GroupSpace ガイド

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ここから内容

GroupSpace の管理

Propagation Utility はステージング段階で作成した GroupSpace コミュニティをプロダクション環境に移動させないため、プロダクション環境でコミュニティを再度作成する必要があります。

この章の内容は以下のとおりです。

 


GroupSpace コミュニティの作成

クイックスタート : GroupSpace コミュニティの作成」を参照してください。

 


GroupSpace リソースでの訪問者の資格の設定

GroupSpace リソースに関する訪問者の資格ロールは、手動で設定しないでください。GroupSpace はリソースに対するユーザ アクセスを独自のメカニズムで制御しています。手動で資格を設定すると、GroupSpace の通常の操作を妨げる可能性があります。

 


カスタム コミュニティ プロパティについて

Administration Console の GroupSpace コミュニティの [カスタム プロパティ] ページにある、デフォルトの GroupSpace カスタム プロパティは変更しないでください。これらのプロパティは、GroupSpace のプログラム操作をサポートしています。これらのプロパティを変更すると、GroupSpace の通常の操作を妨げる可能性があります。

 


GroupSpace コンテンツの管理

GroupSpace コミュニティは、コンテンツの保存に Community_Repository および特定のコンテンツ タイプを使用しています。問題からカレンダーのアポイントメントまで、GroupSpace のほぼすべての項目は Community_Repository のコンテンツとして保存されており、アクセスは定義済みの訪問者の資格により制御されています。ユーザが GroupSpace コミュニティと対話すると、アプリケーションは Community_Repository 内で、コンテンツを自動的に追加、変更し、権限を付与します。

警告 : GroupSpace は Commuity_Repository と自動的に対話するため、Community_Repository またはそのタイプ (ユニーク キー) に対して、手動の修正 (特に訪問者の資格の修正) は行わないでください。特定のポータル管理者のみが表示できるよう、Community_Repository に関する委託管理を設定することをお勧めします。

 


ローカライズされたコミュニティのタイトルと説明の作成

ローカライズされたコミュニティのタイトルと説明を提示することができます。ローカライズされたテキストを提示する場合、ブラウザは提示する言語を使用するように設定します。ローカライズされたコミュニティのタイトルと説明は、Administration Console 内で、またはコミュニティ内でブラウザに表示されます。たとえば、GroupSpace では、ローカライズされたタイトルが、GroupSpace のヘッダに表示されます。

中国語などの 2 バイト文字を使用する場合は、システムが 2 バイト文字をサポートするコンフィグレーションになっていることを確認してください。

この機能を使用して、コミュニティ名と説明を代わりに英語で表示することもできます。コミュニティ名と説明は何度でも変更できます。

  1. Administration Console のポータル リソース ツリーで、[ポータル] ディレクトリ、[yourPortal]、[Communities]、および [yourCommunity] を選択します。
  2. [タイトルと説明] ページで [ローカライズ済みタイトルの追加] をクリックします。
  3. [ローカライズ済みタイトルと説明の追加] ウィンドウで以下を入力します。
    • 言語 (必須) - 言語を表す 2 文字のコード。たとえば、中国語は「zh」となります。
    • [国] (省略可能) - 国の名前。
    • [バリアント] (省略可能) - アメリカ英語は「US」、台湾の中国語は「TW」など、大文字 2 文字の言語バリアント。
    • タイトル (必須) - 提示するローカライズされたタイトル。
    • [説明] (省略可能) - 提示するローカライズされた説明。
  4. [作成] をクリックします。

英語のテキストを変更するなど、既存のタイトルおよび説明を変更する場合は、言語リンクをクリックしてタイトルおよび説明を変更してください。

 


コミュニティの非アクティブ化、または削除

ユーザをコミュニティにアクセスできなくするには、コミュニティを非アクティブ化するか削除します。コミュニティの非アクティブ化は、コンフィグレーション中やアーカイブ中のユーザ アクセスの防止や、今後再度アクティブ化する場合に使用できます。削除すると、コミュニティはデータベースから完全に削除されます。

コミュニティの非アクティブ化

アクティブなコミュニティを非アクティブ化して、ユーザのコミュニティへのアクセスを防止するには

  1. [ポータル] ディレクトリ、[yourPortal]、[コミュニティ]、および [yourCommunity] を選択して、ポータル リソース ツリーで非アクティブ化するコミュニティを選択します。
  2. [概要] ページで [ステータスと有効期限] をクリックします。
  3. [ステータスと有効期限] ダイアログで、[非アクティブ] を選択して、[更新] をクリックします。
  4. または

  5. 特定の日付にコミュニティを非アクティブ化する場合は、[アクティブ] を選択して、自動的に非アクティブ化される [有効期限] を設定し、[更新] をクリックします。

コミュニティに割り当てられたコールバック クラスで、コミュニティが非アクティブ化されたときに何が発生するかを指定します。たとえば、コミュニティが非アクティブ化されたときに、ユーザに通知を送信することもできます。

コミュニティの削除

削除すると、コミュニティはデータベースから完全に削除されます。

コミュニティを削除するには、以下の手順を実行します。

  1. ポータル リソース ツリーで、[ポータル] ディレクトリ、[yourPortal]、および [コミュニティ] を選択します。
  2. [参照] ページで、コミュニティのチェックボックスの [削除] を選択します。
  3. [削除] をクリックします。

 


コミュニティの伝播

ステージング段階または開発段階に戻ってコミュニティを伝播することはできません。伝播できるのは、コミュニティ テンプレートだけです。

 


ログイン

GroupSpace コミュニティに参加するための招待を受け取ったら、ログインしてメンバーとなることができます。

以下の手順を実行して、GS Example Community にログインします。

  1. http://<localhost>:7041/groupspace/groupspace.jsp に移動します。<localhost> には、使用しているコンピュータの名前を挿入します。
  2. [ユーザ名] と [パスワード] を入力し、[ログイン] をクリックします (GroupSpace コミュニティを作成した場合は、weblogic/weblogic としてログインします)。
  3. GroupSpace の招待セクションで、GroupSpace コミュニティの名前をクリックします。
  4. [Community Registration] ページで個人情報を入力し、[保存して続行] または [スキップ] をクリックします。

 


参加するユーザの招待

GroupSpace コミュニティを作成したら、GroupSpace コミュニティに参加するよう他のユーザを招待することができます。また、コミュニティ メンバーをロールに割り当てるとユーザの実行可能な操作を制御することができ、ポートレット設定を使用するとポートレットのデータの表示の可否、およびポートレット プリファレンスの設定の可否を制御することができます。

GroupSpace コミュニティに参加すると、同じコミュニティに属するユーザが共同作業を行ったり、情報やリソースを共有できます。

GroupSpace コミュニティにアクセスできるかどうかは、コミュニティ プロパティおよびメンバシップによって異なります。GroupSpace コミュニティにすべてのユーザがアクセスできる場合、そのコミュニティはパブリックです。登録を要求される場合、そのコミュニティはプライベートで、ユーザは登録ページにリダイレクトされます。

ユーザをコミュニティに参加させるには、以下の 2 つの方法があります。

  1. 招待 - GroupSpace の作成者および所有者は、電子メールによる招待を送信し、コミュニティに参加するようユーザを招待することができます。コミュニティ メンバの候補になるためには、個別に専用の招待を受ける必要があります。「ユーザの招待」を参照してください。
  2. 自動登録 - パブリック登録がある場合は、訪問者は招待なしでコミュニティへの参加登録ができます。新たに自分で登録した各ユーザの機能は、設定により異なります ([コミュニティ|このコミュニティを管理] を選択し、[Security] タブを選択します)。自分で登録したユーザの場合、デフォルトの機能は寄稿者です。図 6-1 を参照してください。
  3. 図 6-1 デフォルトのロールの設定


    デフォルトのロールの設定

ユーザの招待

コミュニティへのアクセスは、コミュニティ プロパティおよびメンバシップに基づいて行われます。以下の関連する 2 つのプロパティが、コミュニティへのアクセスに影響を与えます。

GroupSpace の作成者および所有者は電子メールを使用し、コミュニティに参加するようユーザを招待することができます。コミュニティ メンバの候補になるためには、個別に専用の招待を受ける必要があります。同じコミュニティに属するユーザは共同作業を行ったり、情報やリソースを共有することができます。

この節では、次のトピックについて説明します。

コミュニティに参加するための招待の送信

ユーザを招待して GroupSpace アプリケーションに参加させることができます。電子メールによる招待が送信できるよう、送信メール サーバをコンフィグレーションする必要があります。

以下の手順を実行して、GroupSpace コミュニティに参加するようユーザを招待します。

  1. コミュニティ所有者または作成者として GroupSpace アプリケーションにログインします。
  2. [コミュニティ|このコミュニティを管理] を選択します。
  3. 電子メールの招待を送信できるよう、送信電子メール サーバをコンフィグレーションします。[Properties Page] タブを選択し [コミュニティの電子メール コンフィグレーション] をクリックして、以下の情報を入力し、送信メール サーバを設定します。すべてのフィールドに入力する必要があります。
    • [返信先アドレス] - 自分のユーザ名です。
    • [表示名] - 電子メールの [送信者] フィールドに表示される名前です。
    • [送信メール サーバ (SMTP)] - サーバ名です。
    • [送信メール ポート (SMTP)] - 受信メール サーバに接続するためのポートです。選択したプロトコルのデフォルト値が設定されます。SMTP の場合は、「25」を入力します。
    • [アカウント ユーザ名 (SMTP)] - アカウントのユーザ名を入力します。たとえば、groupspace です。
    • [アカウント パスワード (SMTP)] - 受信メール サーバ用のアカウント パスワードを入力します。
  4. [Members Page] タブを選択し、[他のメンバーを招待] をクリックします。
  5. 招待ウィザードの [コミュニティへのメンバーの招待 : 手順 1/4] ダイアログで、ドロップダウン リストを使用して招待するユーザまたはグループを選択します。
    • [ユーザ名または電子メール アドレスの入力] - 既存のユーザ名または電子メール アドレスを手動で入力します。
    • [選択可能なすべてのユーザを参照] - リストからユーザを選択します。リストが長い場合は、ユーザ名を検索することができます。検索では、大文字と小文字が区別されます。
    • [選択可能なすべてのグループを参照] - リストからグループを選択します。ポータルに設定した訪問者の資格によって、ここに表示されるグループが異なります。グループのリストが長い場合は、グループ名を検索することができます。検索では、大文字と小文字が区別されます。訪問者の資格の詳細については、『セキュリティ ガイド』を参照してください。
    • [現在のコミュニティ] - リストからユーザを選択します。リストには、自分が属しているすべてのコミュニティの他のコミュニティ メンバーが表示されます。
    • [追加] をクリックしてユーザまたはグループを [招待するユーザまたはグループ] セクション (図 6-2 を参照) に移動して、[次へ] をクリックします (ユーザ名を使用する場合は、ユーザ プロファイルを作成する必要があります)。

      図 6-2 ドロップダウンリストを使用して GroupSpace コミュニティに招待するユーザを選択


      ドロップダウンリストを使用して GroupSpace コミュニティに招待するユーザを選択

  6. [コミュニティへのメンバーの招待 : 手順 2/4] ダイアログで、チェック ボックスを 1 つ選択してロールを割り当て、[次へ] をクリックします。ロールの詳細については、「ロールおよび機能の編集」および「ロールのデフォルト機能の編集」を参照してください。また、図 6-3 を参照してください。
  7. 図 6-3 招待するユーザへのロールの割り当て


    招待するユーザへのロールの割り当て

  8. [コミュニティへのメンバーの招待 : 手順 3/4] ダイアログで、[招待の送信元] フィールドに名前を入力し、メッセージを入力して [次へ] をクリックします。
  9. [コミュニティへのメンバーの招待 : 手順 4/4] ダイアログで招待を確認し、[完了] をクリックします。
  10. [閉じる] をクリックして招待ウィザードを終了します。招待したユーザは、作成した GroupSpace コミュニティへのリンクが記載された電子メールを受信します。招待を受け入れるためには、ログインする必要があります。
ヒント : コミュニティに関して送信され、まだ受け入れられていない招待を表示することができます。[コミュニティ|このコミュニティを管理] を選択し、[招待] タブを選択して招待の詳細およびステータスを表示します。招待のステータスには、[送信済み]、[受け入れ]、[拒否]、[取り消し]、[期限切れ] があります。保留中の招待の横の [招待の取り消し] チェック ボックスを選択し、[削除] をクリックすると、招待を取り消すことができます。

招待の受け入れ

メンバーが招待を受信しコミュニティへの参加を決めた場合は、メールに記載された GroupSpace コミュニティ URL で招待を受け入れる必要があります。

以下の手順を実行して招待を受け入れ、コミュニティに参加します。

  1. GroupSpace コミュニティに参加するよう招待している電子メールを開きます。
  2. 電子メールに記載された、参加するよう招待されている GroupSpace コミュニティの URL をクリックします。
  3. [Community Registration] ページで、[ログイン アカウントを作成しますか?] をクリックします。
  4. ユーザ名パスワードを入力します。[パスワードの確認] フィールドに再度パスワードを入力し、[アカウントの作成] をクリックします。
  5. [Community Registration] ページで、コミュニティへのリンクをクリックします。

メンバーの削除

コミュニティ所有者または作成者はコミュニティからメンバーを削除できます。メンバーを削除するとユーザのメンバシップが削除されますが、ユーザが削除されるわけではありません。

以下の手順を実行して、コミュニティからメンバーを削除します。

  1. 所有者または作成者として GroupSpace アプリケーションにログインします。
  2. 図 6-4 に示すように、[コミュニティ|このコミュニティを管理] を選択します。
  3. 図 6-4 [このコミュニティを管理] の選択


    [このコミュニティを管理] の選択

  4. [Members Page] タブを選択します。
  5. メンバーを検索し、[削除] チェック ボックスを選択します。
  6. [削除] をクリックします。

 


ロールおよび機能の編集

GroupSpace コミュニティ管理者はロールを設定して、ユーザがコミュニティで実行可能な操作を制御します。各ロールは特定の定義された機能を持ちます。コンテンツ項目はフォルダまたはフォルダ内の項目となります。

GroupSpace アプリケーションには以下の機能があります。

GroupSpace アプリケーションのロールとデフォルトの機能を、表 6-1 に記載します。デフォルトの機能は変更することができます ([表示] を除きます。これは常に有効になります)。デフォルトのメンバシップ ロールは寄稿者です。GroupSpace コミュニティ メンバーは複数のロールを持つことができます。詳細については、「ロールのデフォルト機能の編集」を参照してください。

表 6-1 ロールおよびデフォルトの機能
ロール
目的
機能
作成者
GroupSpace コミュニティの作成、コンテンツの作成、更新および削除
C、U、D、V
所有者
GroupSpace コミュニティの管理、コンテンツの作成、更新および削除
C、U、D、V
寄稿者
コンテンツの作成および更新
C、U、V
表示者
コンテンツの表示
V

マウスを項目 (問題など) の上に移動させ、表示される矢印をクリックすると、アクティブ メニューが表示されます。このアクティブ メニューとユーザの機能を関連付けることができます。項目の削除を含む機能を割り当てられた場合は、図 6-5 に示すように、削除機能が表示されます。

図 6-5 作成、更新、削除および表示機能を持つユーザのアクティブ メニュー

作成、更新、削除および表示機能を持つユーザのアクティブ メニュー

アクティブ メニュー機能を制御する XML ファイルを編集する手順については、『コミュニティ ガイド』を参照してください。

企業のシステム管理者は、Administration Console を使用して、GroupSpace コンテンツ リポジトリを変更したり、すべての GroupSpace コミュニティのコンテンツ表示を制御することができます。詳細については、『コンテンツ管理ガイド』を参照してください。

この節では、次のトピックについて説明します。

メンバーへのロールの割り当て

GroupSpace コミュニティ所有者または作成者は、各メンバーにロールを割り当てることができます。

メンバーに割り当てられているロールを変更するには、以下の手順を実行します。

  1. 所有者または作成者として GroupSpace アプリケーションにログインします。
  2. [コミュニティ|このコミュニティを管理] を選択します。
  3. [Members Page] タブを選択します。[Members Page] は図 6-6 のように表示されます。
  4. 図 6-6 ユーザのロール


    ユーザのロール

  5. メンバーを検索し、[編集] をクリックします。
  6. 図 6-7 に示すように、メンバーに割り当てるロールのチェック ボックスを選択し、[更新] をクリックします。各メンバーに対してロールを 1 つだけ選択します。
  7. 図 6-7 メンバーへのロールの割り当て


    メンバーへのロールの割り当て

  8. [更新] をクリックしてウィンドウを閉じます。
ヒント : すべてのユーザに同じロールを割り当てる場合は、[Members Page] タブのカラムの下部にある [すべてに割り当て] をクリックします。

匿名ユーザとは、GroupSpace コミュニティにまだログインしておらず、ロールを持たないユーザのことです。匿名ユーザは GroupSpace ポートレットのデータを表示できません。

ロールのデフォルト機能の編集

GroupSpace 管理者は、各 GroupSpace コミュニティ ロールに割り当てられるデフォルトの機能を変更することができます。

実行可能な操作を変更するには、以下の手順を実行します。

  1. 所有者または作成者として GroupSpace アプリケーションにログインします。
  2. [コミュニティ|このコミュニティを管理] を選択します。
  3. [Security] タブを選択します。
  4. [セキュリティ機能] をクリックします。
  5. 図 6-8 に示すように、変更するロールを特定し、各機能の下のチェック ボックスを選択して有効または無効にします。
  6. 図 6-8 各ロールのデフォルト機能の編集


    各ロールのデフォルト機能の編集

  7. [保存] をクリックします。
  8. [コミュニティに戻る] をクリックします。

 


GroupSpace ポートレットの管理

この節では、次のトピックについて説明します。

ポートレット データの表示が可能なユーザの制御

GroupSpace ポートレットのデータは、コミュニティに所属するユーザのみ、またはコミュニティのすべてのメンバーに対して表示可能です。

以下の定義を使用することで、ポートレットのデータを表示可能なユーザを制御できます。

コミュニティ メンバーは、いくつかのプライベート項目をコミュニティで表示できるように変更することができます。たとえば、作成したユーザのみ表示可能であったプライベート問題を、コミュニティ全体で表示できるように変更できます (保存された検索結果の表示対象を、プライベートからコミュニティに変更することもできます。詳細については「検索クエリの保存」を参照してください)。

表 6-1 は、各ポートレットと、ポートレット データを表示可能なユーザのリストです。

表 6-1 コミュニティ、個人およびプライベート設定によりデータ表示を制御
ポートレット名
コミュニティ
個人
プライベート
GS Issues

新しいページをタブとして表示

新しいページをタブとして表示

新しいページをタブとして表示

Discussion Forums

新しいページをタブとして表示

   
Mail
 

新しいページをタブとして表示

 
Contacts

新しいページをタブとして表示

新しいページをタブとして表示

 
GS GroupNotes

新しいページをタブとして表示

新しいページをタブとして表示

新しいページをタブとして表示

Calendar

新しいページをタブとして表示

新しいページをタブとして表示

 
Tasks

新しいページをタブとして表示

新しいページをタブとして表示

 
GS Links

新しいページをタブとして表示

新しいページをタブとして表示

新しいページをタブとして表示

GS Announcements

新しいページをタブとして表示

   
GS RSS Reader

新しいページをタブとして表示

新しいページをタブとして表示

新しいページをタブとして表示

GS Document Library

新しいページをタブとして表示

新しいページをタブとして表示

新しいページをタブとして表示

CM Browser

新しいページをタブとして表示

   

デフォルトのポートレット プリファレンスの変更

ポートレットのプリファレンスを変更して、言語、タイム ゾーン、各ページに表示する項目数、デフォルトのビューなどを制御できます。

以下の手順を実行して、ポートレットのプリファレンスを編集します。

  1. GroupSpace コミュニティにログインします。
  2. 図 6-9 に示すように、ポートレットのタブを選択してポートレットの [編集] アイコンをクリックします。
  3. 図 6-9 ポートレット プリファレンスの編集


    ポートレット プリファレンスの編集

  4. [一般プリファレンス] および [ディスカッション プリファレンス] をクリックして以下の情報を入力します (図 6-10 は Discussion Forums ポートレットの例です。プリファレンスはポートレット固有のものです)。
    • [一般プリファレンス] - 優先タイム ゾーンを選択します。
    • [ディスカッション プリファレンス] - 図 6-10 にあるように、各ページに表示する項目数を [ページあたりの項目数] ドロップダウン リストから選択します。ポートレットによっては、別のプリファレンスが表示されます。
    • 図 6-10 Discussion Forums ポートレットのプリファレンス


      Discussion Forums ポートレットのプリファレンス

  5. [保存] をクリックします。
  6. ポートレットの [Leave Edit] アイコンをクリックします。

GroupSpace QuickLinks の使用

GroupSpace コミュニティ アプリケーションには、項目を一時的に格納するための QuickLinks という領域があります。たとえば、問題を作成して QuickLinks にコピーしておき、関連項目としてその問題を GroupNote に挿入することができます。

QuickLinks は以下のポートレットで機能します。

次の手順を実行して、QuickLinks に項目をコピーおよび貼り付けます。

  1. 問題などの項目を作成し、保存します (手順については、「GS Issues ポートレットの使用」を参照)。
  2. 図 6-11 にあるように、[QuickLinks にコピー] をクリックします。
  3. 図 6-11 QuickLinks に問題をコピー


    QuickLinks に問題をコピー

    また、[完了] (図 6-11 を参照) をクリックして、ページ最上部の QuickLinks 領域に項目のタイトルをドラッグ アンド ドロップすることもできます (項目のタイトル上にマウスを移動させ、表示される矢印をクリックして [QuickLinks にコピー] を選択することもできます)。QuickLinks 領域には最大 5 つの項目を保持できます。項目の横にある [QuickLinks からこの項目を削除する] アイコンをクリックすると、QuickLinks から項目を削除できます。

    図 6-12 では、QuickLinks に項目が 1 つ保持されています。

    図 6-12 QuickLinks 内の項目


    QuickLinks 内の項目

  4. 項目をコピーするポートレットおよび項目を開きます。
  5. QuickLink の項目を [関連項目] セクションにドラッグ アンド ドロップします。ポートレットがページよりも長い場合は、マウスの左キーを押したまま、スクロール ホイールでページをスクロールさせます ([関連項目の追加] をクリックして [QuickLinks] オプションを選択することもできます。[リソース タイプ] を選択して QuickLinks のコンテンツを表示させ、[関連項目] セクションにコピーする項目を選択して [追加] をクリックします)。
  6. QuickLink 項目をドロップしたポートレットで [更新] をクリックします。[関連項目] セクションに表示される項目は、図 6-13 のようになります。
  7. 図 6-13 [関連項目] アイコンとして表示される QuickLinks 項目


    [関連項目] アイコンとして表示される QuickLinks 項目

ヒント : QuickLinks に項目をドラッグすると、項目のコピーが作成され、QuickLinks 領域に配置されます。コピーする代わりに [QuickLinks 項目をここに移動する] をクリックすると、QuickLinks から項目が削除され、新しいポートレットに配置されます。

関連するコンテンツ項目の追加

GroupSpace ポートレット内の 2 つの新しいリソース間にリレーションシップを確立する (たとえば、ドキュメントを問題に関連付ける) と、関連するコンテンツ項目が作成されます。関連するコンテンツ項目は、GroupNote、問題、ディスカッション、およびドキュメント ライブラリ項目への関係を示します。

ポートレット内の項目の履歴の表示

特定の時間帯に GroupSpace アプリケーションに項目を追加または変更したユーザをモニタすることができます。

履歴は以下のポートレットで使用可能です。

以下の手順を実行して、ポートレットに追加または変更された項目の履歴を表示します。

  1. [Review] タブを選択します。
  2. [リソース タイプ] フィールドで、ドロップダウン リストからリソース タイプを選択します。
  3. [過去に変更または作成された項目を表示 x] フィールドで、ドロップダウン リストから数字を選択します。図 6-14 のように、新しい項目または変更された項目がリストに表示されます。
  4. 図 6-14 過去 7 日間に追加または変更された GS Issues


    過去 7 日間に追加または変更された GS Issues

  5. 該当するポートレットで、詳細を表示する項目をクリックします。

コミュニティへの通知の送信

通知、招待、電子メール項目がある場合と、カレンダー項目およびタスクの期限が来た場合に、GroupSpace 通知センタはユーザに通知を出します。通知センタは GroupSpace コミュニティ内であればどこからでも見ることができます。

GroupSpace アプリケーションは通知に対するチェックを 15 秒おきに行います。関心のある項目が更新されたことを知らせる 1 通以上の電子メール通知を受け取った場合、GroupSpace アプリケーションは複数の更新をまとめ、1 通の通知として送信します。通知、個人のカレンダーのアポイントメント、個人のタスク、または招待に関して通知が発生した場合は、ユーザは項目ごとに通知を 1 通ずつ受け取ります。複数の GroupSpace コミュニティにサブスクライブしている場合は、各コミュニティに関して個別の通知を受け取ります。

通知は強制的に表示されるものと、強制的に表示されないものがあります。重要な通知の場合は優先度が高いため、処理待ちの重要な項目に関する情報がポップアップ ボックスにより強制的に表示されます。[OK] をクリックすると通知アラートが消えます。通知センタからの通知をクリアしなければ、ログイン時に毎回通知を受けます。優先度の低い通知は強制的に表示されず、キューに入れられるため、ユーザは後で確認することができます。

ヒント : 新しい通知を受信することになっているにもかかわわらず、通知センタに表示されない場合は、[更新] をクリックします。

通知の作成および管理に関する手順については、「GS Announcements ポートレットの使用」を参照してください。

通知センタのコンフィグレーション

通知センタを変更して、どのような場合にどのような頻度で通知センタに通知が表示されるかを設定することができます。

以下の手順を実行して、通知センタを設定します。

  1. 図 6-15 にあるように、GroupSpace アプリケーションの上部にある通知のリンクをクリックします。
  2. 図 6-15 通知のリンク


    通知のリンク

  3. 図 6-16 にあるように、通知センタで [オプションのコンフィグレーション] をクリックします。
  4. 図 6-16 特定のポートレットに関する通知の頻度の設定


    特定のポートレットに関する通知の頻度の設定

  5. チェック ボックスを選択し、以下の機能を有効にします。
    • [ページ ナビゲーション間の中間メッセージ取得を有効にする] - このチェック ボックスを選択すると、ページ全体を更新しなくても通知が表示されます。このチェック ボックスを選択しない場合も通知は表示されますが、動的には更新されず、GroupSpace アプリケーションを使用して通知を生成するページを手動で更新する必要があります。この値を変更するには、新しい設定が有効になる前に、ページ全体を更新する必要があります。
    • 注意 : 通知、招待、電子メール、カレンダー、タスクおよび招待に関してポーラーを実行するデフォルトの通知タイムは 15 秒おきになります。管理者は XML ファイルを編集してこのデフォルト値を変更できます。手順については、『コミュニティ ガイド』を参照してください。
    • [電子メール] - [電子メール] チェック ボックスを選択すると、電子メールの受信時に通知を受けます。ドロップダウン リストを使用して、送信済みの通知がいつ失効するかを選択します。
    • [カレンダー] - [カレンダー] チェック ボックスを選択すると、カレンダー項目の期限が来たときに通知を受けます。ドロップダウン リストを使用して、送信済みの通知がいつ失効するかを選択します。カレンダー イベントの発生前に通知するよう選択すると、リマインダを設定できます。
    • [タスク] - [タスク] チェック ボックスを選択すると、タスクの期限が来たときまたは期限が切れたときに通知を受けます。ドロップダウン リストを使用して、送信済みの通知がいつ失効するかを選択します。
    • 図 6-17 はコンフィグレーションの選択項目を示します。

      図 6-17 通知センタのコンフィグレーション


      通知センタのコンフィグレーション

  6. [保存] をクリックします。

通知の表示

通知を表示するには、以下の手順を実行します。

  1. GroupSpace アプリケーションの上部にある通知のリンクをクリックします。
  2. 通知のタイプを選択します (通知など)。
  3. 通知をクリックし、詳細を表示します。
注意 : 通知センタでの確認後に通知を削除するには、チェック ボックスを選択して [選択して削除] をクリックします。

GroupSpace コミュニティの検索

すべてのコミュニティ メンバーは、以下の 3 つの方法を使用することで、GroupSpace アプリケーションの内部および外部から情報を取得することができます。

詳細については、「Search ポートレットの使用」を参照してください。

 


GroupSpace コミュニティのカスタマイズ

GroupSpace の [カスタマイズ] メニューには、一連の訪問者ツールがあります。これらのツールを使用することで、GroupSpace コミュニティのコンテンツおよび外観を変更することができます。

以下のタスクを実行して、GroupSpace コミュニティをカスタマイズします。

この節では、次のトピックについて説明します。

GroupSpace のカスタマイズの有効化

GroupSpace コミュニティを作成すると、デフォルトでは新しいコミュニティのカスタマイズが可能になります。新しいページまたはポートレットの追加、ルック アンド フィールの変更、カラム数の調整、およびページへのコンテンツの追加が可能です。

ヒント : GroupSpace アプリケーションに [カスタマイズ] メニューが表示されない場合は、GroupSpace コミュニティの作成に使用したコミュニティ テンプレートでページの追加などのカスタマイズが許可されていません。これは、[コミュニティ|このコミュニティを管理] を選択して変更できます。[Properties Page] タブで、[場所とアクセス権の編集] をクリックします。[自分のビューのカスタマイズ、および個人ページの追加を許可する] チェック ボックスを選択し、[保存] をクリックします。[デスクトップに戻る] をクリックして [カスタマイズ] メニューを表示します。

[カスタマイズ] メニューは、WebLogic Portal に付属している訪問者ツールの一部です。訪問者ツールの詳細、およびアプリケーションで訪問者ツールを有効にする方法については、『ポータル開発ガイド』を参照してください。

GroupSpace コミュニティの外観の変更

ページのコンテンツおよびページのカラムのレイアウトを変更できます。

ページ レイアウトの変更

GroupSpace アプリケーションのページ レイアウトを変更するには、以下の手順を実行します。

  1. GroupSpace アプリケーションにログインします。
  2. 図 6-18 にあるように、[カスタマイズ|ページ コンテンツ] を選択します。
  3. 図 6-18 [ページ コンテンツ] を選択してページのレイアウトまたはコンテンツを変更


    [ページ コンテンツ] を選択してページのレイアウトまたはコンテンツを変更

  4. 図 6-19 にあるように、ドロップダウン メニューから項目を選択してカスタマイズするページを選択し、[移動] をクリックします。
  5. 図 6-19 カスタマイズするページの選択


    カスタマイズするページの選択

  6. 変更するポートレットがダイアログに反映されます。たとえば、[Collaborate] ページにはポートレットが 1 つ含まれます。[レイアウトの変更] をクリックすると、現在のページのレイアウトが変更されます。
ヒント : 上矢印キーと下矢印キーをクリックして、ページ内のポートレットの位置を変更することもできます。
  1. レイアウトを 1 つ選択してカラムの数を決定し、[レイアウトの変更] をクリックします。
  2. [変更を保存] をクリックします。図 6-20 では、カラムが 1 つのレイアウトの [Collaborate] ページを、カラムが 2 つのレイアウトに変更しています。
  3. 図 6-20 カラムが 2 つのレイアウトの [Collaborate] ページ


    カラムが 2 つのレイアウトの [Collaborate] ページ

ページのコンテンツの変更

GroupSpace アプリケーションのページに表示されるコンテンツを変更するには、以下の手順を実行します。

  1. [カスタマイズ|ページ コンテンツ] を選択します。
  2. ドロップダウン メニューから項目を選択してカスタマイズするページを選択し、[移動] をクリックします。
  3. [コンテンツの追加] をクリックして、使用可能なポートレットを表示します。
  4. [ポートレットの参照] ビューの [コンテンツの参照] タブで、ポートレットの横にあるチェック ボックスを選択し、[変更を保存] をクリックしてポートレットを選択します。図 6-21 は、関連項目のポートレットのチェック ボックスを選択する方法と、ページ内での表示場所を示しています。
  5. 図 6-21 コンテンツの追加 (関連項目のポートレットをページに追加)


    コンテンツの追加 (関連項目のポートレットをページに追加)

ヒント : ポートレットのアイコンをクリックすると、ポートレットのテーマの変更、ポートレットの名前変更、ポートレットの削除、またはポートレットのコンテンツの編集 (ブックでのみ使用可能) を実行できます。図 6-21 を参照してください。テーマとは、ページまたはポートレットなど、GroupSpace アプリケーションの一部のルック アンド フィールです。

以下の手順を実行すると、コンテンツを追加することもできます。

ページのルック アンド フィールの変更

テーマを使用して、個々のブック、ページ、およびポートレットでポータル デスクトップ全体のルック アンド フィールをオーバーライドできます。

デフォルトの GroupSpace ルック アンド フィールを変更するか、新しい GroupSpace ルック アンド フィールをデフォルトの GroupSpace ルックアンドフィールから作成した場合は、その変更をブック、ページ、またはポーレットに適用できます。(また、GroupSpace コミュニティ全体のルック アンド フィールを変更することもできます。詳しくは、「GroupSpace ルック アンド フィールの変更」を参照してください。)

ヒント : GroupSpace のデフォルト (gsdefault) ルック アンド フィールだけが GroupSpace と互換性があります。その他のルック アンド フィール (デフォルト、クラシック、オール テキスト、および従来のルック アンド フィール) はすべてユーザが使用できないようにする必要があります。これを行う一番良い方法は、誰も属していない資格ロールを作成し、その他のルック アンド フィール ファイルがそのロールで使用できるように資格を与えることです。GroupSpace のデフォルトのルック アンド フィールには資格を与えないで、すべてのユーザが使用できるようにします。

ページ、ポートレットおよびブックのテーマ (色および外観) を変更するには、以下の手順を実行します。

  1. [カスタマイズ|色] を選択します。
  2. 図 6-23 に示されるように、新しいルック アンド フィールを選択して [色の変更] をクリックします。
  3. 図 6-23 新しいルック アンド フィールの選択


    新しいルック アンド フィールの選択

新しいページの追加および作成

GroupSpace アプリケーションに表示されるタブの順番の変更、既存のページの追加、および新しいページの作成 (タブとして表示) を行うには、以下の手順を実行します。

  1. [カスタマイズ|ページ] を選択します。
ヒント : [カスタマイズ] メニューが表示されない場合は、GroupSpace コミュニティの作成に使用したコミュニティ テンプレートでページの追加などのカスタマイズが許可されていません。これは、[コミュニティ|このコミュニティを管理] を選択して変更できます。[Properties Page] タブで、[場所とアクセス権の編集] をクリックします。[自分のビューのカスタマイズ、および個人ページの追加を許可する] チェック ボックスを選択し、[保存] をクリックします。[デスクトップに戻る] をクリックして [カスタマイズ] メニューを表示します。
  1. ドロップダウン メニューからページを選択します。このタブは、ログイン時にハイライトされます。
  2. 上下の矢印をクリックしてタブの順番を変更し、[変更を保存] をクリックします。
  3. [ページの追加と作成] をクリックして新しいページを追加します。[下のページを選択] フィールドを選択し、追加するページの横にあるチェック ボックスを選択します。[ページの追加] をクリックします。
  4. [ページの追加と作成] をクリックして新しいページを作成します。[新しいページの作成] オプションを選択して [ページ名] を入力します。必要に応じて [説明] を入力し、ドロップダウン リストから [レイアウト] を選択します。たとえば、Project Status という名前の新しいタブを作成し、プロジェクトに関連する特定のマイルストーンを追跡します。[ページの作成] をクリックします。新しいページを作成したら、手順 4 に従ってそのページを GroupSpace アプリケーションに追加します。
  5. [変更を保存] をクリックすると新しいタブが表示されます。図 6-24では新しい [Project Status] タブが表示されています。
  6. 図 6-24 新しいページをタブとして表示


    新しいページをタブとして表示

コミュニティのルック アンド フィールの変更

管理モードを使用することで、コミュニティ メンバーに表示されるレイアウトおよび外観を変更することができます。(また、GroupSpace コミュニティの新しいルック アンド フィールを作成することもできます。詳しくは、「新しい GroupSpace ルック アンド フィールの作成」を参照してください。)

コミュニティ全体のルック アンド フィールを変更するには、以下の手順を実行します。

  1. [カスタマイズ|管理モードに切り替える] を選択します。
  2. [OK] をクリックします。
  3. 管理モードで [カスタマイズ] メニューを使用し、ページのレイアウト、各ページのコンテンツ、ルック アンド フィールなどを変更します。
  4. 変更が完了したら、[カスタマイズ|通常モードに戻る] を選択します。

 


テンプレート JSP のカスタマイズ

GroupSpace コミュニティ管理者は、カスタマイズしたプロパティをオブジェクト クラスに追加して、ポートレットをカスタマイズすることができます。これらのプロパティをポートレット内の異なる場所に表示させる場合は、テンプレート JSP ファイルの変更が必要になります。たとえば、Tracking Number という名前のプロパティを問題タイプ定義に追加した場合に、[詳細] をクリックすると問題ポートレットの冒頭に Tracking Number フィールドが表示されるようにします。

テンプレートをカスタマイズすることで、以下の GroupSpace ポートレットの外観を変更することができます。

テンプレート JSP ファイルを Web アプリケーションにコピーし、そのテンプレート JSP を変更することで、WebLogic for Workshop 内のポートレットをカスタマイズすることができます。変更は GroupSpace ライブラリ モジュールに入れられ、GroupSpace コミュニティ ポートレットが自動的に適用および検出します。ポートレットのルック アンド フィールをカスタマイズすると、変更した GroupSpace ポートレットにこれらの変更が反映されます。WebLogic Portal Service Pack を適用しても、JSP の変更内容は保存されます。

ヒント : テンプレート JSP ファイルへの変更内容に関しては、BEA のカスタマ セントリック エンジニアリング グループではサポートしていません。

テンプレート JSP をカスタマイズするには、以下の手順を実行します。

  1. Workshop for WebLogic で、GroupSpace 対応のポータルを作成します。手順については、『ポータル開発ガイド』を参照してください。
  2. マージ済みプロジェクト ビューで、<web project> フォルダおよび templates サブフォルダを展開します (テンプレート ディレクトリのファイルは wlp-groupspace-web-lib ライブラリ モジュールの一部です)。
  3. 変更する表示テンプレート ファイルを探します。Web プロジェクトのファイルおよびフォルダによっては斜体で表示されるものがありますが、これはライブラリ モジュールのコンテンツのオリジナル コピーを意味します。templates サブフォルダで表示テンプレート ファイルを右クリックし、[プロジェクトにコピー] を選択します。これにより、ファイルの複製コピーが作成され、Web プロジェクト内に格納されます。ファイル名は変更せず、既存の名前のままにしておいてください。ファイルが Web プロジェクトにコピーされると、ファイル名の斜体が解除されます。
  4. ファイルをダブルクリックして、変更するテンプレート JSP ファイルを開きます。たとえば、templates サブフォルダの displayAnnouncementsTemplate.jsp ファイルをダブルクリックします。
  5. JSP 内でプロパティを上下に移動させてプロパティの表示される順番を変更したり、プロパティを除外するプロパティのリストに加えてプロパティを表示させないようにして、JSP に変更を加えます。JSP 内の以下の項目を変更します。
    • 追加するプロパティ - includedProperties セクションには、GroupSpace ポートレットに表示される順序でプロパティがリストされます。たとえば、displayAnnouncementsTemplate.jsp ファイルに含まれるプロパティは、タイトル、説明、有効日、有効期限、重大度などです。
    • 除外するプロパティ - [excludedProperties] セクションには、GroupSpace ポートレットに表示されないプロパティがリストされます。たとえば、displayAnnouncementsTemplate.jsp ファイルで除外されるプロパティは、関連ノード、添付ファイル、コミュニティ ID などです。
    • 動的プロパティ - プロパティが、追加するプロパティのセクションまたは除外するプロパティのセクションにリストされない場合は、動的プロパティのセクション (other) に表示されます。たとえば、ユーザ タイム ゾーンは動的プロパティにすることが可能で、その場合ポートレットの下部に表示されます。GS Links ポートレットは個別の動的プロパティのセクションを持たない唯一のポートレットであり、リストの下部には新しいプロパティが表示されます。
  6. ファイルを保存します。変更は自動的に適用されます。

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