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WebLogic Portal データベース管理ガイド

  前 次 前と次、目次/インデックス/pdf を分けるコロン 目次  

データ ディクショナリ

この節では、WebLogic Portal の各コンポーネントのデータベース オブジェクトについて説明します。この節の情報は、データ ディクショナリと総称されています。

 


提供される情報

WebLogic Portal のコンポーネントごとに、以下の情報が提供されます。

テーブル名

定義済みのテーブル名。

テーブルの説明

WebLogic Portal データベース スキーマのテーブルの内容と目的に関する詳細な説明。

カラム名

定義済みのカラム名。

データ型

カラムの定義済み特性。

注意 : データ型は DBMS によって多少異なります。たとえば、Oracle、DB2、および PointBase で BLOB データ型として定義されたカラムは、Microsoft SQL Server および Sybase では TEXT カラムとして定義されます。

NULL 値

カラムに NULL 値を格納できるかどうかを示す。

カラムの説明

主キー (PK-) と外部キー (FK-) を指定したカラムの内容と目的に関する詳細な説明。

注意 : 説明文の中の「ヒント」という用語は、WebLogic Workshop Portal Extensions で提供されているデフォルトのスケルトンではサポートされていないが利用可能である機能を示します。

 


Portal データベース コンポーネントの概要

この節では、以下のトピックについて説明します。

注意 : WebLogic Portal DDL モジュールによって、Portal データベース オブジェクトの各セットの DDL (データベース定義言語) ファイルのファイル名と場所が識別されます。

 


行動追跡データベース オブジェクト

オンラインの訪問者が Web サイトとどのようにやり取りしているのかを記録するために、イベント情報をデータベースに記録することができます。この種のイベントを行動追跡イベントと呼びます。その後、分析マーケティング システムでこれらのイベントをオフラインで分析して、訪問者の行動とトランザクション データを評価できます。分析によって得た情報は、パーソナライゼーション ルールの作成と最適化、商品ラインアップの計画、双方向的なマーケティング キャンペーンの立案などに利用できます。この節では、イベント データをログに記録して分析するために必要な要件とデータベース オブジェクトついて説明します。

行動追跡データを格納するために 3 種類のテーブルが用意されています。BT_EVENT テーブルには、イベント データがすべて格納されます。BT_EVENT_ACTION テーブルには、記録されたイベント データに対してサードパーティのツールが実行するアクションが記録されます。BT_EVENT_TYPE テーブルは、EVENT テーブルに格納されるイベント タイプとイベント カテゴリを参照します。図 8-1 に、WebLogic Portal 行動追跡データベース オブジェクトのエンティティ リレーションシップ ダイアグラムを示します。

図 8-1 行動追跡データベースのエンティティ リレーションシップ ダイアグラム


 


 

BT_EVENT_TYPE データベース テーブル

このテーブルは、BT_EVENT テーブルに格納されるイベント タイプとイベント カテゴリを参照します。これは静的なテーブルです。

表 8-1 BT_EVENT_TYPE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

EVENT_TYPE

VARCHAR(30)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

EVENT_GROUP

VARCHAR(10)

NOT NULL

イベント タイプに関連付けられるイベント カテゴリ グループ。

DESCRIPTION

VARCHAR(50)

NULL

EVENT_TYPE の説明。


 

カスタム イベントを記録するには、このテーブルにエントリを作成する必要があります。このテーブルにカスタム イベントのレコードがない場合は、そのイベントを BT_EVENT テーブルに永続化することはできません。

BT_EVENT データベース テーブル

このテーブルには、行動追跡イベントのデータがすべて格納されます。

表 8-2 BT EVENT テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

EVENT_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

APPLICATION

VARCHAR (30)

NOT NULL

イベントを作成したアプリケーション。

EVENT_TYPE

VARCHAR(30)

NOT NULL

FK (外部キー) - BT_EVENT_TYPE に設定。呼び出されたイベントを識別する文字列識別子。

EVENT_DATE

DATE

NOT NULL

当該イベントの発生日時。

WLS_SESSION_ID

VARCHAR(254)

NOT NULL

WebLogic Server 側で生成されるユニークな数値で、セッションに割り当てられる。

XML_DEFINITION

CLOB

NULL

各イベント タイプの特定のイベント情報を含む XML ドキュメント。情報は CLOB (Character Large Object) 形式で格納される。表 8-3 を参照。

USER_ID

VARCHAR(50)

NULL

セッションおよびイベントに関連付けられるユーザ ID。ユーザがまだログインしていない場合、このカラムは NULL になる。

ANONYMOUS_USER_ID

VARCHAR(128)

NULL

必要に応じてセッションおよびイベントに関連付けられる匿名ユーザのユーザ ID。


 

表 8-2 に示したように、BT_EVENT テーブルには 6 つのカラムがあります。各カラムは特定のイベント要素に対応します。EBT_EVENT テーブルのカラムのうち 5 つには、すべてのイベント タイプに共通するデータが格納されます。XML_DEFINITION カラムには、これら 5 つのカラムの全情報に加えて、イベント タイプごとにユニークなイベント データが格納されます。XML ドキュメントは、イベント タイプごとに固有の形式で作成されます。各イベント タイプに対応するデータ要素は、EVENT テーブルの XML_DEFINITION カラムに取得されます。これらのデータ要素を表 8-3 に示します。

表 8-3 XML_DEFINITION データ要素 

イベント

データ要素

AddToCartEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id
sku
quantity
unit-list-price
currency
application-name

BuyEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id
sku
quantity
unit-price
currency
application-name
order-line-id

CampaignUserActivityEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id
campaign-id
scenario-id

ClickCampaignEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id
document-type
document-id
campaign-id
scenario-id
application-name
placeholder-id

ClickContentEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id
document-type
document-id

ClickProductEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id
document-type
document-id
sku
category-id
application-name

DisplayCampaignEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id
document-type
document-id
campaign-id
scenario-id
application-name
placeholder-id

DisplayContentEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id
document-type
document-id

DisplayProductEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id
document-type
document-id
sku
category-id
application-name

PurchaseCartEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id
total-price
order-id
currency
application-name

RemoveFromCartEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id
sku
quantity
unit-price
currency
application-name

RuleEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id
ruleset-name
rule-name

SessionBeginEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id

SessionEndEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id

SessionLoginEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id

UserRegistrationEvent

application
event-date
event-type
session-id
user-id


 

BT_EVENT_ACTION データベース テーブル

このテーブルには、記録されたイベント データに対してサードパーティのツールが実行するアクションが記録されます。

表 8-4 BT_EVENT_ACTION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

EVENT_ACTION

VARCHAR(30)

NOT NULL

BEGIN EXPORTEND EXPORT など、実行されるイベント アクション。このフィールドはテーブルの主キーの 1 つ。

ACTION_DATE

DATE

NOT NULL

当該イベントの発生日時。このフィールドはテーブルの主キーの 1 つ。

EVENT_ID

NUMBER

NULL

実行されるイベント アクションに関連付けられるイベントの ID


 

 


Commerce サービス データベース オブジェクト

Commerce サービス プロダクト カタログ内の商品のメタデータは、Dublin Core Metadata Open Standard に基づいています。この標準には、Web ベースのカタログにとっていくつかの利点があります。Dublin Core Metadata Open Standard の詳細については、http://dublincore.org を参照してください。

図 8-2図 8-3 は、WebLogic Portal Commerce サービスのコア プロダクト カタログ用データベース オブジェクトのエンティティ リレーションシップを示しています。

図 8-2 コア プロダクト カタログ用テーブルのエンティティ リレーションシップ ダイアグラム


 

図 8-3 コア プロダクト カタログ用テーブルのエンティティ リレーションシップ ダイアグラム (続き)


 

プロダクト カタログ データベース テーブル

プロダクト カタログ用データベースは、以下のテーブルで構成されています。

CATALOG_ENTITY データベース テーブル

WebLogic Portal のオブジェクトの中には、ConfigurableEntity と呼ばれる Java インタフェースを実装するものもあります。システム内の ConfigurableEntity は、このテーブル内にエントリを 1 つ保持します。

表 8-5 CATALOG_ENTITY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

ENTITY_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

ENTITY_NAME

VARCHAR(200)

NOT NULL

エンティティの名前。

ENTITY_TYPE

VARCHAR(100)

NOT NULL

エンティティのタイプ (ユーザ、グループなど)。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの最終更新日時。


 

CATALOG_PROPERTY_KEY データベース テーブル

このテーブルには、コンフィグレーション可能なエンティティに関連付けるスコープ付きのプロパティ名が格納されます。ConfigurableEntity に割り当てられたプロパティはユニークな PROPERTY_ID を持ちます。この識別子と関連情報がこのテーブルに格納されます。

表 8-6 CATALOG_PROPERTY_KEY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PROPERTY_KEY_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

PROPERTY_NAME

VARCHAR(100)

NOT NULL

プロパティの名前 (以前の WLCS_PROP_ID テーブルの PROPERTY_NAME)。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの最終更新日時。

PROPERTY_SET_NAME

VARCHAR(100)

NULL

プロパティ セットの名前 (以前の WLCS_PROP_IDSCOPE_NAME)。

PROPERTY_SET_TYPE

VARCHAR(100)

NULL

プロパティ セットのタイプ (USER など)。


 

CATALOG_PROPERTY_VALUE データベース テーブル

このテーブルには、コンフィグレーション可能なエンティティに関連付けるブール、タイムスタンプ、浮動小数点、整数、テキスト、およびユーザ定義 (オブジェクト) のプロパティ値が格納されます。

表 8-7 CATALOG_PROPERTY_VALUE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PROPERTY_VALUE_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

PROPERTY_KEY_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

FK (外部キー) - システム側で生成される値で、PROPERTY_KEY カラムへの外部キー。

ENTITY_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

FK (外部キー) - システム側で生成される値で、ENTITY カラムへの外部キー。

PROPERTY_TYPE

NUMBER(1)

NOT NULL

有効値 :

0=Boolean、1=Integer、2=Float、3=Text、4=日時 (Date and Time)、5=ユーザ定義 (BLOB)。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの最終更新日時。

BOOLEAN_VALUE

NUMBER(1)

NULL

各 boolean 型プロパティ識別子の値。

DATETIME_VALUE

DATE

NULL

各日時 (date and time) 型プロパティ識別子の値。

DOUBLE_VALUE

NUMBER

NULL

各 float 型プロパティ識別子に関連付けられた値。

LONG_VALUE

NUMBER(20)

NULL

integer 型プロパティに関連付けられた値。

TEXT_VALUE

VARCHAR(254)

NULL

text 型プロパティに関連付けられた値。

BLOB_VALUE

BLOB

NULL

ユーザ定義プロパティに関連付けられた値。

WLCS_CATEGORY データベース テーブル

このテーブルには、Commerce データベース内のカテゴリが格納されます。このテーブルの説明は、Dublin Core 標準に基づくフィールドを使用するための「推奨ベスト プラクティス」を示したものです。

表 8-8 WLCS_CATEGORY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

CATEGORY_ID

VARCHAR(20)

NOT NULL

PK (主キー) - カテゴリのユニークな識別子。このテーブルの主キー。このフィールドでは NULL を使用できない。WLCS_CATEGORY テーブルのその他のフィールドでは NULL を使用できる。

PARENT_ID

VARCHAR(20)

NULL

プロダクト カタログを構成する各種カテゴリの階層における親カテゴリの CATEGORY_ID の値。これがトップレベルのユーザ定義カテゴリである場合、PARENT_IDcom.beasys.ROOT となる。

NAME

VARCHAR(50)

NULL

プロダクト カタログにおけるカテゴリ名。

SOURCE

VARCHAR(30)

NULL

現カテゴリの派生元のカテゴリへの参照。

LANG

VARCHAR(30)

NULL

カテゴリの内容説明を記述する言語。言語要素の値における推奨ベスト プラクティスが RFC 1766 で定義されており、日本語は ja、英語は en、フランス語は fr、ドイツ語は de など、2 文字による言語コード (ISO 639 標準に準拠) が指定されている。言語コードには、オプションとして、2 文字の国コード (ISO 3166 標準 [ISO3166] に準拠) を後ろに付けることができる。たとえば、英国で使われている英語を表す場合は en-uk となる。

RELATION

VARCHAR(30)

NULL

関連カテゴリへの参照。

COVERAGE

VARCHAR(30)

NULL

カテゴリの内容の有効範囲またはスコープ。

RIGHTS

VARCHAR(30)

NULL

カテゴリが保持する権利に関する情報。

CREATOR

VARCHAR(50)

NULL

カテゴリの内容を作成するためのエンティティ。

PUBLISHER

VARCHAR(50)

NULL

カテゴリを利用可能にするためのエンティティ。

CONTRIBUTOR

VARCHAR(50)

NULL

カテゴリの内容に寄与するものを作成するためのエンティティ。

CREATION_DATE

DATE

NULL

カテゴリのライフ サイクルのイベントに関連付ける日付。日付の値のコード化における推奨ベスト プラクティスは、ISO 8601 のプロファイルに定義されており、YYYY-MM-DD フォーマットに従う。

MODIFIED_DATE

DATE

NULL

Commerce サービスに付属する DBLoader プログラムによる更新や挿入など、カテゴリのライフ サイクルにおけるイベントに関連付ける日付。日付の値のコード化における推奨ベスト プラクティスは、ISO 8601 のプロファイルに定義されており、YYYY-MM-DD フォーマットに従う。

SMALL_IMG_TYPE

NUMBER(3)

NULL

グラフィックに関する独自の設計のタイプ フィールド。たとえば、次のような独自の番号付けを行うことができる。

0 = 低帯域幅のユーザに対して低解像度のグラフィックを表示する。

1 = 高帯域幅のユーザに対して高解像度のグラフィックを表示する。

SMALL_IMG_LANG

VARCHAR(30)

NULL

カテゴリのサムネイル イメージの言語。関連情報については、LANG カラムの説明を参照。

SMALL_IMG_NAME

VARCHAR(50)

NULL

カテゴリのサムネイル イメージの名前。

SMALL_IMG_URL

VARCHAR(254)

NULL

カテゴリのサムネイル イメージの URL。

SMALL_IMG_ALT_TEXT

VARCHAR(254)

NULL

ユーザがカテゴリのサムネイル イメージ上にカーソルを置いた場合、またはブラウザ設定でグラフィックスの表示を不可にした場合に、グラフィックスの代わりに表示されるテキスト。

LARGE_IMG_TYPE

NUMBER(3)

NULL

グラフィックに関する独自の設計のタイプ フィールド。たとえば、次のような独自の番号付けを行うことができる。

0 = 低帯域幅のユーザに対して低解像度のグラフィックを表示する。

1 = 高帯域幅のユーザに対して高解像度のグラフィックを表示する。

LARGE_IMG_LANG

VARCHAR(30)

NULL

カテゴリのフルサイズ イメージの言語。関連情報については、LANG カラムの説明を参照。

LARGE_IMG_NAME

VARCHAR(50)

NULL

カテゴリのフルサイズ イメージの名前。

LARGE_IMG_URL

VARCHAR(254)

NULL

カテゴリのフルサイズ イメージの URL。

LARGE_IMG_ALT_TEXT

VARCHAR(254)

NULL

ユーザがカテゴリのフルサイズ イメージ上にカーソルを置いた場合、またはブラウザ設定でグラフィックスの表示を不可にした場合に、グラフィックスの代わりに表示されるテキスト。

DISPLAY_JSP_URL

VARCHAR(254)

NULL

カテゴリの表示に使用する JSP への URL。例は以下のとおり。

/commerce/catalog/includes/
category.jsp

SHORT_DESC

VARCHAR(50)

NULL

カテゴリの内容に関する簡単な説明。

LONG_DESC

VARCHAR(254)

NULL

カテゴリの内容に関する詳細な説明。

WLCS_PRODUCT データベース テーブル

このテーブルには、Commerce データベース内の商品の記録が格納されます。

表 8-9 WLCS_PRODUCT テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

SKU

VARCHAR(40)

NOT NULL

PK (主キー) - 商品アイテムのユニークな識別子 (「在庫管理単位」または SKU)。このフィールドはテーブルの主キーであり、NULL は使用できない。WLCS_PRODUCT テーブルのその他のフィールドでは NULL を使用できる。

IN_STOCK

VARCHAR(1)

NULL

商品アイテムの在庫の有無を示すフラグ。在庫がなければ 0、在庫があれば 1。

VISIBLE

VARCHAR(1)

NULL

この商品をユーザに表示するかどうかを示す。表示する場合は 1、表示しない場合は 0。データベースで指定しない場合、デフォルトでは 1。

TAX_CODE

VARCHAR(10)

NULL

TAXWARE システムで使用するコード。この商品が属する特定の税区分を指定。

SHIPPING_CODE

VARCHAR(10)

NULL

配送会社がこの商品に対して使用するコード。

NAME

VARCHAR(100)

NULL

商品アイテムの名前。

SOURCE

VARCHAR(30)

NULL

現商品の派生元となる別の商品アイテムへの参照。

LANG

VARCHAR(30)

NULL

カテゴリの内容説明を記述する言語。言語要素の値における推奨ベスト プラクティスが RFC 1766 で定義されており、日本語は ja、英語は en、フランス語は fr、ドイツ語は de など、2 文字による言語コード (ISO 639 標準に準拠) が指定されている。言語コードには、オプションとして、2 文字の国コード (ISO 3166 標準 [ISO3166] に準拠) を後ろに付けることができる。たとえば、英国で使われている英語を表す場合は en-uk となる。

RELATION

VARCHAR(30)

NULL

関連する商品アイテムへの参照。

COVERAGE

VARCHAR(30)

NULL

商品アイテムの内容の有効範囲またはスコープ。

RIGHTS

VARCHAR(30)

NULL

商品が保持する権利に関する情報。

FORMAT

VARCHAR(30)

NULL

商品の物理的またはデジタルな提示。

TYPE

VARCHAR(30)

NULL

商品の内容の性質またはジャンル。

MSRP_CURRENCY

VARCHAR(30)

NULL

製造者が推奨する価格の通貨タイプ。

MSRP_AMOUNT

NUMBER(16,4)

NULL

製造者が推奨する価格。

PRICE_CURRENCY

VARCHAR(30)

NULL

この商品のカタログ価格の通貨タイプ。

PRICE_AMOUNT

NUMBER(16,4)

NULL

カタログ内でのこの商品の現行価格。

ESTIMATE_SHIP_TIME

VARCHAR(100)

NULL

在庫 : 商品発送までに要する日数/週数。

SPECIAL_NOTES

VARCHAR(100)

NULL

商品と一緒に表示する在庫関連メッセージ。

CREATOR

VARCHAR(50)

NULL

商品アイテムの内容を作成するためのエンティティ。

PUBLISHER

VARCHAR(50)

NULL

商品アイテムを利用可能にするためのエンティティ。

CONTRIBUTOR

VARCHAR(50)

NULL

商品アイテムの内容に寄与するものを作成するためのエンティティ。

CREATION_DATE

DATE

NULL

商品アイテムのライフ サイクルのイベントに関連付ける日付。日付の値のコード化における推奨ベスト プラクティスは、ISO 8601 のプロファイルに定義されており、YYYY-MM-DD フォーマットに従う。

MODIFIED_DATE

DATE

NULL

Commerce サービスに付属する DBLoader プログラムによる更新や挿入など、商品のライフ サイクルにおけるイベントに関連付ける日付。日付の値のコード化における推奨ベスト プラクティスは、ISO 8601 のプロファイルに定義されており、YYYY-MM-DD フォーマットに従う。

SMALL_IMG_TYPE

NUMBER(3)

NULL

グラフィックに関する独自の設計のタイプ フィールド。たとえば、次のような独自の番号付けを行うことができる。

0 = 低帯域幅のユーザに対して低解像度のグラフィックを表示する。

1 = 高帯域幅のユーザに対して高解像度のグラフィックを表示する。

SMALL_IMG_LANG

VARCHAR(30)

NULL

商品のサムネイル イメージの言語。関連情報については、LANG カラムの説明を参照。

SMALL_IMG_NAME

VARCHAR(50)

NULL

商品のサムネイル イメージの名前。

SMALL_IMG_URL

VARCHAR(254)

NULL

カテゴリのサムネイル イメージの URL。

SMALL_IMG_ALT_TEXT

VARCHAR(254)

NULL

ユーザが商品のサムネイル イメージ上にカーソルを置いた場合、またはブラウザ設定でグラフィックスの表示を不可にした場合に、グラフィックスの代わりに表示されるテキスト。

LARGE_IMG_TYPE

NUMBER(3)

NULL

グラフィックに関する独自の設計のタイプ フィールド。たとえば、次のような独自の番号付けを行うことができる。

0 = 低帯域幅のユーザに対して低解像度のグラフィックを表示する。

1 = 高帯域幅のユーザに対して高解像度のグラフィックを表示する。

LARGE_IMG_LANG

VARCHAR(30)

NULL

商品のフルサイズ イメージの言語。関連情報については、LANG カラムの説明を参照。

LARGE_IMG_NAME

VARCHAR(50)

NULL

商品のフルサイズ イメージの名前。

LARGE_IMG_URL

VARCHAR(254)

NULL

商品のフルサイズ イメージの URL。

LARGE_IMG_ALT_TEXT

VARCHAR(254)

NULL

ユーザが商品のフルサイズ イメージ上にカーソルを置いた場合、またはブラウザ設定でグラフィックスの表示を不可にした場合に、グラフィックスの代わりに表示されるテキスト。

SUM_DISPLAY_JSP_URL

VARCHAR(254)

NULL

商品をサマリ形式で表示するのに使用する JSP への URL。例は以下のとおり。

/commerce/catalog/includes/
itemsummary.jsp

DET_DISPLAY_JSP_URL

VARCHAR(254)

NULL

商品の詳細を表示するのに使用する JSP への URL。例は以下のとおり。

/commerce/catalog/includes/
itemdetails.jsp

SHORT_DESC

VARCHAR(254)

NULL

商品アイテムの内容に関する簡単な説明。

LONG_DESC

VARCHAR(2000)

NULL

商品アイテムの内容に関する詳細な説明。

WLCS_PRODUCT_CATEGORY データベース テーブル

このテーブルには、商品アイテムと商品カテゴリの関連付けを示す情報が格納されます。

表 8-10 WLCS_PRODUCT_CATEGORY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

SKU

VARCHAR(40)

NOT NULL

PK (主キー) - 商品のユニークな識別子 (「在庫管理単位」または SKU)。WLCS_PRODUCT への外部キー。

CATEGORY_ID

VARCHAR(20)

NOT NULL

PK (主キー) - カテゴリのユニークな識別子。WLCS_CATEGORY への外部キー。

WLCS_PRODUCT_KEYWORD データベース テーブル

このテーブルには、各商品アイテムに関連付けるキーワードが格納されます。Web サイトのページまたは管理ページの検索機能でキーワードを使用すると、商品レコードをすばやく取得できます。

表 8-11 WLCS_PRODUCT_KEYWORD テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

KEYWORD

VARCHAR(30)

NOT NULL

PK (主キー) - ユニークな SKU に割り当てられた商品アイテムに関連付けるキーワードを指定する。

推奨事項 - 指定した商品について、その会社で実装した一定の語や正式の分類スキーマの値を選択する。

SKU

VARCHAR(40)

NOT NULL

PK (主キー) - 商品のユニークな識別子 (「在庫管理単位」または SKU)。WLCS_PRODUCT への外部キー。

 


注文および割引データベース オブジェクト

図 8-4図 8-5 は、WebLogic Portal 注文および割引オブジェクトのエンティティ リレーションシップ ダイアグラムを示しています。

図 8-4 Commerce テーブルのエンティティ リレーションシップ ダイアグラム


 

図 8-5 Commerce テーブルのエンティティ リレーションシップ ダイアグラム (続き)


 

注文処理用データ ディクショナリ テーブル

Commerce サービスの注文管理システムは、以下のテーブルで構成されます。

DISCOUNT データベース テーブル

このテーブルには、DISCOUNT_SET レコード 1 件につき 1 つ以上の割引レコードが格納されます。

表 8-12 DISCOUNT 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

DISCOUNT_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

APPLICATION_NAME

VARCHAR(100)

NOT NULL

FK (外部キー) - DISCOUNT_SET テーブルへの外部キー。

DISCOUNT_TYPE

VARCHAR(10)

NOT NULL

割引のタイプ。注文総額または各注文商品の割引に使用される。

DISCOUNT_NAME

VARCHAR(254)

NOT NULL

割引名。

IS_GLOBAL

NUMBER(1)

NOT NULL

この割引を全体的に適用可能かどうかを示すフラグ。

PRIORITY

NUMBER(3)

NOT NULL

他の割引に対するこの割引の優先レベル。

ALLOWED_USERS

NUMBER(10)

NOT NULL

この割引を利用できる回数。

MODIFIER

VARCHAR(254)

NOT NULL

実際に適用する割引の説明。XML を使用。

DISCOUNT_RULE

CLOB

NOT NULL

割引商品の選択方法。XML を使用。

START_DATE

DATE

NOT NULL

割引を開始する日時。

END_DATE

DATE

NOT NULL

割引を終了する日時。

IS_ACTIVE

NUMBER(1)

NOT NULL

割引が有効かどうかを示すフラグ。有効 = 1、無効 = 0

DESCRIPTION

VARCHAR(254)

NULL

割引の説明。

DISPLAY_DESCRIPTION

VARCHAR(254)

NULL


割引の説明 (表示用)。

DISCOUNT_ASSOCIATION データベース テーブル

このテーブルには、顧客と割引を関連付けて、顧客が各割引を利用した回数を保持する情報が格納されます。

表 8-13 DISCOUNT_ASSOCIATION 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

DISCOUNT_ASSOCIATION_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

CUSTOMER_ID

VARCHAR(20)

NOT NULL

FK (外部キー) - DISCOUNT_SET テーブルへの外部キー。

DISCOUNT_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

FK (外部キー) - DISCOUNT_SET テーブルへの外部キー。

USE_COUNT

NUMBER(10)

NOT NULL

この割引が利用された回数。

DISPLAY_DESCRIPTION

VARCHAR(254)

NULL

割引の説明 (表示用)。

ORDER_ADJUSTMENT データベース テーブル

このテーブルには、注文レベルで適用される割引についての情報 (例 : 2002 年 1 月 1 ~ 31 日に受注した注文から一律に 2,000 円割引) が格納されます。

表 8-14 ORDER_ADJUSTMENT 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

ORDER_ADJUSTMENT_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

ORDER_ID

VARCHAR(20)

NOT NULL

FK (外部キー) - DISCOUNT_SET テーブルへの外部キー。

ADJUSTMENT_TYPE

VARCHAR(20)

NULL

各注文商品に対する調整のタイプ (商品単位の割引、送料割引など)。

COMPUTATION

VARCHAR(254)

NOT NULL

この割引が利用された回数。

ADJUSTMENT_AMOUNT

NUMBER(16,4)

NOT NULL

割引の説明 (表示用)。

DISCOUNT_ID

NUMBER(15)

NULL

FK (外部キー) - DISCOUNT テーブルへの外部キー。

DISPLAY_DESCRIPTION

VARCHAR(254)

NULL

表示用の説明。DISPLAY_DESCRIPTION は、割引の性質に応じて Discount サービスまたは Campaign サービスで生成される。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

注文調整レコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NULL

注文調整レコードの最終更新日時。


 

ORDER_LINE_ADJUSTMENT データベース テーブル

このテーブルには、各注文商品に適用される割引についての情報 (SKU 「動力ドリル」の 10% 割引など) が格納されます。

表 8-15 ORDER_LINE_ADJUSTMENT テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

ORDER_LINE_ ADJUSTMENT_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

ORDER_LINE_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

顧客のショッピング カートの各行のユニークな識別子。このフィールドはテーブルの主キーであり、NULL は使用できない。WLCS_ORDERLINE テーブルのその他のフィールドでは NULL を使用できる。

ADJUSTMENT_TYPE

VARCHAR(20)

NULL

各注文商品に対する調整のタイプ (商品単位の割引、送料割引など)。

ADJUSTMENT_AMOUNT

NUMBER(16,4)

NOT NULL

ドル建ての調整額。

ADJUSTMENT_QUANTITY

NUMBER(16,4)

NOT NULL

調整する数量。

ADJUSTED_UNIT_PRICE

NUMBER(16,4)

NOT NULL

各商品の調整済み単価。

COMPUTATION

VARCHAR(254)

NOT NULL

ADJUSTED_UNIT_PRICE を算出するための式。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

注文調整レコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NULL

注文調整レコードの最終更新日時。

DISCOUNT_ID

NUMBER(15)

NULL

FK (外部キー) - DISCOUNT テーブルの割引の外部キー。

DISPLAY_DESCRIPTION

VARCHAR(254)

NULL

調整の説明 (表示用)。

WLCS_CREDIT_CARD データベース テーブル

このテーブルには、注文処理用データベース内の顧客のクレジット カードに関連する情報が格納されます。

表 8-16 WLCS_CREDIT_CARD テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明および推奨事項

CREDIT_CARD_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

クレジット カードのユニークな識別子。このフィールドはテーブルの主キーであり、NULL は使用できない。WLCS_CREDIT_CARD テーブルのその他のフィールドでは NULL を使用できる。

CC_NUMBER

VARCHAR(200)

NULL

顧客のクレジット カード番号。weblogiccommerce.
properties
ファイルで is.encryption.
enable
true
に設定すると暗号化される。

CC_TYPE

VARCHAR(20)

NULL

顧客のクレジット カードの種類 (VISA、MasterCard など)。

CC_EXP_DATE

DATE

NULL

顧客のクレジット カードの有効期限。

CC_NAME

VARCHAR(50)

NULL

クレジット カードの名義人。

CC_DISPLAY_NUMBER

VARCHAR(20)

NULL

クレジット カード番号の表示形式 (末尾の 4 桁以外はすべて X)。

CC_COMPANY

VARCHAR(50)

NULL

クレジット カード会社の名前。

BILLING_GEOCODE

VARCHAR(2)

NULL

税務管轄区域に基づく、注文に対する税金を識別するコード。このコードは TAXWARE システムで使われる。

BILLING_STREET1

VARCHAR(30)

NULL

顧客の請求先住所の 1 行目。

BILLING_STREET2

VARCHAR(30)

NULL

顧客の請求先住所の 2 行目。

BILLING_CITY

VARCHAR(30)

NULL

顧客の請求先住所の市区町村名。

BILLING_STATE

VARCHAR(40)

NULL

顧客の請求先住所の州 (都道府県) 名。

BILLING_COUNTRY

VARCHAR(40)

NULL

顧客の請求先住所の国名。

BILLING_POBOX

VARCHAR(30)

NULL

顧客の請求先住所の私書箱。

BILLING_COUNTY

VARCHAR(50)

NULL

顧客の請求先住所の郡名。

BILLING_POSTAL_CODE

VARCHAR(10)

NULL

顧客の請求先住所の郵便番号。

BILLING_POSTAL_CODE_ TYPE

VARCHAR(10)

NULL

郵便番号の形式または種類。通常、国によって異なる (米国のジップ コードなど)。

CUSTOMER_ID

VARCHAR(20)

NULL

顧客のユニークな識別子。

MAP_KEY

VARCHAR(60)

NULL

複数のクレジット カードを 1 人の顧客にマップするためのキー。

WLCS_CUSTOMER データベース テーブル

このテーブルには、注文処理用データベース内の顧客についての情報が格納されます。

表 8-17 WLCS_CUSTOMER テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

CUSTOMER_ID

VARCHAR(20)

NOT NULL

顧客のユニークな識別子。このフィールドはテーブルの主キーであり、NULL は使用できない。WLCS_CUSTOMER テーブルのその他のフィールドでは NULL を使用できる。

CUSTOMER_TYPE

VARCHAR(20)

NULL

顧客に対するラベル (優先、標準、ビジネスなど)。

FIRST_NAME

VARCHAR(30)

NULL

顧客の名。

LAST_NAME

VARCHAR(30)

NULL

顧客の姓。

MIDDLE_NAME

VARCHAR(30)

NULL

顧客のミドル ネーム。

TITLE

VARCHAR(10)

NULL

顧客の希望する敬称 (Mr.、Mrs.、Ms. など)。

SUFFIX

VARCHAR(10)

NULL

顧客の希望する接尾辞 (Jr.、Sr. など)。

EMAIL

VARCHAR(80)

NULL

顧客の電子メール アドレス。

HOME_PHONE

VARCHAR(15)

NULL

顧客の自宅の電話番号。

BUSINESS_PHONE

VARCHAR(20)

NULL

顧客の勤務先の電話番号。

FAX

VARCHAR(15)

NULL

顧客のファックス番号。

MAILING_GEOCODE

VARCHAR(2)

NULL

税務管轄区域に基づく、注文に対する税金を識別するコード。このコードは TAXWARE システムで使われる。

MAILING_STREET1

VARCHAR(30)

NULL

顧客の住所の番地名の 1 行目。

MAILING_STREET2

VARCHAR(30)

NULL

顧客の住所の番地名の 2 行目。

MAILING_CITY

VARCHAR(30)

NULL

顧客の住所の市区町村名。

MAILING_STATE

VARCHAR(40)

NULL

顧客の住所の州 (都道府県) 名。

MAILING_COUNTRY

VARCHAR(40)

NULL

顧客の住所の国名。

MAILING_POBOX

VARCHAR(30)

NULL

顧客の住所の私書箱。

MAILING_COUNTY

VARCHAR(50)

NULL

顧客の住所の郡名。

MAILING_POSTAL_CODE

VARCHAR(10)

NULL

顧客の住所の郵便番号。

MAILING_POSTAL_CODE_ TYPE

VARCHAR(10)

NULL

郵便番号の形式または種類。通常、国によって異なる (米国のジップ コードなど)。

WLCS_ORDER データベース テーブル

このテーブルには、注文処理用データベース内の顧客固有の注文についての情報が格納されます。Commerce サービス プロダクトでは、SHIPPING_AMOUNTSHIPPING_CURRENCYPRICE_AMOUNT、または PRICE_CURRENCY カラムのいずれにもデータは入力されません。

表 8-18 WLCS_ORDER テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

ORDER_ID

VARCHAR(20)

NOT NULL

PK (主キー) - 注文のユニークな識別子。このフィールドはテーブルの主キーであり、NULL は使用できない。WLCS_ORDER テーブルのその他のフィールドでは NULL を使用できる。

CUSTOMER_ID

VARCHAR(20)

NULL

顧客のユニークな識別子。

TRANSACTION_ID

VARCHAR(25)

NULL

トランザクションのユニークな識別子。

STATUS

VARCHAR(20)

NULL

注文のステータス。

ORDER_DATE

DATE

NULL

注文日。

SHIPPING_METHOD

VARCHAR(40)

NULL

配送方法。

SHIPPING_AMOUNT

NUMBER(16,4)

NULL

配送料。

SHIPPING_CURRENCY

VARCHAR(10)

NULL

配送料の通貨単位。

PRICE_AMOUNT

NUMBER(16,4)

NULL

注文金額。

PRICE_CURRENCY

VARCHAR(10)

NULL

注文金額の通貨単位。

SHIPPING_GEOGODE

VARCHAR(2)

NULL

税務管轄区域に基づく、注文に対する税金を識別するコード。このコードは TAXWARE システムで使われる。

SHIPPING_STREET1

VARCHAR(30)

NULL

顧客の届け先住所の 1 行目。

SHIPPING_STREET2

VARCHAR(30)

NULL

顧客の届け先住所の 2 行目。

SHIPPING_CITY

VARCHAR(30)

NULL

顧客の届け先住所の市区町村名。

SHIPPING_STATE

VARCHAR(40)

NULL

顧客の届け先住所の州 (都道府県) 名。

SHIPPING_COUNTRY

VARCHAR(40)

NULL

顧客の届け先住所の国名。

SHIPPING_POBOX

VARCHAR(30)

NULL

顧客の届け先住所の私書箱。

SHIPPING_COUNTY

VARCHAR(50)

NULL

顧客の届け先住所の郡名。

SHIPPING_POSTAL_CODE

VARCHAR(10)

NULL

顧客の届け先住所の郵便番号。

SHIPPING_POSTAL_CODE_TYPE

VARCHAR(10)

NULL

郵便番号の形式または種類。通常、国によって異なる (米国のジップ コードなど)。

SPECIAL_INSTRUCTIONS

VARCHAR(254)

NULL

注文に関連付けられた、出荷に関する特別な指示。

SPLITTING_PREFERENCE

VARCHAR(254)

NULL

顧客の注文の分納設定。

ORDER_SUBTOTAL

NUMBER(16,4)

NULL

当該注文についての WLCS_ORDER_LINE テーブルの TOTAL_LINE_AMOUNT カラムの合計。

WLCS_ORDER_LINE データベース テーブル

このテーブルには、注文処理用データベース内の顧客のショッピング カートの各行についての情報が格納されます。

表 8-19 WLCS_ORDER_LINE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

ORDER_LINE_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - 顧客のショッピング カートの各行のユニークな識別子。このフィールドはテーブルの主キーであり、NULL は使用できない。WLCS_ORDER_LINE テーブルのその他のフィールドでは NULL を使用できる。

QUANTITY

NUMBER(16,4)

NULL

ショッピング カート内の商品の数量。

PRODUCT_ID

VARCHAR(40)

NULL

ショッピング カート内の商品の識別番号。

TAX_AMOUNT

NUMBER(16,4)

NULL

注文に対する税額。

TAX_CURRENCY

VARCHAR(10)

NULL

税額の通貨単位。

SHIPPING_AMOUNT

NUMBER(16,4)

NULL

配送料。

SHIPPING_CURRENCY

VARCHAR(10)

NULL

配送料の通貨単位。

UNIT_PRICE_AMOUNT

NUMBER(16,4)

NULL

商品の単価。

UNIT_PRICE_CURRENCY

VARCHAR(10)

NULL

単価の通貨単位。

MSRP_AMOUNT

NUMBER(16,4)

NULL

希望小売価格。

MSRP_CURRENCY

VARCHAR(10)

NULL

希望小売価格の通貨単位。

DESCRIPTION

VARCHAR(254)

NULL

対応する商品の名前。

ORDER_ID

VARCHAR(20)

NULL

FK (外部キー) - 注文のユニークな識別子。

TOTAL_LINE_AMOUNT

NUMBER(16,4)

NULL

その商品の合計割引金額。UNIT_PRICE_AMOUNT (-割引額) × QUANTITY

WLCS_SAVED_ITEM_LIST データベース テーブル

このテーブルには、注文処理用データベースに保存された顧客のショッピング カート内の商品についての情報が格納されます。

表 8-20 WLCS_SAVED_ITEM_LIST テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

CUSTOMER_ID

VARCHAR(20)

NOT NULL

PK (主キー) - 顧客のユニークな識別子。

SKU

VARCHAR(40)

NOT NULL

PK (主キー) - 商品アイテムのユニークな識別子 (在庫管理単位または SKU)。

WLCS_SECURITY データベース テーブル

このテーブルは、暗号化および復号化のために公開鍵とプライベート キーを注文処理用データベースで永続化します。このテーブルは、Commerce サービス プロダクトで内部的に使用されます。

表 8-21 WLCS_SECURITY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

ID

NUMBER(5)

NOT NULL

PK (主キー) - 鍵ペアのユニークな識別子。

PUBLIC_KEY

VARCHAR(2000)

NULL

クレジット カード番号の暗号化/復号化に使用する公開鍵。

PRIVATE_KEY

VARCHAR(2000)

NULL

クレジット カード番号の暗号化/復号化に使用するプライベート キー。

WLCS_SHIPPING_ADDRESS データベース テーブル

このテーブルには、注文処理用データベース内の顧客の届け先住所に関連する情報が格納されます。

表 8-22 WLCS_SHIPPING_ADDRESS テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

SHIPPING_ADDRESS_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - 届け先住所のユニークな識別子。

MAP_KEY

VARCHAR(60)

NULL

複数の届け先住所を 1 人の顧客にマップするためのキー。

SHIPPING_GEOCODE

VARCHAR(2)

NULL

税務管轄区域に基づく、注文に対する税金を識別するコード。このコードは TAXWARE システムで使われる。

SHIPPING_STREET1

VARCHAR(30)

NULL

顧客の届け先住所の 1 行目。

SHIPPING_STREET2

VARCHAR(30)

NULL

顧客の届け先住所の 2 行目。

SHIPPING_CITY

VARCHAR(30)

NULL

顧客の届け先住所の市区町村名。

SHIPPING_STATE

VARCHAR(40)

NULL

顧客の届け先住所の州 (都道府県) 名。

SHIPPING_COUNTRY

VARCHAR(40)

NULL

顧客の届け先住所の国名。

SHIPPING_POBOX

VARCHAR(30)

NULL

顧客の届け先住所の私書箱。

SHIPPING_COUNTY

VARCHAR(50)

NULL

顧客の届け先住所の郡名。

SHIPPING_POSTAL_CODE

VARCHAR(10)

NULL

顧客の届け先住所の郵便番号。

SHIPPING_POSTAL_CODE_TYPE

VARCHAR(10)

NULL

郵便番号の形式または種類。通常、国によって異なる (米国のジップ コードなど)。

CUSTOMER_ID

VARCHAR(20)

NULL

顧客のユニークな識別子。

WLCS_SHIPPING_METHOD データベース テーブル

このテーブルには、注文処理用データベース内の配送方法についての情報が格納されます。

表 8-23 WLCS_SHIPPING_METHOD テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PK_IDENTIFIER

VARCHAR(20)

NOT NULL

PK (主キー) - 配送方法のユニークな識別子。

CARRIER

VARCHAR(40)

NULL

商品の配送に利用する運送業者 (UPS、FedEx など)。

METHOD

VARCHAR(40)

NULL

商品の配送方法 (航空便、翌日航空便、郵便小包など)。

AVERAGE_SHIPPING_TIME

NUMBER

NULL

商品が客先に届くまでの平均日数。

PRICE_VALUE

NUMBER(16,4)

NULL

商品の配送料。

PRICE_CURRENCY

VARCHAR(10)

NULL

PRICE_VALUE カラムの通貨単位 (ドル、ポンド、リラなど)。

WEIGHT_LIMIT

NUMBER(16,4)

NULL

配送における重量制限。

RESTRICTIONS

VARCHAR(254)

NULL

配送における制限。

DESCRIPTION

VARCHAR(254)

NULL

配送方法についての説明 (FedEx Overnight、Standard など)。

PO_BOX_ALLOWED

NUMBER

NULL

配送を私書箱留めにするかどうかの指定。

SIGNATURE_REQUIRED

NUMBER

NULL

商品受領書にサインが必要かどうかの指定。

SATURDAY_DELIVERY

NUMBER

NULL

土曜日に配送可能かどうかの指定。

INTERNATIONAL_DELIVERY

NUMBER

NULL

海外への配送を選択できるかどうかの指定。

SIZE_LIMIT

NUMBER(16,4)

NULL

配送における大きさの制限。

PACKAGING_TYPE

VARCHAR(50)

NULL

配送における梱包の種類。

WLCS_TRANSACTION データベース テーブル

このテーブルには、注文処理用データベース内の全支払トランザクションのデータが格納されます。

表 8-24 WLCS_TRANSACTION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

TRANSACTION_ID

VARCHAR(25)

NOT NULL

PK (主キー) - トランザクションのユニークな識別子。

BATCH_ID

VARCHAR(15)

NULL

決済のために発行されたバッチ処理のユニークな識別子 (Payment Web サービスから返される)。外部の支払サービスを利用する場合、このフィールドへの入力は不要。

TRAN_DATE

DATE

NULL

トランザクションの日付 (トランザクションが最初に開始された日付)。

TRAN_STATUS

VARCHAR(20)

NULL

トランザクションの現在のステータス (Settled、Authorized、MarkedForSettle、PendingSettle、Retry、Settled)。

TRAN_AMOUNT

NUMBER(16,4)

NULL

直近にトランザクション処理された金額。MarkForSettle の金額と認可された金額は異なる場合がある。

TRAN_CURRENCY

VARCHAR(30)

NULL

トランザクションの通貨単位。

CC_NUMBER

VARCHAR(200)

NULL

顧客のクレジット カード番号。weblogiccommerce.properties ファイルで is.encryption.enabletrue に設定すると暗号化される。

CC_TYPE

VARCHAR(20)

NULL

顧客のクレジット カードの種類 (VISA、MasterCard など)。

CC_EXP_DATE

DATE

NULL

顧客のクレジット カードの有効期限。

CC_NAME

VARCHAR(50)

NULL

クレジット カードの名義人。

CC_DISPLAY_NUMBER

VARCHAR(20)

NULL

クレジット カード番号の表示形式 (末尾の 4 桁以外はすべて X)。

CC_COMPANY

VARCHAR(50)

NULL

クレジット カード会社の名前。

GEOCODE

VARCHAR(2)

NULL

税務管轄区域に基づく、注文に対する税金を識別するコード。このコードは TAXWARE システムで使われる。

STREET1

VARCHAR(30)

NULL

顧客の住所の番地名の 1 行目。

STREET2

VARCHAR(30)

NULL

顧客の住所の番地名の 2 行目。

CITY

VARCHAR(30)

NULL

顧客の住所の市区町村名。

STATE

VARCHAR(40)

NULL

顧客の住所の州 (都道府県) 名。

COUNTRY

VARCHAR(40)

NULL

顧客の住所の国名。

POBOX

VARCHAR(30)

NULL

顧客の住所の私書箱。

DESCRIPTION

VARCHAR(30)

NULL

備考。NULL を使用できる。

COUNTY

VARCHAR(50)

NULL

顧客の住所の郡名。

POSTAL_CODE

VARCHAR(10)

NULL

顧客の住所の郵便番号。

POSTAL_CODE_TYPE

VARCHAR(10)

NULL

郵便番号の形式または種類。通常、国によって異なる (米国のジップ コードなど)。

WLCS_TRANSACTION_ENTRY データベース テーブル

このテーブルでは、支払トランザクションのさまざまな処理状況を注文処理用データベースに記録します。

表 8-25 WLCS_TRANSACTION_ENTRY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

TRANSACTION_ENTRY_ID

NUMBER(25)

NOT NULL

PK (主キー) - トランザクション エントリのユニークな識別子。

TRAN_ENTRY_SEQUENCE

VARCHAR(30)

NULL

トランザクションあたりの実行数。

TRAN_ENTRY_DATE

DATE

NULL

ログ エントリの日付。

TRAN_ENTRY_STATUS

VARCHAR(20)

NULL

このエントリの作成時におけるトランザクションのステータス。

TRAN_ENTRY_AMOUNT

NUMBER(16,4)

NULL

ログ エントリの作成時におけるトランザクションの金額。

TRAN_ENTRY_CURRENCY

VARCHAR(30)

NULL

トランザクションの通貨単位。

TRANSACTION_ID

VARCHAR(25)

NULL

トランザクションのユニークな識別子。

 


パーソナライゼーション データベース オブジェクト

この節では、ProductName パーソナライゼーション機能のデータベース オブジェクトについて説明します。図 8-6 に、WebLogic Portal パーソナライゼーション データベース オブジェクトのエンティティ リレーションシップ ダイアグラムを示します。

図 8-6 WebLogic Portal パーソナライゼーションのエンティティ リレーションシップ ダイアグラム


 

Portal パーソナライゼーション データベース テーブル

Portal パーソナライゼーション データベースは、以下のテーブルで構成されています。

GROUP_HIERARCHY データベース テーブル

このテーブルには、デフォルトの組み込み LDAP ストアではなく RDBMSAuthenticator が使用された場合にのみ、値が入力されます。このテーブルには、グループ間の関係情報が格納されます。

表 8-26 GROUP_HIERARCHY テーブルのメタデータ

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PARENT_GROUP_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - 親グループの識別子。ENTITY テーブルへの外部キー。

CHILD_GROUP_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - 子グループの識別子。ENTITY テーブルへの外部キー。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの最終更新日時。

GROUP_SECURITY データベース テーブル

このテーブルには、デフォルトの組み込み LDAP ストアではなく RDBMSAuthenticator が使用された場合にのみ、値が入力されます。このテーブルには、RDBMS レルムのセキュリティ認証のためにユーザにメンバーシップを付与するすべてのグループが格納されます。

表 8-27 GROUP_SECURITY テーブルのメタデータ

カラム名

データ型

NULL 値

説明

GROUP_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

GROUP_NAME

VARCHAR(200)

NOT NULL

グループ名。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの最終更新日時。


 

USER_GROUP_CACHE データベース テーブル

このテーブルには、デフォルトの組み込み LDAP ストアではなく RDBMSAuthenticator が使用された場合にのみ、値が入力されます。グループ階層が深い場合、このテーブルによってグループ階層が単純化され、グループ メンバーシップの検索が高速化されます。

注意 : 起動処理 GroupCache は、デフォルトでは無効になっています。このテーブルは、有効のときにのみ使用されます。

表 8-28 USER_GROUP_CACHE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

USER_NAME

VARCHAR(200)

NOT NULL

PK (主キー) - ユーザ名。

GROUP_NAME

VARCHAR(200)

NOT NULL

PK (主キー) - グループ名。

USER_GROUP_HIERARCHY データベース テーブル

このテーブルには、デフォルトの組み込み LDAP ストアではなく RDBMSAuthenticator が使用された場合にのみ、値が入力されます。このテーブルには、関連のあるユーザとグループを格納できます。

表 8-29 USER_GROUP_HIERARCHY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

GROUP_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

主キーおよび USER_SECURITY.USER_ID への外部キー。

USER_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

主キーおよび GROUP_SECURITY.GROUP_ID への外部キー。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの最終更新日時。

USER_PROFILE データベース テーブル

このテーブルは、ユーザをプロファイル (WLCS_CUSTOMER ユーザ プロファイルなど) に関連付けます。ユーザ プロファイルでは、プロパティ セットを使用してプロパティ セットを含むプロパティが編成します。

表 8-30 USER_PROFILE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

USER_NAME

VARCHAR(200)

NOT NULL

PK (主キー) - ユーザ名。

PROFILE_TYPE

VARCHAR(100)

NOT NULL

ユーザに関連付けられたプロファイルのタイプ (WLCS_Customer など)。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの作成日時。

USER_SECURITY データベース テーブル

このテーブルには、デフォルトの組み込み LDAP ストアではなく RDBMSAuthenticator が使用された場合にのみ、値が入力されます。このテーブルには、セキュリティ認証用のユーザ レコードがすべて格納されます。

表 8-31 USER_SECURITY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

USER_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

USER_NAME

VARCHAR(200)

NOT NULL

ユーザ名。

PASSWORD

VARCHAR(50)

NULL

ユーザのパスワード。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの最終更新日時。

ENTITY データベース テーブル

WebLogic Portal のオブジェクトの中には、ConfigurableEntity と呼ばれる Java インタフェースを実装するものもあります。システム内の ConfigurableEntity は、このテーブル内にエントリを 1 つ保持します。

表 8-32 ENTITY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

ENTITY_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - シーケンスで生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

ENTITY_NAME

VARCHAR(200)

NOT NULL

ConfigurableEntity の名前。

ENTITY_TYPE

VARCHAR(100)

NOT NULL

ConfigurableEntity のタイプの定義。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの最終更新日時。

PROPERTY_KEY データベース テーブル

ConfigurableEntity に割り当てられたプロパティはユニークな PROPERTY_ID を持ちます。この識別子と関連情報が次のテーブルに格納されます。

表 8-33 PROPERTY_KEY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明および推奨事項

PROPERTY_KEY_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

PROPERTY_NAME

VARCHAR(100)

NOT NULL

プロパティの名前。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの最終更新日時。

PROPERTY_SET_NAME

VARCHAR(100)

NULL

プロパティ セットの名前。

PROPERTY_SET_TYPE

VARCHAR(100)

NULL

プロパティ セットのタイプ。


 

PROPERTY_VALUE データベース テーブル

このテーブルには、boolean、datetime、float、integer、text、およびユーザ定義プロパティのプロパティ値が格納されます。

表 8-34 PROPERTY_VALUE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PROPERTY_VALUE_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

PROPERTY_KEY_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PROPERTY_KEY.PROPERTY_KEY_ID への外部キー。

ENTITY_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

ENTITY.ENTITY_ID への外部キー。

PROPERTY_TYPE

NUMBER(1)

NOT NULL

有効値 :

0=Boolean、1=Integer、2=Float、3=Text、4=日時 (Date and Time)、5=ユーザ定義 (BLOB)。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの最終更新日時。

BOOLEAN_VALUE

NUMBER(1)

NULL

各 boolean 型プロパティ識別子の値。

DATETIME_VALUE

DATE

NULL

各日時 (date and time) 型プロパティ識別子の値。

DOUBLE_VALUE

NUMBER

NULL

各 float 型プロパティ識別子に関連付けられた値。

LONG_VALUE

NUMBER(20)

NULL

integer 型プロパティに関連付けられた値。

TEXT_VALUE

VARCHAR(254)

NULL

text 型プロパティに関連付けられた値。

BLOB_VALUE

BLOB

NULL

ユーザ定義プロパティに関連付けられた値。

SEQUENCER データベース テーブル

SEQUENCER テーブルは、アプリケーションで使われるすべてのシーケンス識別子 (property_meta_data_id_sequence など) を保持するために使用されます。

表 8-35 SEQUENCER テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

SEQUENCE_NAME

VARCHAR(50)

NOT NULL

PK (主キー) - シーケンスを識別するために使われるユニークな名前。

CURRENT_VALUE

NUMBER(15)

NOT NULL

シーケンスの現在の値。

IS_LOCKED

NUMBER(1)

NOT NULL

このフラグは、個々の SEQUENCE_ID が更新に備えてロックされているかどうかを示す。このカラムは、複数のデータベース環境で使用可能な汎用ロック メカニズムとして使用される。

WEBLOGIC_IS_ALIVE データベース テーブル

このテーブルは、データベースへの接続を引き続き有効にするために JDBC 接続プールによって使用されます。

表 8-36 WEBLOGIC_IS_ALIVE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

NAME

VARCHAR(100)

NOT NULL

データベースへの接続を引き続き有効にするために JDBC 接続プールによって使用される。

 


データ同期データベース オブジェクト

データ同期とは、さまざまな WebLogic Portal サービスに関する XML データを管理する機能です。META-INF データ フォルダ内のファイルの情報は、状況に応じて、データベースのデータ同期テーブルに書き込まれます。

この節では、ProductName データ同期機能のデータベース オブジェクトについて説明します。図 8-7 に、WebLogic Portal データ同期データベース オブジェクトのエンティティ リレーションシップ ダイアグラムを示します。

図 8-7 WebLogic Portal データ同期のエンティティ リレーションシップ ダイアグラム


 

データ同期データベース テーブル

この節では、WebLogic Portal データ同期オブジェクト テーブルをデータ ディクショナリとしてアルファベット順に並べています。

データ同期データベースは、以下のテーブルで構成されています。

DATA_SYNC_APPLICATION データベース テーブル

このテーブルには、データ同期処理で利用可能な各種のアプリケーションが格納されます。

表 8-37 DATA_SYNC_APPLICATION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

APPLICATION_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

APPLICATION_NAME

VARCHAR(100)

NOT NULL

デプロイされた J2EE アプリケーションの名前(WebLogic Server Console 内の名前と一致)。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの最終更新日時。


 

DATA_SYNC_ITEM データベース テーブル

このテーブルには、同期させるデータ項目がすべて格納されます。


 

表 8-38 DATA_SYNC_ITEM テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

DATA_SYNC_ITEM_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

APPLICATION_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

DATA_SYNC_ APPLICATON.APPLICATION_ID への外部キー。

SCHEMA_URI_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

DATA_SYNC_ SCHEMA_URI.SCHEMA_URI_ID への外部キー。

VERSION_MAJOR

NUMBER(15)

NOT NULL

DATA_SYNC_ VERSION.VERSION_MAJOR への外部キー。

VERSION_MINOR

NUMBER(15)

NOT NULL

DATA_SYNC_ VERSION.VERSION_MINOR への外部キー。

ITEM_CHECKSUM

NUMBER(15)

NOT NULL

XML_DEFINITION カラムの内容を表す生成された番号。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの最終更新日時。

XML_MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

XML ファイルの最終更新日時。

XML_CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

XML ファイルの作成日時。

XML_DEFINITION

CLOB

NOT NULL

同期させるデータ項目の XML 表現。

ITEM_URI

VARCHAR(254)

NOT NULL

同期させるデータ項目のファイル システム上のパス。

ITEM_AUTHOR

VARCHAR(200)

NULL

メタデータ情報 - OS ログイン。

ITEM_NAME

VARCHAR(100)

NULL

メタデータ情報 - データ項目の絶対パス。

ITEM_DESCRIPTION

VARCHAR(254)

NULL

メタデータ情報 - 同期させるデータ項目の一般的な説明。


 

DATA_SYNC_SCHEMA_URI データベース テーブル

このテーブルには、さまざまなドキュメントで使われる各管轄スキーマに関する情報が格納されます。


 

表 8-39 DATA_SYNC_SCHEMA_URI テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

SCHEMA_URI_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

SCHEMA_URI

VARCHAR(254)

NOT NULL

ドキュメントの管轄スキーマ。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの最終更新日時。


 

DATA_SYNC_VERSION データベース テーブル

このテーブルは、現在使われていません。このテーブルは将来の使用に備えて未使用となっており、データ同期のバージョン管理をサポートすることが見込まれています。結果的に、このテーブルでは 1 レコードのみが保持されます。


 

表 8-40 DATA_SYNC_VERSION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

VERSION_MAJOR

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - 現在のレコードの値はゼロ。

VERSION_MINOR

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - 現在のレコードの値はゼロ。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの最終更新日時。

BUILD_NUMBER

NUMBER(15)

NULL

バージョンに関連付けられたビルド番号。

VERSION_DESCRIPTION

VARCHAR(30)

NULL

特定の同期バージョンの説明。


 

 


WebLogic Portal サービス データベース オブジェクト

この節では、ProductName サービス機能のデータベース オブジェクトについて説明します。図 8-8 に、WebLogic Portal サービス データベース オブジェクトのエンティティ リレーションシップ ダイアグラムを示します。

図 8-8 WebLogic Portal サービスのエンティティ リレーションシップ ダイアグラム


 

Portal サービス データベース テーブル

Portal サービス データベースは、以下のテーブルで構成されています。

AD_BUCKET データベース テーブル

このテーブルには、広告を対象とするコンテンツ クエリが保持されます。

表 8-41 AD_BUCKET テーブルのメタデータ

カラム名

データ型

NULL 値

説明

AD_BUCKET_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

USER_NAME

VARCHAR(200)

NOT NULL

この広告に関連付けられたユーザの名前。

PLACEHOLDER_XML_REF

VARCHAR(254)

NOT NULL

XML ベースのプレースホルダ定義ファイルのロケーション識別子。

APPLICATION_NAME

VARCHAR(100)

NOT NULL

この広告のスコープとなるアプリケーションの名前。

CONTEXT_REF

VARCHAR(254)

NULL

シナリオのユニークな識別子。

CONTAINER_REF

VARCHAR(254)

NULL

キャンペーンのユニークな識別子。

CONTAINER_TYPE

VARCHAR(50)

NULL

CONTAINER_REF に関連付けられているサービスを識別する。

WEIGHT

NUMBER(15)

NULL

プレースホルダの優先順位付けに使用する重み付けスキーマ。

VIEW_COUNT

NUMBER(15)

NULL

無効。将来の使用に備えて確保されている。

EXPIRATION_DATE

DATE

NULL

この広告が期限切れまたは無効になる日時。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

このレコードの最終更新日時。

AD_QUERY

CLOB

NULL

実コンテンツ クエリ。


 

AD_COUNT データベース テーブル

このテーブルでは、広告が表示された回数とクリック スルーされた回数が追跡されます。


 

表 8-42 AD_COUNT テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

AD_ID

VARCHAR(254)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

CONTAINER_REF

VARCHAR(254)

NOT NULL

PK (主キー) - キャンペーンのユニークな識別子。

APPLICATION_NAME

VARCHAR(100)

NOT NULL

PK (主キー) - 広告のクリックまたは表示のスコープとなったアプリケーションの名前。

DISPLAY_COUNT

NUMBER(15)

NOT NULL

広告が表示された回数。

CLICK_THROUGH_COUNT

NUMBER(15)

NOT NULL

広告がクリックされた回数。


 

PLACEHOLDER_PREVIEW データベース テーブル

このテーブルは、プレースホルダを保持するために使用されます (プレビュー目的のみ)。

表 8-43 PLACEHOLDER_PREVIEW テーブルのメタデータ

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PREVIEW_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。

XML_DEFINITION

CLOB

NULL

プレビューされる式の表現。


 

MAIL_ADDRESS データベース テーブル

このテーブルには、電子メール用のアドレス情報がすべて格納されます。

表 8-44 MAIL_ADDRESS テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

MAIL_ADDRESS_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

MESSAGE_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

FK (外部キー) - MAIL_MESSAGE テーブルへの外部キー。

ADDRESS

VARCHAR(254)

NOT NULL

配信リスト上のさまざまな電子メール アドレスを格納する。

SEND_TYPE

VARCHAR(4)

NOT NULL

配信に組み込む ADDRESS の種類を決定する。使用可能な値は TOCC または BCC


 

MAIL_BATCH データベース テーブル

このテーブルでは、各メーリングのバッチが設定されます。


 

表 8-45 MAIL_BATCH テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

BATCH_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

BATCH_NAME

VARCHAR(254)

NOT NULL

メール メッセージ バッチの名前。


 

MAIL_BATCH_ENTRY データベース テーブル

このテーブルは、メール バッチを特定のメール メッセージに関連付けるために使われます。


 

表 8-46 MAIL_BATCH_ENTRY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

BATCH_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) および FK (外部キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

MESSAGE_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) および FK (外部キー) - MAIL_MESSAGE テーブルへの外部キー。


 

MAIL_HEADER データベース テーブル

このテーブルには、電子メール メッセージ固有のヘッダ情報がすべて格納されます。


 

表 8-47 MAIL_HEADER テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

HEADER_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

MESSAGE_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

FK (外部キー) - MAIL_MESSAGE テーブルへの外部キー。

HEADER_NAME

VARCHAR(50)

NULL

メール メッセージ ヘッダの名前。

HEADER_VALUE

VARCHAR(254)

NULL

メール メッセージ ヘッダの値。


 

MAIL_MESSAGE データベース テーブル

このテーブルには、メール メッセージ固有の内容 (件名行、テキストなど) が格納されます。

表 8-48 MAIL_MESSAGE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

MESSAGE_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

FROM_ADDRESS

VARCHAR(254)

NULL

メッセージの送信者を識別する。

SUBJECT

VARCHAR(128)

NULL

メール メッセージの件名を格納する。

MESSAGE_TEXT

CLOB

NULL

メール メッセージの内容を保持する。


 

SCENARIO_END_STATE データベース テーブル

このテーブルでは、ユーザが特定のシナリオに参加する資格を失う時期を識別します。

表 8-49 SCENARIO_END_STATE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

SCENARIO_XML_REF

VARCHAR(20)

NOT NULL

PK (主キー) - XML ベースのシナリオ定義ファイルの識別子。

USER_NAME

VARCHAR(200)

NOT NULL

PK (主キー) - ユーザ ID(WLCS_USER.IDENTIFIER への外部キー)。

CONTAINER_REF

VARCHAR(254)

NOT NULL

PK (主キー) - キャンペーンのユニークな識別子(CAMPAIGN.CAMPAIGN_UID への外部キー)。

CONTAINER_TYPE

VARCHAR(50)

NOT NULL

PK (主キー) - 現時点では、このカラムの値は常に文字列「Campaign」。

APPLICATION_NAME

VARCHAR(100)

NOT NULL

PK (主キー) - デプロイされた J2EE アプリケーションの名前(WebLogic Server Console 内の名前と一致)。


 

 


ポータル フレームワーク データベース オブジェクト

この節では、WebLogic Portal パッケージのデータベース オブジェクトについて説明します。図 8-9 (ページ 1/2 と 2/2) に、WebLogic Portal Framework データベース オブジェクトのエンティティ リレーションシップ ダイアグラムを示します。

図 8-9 ポータル フレームワーク テーブルのエンティティ リレーションシップ ダイアグラム (ページ 1/2)


 

図 8-10 ポータル フレームワーク テーブルのエンティティ リレーションシップ ダイアグラム (ページ 2/2)


 

ポータル フレームワーク データベース テーブル

この節では、WebLogic Portal サービス テーブルをデータ ディクショナリとしてアルファベット順に並べています。ポータル フレームワーク データベースは、以下のテーブルで構成されています。

PF_BOOK_DEFINITION データベース テーブル

このテーブルには、BOOK ポータル ライブラリ リソースが定義されます。ブックは、PAGES と他の BOOKS を集約するために使用されます。

表 8-50 PF_BOOK_DEFINITION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

BOOK_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

MARKUP_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。

IS_PUBLIC

NUMBER

NOT NULL

このブックの定義をメニューに表示するかどうかを指定するブール型フラグ。エンド ユーザがブックを作成するとき、ブックはパブリックとしてマークされない。

IS_HIDDEN

NUMBER

NOT NULL

このブックの定義をメニューで非表示にするかどうかを指定するブール型フラグ。

メニューでページまたはブックを非表示にしても、その表示は行われる。特定のブックまたはページのタブを非表示にするようにメニュー コントロールに指示するにすぎない。ページまたはブックは、リンクまたはバッキング ファイルを使用してアクティブにできる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

INTERSECTION_ID

NUMBER

NOT NULL

L10N_INTERSECTION への外部キー。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前 (config.xml で定義)。

BOOK_LABEL

VARCHAR(80)

NULL

開発のためにこのポータル リソースへの参照に使用されるモニカ。WebLogic Workshop の bookDefinitionLabel と同じ。

作成時にラベルが指定されていない場合は、先頭に「B」の付いた BOOK_DEFINITION_ID が使用される。このラベルは API で使用してブックまたはページをアクティブにできる。


 

PF_BOOK_GROUP データベース テーブル

このテーブルは、親ブックの子ページまたはブック配置を表します。テーブルの 1 つのレコードは、ブックの 1 つの配置を示します。このテーブルでは、ブックとページのカスタマイズされたグループも識別されます。カスタマイズされたグループは、DESKTOP_INSTANCE_ID で表現および集約されます。

表 8-51 PF_BOOK_GROUP テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

BOOK_GROUP_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

PARENT_BOOK_ID

NUMBER

NOT NULL

親の BOOK_INSTANCE_ID を識別する PF_BOOK_INSTANCE への外部キー。

ALIGNMENT

NUMBER

NOT NULL

位置合わせはメニュー スケルトン JSP に対する「ヒント」で、タブをタブ バーの左または右に位置合わせするかどうかを指示する。スケルトンではこの機能を実行するか、または無視するかを選択できる。

MENU_POSITION

NUMBER

NOT NULL

このページまたはブックが親ブックで表示される、タブ メニューの順序。順序は連続していなくてもよい。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

IS_DEFAULT

NUMBER

NOT NULL

親ブックのデフォルトのページまたはブックであることを示すブール型フラグ。

CHILD_BOOK_ID

NUMBER

NULL

子の BOOK_INSTANCE_ID を識別する PF_BOOK_INSTANCE への外部キー。

PAGE_INSTANCE_ID

NUMBER

NULL

PF_BOOK_INSTANCE への外部キー。

DESKTOP_INSTANCE_ID

NUMBER

NULL

PF_DESKTOP_INSTANCE への外部キー。このブックのグループが管理者またはエンド ユーザのカスタマイズである場合は、この値は非 NULL となり、管理者またはユーザのデスクトップを指し示す。このフィールドが NULL の場合、ライブラリのビューを示す。


 

PF_BOOK_INSTANCE データベース テーブル

このテーブルでは、BOOK_DEFINITION のインスタンスが識別されます。最低 1 つのブック インスタンス (プライマリ インスタンス) が常に存在します。他のすべてのインスタンスは、管理者またはエンド ユーザによるカスタマイズを表します。

表 8-52 PF_BOOK_INSTANCE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

BOOK_INSTANCE_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

MENU_ORIENTATION

NUMBER

NOT NULL

方向は、ブック スケルトン JSP および メニュー スケルトン JSP に対して、タブの表示位置 (メイン ブックの上、下、右、左) を指定する。スケルトンでは、このフィールドを無視するように選択できる。

INSTANCE_TYPE

NUMBER

NOT NULL

ブック インスタンスのタイプ。1=Primary、3=Admin、4=User。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

INSTANCE_TITLE

VARCHAR(255)

NULL

エンド ユーザがカスタマイズしたこの BOOK のタイトル。

このタイトルはインターナショナライズされない (そのエンド ユーザだけがこのタイトルを使用するため)。エンド ユーザがブック タイトルをカスタマイズしない場合、この値は NULL となり、タイトル L10N_RESOURCE が使用される。

BOOK_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_BOOK_DEFINITION への外部キー。

MENU_DEFINITION_ID

NUMBER

NULL

PF_MENU_DEFINITION への外部キー。場合によっては NULL (メニューが不要なブックもあるため)。

THEME_DEFINITION_ID

NUMBER

NULL

PF_THEME_DEFINITION への外部キー。


 

PF_DESKTOP_DEFINITION データベース テーブル

このテーブルではデスクトップが定義されます。デスクトップは、テンプレート (.portal ファイル) または既存のリソースから作成できます。

表 8-53 PF_DESKTOP_DEFINITION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

DESKTOP_PATH

VARCHAR(40)

NOT NULL

PK (主キー) の一部 - デスクトップへの部分的な URL パスを識別する。

PORTAL_PATH

VARCHAR(40)

NOT NULL

PK (主キー) および PF_PORTAL への外部キーの一部 - このデスクトップと親ポータルへの部分的な URL パスを識別する。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

PK (主キー) および PF_PORTAL への外部キーの一部。このデスクトップのスコープとなる webapp の名前 (config.xml ファイルで定義)。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

INTERSECTION_ID

NUMBER

NOT NULL

L10N_INTERSECTION への外部キー。このデスクトップのメインまたはデフォルトの PF_BOOK_INSTANCEBOOK_INSTANCE_ID

MARKUP_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。

IS_TREE_OPTIMIZED

NUMBER

NOT NULL

ツリーの最適化がデスクトップに対してアクティブであるかどうかを示す。受け入れられる値は、0 (デフォルトではオフ) または 1 (オン)。


 

PF_DESKTOP_INSTANCE データベース テーブル

このテーブルでは、カスタマイズまたはローカライズされたデスクトップのインスタンスが識別されます。

表 8-54 PF_DESKTOP_INSTANCE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

DESKTOP_INSTANCE_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - デスクトップへの部分的な URL パスを識別する。

DESKTOP_PATH

VARCHAR (40)

NOT NULL

PF_DESKTOP_DEFINITION への外部キー。

PORTAL_PATH

VARCHAR(40)

NOT NULL

PF_DESKTOP_DEFINITION への外部キー。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

PF_DESKTOP_DEFINITION への外部キー。

MAIN_BOOK_ID

NUMBER

NOT NULL

このデスクトップのメインまたはデフォルトの PF_BOOK_INSTANCEBOOK_INSTANCE_ID への外部キー。

USER_NAME

VARCHAR(200)

NULL

ユーザがデスクトップをカスタマイズしている場合はそのユーザ名。この値は、特定のユーザまたは管理者に対するデスクトップ インスタンスがない場合は NULL。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

LOOK_FEEL_DEFINITION_ID

NUMBER

NULL

PF_LOOK_AND_FEEL_DEFINITION への外部キー。

INSTANCE_TITLE

VARCHAR(20)

NULL

エンド ユーザがカスタマイズしたこの DESKTOP のタイトル。このタイトルはインターナショナライズされない (そのエンド ユーザだけがこのタイトルを使用するため)。

エンド ユーザがデスクトップ タイトルをカスタマイズしない場合、この値は NULL となり、タイトル L10N_RESOURCE が使用される。

SHELL_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_SHELL_DEFINITION への外部キー。


 

PF_LAYOUT_DEFINITION データベース テーブル

このテーブルでは、ページ上の各項目の場所を決める仕様として使われる LAYOUT ポータル ライブラリ リソースが定義されます。レイアウト定義ごとに、対応する .layout ファイルが存在します。.layout ファイルを更新すると、このレコードが更新されます。

表 8-55 PF_LAYOUT_DEFINITION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

LAYOUT_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

MARKUP_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

INTERSECTION_ID

NUMBER

NOT NULL

L10N_INTERSECTION への外部キー。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。

IS_LAYOUT_FILE_ DELETED

NUMBER

NOT NULL

このレイアウトに関連付けられたファイルがファイル システムから削除されたことを示すブール。このレイアウトが使用されない場合、レコードは完全に削除される。

このフラグは、.layout ファイルが削除され、レイアウトがまだ使用中の場合にのみ true に設定できる。.layout ファイルを元に戻してこのフラグを自動的にリセットすることも、管理ツールでレイアウトを削除して代替レイアウトに置き換えることもできる。

LAYOUT_FILE

VARCHAR(255)

NULL

このレイアウト定義に関連付けられているファイルの名前と場所。

ICON_URI

VARCHAR(255)

NULL

このレイアウト定義の ICON を識別する URI。

HTML_LAYOUT_URI

VARCHAR(255)

NULL

このレイアウト定義の HTML の URI。この html ファイルは、管理ツールまたは訪問者ツールで使用して、実際のレイアウトをエミュレートするビジュアル表示を行うことができる。


 

PF_LOOK_AND_FEEL_DEFINITION データベース テーブル

このテーブルでは、ポータルの表示方法を制御する DESKTOP に割り当てられる LOOK and FEEL ポータル ライブラリ リソースまたはテンプレートが定義されます。

表 8-56 PF_LOOK_AND_FEEL_DEFINITION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

LOOK_FEEL_ DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

LOOK_FEEL_LABEL

VARCHAR(80)

NOT NULL

開発のためにこのポータル リソースへの参照に使用されるモニカ。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

INTERSECTION_ID

NUMBER

NOT NULL

L10N_INTERSECTION への外部キー。

MARKUP_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。

IS_LOOK_FEEL_FILE_ DELETED

NUMBER

NOT NULL

このルック アンド フィールに関連付けられたファイルがファイル システムから削除されたことを示すブール。このルック アンド フィールが使用されない場合、レコードは完全に削除される。

このフラグは、.laf ファイルが削除され、ルック アンド フィールがまだ使用中の場合にのみ true に設定できる。.laf ファイルを元に戻してこのフラグを自動的にリセットすることも、WebLogic Administration Portal でルック アンド フィールを削除して代替ルック アンド フィールに置き換えることもできる。

LOOK_FEEL_FILE

VARCHAR(255)

NOT NULL

このルック アンド フィール定義に関連付けられている .laf ファイルの場所への (web アプリケーションからの) 完全修飾ファイル パス。


 

PF_MARKUP_DEFINITION データベース テーブル

このテーブルでは、ポータル ライブラリ リソースの MARKUP (青写真、設計、モデル) が定義されます。

表 8-57 PF_MARKUP_DEFINITION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

MARKUP_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

MARKUP_NAME

VARCHAR(255)

NOT NULL

このポータル オブジェクトの定義を格納したファイルの名前と場所。

MARKUP_TYPE

VARCHAR(20)

NOT NULL

このマークアップで定義されるポータル リソースのタイプ。

BEGIN_XML

VARCHAR(2000)

NOT NULL

このポータル オブジェクトの XML 定義の最初の 2,000 字。

END_XML

VARCHAR(2000)

NULL

このポータル オブジェクトの XML 定義の最後の 2,000 字。

MARKUP_FILE

VARCHAR(255)

NULL

マークアップ定義を格納したファイルの場所。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(80)

NULL

ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。


 

PF_MENU_DEFINITION データベース テーブル

このテーブルでは、BOOK INSTANCE に割り当て可能な MENU ポータル ライブラリ リソースまたはテンプレートが定義されます。

表 8-58 PF_MENU_DEFINITION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

MENU_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

MARKUP_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

INTERSECTION_ID

NUMBER

NOT NULL

L10N_INTERSECTION への外部キー。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。

IS_MENU_FILE_DELETED

NUMBER

NOT NULL

このメニューに関連付けられたファイルがファイル システムから削除されたことを示すブール。このメニューが使用されない場合、レコードは完全に削除される。

このフラグは、.menu ファイルが削除され、メニューがまだ使用中の場合にのみ true に設定できる。.menu ファイルを元に戻してこのフラグを自動的にリセットすることも、WebLogic Administration Portal でメニューを削除して代替メニューに置き換えることもできる。

MENU_FILE

VARCHAR(255)

NOT NULL

このメニュー定義に関連付けられている .menu ファイルの場所への (web アプリケーションからの) 完全修飾パス。


 

PF_PAGE_DEFINITION データベース テーブル

このテーブルでは、PAGE INSTANCE に割り当て可能な PAGE ポータル ライブラリ リソースまたはテンプレートが定義されます。

表 8-59 PF_PAGE_DEFINITION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PAGE_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

MARKUP_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。

IS_PUBLIC

NUMBER

NOT NULL

このページ定義がパブリックであることを示すブール。パブリックのページ定義だけが「訪問者」に公開される。

IS_HIDDEN

NUMBER

NOT NULL

このページが非表示であることを示すブール。非表示フラグによって、このページのタブを非表示にすることがメニューに伝えられる。ページは、他の方法 (リンク、イベント) によって引き続き表示できる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

INTERSECTION_ID

NUMBER

NOT NULL

L10N_INTERSECTION への外部キー。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。

PAGE_LABEL

VARCHAR(80)

NULL

開発のためにこのポータル リソースへの参照に使用されるモニカ。


 

PF_PAGE_INSTANCE データベース テーブル

このテーブルでは、ページ定義のインスタンスが識別されます。定義ごとに最低 1 つのインスタンスが常に存在します。

表 8-60 PF_PAGE_INSTANCE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PAGE_INSTANCE_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

INSTANCE_TYPE

NUMBER

NOT NULL

ブック インスタンスのタイプ。1=Primary、3=Admin、4=User。

LAYOUT_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_LAYOUT_DEFINITION への外部キー。

PAGE_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_PAGE_DEFINITION への外部キー。

THEME_DEFINITION_ID

NUMBER

NULL

PF_THEME_DEFINITION への外部キー。

INSTANCE_TITLE

VARCHAR(255)

NULL

デスクトップまたはユーザがカスタマイズしたこのページのタイトル。このインスタンスのタイトルはエンド ユーザに対してのみ有効 (ローカライズが不可能かつ不要であるため)。

PF_PLACEHOLDER_DEFINITION データベース テーブル

このテーブルでは、LAYOUT の定義を持ち、PLACEMENT に割り当て可能な PLACEHOLDER ポータル ライブラリ リソースまたはテンプレートが定義されます。

表 8-61 PF_PLACEHOLDER_DEFINITION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PLACEHOLDER_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

MARKUP_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。

LAYOUT_LOCATION

NUMBER

NOT NULL

レイアウトのこのプレースホルダの場所。この場所は、ポートレットとしてスワップするレイアウトをあるレイアウトの場所から同じ ID を持つ別のレイアウトの場所に移動するときに使われる。別のレイアウトのプレースホルダ数が異なる場合は、場所数に基づく場所の係数が使用される。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

INTERSECTION_ID

NUMBER

NOT NULL

L10N_INTERSECTION への外部キー。

LAYOUT_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_LAYOUT_DEFINITION への外部キー。


 

PF_PLACEMENT データベース テーブル

このテーブルの各レコードは、ページ上のブックまたはポートレットの 1 つの配置を示しています。

表 8-62 PF_PLACEMENT テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PLACEMENT_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

PAGE_INSTANCE_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_PAGE_INSTANCE への外部キー。

POSITION

NUMBER

NOT NULL

この配置があるプレースホルダ内の位置。プレースホルダには複数の配置が可能。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

PLACEHOLDER_

DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_PLACEHOLDER_DEFINITION への外部キー。

PORTLET_INSTANCE_ID

NUMBER

NULL

PF_PORTLET_INSTANCE への外部キー。

BOOK_INSTANCE_ID

NUMBER

NULL

PF_BOOK_INSTANCE への外部キー。

DESKTOP_INSTANCE_ID

NUMBER

NULL

PF_DESKTOP_INSTANCE への外部キー。 この配置のグループが管理者またはエンド ユーザのカスタマイズである場合は、この値は非 NULL となり、管理者またはユーザのデスクトップを指し示す。このフィールドが NULL の場合、ライブラリのビューを示す。


 

PF_PORTAL データベース テーブル

このテーブルでは、DESKTOP 定義に関連付け可能な PORTAL アプリケーション ライブラリ リソースまたはテンプレートが定義されます。

表 8-63 PF_PORTAL テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PORTAL_PATH

VARCHAR(40)

NOT NULL

PK (主キー) - 部分的な主キーおよびこのポータルへの部分的な URL。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

PK (主キー) - ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

INTERSECTION_ID

NUMBER

NOT NULL

L10N_INTERSECTION への外部キー。

CONTENT_URI

VARCHAR(255)

NULL

URL のポータルの部分が指定されている場合にのみ URI (省略可能) が転送されるように定義する。この URL (JSP または .portal) を使用すると、デフォルトのデスクトップに移動したり、このポータルで利用可能なデスクトップのリストを表示したりできる。


 

PF_PORTLET_CATEGORY データベース テーブル

このテーブルでは、PORTLET CATEGORY リソースが PORTLET DEFINITION に関連付けられます。

表 8-64 PF_PORTLET_CATEGORY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PORTLET_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

PORTLET_CATEGORY_
DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_PORTLET_CATEGORY_
DEFINITION
への外部キー。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。


 

PF_PORTLET_CATEGORY_DEFINITION データベース テーブル

このテーブルでは、PORTLET リソースに関連付けられる PORTLET CATEGORY および PORTLET CATEGORY 階層リソースまたはテンプレートが識別されます。

表 8-65 PF_PORTLET_CATEGORY_DEFINITION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PORTLET_CATEGORY_
DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

INTERSECTION_ID

NUMBER

NOT NULL

L10N_INTERSECTION への外部キー。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。

PARENT_CATEGORY_
DEFINITION_ID

NUMBER

NULL

親のポートレット カテゴリを識別する PF_PORTLET_
CATEGORY_DEFINITION
への外部キー。これがトップレベル カテゴリである場合は NULL。


 

PF_PORTLET_DEFINITION データベース テーブル

このテーブルでは、Web アプリケーションのユーザ インタフェースとして使用可能な PORTLET ライブラリ リソースまたはテンプレートの特性が識別されます。

表 8-66 PF_PORTLET_DEFINITION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PORTLET_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

MARKUP_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。

IS_PUBLIC

NUMBER

NOT NULL

このポートレット定義がパブリックであることを示すブール。パブリックのポートレット定義だけが「訪問者」に公開される。

IS_FORKABLE

NUMBER

NOT NULL

このポートレットがマルチスレッドをサポートしていることを示すブール。

FORK_RENDER

NUMBER

NOT NULL

マルチスレッドが、このポートレットで使用されているかどうかを示すブール。この値は、IS_FORKABLE が true の場合にのみ有効にできる。

IS_CACHEABLE

NUMBER

NOT NULL

このポートレットで表示キャッシュが使用可能であるかどうかを示すブール。

CACHE_EXPIRES

NUMBER

NOT NULL

このポートレットでキャッシュを使用しているかどうかを示す。使用している場合、その TTL はいくつかを指定。-1 はオフを示し、0..n はキャッシュの TTL を示す。

IS_CACHEABLE が true の場合は -1 以外の値が可能。

IS_PORTLET_FILE_DELETED

NUMBER

NOT NULL

このオブジェクトに関連付けられている PORTLET_FILE がファイル システムから削除されたかどうかを示すブール。

このフラグは、.portlet ファイルが削除され、ポートレットがまだ使用中の場合にのみ true に設定できる。.portlet ファイルを元に戻してこのフラグを自動的にリセットすることも、WebLogic Administration Portal でポートレットを削除することもできる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

PORTLET_LABEL

VARCHAR(80)

NOT NULL

開発のためにこのポータル リソースへの参照に使用されるモニカ。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。

CONTENT_URI

VARCHAR(255)

NOT NULL

このポートレット (JSP、HTML) のコンテンツ URI。

この値は、Java (JSR168) ポートレットでは NULL にできる。

EDIT_URI

VARCHAR(255)

NULL

このポートレットの編集モード URI (JSP) (ポートレットが編集モードをサポートしている場合)。

HELP_URI

VARCHAR(255)

NULL

このポートレットのヘルプ モード URI (JSP) (ポートレットがヘルプ モードをサポートしている場合)。

BACKING_FILE

VARCHAR(255)

NULL

このポートレットの省略可能なバッキング ファイル (Java クラス名)。バッキング クラスでは、JspBacking または拡張 AbstractJspBacking の実装が必要。

PORTLET_FILE

VARCHAR(255)

NULL

ポートレットを構成するコントロールを説明するファイル (*.portlet)。


 

PF_PORTLET_INSTANCE データベース テーブル

このテーブルでは、カスタマイズまたはローカライズされたポートレットのインスタンスが識別されます。

表 8-67 PF_PORTLET_INSTANCE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PORTLET_INSTANCE_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

PORTLET_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_PORTLET_DEFINITION への外部キー。

DEFAULT_MINIMIZED

NUMBER

NOT NULL

ポートレットがデフォルトで最小化された状態で表示されるかどうかを示すブール。

INSTANCE_TYPE

NUMBER

NOT NULL

ポートレット インスタンスのタイプのコード。有効な値 : 1=Primary、3=Admin、4=User。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

TITLE_BAR_ORIENTATION

NUMBER

NULL

このポートレットのタイトルバーの表示位置 (上、下、右、左) をスケルトン ファイルに対して指定する。スケルトンによってはこの機能が実装されていないため、何の影響もない場合がある。

INTERSECTION_ID

NUMBER

NOT NULL

L10N_INTERSECTION への外部キー。

PORTLET_LABEL

VARCHAR(80)

NOT NULL

開発のためにこのポータル リソースへの参照に使用されるモニカ。

THEME_DEFINITION_ID

NUMBER

NULL

PF_THEME_DEFINITION への外部キー。

PARENT_PORTLET_
INSTANCE_ID

NUMBER

NULL

親のポートレット インスタンスを識別する PF_PORTLET_INSTANCE への外部キー。これがトップレベルのポートレット インスタンスである場合は NULL。

WSRP (Web Services for Remote Portals) オブジェクト

図 8-11 WSRP テーブルのエンティティ リレーションシップ ダイアグラム


 


 

PF_CONSUMER_PORTLETS データベース テーブル

PF_CONSUMER_PORTLETS テーブルでは、コンシューマ ID とポートレット インスタンス ID が関連付けられるため、コンシューマがプロデューサの登録から削除されるときに、プロデューサは、そのコンシューマに作成されているすべてのポートレットをクリーンアップすることができます。

表 8-68 PF_CONSUMER_PORTLETS データベース テーブル

カラム名

データ型

NULL 値

説明

CONSUMER_ID

NUMBER

NOT NULL

主キーまたは PF_PRODUCER_REGISTRY への外部キー。

PORTLET_ID

NUMBER

NOT NULL

主キーまたは PF_PORTLET_INSTANCE への外部キー。


 

PF_CONSUMER_PROPERTIES データベース テーブル

このテーブルには、省略可能な登録プロパティが格納されます。登録時にこれらの入力を求めるようにコンシューマを設定できます。

表 8-69 PF_CONSUMER_PROPERTIES データベース テーブル

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PRODUCER_ID

INTEGER

NOT NULL

主キーまたは PF_PRODUCER_REGISTRY への外部キー。

PROPERTY_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

主キー - プロパティの名前。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL


行の更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

PROPERTY_VALUE

VARCHAR(80)

NULL

プロパティ名に関連付けられた値。


 

PF_CONSUMER_REGISTRY データベース テーブル

このテーブルには、コンシューマが登録を行っている間にプロデューサによって割り当てられる登録ハンドルが格納されます。

表 8-70 PF_CONSUMER_REGISTRY データベース テーブル

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PRODUCER_ID

INTEGER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

ポータル アプリケーションのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前 (config.xml で定義)。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

PRODUCER_HANDLE

VARCHAR(40)

NOT NULL

コンシューマに関連付けられたプロデューサをユニークに識別する。

SERVICE_DESCRIPTION_PORT_URL

VARCHAR(255)

NOT NULL

プロデューサから提供されている説明サービス ポートへの URL。

MARKUP_PORT_URL

VARCHAR(255)

NOT NULL

プロデューサから提供されているマークアップ サービス ポートへの URL。

COOKIE_PROTOCOL

SMALLINT

NOT NULL

Cookie プロトコル。

0 = なし、1 = ユーザ単位、2 = グループ単位。

WSDL_URL

VARCHAR(255)

NOT NULL

プロデューサから提供されている WSDL への URL。

REQUIRES_REGISTRATION

SMALLINT

NOT NULL

登録が必須であることを示すブール。

REGISTRATION_PORT_URL

VARCHAR(255)

NULL

プロデューサから提供されている登録サービス ポートへの URL (提供されている場合)。

PORTLET_MANAGEMENT_PORT_URL

VARCHAR(255)

NULL

プロデューサから提供されているポートレット管理サービス ポートへの URL (提供されている場合)。

REGISTRATION_HANDLE

VARCHAR(255)

NULL

登録後にプロデューサから返される登録ハンドル。

VENDOR_NAME

VARCHAR(255)

NULL

プロデューサのベンダの名前。

DESCRIPTION

VARCHAR(255)

NULL

ポートレットの説明。

REGISTRATION_STATE

BLOB

NULL

登録後にプロデューサから返される登録状態。


 

PF_PRODUCER_PROPERTIES データベース テーブル

このテーブルには、省略可能な登録プロパティが格納されます。プロデューサは、登録時にこれらを入力するよう求められる場合があります。

表 8-71 PF_PRODUCER_PROPERTIES データベース テーブル

カラム名

データ型

NULL 値

説明

CONSUMER_ID

INTEGER

NOT NULL

主キーまたは PF_CONSUMER_REGISTRY への外部キー。

PROPERTY_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

主キー - プロパティの名前。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

PROPERTY_VALUE

VARCHAR(80)

NULL

PROPERTY_NAME に関連付けられた値。


 

PF_PRODUCER_REGISTRY データベース テーブル

このテーブルには、プロデューサが生成した登録ハンドルが格納されます。登録時に各コンシューマに格納されます。

表 8-72 PF_PRODUCER_REGISTRY データベース テーブル

カラム名

データ型

NULL 値

説明

CONSUMER_ID

INTEGER

NOT NULL

システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

CONSUMER_NAME

VARCHAR(80)

NULL

コンシューマを識別するユニークな名前。プロデューサでユーザ ID をアサートするには、コンシューマ名がプロデューサのキー ストアにデプロイされたコンシューマの公開鍵のエイリアスに対応している必要がある。

CONSUMER_AGENT

VARCHAR(80)

NULL

コンシューマのベンダの名前とバージョン。この値は「productName.majorVersion.minorVersion」で始まる必要がある。「productName」は、コンシューマがデプロイメント用にインストールした製品を識別し、「majorVersion」および「minorVersion」は、ベンダが定義した製品のバージョンを示す。


 

PF_PROXY_PORTLET_INSTANCE データベース テーブル

コンシューマは、ここからリモート ポートレット固有のデータを管理します。フレームワークはプロキシ ポートレット インスタンスが作成されるたびに、このテーブルにデータを挿入します (サクセサを含む)。ポートレット インスタンスが削除されると、後続のクリーンアップに備えて IS_SET_FOR_DESTROY フラグが設定されます。

表 8-73 PF_PROXY_PORTLET_INSTANCE データベース テーブル

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PROXY_PORTLET_ INSTANCE_ID

INTEGER

NOT NULL

システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

PRODUCER_ID

INTEGER

NOT NULL

PF_CONSUMER_REGISTRY への外部キー。

CREATED_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

REQUIRES_URL_TEMPLATES

SMALLINT

NOT NULL

プロデューサに URL テンプレートが必要であることを示すブール。

TEMPLATES_STORED_IN_ SESSION

SMALLINT

NOT NULL

コンシューマがリクエストのたびにテンプレートを送信する必要があるかどうかを示すブール。デフォルトは 1 = True。

PORTLET_STATE_CHANGE

SMALLINT

NOT NULL

コンシューマがリモート ポートレットのカスタマイズを制御する方法を示すフラグ。このフラグの値に基づいて、コンシューマはリモート ポートレットを複製することができる。有効な値は以下のとおり。

0 = Readonly (デフォルト)

1 = CBW(CloneBeforeWrite)

2 = Read/Write

IS_PRODUCER_OFFERED

NUMBER

NOT NULL

ポートレットをプロデューサが提供したものとして識別する。デフォルトは 1 = True。

IS_PRODUCER_OFFERED が True で、PORTLET_INSTANCE_ID が NULL の場合、この PF_PROXY_PORTLET_INSTANCE は、データのクリーンアップ処理時にデータベースから削除される。

PORTLET_INSTANCE_ID

INTEGER

NULL

プロキシ ポートレットの PF_PORTLET_INSTANCE への外部キー。関連付けられた PF_PORTLET_INSTANCE 行が削除されると、このカラムの値は NULL に設定される。

PORTLET_HANDLE

VARCHAR(255)

NULL

プロデューサによって指定されたリモート ポートレットへのハンドル。コンシューマは通信の間、このポートレット ハンドルを使用して、プロデューサを介してポートレットを指定し、対話する。

DELETE_ERROR_CAUSE

VARCHAR(255)

NULL

プロデューサ上にあるこのプロキシ ポートレットの複製を削除しようとしたときにエラーが発生した場合の原因の説明。

PORTLET_STATE

BLOB

NULL

暗黙的または明示的なクローン作成の後、プロデューサから返されるポートレット状態。


 

PF_PORTLET_PREFERENCE データベース テーブル

このテーブルでは、ポートレット インスタンスのプリファレンス値が識別されます。

表 8-74 PF_PORTLET_PREFERENCE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PORTLET_INSTANCE_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

PREFERENCE_NAME

VARCHAR(40)

NOT NULL

プリファレンス値に関連付けられる名前 (省略可能)。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

IS_MODIFIABLE

NUMBER

NOT NULL

このプリファレンスの名前と値がポートレットで変更可能かどうかを示すブール。

IS_MULTIVALUED

NUMBER

NOT NULL

プリファレンスに複数の値を指定できるかどうかを示すブール。

PREFERENCE_DESCRIPTION

VARCHAR(255)

NULL

ポートレット プリファレンスの説明 (省略可能)。

PF_PORTLET_PREFERENCE_VALUE データベース テーブル

このテーブルには、ポートレット プリファレンスの値が格納されます。PF_PORTLET_PREFERENCE テーブルとこのテーブルのレコード間には、1 対多の対応関係があります。

表 8-75 PF_PORTLET_PREFERENCE_VALUE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PORTLET_PREFERENCE_ VALUE_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

PORTLET_INSTANCE_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_PORTLET_PREFERENCE への外部キー。

PREFERENCE_NAME

VARCHAR(40)

NOT NULL

PF_PORTLET_PREFERENCE への外部キー。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

PREFERENCE_VALUE

VARCHAR(255)

NULL

このプリファレンスの実際の値。

PF_SHELL_DEFINITION データベース テーブル

このテーブルではシェル定義が示されます。このテーブルと .shell ファイルのレコード間には、1 対 1 の対応関係があります。

表 8-76 PF_SHELL_DEFINITION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

SHELL_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

MARKUP_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

INTERSECTION_ID

NUMBER

NOT NULL

L10N_INTERSECTION への外部キー。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。

IS_SHELL_FILE_DELETED

NUMBER

NOT NULL

このシェルに関連付けられたファイルがファイル システムから削除されたことを示すブール。このシェルが使用されない場合、レコードは完全に削除される。

このフラグは、.shell ファイルが削除され、シェルがまだ使用中の場合にのみ true に設定できる。.shell ファイルを元に戻してこのフラグを自動的にリセットすることも、WebLogic Administration Portal でシェルを削除して代替シェルに置き換えることもできる。

SHELL_FILE

VARCHAR(255)

NOT NULL

このシェル定義をバックアップする、アプリケーションの framework/markup/shell ディレクトリに含まれる .shell ファイルの名前。

PF_THEME_DEFINITION データベース テーブル

このテーブルではテーマ定義が示されます。このテーブルと .theme ファイルのレコード間には、1 対 1 の対応関係があります。

表 8-77 PF_THEME_DEFINITION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

THEME_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

INTERSECTION_ID

NUMBER

NOT NULL

L10N_INTERSECTION への外部キー。

MARKUP_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(80)

NOT NULL

ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。

IS_THEME_FILE_DELETED

NUMBER

NOT NULL

このテーマに関連付けられたファイルがファイル システムから削除されたことを示すブール。このテーマが使用されない場合、レコードは完全に削除される。

このフラグは、.theme ファイルが削除され、テーマがまだ使用中の場合にのみ true に設定できる。.theme ファイルを元に戻してこのフラグを自動的にリセットすることも、WebLogic Administration Portal でテーマを削除することもできる。

THEME_FILE

VARCHAR(255)

NOT NULL

このテーマ定義をバックアップする、アプリケーションの framework/markup/theme ディレクトリに含まれる .theme ファイルの名前。

 


コンテンツ管理データベース オブジェクト

図 8-12 に、WebLogic Portal コンテンツ管理テーブルの論理エンティティ リレーションシップ ダイアグラムを示します。

図 8-12 コンテンツ管理テーブルのエンティティ リレーションシップ ダイアグラム


 

コンテンツ管理データ ディクショナリ テーブル

コンテンツ管理システムは、以下のテーブルで構成されます。

CM_NODE データベース テーブル

CM_NODE テーブルでは、1 つのノードは階層内の 1 つの要素を表します。ノードは、「階層ノード」である場合もあれば「コンテンツ ノード」である場合もあります。階層ノードには、他の階層ノードとコンテンツ ノードを組み込むことができます。一方、コンテンツ ノードには他のコンテンツ ノードだけを組み込むことができます。ノードには、ノードに対して定義された ObjectClass (スキーマ) に基づくプロパティを格納できます。

コンテンツ ノードと階層ノードは、共に ObjectClass およびプロパティを組み込むことができます。各ノードにはリポジトリ内のノードをユニークに識別するパスがあります。


 

表 8-78 CM_NODE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

NODE_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

PARENT_NODE_ID

NUMBER

NULL

FK (外部キー) - ノードの親レコード ID (NODE_ID)。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

OBJECT_CLASS_ID

NUMBER

NULL

FK (外部キー) - ノードに関連付けられたオブジェクト クラス ID

NODE_NAME

VARCHAR(50)

NOT NULL

ノード名。この名前はその兄弟ノードに対してユニーク。名前には、スラッシュまたはバック スラッシュを使用できない。

NODE_TYPE

NUMBER

NOT NULL

ノードのタイプ。階層ノードには 1 を、コンテンツ ノードには 2 を入力。

NODE_STATUS

VARCHAR(40)

NULL

ノードのステータス。利用可能な値がプロパティ定義の選択肢としてアプリケーションで定義される。

CREATED_BY

VARCHAR(100)

NOT NULL

ノードを作成したユーザの ID。

MODIFIED_BY

VARCHAR(100)

NULL

ノードを最後に更新したユーザの ID。

CM_CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。アプリケーションによって維持管理される。

CM_MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。アプリケーションによって維持管理される。

FULL_PATH

VARCHAR(254)

NULL

AK - 各ノードにはリポジトリ内のノードをユニークに識別するパスがある。

パスは、UNIX のような形式で定義される。たとえば、/a/b/c では「/」はルートを、「a」はルートの子を意味する (「a」はノード NODE_NAME)。

パスは常に「/」で開始されるが「/」では終了しない。そのため、次の場合はいずれも無効になる。a/b/c/d または /a/b/d/d/。

LIFECYCLE_STATUS

INTEGER

NULL

ノード バージョンが割り当てられた特定のライフサイクル状態。


 

CM_OBJECT_CLASS データベース テーブル

ObjectClass はノードのスキーマです。ObjectClass は、コンテンツ リポジトリ内のノードをユニークに識別する ID と名前を備えています。ObjectClass には、ノードで必要なプロパティの形式を定義する PropertyDefinitions が関連付けられています。このプロパティでは、値が指定されている必要はありません。単に、プロパティの存在をノードが必要としているにすぎません。

ObjectClass は、ノードのプライマリ コンテンツ プロパティを定義するプライマリ PropertyDefinition を持つことができます。スキーマではコンテンツとメタコンテンツが区別されないため、スキーマのコンテンツの定義が可能になります。プロパティがその ObjectClass の PropertyDefinitions と一致している場合に限り、リポジトリ内のノードは有効と見なされます。


 

表 8-79 CM_OBJECT_CLASS テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

OBJECT_CLASS_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

OBJECT_CLASS_NAME

VARCHAR(100)

NOT NULL

AK - オブジェクト クラスのユニークな名前。

PRIMARY_PROPERTY_
DEFINITION_ID

NUMBER

NULL

FK (外部キー) - オブジェクト クラスに関連付けられているノードの内容を定義する、プライマリ CM_PROPERTY_
DEFINITION
テーブル行の PROPERTY_DEFINITION_ID


 

CM_PROPERTY データベース テーブル

CM_PROPERTY テーブルでは、プロパティが識別されます。プロパティは、名前が CM_NODE に対してユニークであり、値が Date、BLOB、Boolean、Number、Float、Varchar のいずれかの、名前の値の組み合わせで構成されています。

特定の行に設定できるのは 1 つの値だけです。値が BLOB である場合は、すべての BLOB_ カラムが設定されます。IS_MULTIVALUED カラムを 1 に設定すると、複数の行が同じプロパティ名と NODE_ID を持つことになります。プロパティは、ノードのコンテンツとメタコンテンツの両方を表します。


 

表 8-80 CM_PROPERTY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PROPERTY_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

NODE_ID

NUMBER

NOT NULL

FK (外部キー) - プロパティを含むノードの ID。

PROPERTY_NAME

VARCHAR(100)

NOT NULL

プロパティの名前。この名前はそのノードに対してユニークでなければならない。

PROPERTY_TYPE

NUMBER

NOT NULL

プロパティのタイプ。BOOLEAN = 0、NUMBER = 1、FLOAT = 2、VARCHAR = 3、DATE = 4、BLOB = 5。

PROPERTY_DEFINITION_ID

NUMBER

NULL

FK (外部キー) - このプロパティが準拠しなければならないプロパティ定義の ID。

BOOLEAN_VALUE

NUMBER

NULL

PROPERTY_TYPE が Boolean (PROPERTY_TYPE=0) である場合、プロパティの値には true (1) が使用される。

DATETIME_VALUE

DATE

NULL

PROPERTY_TYPEDATE (PROPERTY_TYPE=4) である場合、プロパティには日時の値が使用される。

LONG_VALUE

NUMBER

NULL

PROPERTY_TYPENUMBER (PROPERTY_TYPE=1) である場合、プロパティには長整数値または整数値が使用される。

DOUBLE_VALUE

FLOAT

NULL

PROPERTY_TYPEFLOAT (PROPERTY_TYPE=2) である場合、プロパティには浮動小数点値が使用される。

TEXT_VALUE

VARCHAR(254)

NULL

PROPERTY_TYPEVARCHAR (PROPERTY_TYPE=3) である場合、プロパティにはテキストのプロパティ値が使用される。

BLOB_VALUE

BLOB

NULL

PROPERTY_TYPEBLOB(PROPERTY_TYPE=5) である場合、プロパティには Binary Large Object が使用される。

BLOB_FILE_NAME

VARCHAR(50)

NULL

BLOB_VALUE に関連付けられたファイルの名前。

BLOB_FILE_SIZE

NUMBER

NULL

BLOB_VALUE に関連付けられたファイルのサイズ (バイト数)。

BLOB_CONTENT_TYPE

VARCHAR(100)

NULL

BLOB_VALUE のコンテンツ タイプ (MIME タイプおよび文字セット)。例 : "text/html、charset=iso8859-1"


 

CM_PROPERTY_CHOICE データベース テーブル

このテーブルでは、PropertyDefinition (CM_PROPERTY_DEFINITION テーブルの行) の有効な値または選択肢が識別されます。プロパティの選択では、デフォルトの選択 (DEFAULT_PROERTY=1) を識別できます。プロパティの作成者が別の値を指定しない限り、このデフォルト値がプロパティ値として設定されます。

PropertyChoice 値を NULL (PROPERTY_TYPE に値を指定しない) に定義すると、選択を空白のままにできます。たとえば、文字列型 (または TEXT_VALUE) のプロパティでは、「青」、「赤」、および「NULL」の 3 つのプロパティ選択肢を設定できます。


 

表 8-81 CM_PROPERTY_CHOICE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PROPERTY_CHOICE_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

PROPERTY_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

FK (外部キー) - プロパティ選択を含むプロパティ定義の ID。

DEFAULT_PROPERTY

NUMBER

NOT NULL

プロパティ選択をデフォルトにする場合は 1 を、デフォルト以外にする場合は 0 に設定。

BOOLEAN_VALUE

NUMBER

NULL

PROPERTY_TYPEBOOLEAN (PROPERTY_TYPE=0) である場合、プロパティの値には true (1) が使用される。

DATETIME_VALUE

DATE

NULL

PROPERTY_TYPEDATE (PROPERTY_TYPE=4) である場合、プロパティには日付と時刻の値が使用される。

LONG_VALUE

NUMBER

NULL

PROPERTY_TYPENUMBER (PROPERTY_TYPE=1) である場合、プロパティには長整数値または整数値が使用される。

DOUBLE_VALUE

FLOAT

NULL

PROPERTY_TYPEFLOAT (PROPERTY_TYPE=2) である場合、プロパティには浮動小数点値が使用される。

TEXT_VALUE

VARCHAR(254)

NULL

PROPERTY_TYPEVARCHAR (PROPERTY_TYPE=3) である場合、プロパティにはテキストのプロパティ値が使用される。

BLOB_VALUE

BLOB

NULL

PROPERTY_TYPEBLOB (PROPERTY_TYPE=5) である場合、プロパティには Binary Large Object が使用される。

BLOB_FILE_NAME

VARCHAR(50)

NULL

BLOB_VALUE に関連付けられたファイルの名前。

BLOB_FILE_SIZE

NUMBER

NULL

BLOB_VALUE に関連付けられたファイルのサイズ (バイト数)。

BLOB_CONTENT_TYPE

VARCHAR(100)

NULL

BLOB_VALUE のコンテンツ タイプ (MIME タイプおよび文字セット)。例 : "text/html、charset=iso8859-1"


 

CM_PROPERTY_DEFINITION データベース テーブル

PropertyDefinition テーブルでは、プロパティの形式が定義されます。このテーブルでは、プロパティのタイプ (BLOB、Boolean、Varchar、Float、Date、Number)、それが必須かどうか、それが編集可能かどうか、デフォルト値および制限付きの値 (該当する場合) について示されます。PropertyDefinition には、0..n の PropertyChoices を指定できます。

これは、プロパティ値として選択可能な値のリストです。PropertyDefinition のルールは、以下のとおりです。

たとえば、PropertyDefinition の名前が「色」であるとします。「青」、「緑」、「赤」の PropertyChoices があります。PropertyDefinition が制限されると、この PropertyDefinition によって定義されたプロパティの値として「緑」、「赤」、「青」、または NULL だけが設定されるようになります。


 

表 8-82 CM_PROPERTY_DEFINITION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PROPERTY_DEFINITION_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

OBJECT_CLASS_ID

NUMBER

NOT NULL

FK (外部キー) - プロパティ定義 CM_OBJECT_CLASSOBJECT_CLASS_ID

PROPERTY_NAME

VARCHAR(100)

NOT NULL

プロパティ定義に関連付けられている名前。CM_PROPERTY_DEFINITION テーブルの代替キーの PROPERTY_NAMEOBJECT_
CLASS_ID
の組み合わせ。

PROPERTY_TYPE

NUMBER

NOT NULL

プロパティのタイプ。BOOLEAN = 0、NUMBER = 1、FLOAT = 2、VARCHAR = 3、DATE = 4、BLOB = 5。

IS_MANDATORY

NUMBER

NOT NULL

プロパティの値の設定を必要とする場合は true。

IS_READ_ONLY

NUMBER

NOT NULL

プロパティの値をエンド ユーザが設定すべきでない場合は true。

IS_RESTRICTED

NUMBER

NOT NULL

プロパティの値をプロパティ選択値から取得する場合は true。

IS_MULTI_VALUED

NUMBER

NOT NULL

プロパティ名、node_id は同じだが、property_ID は異なる行が複数ある場合は true。

COLUMN_NAME

VARCHAR(30)

NULL

プロパティを明示的に定義する CM_NODE テーブルに追加されたカラムの名前。

DESCRIPTION

VARCHAR(254)

NULL

プロパティ定義の説明。


 

 


コンテンツ管理仮想データベース オブジェクト

図 8-13 に、WebLogic Portal コンテンツ管理テーブルの論理エンティティ リレーションシップ ダイアグラムを示します。

図 8-13 コンテンツ管理仮想テーブルのエンティティ リレーションシップ ダイアグラム


 

CMV_NODE テーブル

このテーブルでは、バージョンが管理されており、コンテンツ管理仮想リポジトリ内で編集される BEA リポジトリ (CM_NODE テーブル) のコンテンツ管理対象ノードをユニークに識別します。

表 8-83 CMV_NODE テーブル

カラム名

データ型

NULL 値

説明

NODE_ID

VARCHAR(254)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

REPOSITORY_NAME

VARCHAR(254)

NOT NULL

ノードが作成および公開されているリポジトリの名前。

IS_LOCKED

SMALLINT

NOT NULL

レコードがロックされているかどうかを示すフラグ。

OBJECT_CLASS_ID

VARCHAR(254)

NOT NULL

ノードに関連付けられたオブジェクト クラス ID。

OBJECT_CLASS_ID

NUMBER

NULL

FK (外部キー) - ノードに関連付けられたオブジェクト クラス ID

ASSIGNED_TO_USER_NAME

VARCHAR(200)

NULL

ノードが割り当てられているユーザ名。


 

CMV_NODE_ASSIGNED_ROLE テーブル

このテーブルでは、ノードの表示または変更が認可されている特定のノードのすべてのロールをユニークに識別します。

表 8-84 CMV_NODE_ASSIGNED_ROLE テーブル 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

NODE_ID

VARCHAR(254)

NOT NULL

PK (主キー)/FK (外部キー) - ロールが割り当てられるノードの ID。CMV_NODE テーブルとの外部キー関係。

ROLE_NAME

VARCHAR(254)

NOT NULL

PK (主キー) - ロール名。


 

CMV_NODE_VERSION テーブル

このテーブルでは、コンテンツ管理仮想リポジトリ内のノードのすべてのバージョンをユニークに識別します。

表 8-85 CMV_NODE_VERSION テーブル

カラム名

データ型

NULL 値

説明

NODE_ID

VARCHAR(254)

NOT NULL

PK (主キー)/FK (外部キー) - バージョンが作成されているノードの ID。CMV_NODE テーブルとの外部キー関係。

NODE_VERSION_ID

VARCHAR(254)

NOT NULL

PK (主キー) - ノードのユニークなバージョン ID。

CM_MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

ノードのバージョンが最後に編集された日付。

MODIFIED_BY

VARCHAR(254)

NOT NULL

ノードのバージョンを最後に編集したユーザの名前。

VERSION_COMMENT

VARCHAR(254)

NOT NULL

保存時にノードのバージョンに追加されたコメント。

LIFECYCLE_STATUS

INTEGER

NULL

ノード バージョンが割り当てられた特定のライフサイクル状態 ([処理中]、[公開済み] など)。


 

CMV_PROPERTY テーブル

このテーブルでは、ノード バージョンに関連付けることのできるプロパティをユニークに識別します。たとえば、ブックのプロパティには、AUTHOR、TITLE、SUBJECT などがあります。

表 8-86 CMV_PROPERTY テーブル

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PROPERTY_ID

VARCHAR(254)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

PROPERTY_NAME

VARCHAR(100)

NOT NULL

プロパティの名前。この名前はそのノードに対してユニークでなければならない。

PROPERTY_TYPE

SMALLINT

NOT NULL

プロパティのタイプ。

BOOLEAN = 0

NUMBER = 1

FLOAT = 2

VARCHAR = 3

DATE = 4

BLOB = 5。


 

CMV_VALUE テーブル

このテーブルでは、特定のプロパティの値をユニークに識別します。たとえば、ブックのプロパティである SUBJECT の値には、FINANCE などがあります。

レコードには 1 つの値のみが設定されます。値が BLOB の場合は、すべての BLOB__columns を設定できます。

表 8-87 CMV_VALUE テーブル

カラム名

データ型

NULL 値

説明

PROPERTY_ID

VARCHAR(254)

NOT NULL

PK (主キー)/FK (外部キー) - 値が関連付けられるプロパティの ID。CMV_PROPERTY との外部キー関係。

VALUE_ID

VARCHAR(254)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、値 ID として使われる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

BOOLEAN_VALUE

SMALLINT

NOT NULL

プロパティ値がブール値であることを示すフラグ。1 = True、0 = False。

DATETIME_VALUE

DATE

NULL

PROPERTY_TYPE が DATE である場合、プロパティには日時の値が使用される。

LONG_VALUE

NUMERIC (20)

NULL

PROPERTY_TYPE が NUMBER である場合、プロパティには長整数値または整数値が使用される。

DOUBLE_VALUE

FLOAT

NULL

PROPERTY_TYPE が FLOAT である場合、プロパティには浮動小数点値が使用される。

TEXT_VALUE

VARCHAR(254)

NULL

PROPERTY_TYPE が VARCHAR である場合、テキストのプロパティ値が使用される。

BLOB_VALUE

BLOB

NULL

PROPERTY_TYPE が BLOB である場合、プロパティ値には Binary Large Object が使用される。

BLOB_FILE_NAME

VARCHAR(50)

NULL

BLOB_VALUE に関連付けられたファイルの名前。

BLOB_FILE_SIZE

INTEGER

NULL

BLOB_VALUE に関連付けられたファイルのサイズ (バイト数)。

BLOB_CONTENT_TYPE

VARCHAR(100)

NULL

BLOB_VALUE のコンテンツ タイプ (MIME および文字セット)。例 : "text/html、charset=iso8859-1"


 

CMV_NODE_VERSION_PROPERTY テーブル

このテーブルでは、CMV_NODE_VERSION と CMV_PROPERTY のリレーションシップをユニークに識別します。

表 8-88 CMV_NODE_VERSION_PROPERTY テーブル

カラム名

データ型

NULL 値

説明

NODE_ID

VARCHAR(254)

NOT NULL

PK (主キー)/FK (外部キー) - プロパティが関連付けられるノードの ID。CMV_NODE_VERSION との外部キー関係。

NODE_VERSION_ID

VARCHAR(254)

NOT NULL

PK (主キー)/FK (外部キー) - プロパティが関連付けられるノードのバージョンの ID。CMV_NODE_VERSION との外部キー関係。

PROPERTY_ID

VARCHAR(254)

NOT NULL

PK (主キー)/FK (外部キー) - ノードのバージョンが関連付けられるプロパティの ID。CMV_PROPERTY との外部キー関係。


 

 


ローカライゼーション データベース オブジェクト

この節では、WebLogic Portal パッケージのデータベース オブジェクトについて説明します。図 8-14 に、WebLogic Portal ローカライゼーション データベース オブジェクトのエンティティ リレーションシップ ダイアグラムを示します。

図 8-14 ローカライゼーション テーブルのエンティティ リレーションシップ ダイアグラム


 

ローカライゼーション ディクショナリ テーブル

以下のテーブルがローカライゼーションをサポートしています。

L10N_INTERSECTION データベース テーブル

このテーブルは、ローカライズされたタイトルおよび説明にアプリケーション リソース (メニュー、ポートレットなど) を関連付けるために使われます。


 

表 8-89 L10N_INTERSECTION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

INTERSECTION_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

RESOURCE_TYPE

VARCHAR(80)

NOT NULL

L10N_RESOURCE_TYPE への外部キー。


 

L10N_LOCALE データベース テーブル

このテーブルでは、アプリケーションのローカライズに必要なロケールの特性が定義されます。


 

表 8-90 L10N_LOCALE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

LOCALE_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

ENCODING

VARCHAR(20)

NOT NULL

ロケールで使用されるエンコーディング。デフォルトのエンコーディングは UTF-8。

LANGUAGE

CHAR(2)

NOT NULL

ロケールで使用される小文字 2 文字の ISO-639 言語コード (en、au など)。

COUNTRY

CHAR(2)

NULL

ロケールで使用される大文字 2 文字の ISO-3166 国別コード (US、UK など)。

VARIANT

VARCHAR(40)

NULL

ロケールで使用される、ベンダおよびブラウザ固有のコードの変化形のコード (WIN、MAC、UNIX)。


 

L10N_RESOURCE データベース テーブル

このテーブルは、ローカライズされたリソースのローカライズされたタイトルと説明を定義するのに使用されます。


 

表 8-91 L10N_RESOURCE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

LOCALE_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) および L10N_LOCALE への外部キー。

INTERSECTION_ID

NUMBER

NOT NULL

PK (主キー) および L10N_INTERSECTION への外部キー。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

TITLE

VARCHAR(80)

NOT NULL

オブジェクトのローカライズされたタイトル。通常は、表示のために使用される (ポータル名やポートレット名など)。

DESCRIPTION

VARCHAR(500)

NULL

オブジェクトのローカライズされた説明。


 

L10N_RESOURCE_TYPE データベース テーブル

このテーブルは、ローカライゼーション用のポータル リソース タイプの定義に使用されます。


 

表 8-92 L10N_RESOURCE _TYPE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

RESOURCE_TYPE

VARCHAR(80)

NOT NULL

PK (主キー) - ローカライズされるリソースのタイプ (BOOK、DESKTOP、DESKTOP CATEGORY など)。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

APPLICATION_NAME

VARCHAR(100)

NOT NULL

リソースが属するアプリケーションの名前。APPLICATION_
NAME
は、ローカライズ対象のすべてのリソース タイプにおいて、現在 PORTAL に設定されている。


 

 


追跡された匿名ユーザ データベース オブジェクト

この節では、WebLogic Portal パッケージのデータベース オブジェクトについて説明します。図 8-15 に、WebLogic Portal 匿名ユーザ データベース オブジェクトのエンティティ リレーションシップ ダイアグラムを示します。

図 8-15 匿名ユーザ テーブルのエンティティ リレーションシップ ダイアグラム


 

追跡された匿名ユーザ ディクショナリ テーブル

以下のテーブルが匿名ユーザの追跡をサポートしています。

P13N_ANONYMOUS_PROPERTY データベース テーブル

このテーブルは、追跡された匿名ユーザに関連付けるプロパティを格納するために使用されます。

表 8-93 P13N_ANONYMOUS_PROPERTY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

ANONYMOUS_PROPERTY_ID

VARCHAR(128)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

PROPERTY_SET_NAME

VARCHAR(100)

NOT NULL

追跡された匿名ユーザのデータが設定されているプロパティ セットの名前。

PROPERTY_NAME

VARCHAR(100)

NOT NULL

匿名ユーザが追跡されたプロパティの名前。

ANONYMOUS_USER_ID

VARCHAR(128)

NOT NULL

匿名ユーザの主キーにマップされる外部キー。

PROPERTY_VALUE

LONG RAW

NOT NULL

値 ''。java.io.Serializable の実装が必要。


 

P13N_ANONYMOUS_USER データベース テーブル

このテーブルは、追跡された匿名ユーザのデータを格納するために使用されます。

表 8-94 P13N_ANONYMOUS_USER テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

ANONYMOUS_USER_ID

VARCHAR(128)

NOT NULL

匿名ユーザの主キーにマップされる外部キー。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

行の作成日時。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。

LAST_VISIT_DATE

DATE

NULL

追跡された匿名ユーザのデータが最後に更新された日付。


 

 


資格参照データベース オブジェクト

この節では、WebLogic Portal パッケージのデータベース オブジェクトについて説明します。図 8-16 に、WebLogic Portal 資格参照データベース オブジェクトのエンティティ リレーションシップ ダイアグラムを示します。

図 8-16 資格参照テーブルのエンティティ リレーションシップ ダイアグラム


 

資格参照ディクショナリ テーブル

以下のテーブルは、ポリシーの作成、編集、および削除時に、Administration Portal がセキュリティ ポリシー参照データを保持するために使用されます。これらのテーブルを使用すると、ロール名、リソース ID、Web アプリケーション名などを指定してポリシーを効率的に検索できます。資格ポリシー システムは、以下のテーブルで構成されます。

P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION データベース テーブル

このテーブルは、資格を適用できるアプリケーションをユニークに識別するために使用されます。

表 8-95 P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

ENTITLEMENT_APP_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

ENTAPP_NAME

VARCHAR(255)

NOT NULL

エンタープライズ アプリケーションの名前。

WEBAPP_NAME

VARCHAR(255)

NULL

Web アプリケーションの名前。

ENTITLEMENT_APP_DESCRIPTION

VARCHAR(255)

NULL

エンタープライズ アプリケーションの説明。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL


レコードの作成日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。


 

P13N_ENTITLEMENT_POLICY データベース テーブル

このテーブルは、資格ポリシーをユニークに識別するために使用されます。資格ポリシーは、資格ロールが資格リソースと機能に関連付けられたときに作成されます。

表 8-96 P13N_ENTITLEMENT_POLICY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

RESOURCE_ENT_APP_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) および P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION への外部キー。

RESOURCE_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) および P13N_ENTITLEMENT_RESOURCE への外部キー。

ROLE_ENT_APP_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) および P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION への外部キー。

ROLE_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) および P13N_ENTITLEMENT_ROLE への外部キー。

POLICY_RESOURCE_CAPABILITY

VARCHAR(80)

NOT NULL

PK (主キー) - このポリシー インスタンスの機能をユニークに識別する。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの作成日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。


 

P13N_ENTITLEMENT_RESOURCE データベース テーブル

このテーブルは、資格の関連付けができるアプリケーション リソースをユニークに識別するために使用されます。

表 8-97 P13N_ENTITLEMENT_RESOURCE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

ENTITLEMENT_APP_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) および P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION への外部キー。

RESOURCE_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

RESOURCE_NAME

VARCHAR(255)

NOT NULL

ポリシーが適用されたリソースの名前。

RESOURCE_DESCRIPTION

VARCHAR(255)

NULL

リソースの説明 (省略可能)。

RESOURCE_METADATA

VARCHAR(255)

NULL

アプリケーション定義のメタデータ (省略可能)。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。


 

P13N_ENTITLEMENT_ROLE データベース テーブル

このテーブルは、特定のアプリケーションの資格ロールと委託管理ロールをユニークに識別するために使用されます。

表 8-98 P13N_ENTITLEMENT_ROLE テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

ENTITLEMENT_APP_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) および P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION への外部キー。

ROLE_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。

ROLE_NAME

VARCHAR(255)

NOT NULL

セキュリティ ロール名。

ROLE_DESCRIPTION

VARCHAR(255)

NULL

ロールの説明 (省略可能)。

ROLE_SEGMENT

VARCHAR(255)

NULL

ロール式名 (省略可能)。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。


 

P13N_DELEGATED_HIERARCHY データベース テーブル

このテーブルは、資格の階層をユニークに識別するために使用されます。資格の階層は、P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION に関連付けられます。

表 8-99 P13N_DELEGATED_HIERARCHY テーブルのメタデータ 

カラム名

データ型

NULL 値

説明

ENTITLEMENT_APP_ID

NUMBER(15)

NOT NULL

PK (主キー) および P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION への外部キー。

ENTITLEMENT_DOCUMENT

CLOB

NOT NULL

委託管理ロール階層が格納される XML ドキュメント。

CREATION_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。

MODIFIED_DATE

DATE

NOT NULL

レコードの最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。


 

 

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