細については、「タスク インスタンスのカスタム クエリの構築」を参照。
タスクの詳細の編集
タスク名をクリックして、タスク インスタンスの詳細を変更する。詳細については、「タスクの詳細の表示と変更」を参照。
タスクの状態の更新
タスクの現在の状態に応じて、タスクの中断、再開、完了、中止、エラー設定、エラー クリア、申請、返却、削除、または再アクティブ化ができる。詳細については、「タスクの状態の更新」を参照。
タスクの申請
選択したタスクを別のユーザの代理で申請する。詳細については、「ユーザのタスクの申請」を参照。
ユーザまたはグループへのタスクの割り当て
選択したタスクを適切なユーザまたはグループに割り当てる。詳細については、「ユーザまたはグループへのタスクの割り当て」を参照。

タスクを一覧表示および特定するには
  1. 以下のいずれかを実行します。
    • Worklist Console で、[ワークリスト] モジュールを選択する。[ワークリスト システム インスタンス] ページが表示されます。必要なワークリスト システム インスタンスに対して [タスクの表示] をクリックします。
    • [ワークリスト システム インスタンス] ページで、ワークリスト システム インスタンス名をクリックする。[ワークリスト システム インスタンス] ページが表示されます。[タスク リストの表示] をクリックします。
    • [ワークリスト システム インスタンス] ページで、ワークリスト システム インスタンスの横にある をクリックする。ワークリスト システム インスタンスに関連付けられたタスク プランが表示されます。[タスクの表示] をクリックします。
    • [タスクの概要] ページが表示されます。

  2. 特定のタスクを検索するには、以下のいずれかを実行します。
    • リストをソートする。昇順 および降順 矢印ボタンは、ソート可能なカラムを示します。ソート順を変更するには、このボタンをクリックします。
    • ページをスクロールする。左下隅のコントロールを使用します。ページを移動するには、ページ番号を選択するか、矢印ボタン (次 、前 、最初 、最後 ) を使用します。
    • [テーブル ヘッダのカスタマイズ] を選択して、カスタム クエリを構築する。指定した条件に一致するタスクがすべて一覧表示されます。詳細については、「タスク インスタンスのカスタム クエリの構築」を参照してください。

タスク インスタンスのカスタム クエリの構築

[カスタム クエリ] ページでは、タスク インスタンスの高度な検索を構築できます。

利用できる検索条件の概要を次の表に示します。

検索条件
説明
[タスク名]
タスク名を指定する。* は 0 個以上の文字を指定するときに使用する。
検索対象の名前と一致するタスクが検索結果として返される。この結果は、指定したその他の条件にも一致する。
[タスク ID]
1 つまたは複数のタスク ID (カンマ区切りのリスト) を指定する。ワイルドカードは使用できない。
指定したタスク ID のいずれかに一致するタスク インスタンスが検索結果として返される。
[タスクの作業状態]
[タスクの作業状態] の横にあるチェック ボックスを選択する。タスクの作業状態は次のとおり。
  • [未割り当て]
  • [割り当て済み]
  • [申請済み]
指定した状態のタスクが検索結果として返される。この結果は、指定したその他の条件にも一致する。
[タスクの管理状態]
[タスクの管理状態] の横にあるチェック ボックスを選択する。タスクの管理状態は次のとおり。
  • [アクティブ]
  • [中断]
  • [完了]
  • [中止]
  • [エラー]
指定した状態のタスクが検索結果として返される。この結果は、指定したその他の条件にも一致する。
[コメント]
正規表現を指定して、検索対象のコメントと照合する。
指定した正規表現と一致するコメントに関連付けられているタスクが検索結果として返される。この結果は、指定したその他の条件にも一致する。
[優先度]
優先度の範囲の最小値および最大値を指定する。
範囲内に含まれる割り当てられた優先度のタスクが検索結果として返される。この結果は、指定したその他の条件にも一致する。
[割り当て対象の内容]
1 人または複数のユーザ、あるいは 1 つまたは複数のグループ (カンマ区切りのリスト) を指定する。ワイルドカードは使用できない。
いずれかのユーザまたはグループに一致する割り当て対象に関連するタスクが検索結果として返される。この結果は、指定したその他の条件にも一致する。
[申請者の内容]
1 人または複数のユーザ (カンマ区切りのリスト) を指定する。
いずれかのユーザに一致する申請者に関連するタスクが検索結果として返される。この結果は、指定したその他の条件にも一致する。
[所有者の内容]
1 人または複数のユーザ、あるいは 1 つまたは複数のグループ (カンマ区切りのリスト) を指定する。ワイルドカードは使用できない。
いずれかのユーザまたはグループに一致するオーナに関連するタスクが検索結果として返される。この結果は、指定したその他の条件にも一致する。
[カラムの表示]
[タスクの概要] ページに表示するカラムを指定する。[選択可] リスト ボックスで、1 つ以上のカラム オプションを選択し、 をクリックする (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するオプションをクリックする)。
選択したカラムのクエリ結果が、[タスクの概要] ページに表示される。
[検索条件の保持]
このチェック ボックスをオンにして [適用] をクリックすると、現在のセッションで指定した検索条件が保存される。このチェック ボックスをオフにして [適用] をクリックすると、指定した検索条件は現在の検索でのみ有効になる。
[返される結果の最大数]
返される検索結果の最大数を選択する。タスクが多数ある場合にクエリのパフォーマンスを向上させるには、最大数を選択する。最大数には 10、20、30、40、または 50 を指定できる。
[ページごとの表示行数]
検索結果ページに表示する行数を選択する。行数には 10、20、30、40、または 50 を指定できる。

カスタム クエリを実行するには
  1. Worklist Console で、[ワークリスト] モジュールを選択します。
  2. 左側のパネルで [ワークリスト システム インスタンス] をクリックします。[ワークリスト システム インスタンス] ページが表示されます。
  3. 必要なワークリスト アプリケーションに対して [タスクの表示] をクリックします。[タスクの概要] ページが表示されます。
  4. [テーブル ヘッダのカスタマイズ] をクリックします。[カスタム クエリの構築] フォームがページ内に表示されます。
  5. 検索条件を入力します。各検索条件の意味については、上記の表を参照してください。
  6. 以下のいずれかを実行します。
    • [適用] をクリックする。[タスクの概要] ページに、指定した検索条件に一致するタスクが表示されます。
    • [リセット] をクリックする。最後に保存した検索条件が表示されます。
    • [取り消し] をクリックする。[カスタム クエリの構築] フォームが閉じます。

タスクの詳細の表示と変更

[ワークリスト タスクの詳細] ページには、タスクのプロパティが表示されます。タスクの管理状態がアクティブ (中断、中止、完了、エラーなどではない) の場合、[編集] をクリックしてタスクを更新できます。タスクの管理状態の詳細については、『Worklist の使い方』の「ワークリスト タスク プランの作成および管理」に関する説明を参照してください

注意 : 必要な MBeans を実装する認証プロバイダが構成されていない場合、オーナを更新するためのオプション、またはタスクの割り当てあるいは申請を行うためのオプションが無効になります。認証プロバイダの要件に関する詳細については、「ユーザ管理におけるセキュリティ プロバイダの要件」を参照してください。

表示されるプロパティの概要を次の表に示します。

プロパティ
説明
管理者による設定 (可/不可)
[タスク名]
タスクに割り当てられている名前。この値は編集できない。
不可
[タスク ID]
タスク インスタンスのユニークな ID。この値は編集できない。
不可
[タスク プラン]
現在のタスクに関連付けられているタスク プラン。この値は編集できない。
不可
[説明]
タスクの説明。この値は編集できない。
不可
[コメント]
タスクに関連するコメント。
[優先度]
タスクに割り当てられている優先度。この値は変更可能で、正の整数でなければならない。
[作成日と作成者]
タスクの作成日およびこのタスク インスタンスを作成したユーザの名前。
不可
[最終更新日とユーザ]
タスクの最後の更新日およびタスクを更新したユーザの名前。
不可
[所有者]
タスクを所有しているユーザまたはグループ。通常は、タスクの完了に関連する関係者。オーナの使用方法はアプリケーションによって異なるが、オーナにはタスク状態の通知 (タスクの完了や遅れなど) が送信されることが多い。
[申請者]
タスクが申請されている場合は、そのタスクを申請したユーザ。タスクを申請することにより、そのタスクを完了する意志があることを示す。タスクが申請されていない場合、このフィールドは空白。
不可
[ステップ]
タスクにおける現在の手順の名前。
[管理状態]
タスクの管理状態。タスクの状態は、ワークリストによるタスク インスタンスの現在の処理方法を表す。
不可
[中止]
タスクがキャンセルされている。中止したタスクは、割り当て、削除、または再アクティブ化できる。
[アクティブ]
タスクは現在アクティブであり、タスクに対してアクションを行うことができる。
[完了]
申請者によってタスクが完了されている。
[エラー]
タスクを実行する際にエラーが発生した。タスクを前の状態に戻すには、エラーを修正する必要がある。
[中断]
割り当て済み、申請済み、開始済みのタスクは、中断の状態にすることができる。
[作業状態]
タスクの作業状態。作業状態は、タスクを作業できるユーザに対するタスク インスタンスのアフィニティである。
不可
[割り当て済み]
割り当て対象は指定されているが、申請されていない。
[申請済み]
ユーザがタスクを申請したことにより、そのタスクを完了する意志があることが示されている。
[未割り当て]
タスクの割り当て対象が指定されていない。
[ステップの完了期日]
タスクの現在の手順を完了する必要がある期日。
[タスクの完了期日]
タスクを完了する必要がある期日。
[カスタム タスクのプロパティ]
タスクで定義されているすべてのカスタム プロパティが一覧表示される。

タスクのプロパティを表示するには
  1. [タスクの概要] ページでタスクを特定します。「ワークリスト タスクの一覧表示と特定」を参照してください。
  2. タスク名をクリックします。[ワークリスト タスクの詳細] ページが表示されます。

[ワークリスト タスクの詳細] ページで実行できるアクションを次の表に示します。

アクション
説明
タスクのプロパティの変更
タスクが中断、中止、完了済みでない場合は、[タスクの編集] をクリックして、以下の手順に従ってタスクのプロパティを変更できる。
コメント、優先度、オーナ、手順、タスク完了期日、および手順完了期日などのタスク プロパティを変更できる。また、タスク プラン作成時に定義したカスタム プロパティも変更できる。
タスクの状態の更新
選択したタスクにアクションを適用してタスクの状態を更新する。詳細については、「タスクの状態の更新」を参照。
タスクの申請
選択したタスクを選択したユーザで申請する。詳細については、「ユーザのタスクの申請」を参照。
ユーザまたはグループへのタスクの割り当て
選択したユーザまたはグループ (両方も可) に選択したタスクを割り当てる。詳細については、「ユーザまたはグループへのタスクの割り当て」を参照。
タスクの削除
選択したタスクを削除する。詳細については、「タスクの削除」を参照。

タスクのプロパティを変更するには
  1. [ワークリスト タスクの詳細] ページで、[タスクの編集] をクリックします。
  2. 注意 : [タスクの編集] オプションを選択できるのは、タスクの管理状態がアクティブの場合のみです。

    [ワークリスト システム インスタンス - <タスク プラン名> : <タスク名>] ページが表示されます。

  3. 必要に応じて、以下の手順を実行します。
    • [コメント] フィールドに、新しいコメントを入力する。または、このフィールドに表示されているコメントを修正します。
    • [優先度] フィールドに、新しい優先度を入力する。または、このフィールドに表示されている優先度を更新します。
    • [所有者] フィールドに、タスクのオーナ (ユーザ名またはグループ名) を指定する。
    • [ステップ] フィールドで、タスクに関連付けられている現在の手順を選択する。
    • [タスクの完了期日] フィールドに、タスクを完了する必要がある、月、日、年、時、分、および秒を、(この形式はロケール固有であるため、フィールドの右側に示される形式を使用して) 指定する。
    • [ステップの完了期日] フィールドに、現在のステップを完了する必要がある、月、日、年、時、分、および秒を指定する (形式はロケール固有であるため、フィールドの右側に示される形式を使用する)。
    • [カスタム タスクのプロパティ] セクションに、タスク プロパティのフィールドで定義した適切な値を指定する。
  4. [送信] をクリックします。

タスクへの変更が更新され、[ワークリスト タスクの詳細] ページに戻ります。

タスクの状態の更新

タスク インスタンスの現在の状態に応じて、タスクの割り当て、申請、返却、完了、中断、中止、または削除を実行できます。次の表では、実行できる各アクションについて説明します。タスクの状態と操作の詳細については、『Worklist の使い方』の「ワークリスト タスク プランの作成および管理」に関する説明を参照してください

注意 : 必要な MBean を実装する認証プロバイダがコンフィグレーションされていない場合は、タスクの割り当て対象または申請者を更新するためのオプションが無効になります。認証プロバイダの要件に関する詳細については、「ユーザ管理におけるセキュリティ プロバイダの要件」を参照してください。

アクション
説明
中止
タスクを中止の状態に更新する。このタスクは、必要に応じて再アクティブ化できる
割り当て
タスクの実行者を指定し、タスクを割り当て済みの状態に更新する。1 人または複数のユーザ、あるいは 1 つまたは複数のグループに対してタスクを割り当てることができる。割り当て後にタスクを申請できる申請者は以下のとおり。
  • タスクが割り当てられている任意のユーザ
  • タスクが割り当てられている任意のグループのメンバー
詳細については、「ユーザまたはグループへのタスクの割り当て」を参照。
申請
指定されたユーザの代表としてタスクを申請し、タスクを申請済みの状態に更新する。タスクを申請することにより、そのタスクの現在の手順を完了する意志があることを示す。詳細については、「ユーザのタスクの申請」を参照。
エラーをクリア
タスクのエラー状態をクリアする。タスクの管理状態はアクティブになる
完了
開始されたタスクを完了の状態に更新する。このタスクは、必要に応じて再アクティブ化できる
削除
タスクをシステムから削除する。詳細については、「タスクの削除」を参照。
再アクティブ化
中止または完了したタスクを再アクティブ化する。タスクの管理状態はアクティブになる
再開
中断されたタスクを再開する。タスクの管理状態はアクティブになる
返す
申請されたタスクを元の割り当て対象に再割り当てする。タスクは割り当て済みの状態に戻る。
エラーを設定
タスクにエラー フラグを設定する。タスクの管理状態はエラーになる。このタスクをもう一度アクティブにするには、タスクにエラー クリア アクションを明示的に適用する必要がある。
中断
タスクを中断の状態に更新して、タスクが「保留」されていることを示す。タスクの管理状態は中断になる。

次の表に、タスクの管理状態別に実行できるアクションをまとめます。

管理状態
実行できるアクション
[中止]
割り当てまたは削除
[アクティブ]
完了、中断、返す、中止、または削除
[完了]
再アクティブ化または削除
[エラー]
エラー クリア
[中断]
再開または削除

次の表に、タスクの作業状態別に実行できるアクションをまとめます。

[作業状態]
実行できるアクション
[割り当て済み]
割り当て、申請、中断、中止、または削除
[申請済み]
返す、中断、中止、または削除
[未割り当て]
割り当て、中断、中止、または削除

タスクの状態は、以下のページで更新できます。

[ワークリスト タスクの詳細] ページで状態を更新するには
  1. タスクを特定します。「ワークリスト タスクの一覧表示と特定」を参照してください。
  2. 更新するタスクの名前をクリックします。[ワークリスト タスクの詳細] ページが表示されます。
  3. [このアクションを選択したタスクに適用] リスト ボックスで、実行するアクションを選択します。
  4. 確認メッセージが表示されます。[OK] をクリックします。
  5. [送信] をクリックします。

アクションを反映するため、タスクの状態が更新されます。タスクの更新後の管理状態は、[タスクの概要] ページで確認できます。

[タスクの概要] ページで状態を更新するには
  1. 更新するタスクを特定します。「ワークリスト タスクの一覧表示と特定」を参照してください。
  2. 更新するタスクの横にあるチェック ボックスをオンにします。
  3. [このアクションを選択したタスクに適用] リスト ボックスで、実行するアクションを選択します。
  4. 確認メッセージが表示されます。[OK] をクリックします。
  5. [送信] をクリックします。

アクションを反映するため、タスクの状態が更新されます。タスクの更新後の管理状態は、[タスクの概要] ページで確認できます。

関連トピック

ユーザのタスクの申請

ユーザのタスクの申請は、[タスクの概要] ページから実行できます。Worklist User Portal からタスクを申請する方法については、『Worklist の使い方』を参照してください

選択したタスクをユーザのタスクとして申請するには
  1. タスクを特定します。詳細については、「ワークリスト タスクの一覧表示と特定」を参照してください。
  2. ユーザのタスクとして申請するすべてのタスクの横にあるチェック ボックスをオンにします。
  3. [ユーザに対するタスクの申請] フィールドで、ユーザ名を選択します。
  4. [ユーザの申請] をクリックします。

選択したすべてのタスクが、選択したユーザによって申請されます。

関連トピック

ユーザまたはグループへのタスクの割り当て

[タスクの概要] ページでは、選択したタスクを、選択したユーザやグループに割り当てることができます。Worklist User Portal からタスクを割り当てる方法については、『Worklist の使い方』を参照してください。

選択したタスクをユーザやグループに割り当てるには
  1. タスクを特定します。詳細については、「ワークリスト タスクの一覧表示と特定」を参照してください。
  2. ユーザまたはグループに割り当てるすべてのタスクの横にあるチェック ボックスをオンにします。
  3. [割り当て] をクリックします。[タスクの概要] ページが表示されます。
  4. [ユーザ] リスト ボックスで、1 つ以上のユーザ名を選択し、 をクリックします (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するユーザ名をクリックします)。
  5. [グループ] リスト ボックスで、1 つ以上のグループ名を選択し、 をクリックします (複数のオプションを選択するには、〔Ctrl〕を押したまま追加するグループをクリックします)。
  6. [候補リストの処理] フィールドで、選択したユーザまたはグループを割り当てる際に適用する処理のタイプを選択します。
  7. 選択したユーザまたはグループを割り当てる際にロード バランシングを適用する場合 (前の手順で、[候補リストの処理] リスト ボックスで [LOAD_BALANCING] を選択した場合)、[ロード バランシング チェック] フィールドで [はい] または [いいえ] を選択して、ロード バランシング チェックが必要かどうかを指定する。
  8. [割り当て] をクリックします。

選択したすべてのタスクが、選択したユーザやグループに割り当てられます。

関連トピック

タスクの削除

選択したタスクを削除するには
  1. 削除するタスクを特定します。「ワークリスト タスクの一覧表示と特定」を参照してください。
  2. 削除するタスクの横にあるチェック ボックスをオンにします。
  3. [このアクションを選択したタスクに適用] リスト ボックスで [削除] アクションを選択します。
  4. 確認メッセージが表示されます。[OK] をクリックします。
  5. [送信] をクリックします。

選択したタスクが削除されます。

関連トピック

ユーザ プロファイルの管理

[ワークリスト ユーザの概要] ページには、すべてのユーザと、それらのユーザが関連付けられているグループおよびビジネス カレンダーの名前が一覧表示されます。

ユーザを特定するには
  1. Worklist Console で、[ワークリスト] モジュールを選択します。
  2. 左パネルで [ユーザ プロファイル] を選択します。[ワークリスト ユーザの概要] が表示されます。
  3. 以下のいずれかを実行します。
    • 名前でフィルタ処理する。検索する名前を入力して、[検索] をクリックします。検索条件に一致するルールが表示されます。
    • リストをソートする。昇順 および降順 矢印ボタンは、ソート可能なカラムを示します。ソート順を変更するには、このボタンをクリックします。
    • ページをスクロールする。左下隅のコントロールを使用します。ページを移動するには、ページ番号を選択するか、矢印ボタン (次 、前 、最初 、最後 ) を使用します。

このページで任意のユーザをクリックし、別のユーザに作業を再割り当てしたり、そのユーザにビジネス カレンダーを関連付けたりできます。詳細については、「ユーザへの作業の再割り当て」および「ビジネス カレンダーとユーザの関連付け」を参照してください。

ユーザの電子メール アドレスの設定

[ワークリスト] モジュールの [ユーザ プロファイル] リンクから、ユーザの電子メール アドレスを設定できます。この電子メール アドレスは、電子メール通知のためのものです。

ユーザの電子メール アドレスを設定するには
  1. Worklist Console で、[ワークリスト] モジュールを選択します。
  2. 左パネルで、[ユーザ プロファイル] を選択します。[ワークリスト ユーザの概要] ページが表示されます。
  3. 電子メール アドレスを設定するユーザの名前をクリックします。[カレンダーとユーザの関連付け] ページが表示されます。


  4. ユーザの電子メール アドレスを指定します。
  5. 必要に応じて、[共有カレンダー] ドロップダウン リストから、名前付きカレンダーを選択するか、[システム カレンダー] を選択します。
  6. [送信] をクリックすると、ユーザの電子メール アドレスが設定され、任意の選択したカレンダーがユーザに割り当てられます。

ユーザへの作業の再割り当て

既存のタスクおよびタスク プランをユーザに一時的に割り当てなおしたり、作業を別のユーザに永続的に再割り当てしたりできます (たとえば、従業員が退職する場合)。

作業を再割り当てするには
  1. ユーザを特定します。詳細については、「ユーザ プロファイルの管理」を参照してください。
  2. ユーザの名前をクリックします。[カレンダーとユーザの関連付け] ページが表示されます。
  3. そのユーザが退職する場合は、[作業の再割り当て] セクションの [従業員は永久的に退職しますか?] フィールドの横にあるチェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスをオンにしない場合は、既存のタスクおよびタスク プランのみが選択したユーザに再割り当てされます。
  4. [ターゲット ユーザ] フィールドで、作業を再割り当てするユーザを選択します。
  5. [作業の再割り当て] をクリックします。

デプロイされているすべてのワークリスト システム インスタンスが、選択したユーザに再割り当てされます。

作業代用ルールの一覧表示と特定

タスクを割り当てたユーザがそのタスクを処理できない場合 (休暇、他のタスクが割り当てられている、など) やユーザが退職する場合は、そのユーザに割り当てたタスクを別のユーザやグループに割り当てる必要があります。

割り当てられたタスクをユーザが実行できない場合は、以下のいずれかの方法で処理できます。

[作業代理ルーティング テーブル] ページには、各作業代用ルールに関する以下のプロパティが表示されます。

プロパティ
説明
[名前]
代理ルールのユニークな識別子。
[有効日]
ルールを有効にする日付。日付を指定しない場合、ルールはすぐに有効になる。
[終了日]
ルールを終了する日付。日付を指定しない場合、ルールは無期限で有効状態を維持する。
[ソース]
割り当てられたタスクを実行できないユーザまたはグループ。
[対象]
代理ユーザまたはグループ (グループの代理にできるのはグループのみ、ユーザの代理にできるのはユーザのみ)。

作業代用ルールを一覧表示して特定するには
  1. Worklist Console で、[ワークリスト] モジュールを選択します。
  2. 左側のパネルで、[ワーク代理] を選択します。
  3. 作業代用ルールを特定するには、以下のいずれかを実行します。
    • 名前でフィルタ処理する。検索する名前を入力して (? は任意の 1 文字、* は 0 個以上の文字を指定するときに使用する)、[検索] をクリックします。検索条件に一致するルールが表示されます。
    • ページをスクロールする。左下隅のコントロールを使用します。ページを移動するには、ページ番号を選択するか、矢印ボタン (次 、前 、最初 、最後 ) を使用します。

関連トピック

作業代用ルールの追加

[代理の追加] ページでは、作業代用ルールを作成できます。代理ルーティング ルールを作成すると、タスクやタスク ステータスの通知を、代理ユーザまたはグループに動的に再ルーティングできます。

作業代用ルールを追加するには
  1. Worklist Console で、[ワークリスト] モジュールを選択します。
  2. 左側のパネルで、[ワーク代理] を選択します。[作業代理ルーティング テーブル] ページが表示されます。
  3. [代理の追加] をクリックします。[代理の追加] ページが表示されます。
  4. 代理ルールのユニークな名前を入力します。
  5. [有効日] チェック ボックスをオンにして、[]、[日付]、[] (YYYY の形式)、[時間]、および [] を指定します。
  6. これが、このルールを有効にする日付と時刻になります。[有効日] チェック ボックスをオンにしない場合、ルールはすぐに有効になります。

  7. [終了日] チェック ボックスをオンにして、[]、[日付]、[] (YYYY の形式)、[時間]、および [] を指定します。
  8. これが、このルールを終了する日付と時刻になります。[終了日] チェック ボックスをオンにしない場合、ルールは無期限で有効状態を維持します。

  9. [ソース ユーザまたはグループ] フィールドに、割り当てられたタスクを実行できないユーザまたはグループを入力します。
  10. [ターゲット ユーザまたはグループ] フィールドに、代理ユーザまたはグループを入力します。
  11. 注意 : [対象] フィールドでは、グループの代理としてはグループのみ、ユーザの代理としてはユーザのみを指定できます。
  12. [送信] をクリックします。

[作業代理ルーティング テーブル] ページが表示されます。新しいルールが一覧に追加されています。これで、指定した有効日から終了日までの間、ソースのタスクおよびタスク ステータスの通知が、指定した対象に動的にルーティングされます。

関連トピック

作業代用ルールの変更

[代理ルールの編集] ページでは、作業代用ルールのプロパティを変更できます。

作業代用ルールを変更するには
  1. 更新するルールを特定します。「作業代用ルールの一覧表示と特定」を参照してください。
  2. 作業代用ルールの名前をクリックします。[代理ルールの編集] ページが表示されます。
  3. 必要に応じて、以下の手順を実行します。
    • [有効日] チェック ボックスをオンにして、[]、[日付]、[] (YYYY の形式)、[時間]、および [] を指定する。
    • これが、このルールを有効にする日付と時刻になります。[有効日] チェック ボックスをオンにしない場合、ルールはすぐに有効になります。

    • [終了日] チェック ボックスをオンにして、[]、[日付]、[] (YYYY の形式)、[時間]、および [] を指定する。
    • これが、このルールを終了する日付と時刻になります。[終了日] チェック ボックスをオンにしない場合、ルールは無期限で有効状態を維持します。

    • [ソース ユーザまたはグループ] フィールドに、新しいユーザまたはグループを指定する。
    • [ターゲット ユーザまたはグループ] フィールドに、新しいユーザまたはグループを指定する。
  4. 以下のいずれかを実行します。
    • ルールを更新する場合は [送信] をクリックする。
    • [作業代理ルーティング テーブル] ページが表示されます。更新されたルールが一覧に含まれています。

      注意 : エラーが発生した場合、[代理ルールの編集] ページが再び表示されます。修正が必要な入力項目の上に、エラーについて説明するメッセージが表示されます。
    • 変更を破棄して [作業代理ルーティング テーブル] ページに戻る場合は、[取り消し] をクリックする。
    • 最後に保存した値にリセットする場合は、[リセット] をクリックする。

関連トピック

作業代用ルールの削除

作業代用ルールは、[作業代理ルーティング テーブル] ページから削除できます。

作業代用ルールを削除するには
  1. 削除するルールを特定します。「作業代用ルールの一覧表示と特定」を参照してください。
  2. 削除する各代理ルールの横にあるチェック ボックスをクリックします。
  3. [代理を削除] をクリックします。確認メッセージが表示されます。[OK] をクリックします。

選択した代理ルールが削除されます。

関連トピック


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