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プロパティ セット値の変更

パーソナライゼーションやキャンペーンを使用するユーザ対話の作成には、プロパティ (ユーザ プロファイル プロパティやセッション プロパティなど) の設定を伴う場合があります。これらのプロパティは、パーソナライズされたコンテンツをユーザに提供する条件を定義する際に使用されます。

ユーザ プロファイル プロパティ セットには、ユーザを特定する条件が格納されます。たとえば、過去 30 日間に 6 本以上のオンデマンド映画を注文したすべてのユーザを分類することができます。定義済みの特性と訪問者が一致する場合、訪問者は自動的にユーザ セグメントのメンバーとなり、コンテンツ セレクタで特定の Web コンテンツが表示されるか、またはキャンペーン アクションの対象となります。

この章では、ユーザ プロファイル プロパティ セットの値を変更する手順について説明します。プロパティは、パーソナライゼーションのロジックに対して定義した条件の下で使用されます。それぞれのユーザにはロジック条件に基づいて、パーソナライズされた Web コンテンツ、自動送信の電子メール、または割引が提供されます。

開発者は、プロパティ セットとプロパティを作成する際に、Workshop for WebLogic を使用しました (プロパティ セットおよびプロパティの作成手順については、「プロパティ セットの作成」参照)。ポータル管理者は、WebLogic Portal Administration Console を使用して、プロパティの値を更新できます。

この章の内容は以下のとおりです。

対話管理機能を使用するユーザの設定および管理については、『ユーザ管理ガイド』を参照してください。

 

プロパティ値の編集

開発者は、Workshop for WebLogic でプロパティ セット、プロパティ、および条件を編集することができます。プロパティの値は、WebLogic Portal Administration Console を使用して編集することができます。

Workshop for WebLogic でのプロパティの編集

開発者は Workshop for WebLogic を使用して、ユーザ プロファイル、ユーザ セグメント、HTTP セッションまたはリクエスト データ、日時、条件、またはイベントのプロパティや条件、およびそれらの値を変更できます。詳細については、「プロパティおよび条件の変更」を参照してください。

属性が明示的に割り当てられていない場合に属性の値が特定のユーザやグループに対して要求されると、プロパティ セットの属性が作成されたときに割り当てられたデフォルト値が返されます。Administration Console またはタグを使用して値を編集すると、デフォルト値がオーバーライドされます。これにより、ユーザやグループのパーソナライゼーションが可能になります。

開発者は JSP の <profile:setProperty> JSP タグやページ フローのプロパティ コントロールを使用して、ユーザの既存のプロパティ値を変更できます。

WebLogic Portal Administration Console でのプロパティ値の編集

プロパティ値を変更するには、以下の手順を実行します。

  1. Administration Console を起動します。
  2. [ユーザ、グループ、およびロール｜ユーザ管理] を選択します。
  3. リソース ツリーの上にあるドロップダウン リストからユーザ ストアを選択します。
  4. リソース ツリーでユーザを選択します。
  5. [ユーザ プロファイル] タブを選択し、ドロップダウン リストを使って編集する値を含むプロパティ セットを選択します。
  6. [プロパティ名] フィールドで、編集するプロパティ値を特定して [編集] をクリックします (図 11-1 を参照)。
    7. 図 11-1 [編集] をクリックしてプロパティ値を変更する


    [編集] をクリックしてプロパティ値を変更する

  7. [保存されている値の更新] フィールドに新しい値を入力し、[更新] をクリックします。[保存されている値の削除] チェック ボックスをクリックすると、現在保存されている値を削除できます。保存されている値を削除すると、サクセサ値が定義されている場合はその値が返されます。サクセサ値が定義されていない場合は、デフォルト値が返されます。サクセサ値もデフォルト値も定義されていない場合、プロパティ値は null になります。
  8. プロパティ セット ファイルを保存します。

プロパティ値の削除

Workshop for WebLogic を使用すると、プロパティ セットから個々のプロパティを削除したり、プロパティ セット全体を削除したりできます。詳細については、「プロパティまたはプロパティ セットの削除」を参照してください。

プロパティの値を削除するには、WebLogic Portal Administration Console で次の手順を実行します。

  1. Administration Console を起動します。
  2. [ユーザ、グループ、およびロール｜ユーザ管理] を選択します。
  3. リソース ツリーの上にあるドロップダウン リストからユーザ ストアを選択します。
  4. リソース ツリーでユーザを選択します。
  5. [ユーザ プロファイル] タブを選択し、ドロップダウン リストを使って削除する値を含むプロパティ セットを選択します。
  6. [プロパティ名] フィールドで、削除するプロパティ値を特定して、[編集] をクリックします。
  7. [プロファイルの編集] ダイアログ ボックスで、[保存されている値の削除] チェック ボックスを選択して現在保存されている値を削除します (保存されている値を削除しない場合は、サクセサ値が定義されている場合はその値が返されます。サクセサ値が定義されていない場合は、デフォルト値が返されます。サクセサ値もデフォルト値も定義されていない場合、プロパティ値は null になります)。
  8. [更新] をクリックしてプロパティ セット ファイルを保存します。

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