BEA ホーム | 製品 | dev2dev | support | askBEA
 ドキュメントのダウンロード   サイト マップ   用語集 
検索

リリース ノート

 前 次 目次 PDF で表示  

サービス パック 7 の解決済みの問題

サービス パックは累積的なものです。 サービス パック 7 には、それ以前にリリースされた WebLogic Server 7.0 のサービス パックで行われたすべての修正が含まれています。 以前のサービス パックで行われた修正の説明については、「サービス パック 1 から 6 で解決済みの問題」を参照してください。

以下の節では、WebLogic Server 7.0 サービス パック 7 で解決された問題について説明します。

Administration Console

変更要求番号

説明

CR082722

デプロイメント記述子エディタが ejb-jar.xml ファイルの <unchecked/> メソッド パーミッションを適切に処理しませんでした。

この問題は解決済みです。

CR108255

英語版の WebLogic Server Administration Console ([グループ] タブ) で日本語のユーザ名を作成しようとすると、weblogic.management.utils.NotFoundException が送出されました。

この問題は解決されています。

CR109110

このリリースより前では、WebLogic Server Administration Console を使用して既に削除済みの WTC オブジェクトを削除すると、InstanceNotFoundException が送出されて、Console にスタック トレースが表示されました。

スタック トレースの代わりに、意味のあるエラー メッセージが表示されるようになりました。

CR122389

WebLogic Server はノードの名前に関して、大文字/小文字の区別を無視していました。 その結果、同じ名前で大文字/小文字が異なる複数のノードがあっても、WebLogic Server は JNDI ツリーにノードを 1 つだけ表示していました。

この問題は解決済みです。

CR209949

alternateTypesDirectory プロパティの値としてカンマで区切られた複数のディレクトリを指定すると、WebLogic Server はこれらのディレクトリに存在する有効なアーカイブをロードしませんでした。 プロパティに 1 つのディレクトリが指定された場合のにみ、アーカイブがロードされました。

この問題は解決済みです。

CR216670

認証の試行回数を超えると、ロックアウトされたことを示すメッセージがドメインでログに記録されました。

現在は、Administration Console にもロックアウト メッセージが表示されます。

CR216851

[ポリシーの定義] および [ロールを定義] ポップアップ メニュー オプションは JMS ブリッジ送り先では使用できなくなりました。

CR238054

EJB に関連するモニタ統計が WebLogic Server Administration Console で表示されませんでした。

この問題は解決済みです。

CR239018

JMS 送り先に対してセキュリティ ポリシーをコンフィグレーションすると CreateException が発生しました。

この問題は解決済みです。

CR241554

管理対象サーバ独立 (MSI) モードで管理対象サーバを起動するために [管理対象サーバ独立のファイル レプリケーションを有効化] チェック ボックスを選択した場合に、管理対象サーバのルート ディレクトリで、コンフィグレーション ファイル (config.xml) が、config.xml ではなく、誤って msi-config.xml としてコピーされました。 サーバ起動時に config.xml ファイルが見つからないため、管理対象サーバは MSI モードで起動されませんでした。

この問題は解決済みです。

CR241861

Web アプリケーションに関連するモニタ統計が WebLogic Server Administration Console で表示されませんでした。

この問題は解決済みです。

CR253611

ユーザ パスワードを変更した後で新しいパスワードをコンフィグレーションしようとすると、WebLogic Server Administration Console で NullPointerException が送出されました。

この問題は解決済みです。

CR255254

WebServer MBean に関連付けられた AuthCookieEnabled 属性を WebLogic Server Administration Console で設定できませんでした。

この問題は解決済みです。

クラスタ

変更要求番号

説明

CR241267

クラスタ内のあるサーバが使用できなくなった場合、無効なサーバ ルックアップが行われる可能性がありました。 これは、内部ハッシュ テーブルが適切に更新されないことが原因でした。

この問題は解決済みです。

コア サーバ

変更要求番号

説明

CR132806、CR126374

現在のスレッドの優先順位を調べるための Thread.currentThread().getPriorty() メソッドが、コンフィグレーション時に設定された実際の優先順位ではなく、デフォルト値を返しました。

この問題は解決済みです。

CR196369

以下の URL のセキュリティ勧告を参照してください。

http://dev2dev.bea.com/pub/advisory/138

CR200568、CR128417、CR134918、CR172274

サーバが TCP_NODELAY オプションを設定できるようにクライアントがソケットのリセットを行ったときに、サーバ側のソケットが IDLE 状態のままであることがありました。 このため、それらの IDLE ソケットは適切にクリーンアップされていませんでした。

現在は、ソケットの TCP_NODELAY オプションの設定時に例外が発生すると、サーバ側のソケットはクリーンアップされます。

CR210488

AIX プラットフォームで IIOP を使用する EJB をコンパイルする際に例外が発生しました。

この問題は解決済みです。

CR211299

以下の URL のセキュリティ勧告を参照してください。

http://dev2dev.bea.com/pub/advisory/156

CR218491、CR201647

BasicReplicaList クラスの同期化の問題が原因で、EJB 層の再起動後に OptionalDataException をネストした UnmarshalException が送出されました。

この問題は解決済みです。

CR236296

call-by-reference-enabled プロパティが False に設定されていて、JSP が EJB を呼び出した場合に、メモリ リークが発生しました。

この問題は解決済みです。

CR239324、CR239819

ソケットを登録解除してから登録した場合に、この 2 つの呼び出し間にタイムアウトのタイマーが実行されなかった場合、データ構造は同期化されず、新しく登録されたソケットはタイムアウトされなくなりました。

この問題は解決済みです。

CR243895

リモート EJB の呼び出し中に、HashMap が 2 つのスレッドによって同時に変更されたため、ConcurrentModificationException が発生しました。

HashMap へのアクセスは同期化されるようになりました。

CR248250

リモート オブジェクトがリモートからもローカル (サーバ内) からもアクセスされる場合に、ローカル アクセスが原因でデータの破損が起き、その結果いずれの場合もロード バランシングが失敗しました。

この問題は解決済みです。

デプロイメント

変更要求番号

説明

CR215116

デフォルトでは、自動デプロイメントが有効になっている場合、サーバのアプリケーション ディレクトリから削除されるときに、アプリケーションは自動的にアンデプロイされます。 ただし、(削除操作の後で) このディレクトリにアプリケーションをコピーしようとすると、UndeclaredThrowableException が送出されました。

この問題は解決済みです。

EJB

変更要求番号

説明

CR122378、CR200204

ローカル インタフェースとリモート インタフェースの両方を持つ EJB がデプロイされていて、同じアプリケーション (EAR) にデプロイされている Web クライアントからアクセスされる場合、LocalHome の create が呼び出されると ClassCastException が送出されました。

この問題は解決済みです。

CR187691

エンティティ Bean で concurrency-strategy プロパティが Exclusive に、cache-between-transactions プロパティが True に設定されている場合、findByPrimaryKey メソッドが呼び出されると CacheFullException が発生する可能性がありました。

この問題は解決済みです。

CR221686

EAR ファイル内の JSP と 100 以上の EJB にアクセスする場合、(分岐プロセスに関する) コマンドの長さの制限があるため、コンテナによるコンパイルが失敗しました。

インラインのコンパイルにはこの制限がないため、現在は、デフォルトで、JSP と EJB はインラインでコンパイルされます。

CR229290

EJB のコンパイル中に、WebLogic Server は config.xml ファイルの extra-rmic-options 要素で指定されたオプションを使用しませんでした。

この問題は解決済みです。

CR240649、CR174593

ejbStore メソッドでエンティティ Bean のファインダが呼び出されて、このメソッドのトランザクションに新しい Bean が登録された場合、または、同じタイプのエンティティ Bean がこのメソッドで変更された場合、ConcurrentModificationException が送出されました。

この問題は解決済みです。

CR258768

十分な権限を持たないユーザがステートフル セッション Bean の remove() メソッドを呼び出した場合に、AssertionError が発生しました。

正しいメッセージの AccessException が送出されるようになりました。

CR261092

JMS プロバイダとして MQSeries を使用する場合に、WebLogic Server は XAER_PROTO を送出しなくなりました。

JDBC

変更要求番号

説明

CR108103

負荷がかかっている場合に、JDBC 接続プールの待機数に関する統計で、正しい値が表示されないことがありました。

この問題は解決済みです。

CR214723

文字セットが JIS16EUC に設定されている Oracle データベースと 10g ドライバを使用する Portal アプリケーションがデプロイされている場合に、SQLException が発生しました。

この問題は解決済みです。

CR241211

TxDataSource よりも前に作成された XAConnectionConnection.reserve によって呼び出されたときに、その XAConnection に null でないデータ ソースが割り当てられていなかったため、起動時に NullPointerException が発生しました。

この問題は解決済みです。

CR242502

回復が原因で送出された XAER_NOTA 例外は、JDBC デバッグ フラグが有効になっている場合にのみ、サーバ ログに出力されるようになりました。

CR249009、CR243824

登録に失敗したとき、接続がプールに解放される前に、トランザクションと接続の関連付けを解除する XA.end が呼び出されませんでした。

この問題は解決済みです。

CR256316

サスペンドされたトランザクションがタイムアウトして再開された場合に、InvalidTransactionException が発生しました。

この問題は解決済みです。

CR263367

製品パッケージ内の Sybase JConnect ドライバは JConnect 6.05 に更新されました。

JMS

変更要求番号

説明

CR172511、CR174691

最初にすべての JMSConsumer クライアントを閉じる前に JMSConnection セッションを閉じると、メモリ リークが発生する可能性がありました。

この問題は解決済みです。

CR176366

getObject() メソッドが onMessage() API の Boolean.TYPE で設定された場合に、次の JMSException が送出されていました。

javax.ejb.EJBException: nested exception

is:weblogic.jms.common.JMSException:

Error deserializing object weblogic.jms.common.JMSException:

Error deserializing object

この問題は解決済みです。

CR177558

NO_ACKNOWLEDGE 配信モードの場合に、サーバサイドのメモリ リークは発生しなくなりました。

CR178775

JMS クライアントが WebLogic Server に対して JMS 接続を繰り返し開いて閉じた場合、JMSConnectionDispatcherWrapper などの関連するオブジェクトはクライアントサイドとサーバサイドの両方で解放されませんでした。 このため、OutOfMemoryError が発生しました。このエラーは、クライアントが JMS 接続を 1 つ開いて保持している間に、他の JMS 接続を開いて閉じると発生します。

この問題は解決済みです。

CR187610

JMS ブリッジは、ブリッジのディスパッチ リクエストに対して、メッセージング ブリッジのスレッド プールを使用していませんでした。

現在は、メッセージング ブリッジのスレッド プールがコンフィグレーションされている場合、JMS ブリッジはそれを使用します。 メッセージング ブリッジのスレッド プールにコンフィグレーションされている使用可能なスレッド数が十分でない場合、ブリッジはデフォルトの実行スレッド プールを使用します。

ブリッジは、コンフィグレーションされているメッセージング ブリッジのスレッド プール サイズが不十分な場合、警告メッセージをログに記録し、代わりにデフォルト実行プールからスレッドを取得します。

CR216063、CR256579、CR234758

MessagingBridgeRuntime mbean getState() は状態の情報を適切に更新するようになりました。

CR226919

一時的な送り先の delete() の失敗によって発生した JMS メモリ リークは、発生しなくなりました。

CR229495

バックエンドの JMS サーバが停止した場合、確認応答の完了の待機中にクライアントがハングすることはなくなりました。

CR235404

クライアント接続を閉じる前にプロデューサが明示的に閉じられていない場合、メモリ リークが発生しました。

この問題は修正されています。

CR239642

BESession.acknowledge()NullPointerException は発生しなくなりました。

JSP

変更要求番号

説明

CR217352

無効な URL を使用して JSP にアクセスすると、不適切な JSP マッピングが原因で 404 エラーが送出されました。

コード内で exactMapping のデフォルト値を true に変更することにより、この JSP マッピングの問題は解決されました。 必要な場合は、weblogic.xml ファイルでこの値を false に設定できます。

CR219805

以下のように、Java のコメントが複数のスクリプトレットにまたがる場合に、JSP のコンパイルは失敗しなくなりました。

<%/*%>

[HTML code]

<%*/

{

/*comment*/

}

%>

CR242858

Weblogic-vtags.jar で使用可能な wl:summary タグが JSP によって使用された場合に、クエリ文字列が次のページに渡されませんでした。

省略可能なブール型の AddQueryParams フィールドを wl:summary タグに追加することで、この問題を解決しました。 AddQueryParams フィールドを True に設定した場合、クエリ文字列は URI に付加されます。

CR254360

weblogic.jspc が使用されたとき、このアプリケーション コードでコンテキスト クラスローダを使用した場合に、WEB-INF¥lib ディレクトリのクラスに対して ClassNotFoundException が送出されました。

このような状況で ClassNotFoundException は送出されなくなりました。

JTA

変更要求番号

説明

CR048979

JTS 接続の複数の登録において、リソースの初期化が同時に試行される場合に、競合状況は発生しなくなりました。

その結果、JST 接続を取得するときに、WebLogic Server は javax.management.InstanceAlreadyExistsException を送出しなくなりました。

CR213034

トランザクション メッセージの移行後に、JMS メッセージの再配信が行われませんでした。

この問題は解決済みです。

CR215559

グローバル トランザクションに関与するリソースがヒューリスティック障害の例外を送出した場合に、すべてのサブコーディネータとリソースがコミットに応答しなかったにも関わらず、トランザクションは完了と宣言されました。

理想としては、コミット処理中にいずれかのサブコーディネータ サーバが停止した場合は、すべてのリソースとサブコーディネータから応答があるまで、コーディネータはコミットすべきではありません。 WebLogic Server ではすべてのサブコーディネータがコミット呼び出しを完了できるようになっていなかったため、トランザクションがコミットと宣言されていても、そのトランザクションは保留中のままでした。

この問題は解決済みです。

CR249090

トランザクションが準備フェーズに入り、タイムアウトに近づくと、Object.wait() メソッドに負の値が渡されなくなる可能性があります。 その結果 wait メソッドによって IlegalArgumentException が送出され、これが SystemException 例外にラップされてコミットの呼び出し側に送出されます。

この問題は解決済みです。

JVM

変更要求番号

説明

CR218538、CR241553

RJVM が停止されるときに JAVA LEVEL DEADLOCK は発生しなくなりました。

CR252304

MaxMessageSizeExceededException の発生後にリモート サーバの RMI サービスがサーブレットから呼び出されると、一部のスレッドは RMI 応答を待機している状態で無期限に停止しました。

この問題は解決済みです。

ノード マネージャ

変更要求番号

説明

CR111339、CR237367

低速のハードウェアでノード マネージャを使用して複数の WebLogic Server インスタンスを起動しようとすると、次のエラーが生じていました。

<Jun 25, 2003 5:16:15 PM CDT> <Error> <NodeManager@192.168.190.4:5555> <__COMMAND_EXCEPTION__Request: failed to execute command 'online' on server 'ifgw1catapp4 - reason: '[JavaProcessControlOnline: Could not get valid pid for WebLogic process.]'>

この問題は、ファイルに書き込む機会がないうちにノード マネージャが PID ファイルを検索していたことが原因でした。

新しいプロパティを使用すると、ユーザはノード マネージャがファイルから PID を読み込む再試行回数を指定できます。 各再試行は 2 秒間待機します。 導入されたプロパティは PIDFileReadRetryCount であり、システム プロパティとして、または nodemanager.propertiesファイルで指定できます。 PIDFileReadRetryCount の値がゼロより大きい場合、ノード マネージャはファイルから PID を読み込むのをあきらめるまで PIDFileReadRetryCount の回数だけ試行します。 PIDFileReadRetryCount のデフォルト値はゼロなので、デフォルト動作に変更はありません。

操作と管理

変更要求番号

説明

CR179126

JMS サーバをホストする管理サーバで weblogic.Admin ユーティリティを使用して addTarget メソッドが呼び出されたときに、JMS サーバがまだ対象指定されていない場合、このユーティリティは InvalidAttributeValueException を送出しました。

この問題は解決済みです。

CR189763

ステージングされたアプリケーションが MSI モードで実行中のサーバにデプロイされた場合に、サーバは誤ってステージング ディレクトリを作成しました。

現在は、ステージングされたアプリケーションが MSI モードで実行中のサーバにデプロイされると、WebLogic Server は既存のステージング ディレクトリを使用するか、新しいステージング ディレクトリを作成するかを判断します。 その結果、MSI モードで実行中のサーバ (サーバ プロセスはディレクトリ構造へのアクセス権を持たない) にデプロイされるときに InvalidAttributeValueException は発生しなくなりました。

CR196774、CR135780

WebLogic Server の起動中に WebLogic コンフィグレーション プロパティが使用され、そのプロパティが WebLogic Server 管理サブシステムに認識されない場合、重大度 WARNING のメッセージがログに記録されました。

メッセージの重大度を INFO に下げて、メッセージの性質を正確に反映するようにメッセージのテキストを変更しました。

CR224350

weblogic.management.timer.TimerhandleNotification() メソッドで未処理の例外がある場合、タイマー通知の配信が行われませんでした。

CR235443

管理 MBean サーバ スタブで初期化される comm MBean プロキシ スタブは、管理サーバの再起動時に更新されるようになりました。

CR259326

JDBCDataSourceFactoryProperties 属性のパスワードは暗号化されていませんでした。

現在は、JDBCDataSourceFactoryMBeanPassword 属性が追加されています。 この属性で指定された値は暗号化され、パスワードへのアクセスは管理者に制限されます。 また、JDBCDataSourceFactoryMBean.Properties 属性にはパスワードを指定できなくなりました。

CR262604

匿名ユーザは weblogic.Admin PING を使用できなくなりました。 この動作に問題はありませんが、 不適切なエラー メッセージが表示されていました。

匿名の JNDI ルックアップが許可されていないことを示すように、エラー メッセージが変更されました。

プラグイン

変更要求番号

説明

CR201397

Idempotent=OFF の場合、WLIOTimeoutSecs の経過後に READ_TIMEOUT 例外が発生すると、IIS プロキシ プラグインは再試行しません。

CR205132

HP-UX で、Apache 2.0.49 (with mod_wl_20.so) の子プロセスが常に終了するようになりました。

CR206043

4096 バイトより大きな HTTP GET リクエストを実行する場合、wlproxy ログ ファイルに以下のエラーが表示されます。

request too long: XXXX, max is 4096

この問題は解決されて、エラーは送出されなくなりました。

CR206340

WebLogic Server を停止するときのフェイルオーバ ロジックが修正されました。

SHUTDOWN シーケンスの開始後に、WebLogic Server は HTTP 404 を返さなくなりました。

CR210417

WebLogic Server のクラスタ化環境でプラグインが設定されている場合、フェイルオーバ時に HTTP リクエストは常にセカンダリにルーティングされていました。 その結果、セカンダリはすべてのセッションをホストし、サーバの能力の 50% 以上を使用していました。

現在、プラグインはデフォルトではセカンダリにフェイルオーバしません。 代わりに、使用可能な次のサーバにリクエストをランダムにルーティングします。

CR210497

インストーラの build-native.xml ファイルでバイナリのパスが間違っていたため、iisproxy128.dll のビットをインストーラで使用できませんでした。

パスを修正したので iisproxy128.dll のビットをインストーラで使用できるようになりました。

CR210899

PathTrim および PathPrepend プロパティと一緒に DefaultFileName プロパティが設定されている場合に、最終的な URI が誤った形式になることはなくなりました。

CR213809

HP-UX プラットフォームで、以前の Apache プラグインが未定義のシンボル AP_NEED_SET_MUTEX_PERMS を使用していました。

この問題は解決済みです。 最新のパッチについては、BEA カスタマ サポートにお問い合わせください。

CR216445

応答ヘッダのサイズ制限は削除されました。 NSAPI プラグインでは 16k より大きな応答ヘッダを使用できます。

CR216621

mod_rewrite によって行われた URI の変更は request_rec->uri にのみ反映されます。 そのため、Apache プラグインはデフォルトで request_rec->uri を使用するようになりました。

また、新しいプロパティ WLForwardUriUnparsed が追加されました。 このプロパティを ON に設定した場合、Apache プラグインは request_rec->uri の代わりに request_rec->unparsed_uri を使用します。

注意: Apache プラグインで WLForwardUriUnparsed を ON に設定した場合、mod_rewrite を適切に使用できません。

CR216841

未解析の URI を使用する場合、pathPrependpathTrim に関する処理を行う前に、絶対 URL が相対 URL に変換されていませんでした。

現在、Apache プラグインは絶対 URL を検出すると、その URL を相対 URI に変換してから、pathTrim および pathPrepend プロパティを適用します。

CR218494

Linux および HP_UX 上でメモリベースのロック メカニズムを使用して正常に停止するときに、WebLogic Server はエラーを送出しなくなりました。

CR220685

以下の条件に該当する場合に、WebLogic Server は新しい接続を使用して再試行しなくなりました。

CR222702

プラグインで APLOG_NOTICE ログ レベルが使用されている場合、Apache Web サーバは負荷のかかった状況で巨大なログ ファイルを生成しなくなりました。

CR222855

SunOne 6.1 の最新のプロキシ プラグインでは、WLIOTimeoutSecs より前に ErrorPage を提供するようになりました。

CR223636

複数のクラスタがある環境では、プラグインのログ ファイルで特定のリクエストに関するすべてのログ メッセージを追跡するのは困難でした。

現在は、各ログ メッセージにユニークなリクエスト ID が関連付けられています。

CR224513

NSAPI プラグインは、WLExcludePathOrMimeType プロパティの値として指定されたディレクトリ名に一致するリクエストをブロックするようになりました。

CR229338

プラグインのインフラストラクチャでは、デフォルトのログ ファイルを開けない場合とホスト名を解決できない場合に、エラーをログに記録するようになりました。

CR229990

ISAPI プラグインから応答を受信するときの 200 ミリ秒の遅延を避けるため、Nagle アルゴリズムを無効にしました。

CR231085、CR205852

応答から transfer-encoding ヘッダを削除することでこの問題を解決しました。HTTPClusterServlet がデプロイされている Web コンテナでは、transfer-encoding ヘッダをクライアントに送信すべきかどうかを判断するようになりました。

CR232588

WebLogic Apache モジュールの CookieName パラメータは Apache mod_usertrack モジュールの CookieName パラメータをオーバーライドします。

CookieName パラメータを WebLogic Apache モジュールの WLCookieName で置き換えてください。

CR233924

現在、HTTPClusterServlet は最初に優先プライマリ サーバ、次にセカンダリ サーバを試行します。 いずれのサーバも使用できない場合、リクエストは使用可能な次のサーバにリダイレクトされます。

CR235434

NSAPI プラグインと Sun One 6.1 を使用している場合に、HTTP 応答ヘッダは 2 つの「Date」フィールドを記録することはなくなりました。

CR237058

iisproxy.dll を実行する W3SVC IIS アプリケーション プールがクラッシュすることがありました。

この問題は解決済みです。

CR237675

IIS にホストされているリソースが直接要求を受けた場合、応答は 1 パケットで送信されました。 しかし、WebLogic Server にホストされているリソースが IIS プラグインを介して要求を受けた場合、サーバが生成した応答は 2 パケットで送信されました (ただし、サーバから IIS へは 1 パケットで送信されていました)。

1 つの TCP パケットにヘッダと本文が含まれている場合 (WebLogic Server から IIS に送信された場合)、IIS プロキシ プラグインは応答を送信するようになりました。

CR238106

クラスタ化環境において、WebDAV 実装を備えたクライアントが HTTPClusterServlet を介して管理対象サーバにアクセスした場合に、WebLogic Server は java.net.SocketTimeoutException を送出しなくなりました。

CR240593

クラスタ ノードの正常な停止によって進行中のセッションが失敗することはなくなりました。

CR243059

バックエンドの WebLogic クラスタが負荷の高い状況にある場合、NSAPI プラグインが原因で Web サーバ プロセスがクラッシュしました。

この問題は解決済みです。

CR245461

Web アプリケーションのウェルカム ページが、PathPrepend および PathTrim プロパティが設定された Apache プラグインからアクセスされ場合、HTTP リクエストの無限ループがブラウザからプラグイン経由で WebLogic Server に送信されました。

この問題は解決済みです。

CR251562

クライアントが HTTP チャンク転送として大きな POST データを送信する場合に、Apache プラグインは失敗しなくなりました。

CR253814

HTTP 転送エンコーディングが「chunked」である場合に、Apache プラグインは失敗しなくなりました。

CR255498

Apache (2.0.48 より前のバージョン) 用の WebLogic プラグインは、MPM がマルチスレッドの場合にのみミューテックスを作成するように再設計されました。

CR259649

値がディレクトリに設定されている場合、WLExcludePathOrMimeType プロパティは適切に機能しませんでした。

この問題は解決済みです。

RMI

変更要求番号

説明

CR215390

サーバがクライアントにリクエストを送信するときに RMI ClassCastException は発生しなくなりました。

CR249240

2 つのコード パスが異なる順序でロックを取得しようとした場合に、IIOP ConnectionManager で Java レベルのデッドロックは発生しなくなりました。

セキュリティ

変更要求番号

説明

CR136729

このリリースより前では、コンフィグレーション済みの監査重大度レベル以上の重大度レベルのイベントがログに記録されていました。

現在、デフォルト監査プロバイダのコンフィグレーションには CUSTOM 重大度オプションがあります。 レベルを CUSTOM に設定し、1 つまたは複数の重大度レベルを指定した場合は、指定されたレベルのイベントのみが監査されます。 ただし、このオプションを設定しない場合は、コンフィグレーション済みの監査重大度レベル以上の重大度レベルを持つすべてのイベントがログに記録されます。

重大度レベルを示すシステム プロパティは weblogic.security.auditInformation、weblogic.security.auditWarning、weblogic.security.auditError、weblogic.security.auditSuccess、および weblogic.security.auditFailure です。

たとえば、INFORMATION と FAILURE のイベントのみをログに記録するには、プロバイダで CUSTOM と設定し、これらのシステム プロパティを WebLogic Server に対して設定します。

-Dweblogic.security.auditInformation=true
-Dweblogic.security.auditFailure=true

CR182006

x509 証明書の SubjectAlternativeName 拡張が重大 (クリティカル) としてマークされていたことが原因で、証明書検証が失敗しました。

x509 証明書でこの拡張が重大 (クリティカル) としてマークされていても、SSL ハンドシェーク中にその証明書が検証されるようになりました。

CR210310、CR231457

基本制約拡張でパスの長さの制約に関するフィールドが省略されている CA 証明書が CA 証明書として認識されませんでした。 その結果、この証明書を含む証明書チェーンは、SSL 接続中に証明書検証に失敗しました。 現在、このような証明書はパスの長さの制約を持たない CA 証明書として正しく解釈されます。

CR212348

いずれかのグループ メンバーの識別名が無効な場合、 listGroupMembers() メソッドの SSPI 呼び出しが例外により中断されました。

listgroupmembers() メソッドは、有効なグループを表示し、識別名を検証できないメンバーを無視するようになりました。

CR215515

WebLogic Server が長さ 0 のパケットを送信する場合、一部のバージョンの Internet Explorer がハングします。

現在は、パブリック プロパティ -Dweblogic.security.SSL.DisableSSLEmptyRecords=true を追加することで、長さ 0 のパケットの送信を無効にすることができます。 このプロパティを有効にすると、Internet Explorer がこの原因によってハングするのを防ぐことができます。 このプロパティのデフォルト値は false です。

CR215960

JSAFE ネイティブ ライブラリの追加がサポートされました。 WebLogic Server 7.0 SP7 には jsafe.jar (バージョン 3.4.3) のみが付属しているため、他のネイティブ ライブラリについては、ベンダのサポート サービスにお問い合わせください。

CR218240、CR231517、CR230119、CR230439、CR233424

http://dev2dev.bea.com/pub/advisory/122 のセキュリティ勧告を参照してください。

CR234477

関連付けられたデプロイメント記述子に、ワイルドカード文字またはエスケープされる引用符を使用したパーミッション文が含まれていた場合、リソース アダプタのデプロイ中に InvalidParameterException が送出されました。

この問題は解決済みです。

CR242606

(ドメイン側のセキュリティ コンフィグレーションの一部として) MasterFirst フラグが True に設定されていて、組み込み LDAP のデフォルトのアクセス制御リストが使用されている場合に、管理対象サーバは起動時に失敗しなくなりました。

CR243242

認証プロバイダでユーザ名の大文字/小文字を区別せず、caseSensitiveUserNames が false (デフォルト値) に設定されている場合、または、認証プロバイダでユーザ名の大文字/小文字を区別し、caseSensitiveUserNames が true に設定されている場合、ユーザのロック、アンロック、および誤ったパスワードの数の動作が正しくなりました。

CR250189、CR240904

動的グループの memberURL 属性は、そのグループに属するユーザを正しく取得するようになりました。

CR250264

WebLogic Server に用意されているデフォルトのアクセス制御リストが原因で、ユーザは関連付けられたパスワードを変更できませんでした。

この問題は解決済みです。

CR252670

javax.crypto.Cipher に対する呼び出しが行われるたびに weblogic.jar が検証されていたため、発信 SSL 接続の速度が大幅に低下していました。

この問題は解決済みです。

CR261064

WebLogic キーストア プロバイダを JCA 仕様に従って指定し、管理者がコンフィグレーションできるようになりました。

サーブレット

変更要求番号

説明

CR106364

相対パス (/../../test.jsp など) を含む URL が RequestDispatcher.forward () メソッドに渡される場合、404 エラーは発生しなくなりました。

CR173426

weblogic700-web-jar.dtd ファイルに servlet-name 要素定義が追加されました。

CR185454、CR110293

セッション数のカウントは概算ですが、サーバの再起動時に 0 に初期化されていませんでした。 また、インクリメントとデクリメントが同期していませんでした。 このため、競合状態が発生して正確にカウントされませんでした。 さらに、レプリケートされたセッションは、becomePrimarybecomeSecondary、および becomeUnregistered コールバックではインクリメントおよびデクリメントされていませんでした。

現在は、メモリおよびレプリケートされたセッションのカウントがマップから直接取得されるようになりました。 ファイルベースのセッションの場合はファイル システムから、JDBC の場合はデータベース クエリ経由でカウントが取得されます。 この修正の結果、セッション数が正確にカウントされるようになりました。 ただし、実行時 MBean が返すカウントが 2 つ増えたことに注意してください。

    1. これまでにサーバが開いたセッションの総数

    2. メモリ内のオープン セッションの最大数

この変更は、これら 2 つのカウントには影響しません。 インクリメントとデクリメントの方法はこれまでどおりです。これらのカウントは概算で、サーバの再起動以降の数を表します。 これらは、サーバの再起動後に 0 にリセットされます。

CR204553、CR136735、CR256088

カスタム ロガーを使用し getRemoteUser を呼び出すと、 SessionData のメモリ リークがサーブレット コンテナで発生しました。

SessionData の参照回数は、リクエストをロギングしている間にカスタム ロガーが HttpAccountingInfo.getRemoteUser()getRemoteUse()、getRequestedSessionId()、getUserPrincipal()、または isRequestedSessionIdValid() を呼び出すと増加する場合があります。これは、これらのメソッドが SessionInternal オブジェクトを取得しようとするためです。 しかし参照回数は減少しません。

この問題は解決済みです。 変更によって、ServletRequestImplgetRemoteUse()、getRequestedSessionId()、getUserPrincipal()、および isRequestedSessionIdValid() から返される値は、リクエストのロギング前に HttpAccountingInfoImpl オブジェクトにキャッシュされ、カスタム ロガーが HttpAccountingInfo のメソッドを呼び出すとキャッシュされた値が使用されるようになりました。 これにより、参照回数が増加しなくなります。

CR208696

war アーカイブをデプロイするために external_stage モードを使用すると、.wlnotdelete ディレクトリの既存の war アーカイブは停止時に削除されて、起動時に再びコピーされていました。 この問題によってパフォーマンスが低下しました。

現在、既存の war アーカイブは停止時に削除されなくなったため、サーバの起動時間は大幅に短縮されました。

CR214104、CR222683、CR228624

最初の 4 文字に予約されたキーワードを指定した SessionID が生成されると、パフォーマンスが影響を受けていました。 この問題を修正するために SessionID の生成ロジックを変更しました。

CR214457、CR202495、CR236810、CR239392、CR206002

以下の URL のセキュリティ勧告を参照してください。

http://dev2dev.bea.com/pub/advisory/130

CR223609

Web アプリケーション ClassLoader は、アプリケーションの Web アーカイブ内のマニフェスト クラスパス エントリを無視しました。 そのため、この Web アプリケーションを実行しようとすると、クラスが見つからないことを示す例外が発生しました。

この問題は解決済みです。

CR229577

FormBasedAuthentication で、ユーザがフォームベースのログイン ページを使用して認証を受ける前と後に、要求された URL が適切に格納されませんでした。

元のリクエストの完全な URL (http または https プロトコル方式を含む) を格納するために、weblogic.xml ファイルに次のパラメータが追加されました。

<container-descriptor>

<retain-original-url> true </retain-original-url>

</container-descriptor>

CR236526

JDBC 永続性の場合、サーバ間のフェイルオーバの際に、古くなったセッションを含むリクエストは提供されなくなりました。

CR239831

autoFlush=false の JSP から大きなサイズのファイルが転送されると、ChunkOutput.writeStream() で無限ループが発生しました。

この問題は解決済みです。

Simple Network Management Protocol (SNMP)

変更要求番号

説明

CR222114

SNMP coldStart トラップのエンタープライズ OID が誤っていました。 「.1.3.6.1.4.1.140.625」に変更されました。

Web サービス

変更要求番号

説明

CR214959

SOAP メッセージ内に要素の配列が格納された場合、メソッドで渡される実際の値に関係なく、以降の要素が常に null 値として Web サービス メソッド変数に渡されました。

CR257606

SSL を使用して Web サービスの呼び出しを行ったとき、WSDL の取得に使用されたソケットが閉じられたため java.net.SocketException が発生しました。 このエラーは、開かれているファイル数が多過ぎたために発生しました。

この問題は解決済みです。

CR258325

発信 SSL 呼び出しを行う Web サービス クライアントでメモリ リークは発生しなくなりました。

CR259227

Red Hat Enterprise Linux 4.0 AS で、generateClientJar (clientgen API) が ClientGenException により失敗しました。

この問題は解決済みです。

CR262186

WSDL メタデータにアクセスできないサービス オブジェクトがポート情報を判別できない場合に、ServiceException が送出されるようになりました。

XML

変更要求番号

説明

CR215016

中央の Web サーバから HTTP を介して DTD を検索する場合、その URL でエラーが発生すると (つまり、Web サーバが一時的に停止すると)、XML レジストリはキャッシュ内の DTD を更新しないため、その DTD が使用されるたびにエラーが発生しました。

現在、XML レジストリはキャッシュ内の DTD を更新します。それによって、問題は解決されました。

 

ページの先頭 前 次