パフォーマンス チューニング ガイド

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パフォーマンス チューニングのチェックリスト

この付録では、WebLogic Portal の次のコンポーネントのチェックリストおよびヒントを説明します。

 


ポータル フレームワークのガイドライン

表 A-1 ポータル フレームワークのガイドライン
ガイドラインとなる確認事項
確認方法
Weblogic Server は十分にチューニングされていますか。
JVM は適切にチューニングされていますか。
WebLogic Portal データベースはチューニングされていますか。
ドメインはプロダクション モードで実行されていますか。
複数のロケールをサポートする必要がない場合に、ローカライゼーションが無効になっていますか。
キャンペーンは適切にチューニングされていますか。
資格は有効になっていますか。
有効になっている場合、control-resource-cache サイズが正しく設定されていますか。
コンテンツ管理システムは最適化されていますか。
PageFlow ポートレットはポータルにいくつ表示されますか。
portalControlTreeCache MaxSize は、ポータルに適したサイズに設定されていますか。
検証は無効になっていますか。
weblogic.xmljspPageCheckSecs は -1 に設定されていますか。
weblogic.xmlservletReloadCheckSecs は -1 に設定されていますか。
セッションをレプリケートしますか。レプリケートする場合、どの persistent-store-type を使用していますか。
アプリケーションのパフォーマンス テストを実行しましたか。

 


Portal Administration Console のガイドライン

Portal Administration Console のパフォーマンスを向上させることができます。具体的には、デスクトップの処理とポータル リソースの参照にかかる時間を削減できます。

この節では、次のトピックについて説明します。

デスクトップの作成

Administration Console で新しいデスクトップを作成するときには、.portal ファイルのリストを使用してテンプレート ドロップダウン リストが作成されます。すべての .portal ファイルが Web アプリケーション ディレクトリの下の同じディレクトリにあると、このドロップダウン リストをすばやく作成できます。

ドロップダウン リスト作成時のパフォーマンスを高めるには、Web アプリケーションの web.xml ファイルで portalFileDirectory を定義する必要があります。

注意 : 変更を加えた後、変更を有効にするには Web アプリケーションを再デプロイする必要があります。Web 記述子ファイルの変更の詳細については、『プロダクション業務ガイド』の「ポータル Web アプリケーションのデプロイメント記述子」を参照してください。
  1. 変更する web.xml ファイルに移動します。このファイルは、ポータル アプリケーション ディレクトリの WEB-INF サブディレクトリにあります。
  2. web.xml ファイルをテキスト エディタで開きます。
  3. 次の行を追加します。
  4. <context-param>
    	<param-name>portalFileDirectory</param-name>
    	<param-value>/</param-value>
    </context-param>
  5. 新しい web.xml ファイルを保存します。
  6. Web アプリケーションを再デプロイします。

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