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WebLogic Portal 8.1 へのアップグレード

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8.1 から Service Pack 2 へのアップグレード

ここでは、Service Pack 2 のインストール後、ポータル アプリケーションに Service Pack の変更を適用する手順について説明します。Service Pack をインストールする手順については、次の URL にある「Service Pack とローリング パッチのインストール」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/install/update.html

アップグレードを完了するには次のプロセスを実行します。

注意 : Service Pack 2 へのアップグレードでは、データベース スキーマの更新は必要ありません。

 


手順 1 : 既存のドメインのアップグレードまたは新規 SP2 ドメインの作成

次のいずれかを実行する必要があります。

既存のドメインのアップグレード

新しい Service Pack 2 ライブラリを使用するために、既存のドメインをアップグレードする方法を選択した場合、アップグレードする手順は、Service Pack 2 をインストールした方法によって異なります。表 4-2 を参照してください。

表 4-2 GA から Service Pack 2 へのアップグレード オプション

インストールした方法

アップグレード手順

アップグレード インストーラを使用して既存のインストールを更新した。

Service Pack 2 ドメインを変更する必要はない。すべてのスクリプトで、/weblogic81 の該当するライブラリが自動的に選択される。

完全なインストーラを使用して、Service Pack 2 を別のディレクトリにインストールした。

ドメインのスクリプトを手動で更新する必要がある。ドメインのすべてのスクリプトで、次の環境変数を更新する。

BEA_HOME
DOMAIN_HOME
POINTBASE_HOME
PORTAL_HOME
JAVA_HOME
JAVA_VENDOR
JDK_HOME
JDK_TOOLS
WEBLOGIC_HOME
WL_HOME

ドメイン内の次のファイルを更新する必要がある。

create_db
installService.cmd
set-dbenv
setDomainEnv
setDomainEnvQS
startManagedWebLogic
startManagedWebLogicQS
startPointBaseConsole
startPointBaseConsoleQS
startWebLogic
startWebLogicQS
stopManagedWebLogic
stopManagedWebLogicQS
stopWebLogic
stopWebLogicQS
uninstallService.cmd
webappCompile
webappCompileQS

注意 : *QS スクリプトは、初期状態のドメインのみに使用する。これらのファイルは、Configuration Wizard で作成したドメインには含まれない。


 

WebLogic Integration の Smart Update を使用して、Service Pack 2 を別のディレクトリにインストールした場合は、自動的に環境変数を変更します。Service Pack 2 アップグレード インストーラを使用した場合は、ドメイン ファイルを更新する必要はありません。ドメイン ファイルはすでに新しい Service Pack 2 ライブラリを参照しています。

Service Pack 2 の新しい JDK を参照するように、パスの更新が必要になる場合があります。これらのデータ ソースは以下のとおりです。

JAVA_HOME
JAVA_VENDOR
JDK_HOME
JDK_TOOLS

これらのパスは固有の場所に存在するため、Service Pack 2 アップグレード インストーラを実行しても、自動的に反映されません。

新規 SP2 ドメインの作成

既存のドメインを反映した新しい SP2 ドメインを作成するには、Configuration Wizard を使用します。http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/confgwiz/newdom.html の「新規 WebLogic ドメインの作成」を参照してください。

すでにプロダクション環境にデプロイされたポータル アプリケーションに Service Pack のライブラリの更新を適用するには、WebLogic Workshop でポータル アプリケーションを更新した後で、それらのアプリケーションを再デプロイします。デプロイメントの手順については、次の URL にある「EAR ファイルの準備とデプロイ」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wlp/docs81/prodOps/deployment.html

 


手順 2 : 既存のアプリケーションとプロジェクトのアップグレード

ポータル ライブラリの更新を含む新しい Service Pack をインストールした後、開発したアプリケーションのライブラリを更新する必要があります。更新によって既存のライブラリが上書きされます。

始める前に - UUP について

外部ユーザ ストアに格納されているユーザ プロファイルのプロパティにアクセスするために、独自の統合ユーザ プロファイル (UUP) を開発している場合、アプリケーション ルート ディレクトリにある p13n_ejb.jar ファイルを変更および再作成しているのが一般的です。p13n_ejb.jar は、次の手順で上書きされるため、既存のファイルをバックアップしておく必要があります。アップグレードの手順を実行した後、更新された p13n_ejb.jar を、開発した UUP を実装して作成しなおす必要があります。詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wlp/docs81/users/uup.html#999527 で『ユーザ管理ガイド』の「統合ユーザ プロファイルの設定」を参照してください。

ポータル ライブラリの更新

アプリケーションのライブラリを更新するには、以下の手順に従います。

  1. サーバが実行中の場合は停止します。WebLogic Workshop で、[ツールWebLogic ServerWebLogic Server の停止] を選択します。
  2. WebLogic Workshop で、更新するポータル アプリケーションを開きます。
  3. [アプリケーション] ウィンドウで、アプリケーション ディレクトリを右クリックし、[インストールPortal ライブラリの更新] を選択します。
  4. アプリケーションが Commerce または Pipeline コンポーネントを使用している場合は、アプリケーション ディレクトリを右クリックし、[インストールコマース サービス] または [インストールPipeline サービス] を選択します。
  5. ポータル アプリケーション ライブラリが更新されると、ダイアログ ボックスが表示され、更新の対象となるアプリケーション内の Web プロジェクトを選択できるようになります。ライブラリを更新する Web プロジェクトを選択し、[OK] をクリックします。
  6. このダイアログ ボックスで Web プロジェクトのライブラリを更新しなかった場合は、後で更新できます。その場合は、[アプリケーション] ウィンドウで Web プロジェクト ディレクトリを右クリックし、[インストールPortal ライブラリの更新] を選択します。

  7. アプリケーションがコマース タグ ライブラリまたは Webflow JSP タグ ライブラリを使用している場合は、[アプリケーション] ウィンドウで Web プロジェクト ディレクトリを右クリックし、[インストールコマース タグ ライブラリ] または [インストールWebflow タグ ライブラリ] を選択します。
  8. WebLogic Workshop インタフェースで非表示になっている Web アプリケーションがある場合、それらの Web アプリケーションは更新されません。アプリケーションを表示してから前に示した手順で更新するか、非表示の Web アプリケーション内で更新されたライブラリを手動で置き換えます。
  9. すでにプロダクション環境にデプロイされたポータル アプリケーションに Service Pack のライブラリの更新を適用するには、WebLogic Workshop でポータル アプリケーションを更新した後で、それらのアプリケーションを再デプロイします。「手順 3 : アップグレードしたアプリケーションの再デプロイ」を参照してください。

  10. アプリケーション ルート ディレクトリにある p13n_ejb.jar を変更して独自の統合ユーザ プロファイル (UUP) を開発した場合は、新しい p13n_ejb.jar ファイルに UUP を再実装します。「始める前に - UUP について」を参照してください。
  11. サーバを再起動します。

 


手順 3 : アップグレードしたアプリケーションの再デプロイ

最後のアップグレード手順は、サーバ上にアプリケーションを再デプロイします。デプロイメントの手順については、次の URL にある「ポータル アプリケーションのデプロイメント」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wlp/docs81/prodOps/index.html

 

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