ユーザおよびグループ プロファイルの値を編集する

ユーザ プロファイルは、集めて保存されたユーザとグループに関するプロパティの集合です。ユーザ プロファイルにある個々のデータが、ユーザ プロパティと呼ばれます。ユーザ プロパティは、ユーザの社会保障番号などの静的に定義されるプロパティから、特定のユーザの Web サイトのトラッキング情報や、標準入力画面でのユーザ入力などの動的に作成され、維持されるプロパティに移動できます。

ユーザ プロパティは、パーソナライズされたコンテンツおよび事前に入力されているフォームをユーザ向けに表示するために、また委託管理および訪問者の資格に関する規則を定義するために使用できます。住所情報、従業員の詳細、個人的な興味、投資特性などのこれらのプロパティは、WebLogic Administration Portal に編集可能フィールドとして表示されます。

WebLogic Administration Portal 環境では、グループのプロパティを編集できますが、グループに所属するユーザがグループのプロパティを自動的に継承することはありません。開発者は、実行時にグループ サクセサをユーザ プロファイルに設定するようにアプリケーション コードをコンフィグレーションできます。

ユーザ プロファイルとグループ プロファイルの値を編集するには

  1. プロファイルを編集するユーザまたはグループを検索します (グループ リストが表示されない場合は、この後の「注意」を参照してください)。
  2. [ユーザ プロファイル値の編集] タブまたは [グループ プロファイル値の編集] タブを選択します。
  3. [プロパティ セットのプロパティ] フィールドで、編集するプロパティが含まれているプロパティ セットを選択します。
  4. 編集するプロパティを展開します。
  5. プロパティ値を変更し、[Update Value] をクリックします。
  6. 保存されている値の削除を選択すると、サクセサ値が定義されている場合はその値が返されます。サクセサ値が定義されていない場合は、デフォルト値が返されます。サクセサ値もデフォルト値も定義されていない場合、プロパティ値は null になります。
  7. 編集するすべてのプロパティに対して上記の手順を繰り返します。

注意 : グループ リストが表示されない場合は、認証プロバイダのグループ階層ツリーの構築が必要な場合もあります。構築後もグループ リストが表示されない場合は、認証プロバイダが読み込みアクセスを許可していない可能性があります (「セキュリティ プロバイダのプロパティを表示する」を参照してください)。ただし、読み込みアクセスを許可していない認証プロバイダに対して、グループ名入力用テキスト フィールドをアクティブにすることができます。

RDBMS 認証プロバイダを使用している場合は、ユーザとグループを検索するときに大文字と小文字の区別に注意してください。たとえば、「Managers」と「managers」は異なるグループです。

プロパティ値を変更できない (読み取り専用である) 場合、そのプロパティは開発チームによって外部プロパティ データベースに保存されたプロパティである可能性があります。そのようなプロパティは、変更はできませんが、パーソナライゼーション、委託管理、および訪問者の資格を設定するときに使用できます。

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