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[メッセージング ブリッジ] --> [コンフィグレーション] --> [一般]

タスク     関連トピック     属性

概要

メッセージング ブリッジは、コンフィグレーション済みのソース ブリッジ送り先およびターゲット ブリッジ送り先と通信します。別の WebLogic JMS 実装でも、サード パーティの JMS プロバイダ、または他の非 JMS メッセージング製品でも、ソース送り先とターゲット送り先のマッピングごとに、メッセージング ブリッジのインスタンスをコンフィグレーションする必要があります。

このページでは、マッピングのためのソースおよびターゲット送り先、メッセージ フィルタリング セレクタ、およびサービスの品質など、メッセージング ブリッジのインスタンスの一般的なコンフィグレーション属性を定義できます。

タスク

ブリッジのリソース アダプタについて

サーバ、クラスタ、または移行可能な対象へのメッセージング ブリッジの割り当て

関連トピック

すべてのメッセージング ブリッジのモニタ

リモートまたは外部 JMS プロバイダへの単純なアクセス

『WebLogic エンタープライズ JavaBeans プログラマーズ ガイド』の「メッセージ駆動型 Bean の使い方

weblogic.jms.extensionsMDBTransaction インタフェース

『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「WebLogic JMS アプリケーションの開発

属性

表 97-1

属性の表示名

説明

値の制約

[名前]

メッセージング ブリッジ コンフィグレーションの名前。WebLogic Server では、MBean を使用してコンフィグレーションを実装および保持する。

MBean: weblogic.management.
configuration.
MessagingBridgeMBean

属性 : Name


[ソース送り先]

メッセージング ブリッジがメッセージを受け取るソース ブリッジ送り先。

これは、JMS ブリッジ送り先 (JMSBridgeDestinationMBean) または一般ブリッジ送り先 (BridgeDestinationMBean) のどちらかのインスタンスである必要があり、メッセージング ブリッジがメッセージを読み込むソース送り先を定義するのに使用される。

MBean: weblogic.management.
configuration.
MessagingBridgeMBean

属性 : SourceDestination

デフォルト値 : null

[対象送り先]

メッセージング ブリッジからメッセージを送信するターゲット ブリッジ送り先。

これは、JMS ブリッジ送り先 (JMSBridgeDestinationMBean) または一般ブリッジ送り先 (BridgeDestinationMBean) のどちらかのインスタンスである必要があり、メッセージング ブリッジがソース送り先から受け取ったメッセージを送信するターゲット送り先を定義するのに使用される。

MBean: weblogic.management.
configuration.
MessagingBridgeMBean

属性 : TargetDestination

デフォルト値 : null

[セレクタ]

メッセージング ブリッジ経由で送信されるメッセージをフィルタ処理するメッセージ セレクタ。

選択条件に一致するメッセージのみが、メッセージング ブリッジを経由して送信される。キューの場合、選択条件に一致しないメッセージは後に残され、キュー内で蓄積される。トピックの場合、接続条件に一致しないメッセージは破棄される。

MBean: weblogic.management.
configuration.
MessagingBridgeMBean

属性 : Selector


[サービスの品質]

メッセージング ブリッジでのメッセージの転送で保証するサービスの品質 (QOS)。

[かならず 1 回] - ソース送り先の各メッセージが、正確に 1 回だけターゲットに転送される。ブリッジで提供できる最高の QOS。この QOS を使用するには、次の条件が必要である。

  • WebLogic のいずれかの実装がリリース 6.1 以降である。

  • ソースおよびターゲット JMS 接続ファクトリが、XAConnectionFactory を使用してコンフィグレーションされている。

  • トランザクション jms-xa-adp.rar アダプタは、ソースおよびターゲット送り先の両方について、[JNDI アダプタ名] 属性で「eis.jms.WLSConnectionFactoryJNDIXA」としてデプロイされ、識別される必要がある。

[最大 1 回] - 各メッセージは最大で 1 回送信される。一部のメッセージは、ターゲット送り先に配信されない可能性がある。

[重複可] - 各メッセージは少なくとも 1 回送信される。メッセージがターゲット送り先に重複して配信される可能性がある。

MBean: weblogic.management.
configuration.
MessagingBridgeMBean

属性 : QualityOfService

デフォルト値 : [かならず 1 回]

有効な値 :

  • [かならず 1 回]

  • [最大 1 回]

  • [重複可]

[QOS デグラデーション]

コンフィグレーションした QOS (サービスの品質) が使用できないときに、メッセージング ブリッジが要求された QOS を自動的に低下させるかどうかを示す。

その場合、メッセージは WebLogic の起動ウィンドウまたはログ ファイルに配信される。[QOS デグラデーション] を選択せず、要求された QOS をメッセージング ブリッジが満たすことができない場合は、エラーが発生し、メッセージング ブリッジは起動しなくなる。

MBean: weblogic.management.
configuration.
MessagingBridgeMBean

属性 : QOSDegradationAllowed

デフォルト値 : false

有効な値 :

  • true

  • false

[最大待機時間 (秒)]

メッセージング ブリッジがアイドル状態にある最大秒数。

ブリッジが非同期モードで動作する場合、最大アイドル時間では、ブリッジが接続状態をチェックするまでにアイドル状態にある最長時間を定義する。

ブリッジが同期モードで動作する場合、最大アイドル時間では、関与しているトランザクションがない場合に、ブリッジが受信呼び出しに対してブロックできる時間の長さを定義する。

MBean: weblogic.management.
configuration.
MessagingBridgeMBean

属性 : IdleTimeMaximum

最小値 : 0

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : 60

動的 : はい

[非同期モードを有効化]

メッセージング ブリッジが非同期モードで動作するかどうかを指定する。非同期モードで動作するメッセージング ブリッジは、ソース送り先によって駆動される。メッセージング ブリッジはメッセージをリスンし、到着したものを転送する。非同期モードが有効になっている場合、ソースで非同期受信がサポートされていても、ブリッジは同期モードで動作する。

注意 : [サービスの品質] が [かならず 1 回] に設定されているメッセージング ブリッジが非同期モードで動作するには、weblogic.jms.extensions Javadoc で記述されているように、ソース送り先で MDBTransaction インタフェースがサポートされていなければならない。ソース送り先で MDBTransactions がサポートされていないことが検出されると、ブリッジは自動的に同期モードに切り替わる。MDBTransactions の詳細については、『WebLogic エンタープライズ JavaBeans プログラマーズ ガイド』の「メッセージ駆動型 Bean の使い方」を参照すること。「関連トピック」のリンクを参照。

MBean: weblogic.management.
configuration.
MessagingBridgeMBean

属性 : AsyncEnabled

デフォルト値 : true

有効な値 :

  • true

  • false

[永続性を有効化]

永続性は、JMS トピックまたは JMS トピックと同様の特性を備えたサードパーティの送り先に対してのみ指定できる。ソース送り先が JMS キューの場合、この属性は無視される。

永続性を有効にすることで、メッセージング ブリッジによってソース送り先の恒久サブスクリプションが作成される。これにより、ブリッジが実行中でないときでも、送信されたメッセージをソース JMS 実装で保存できるようになる。ブリッジは、再起動時にこれらのメッセージをターゲット ブリッジ送り先に転送する。この属性が選択されていない場合は、ブリッジの停止中にソース JMS トピックに送信されたメッセージは、ターゲット送り先に転送されない。

MBean: weblogic.management.
configuration.
MessagingBridgeMBean

属性 : DurabilityEnabled

デフォルト値 : true

有効な値 :

  • true

  • false

[起動する]

メッセージング ブリッジがコンフィグレーションされるときの初期状態 (サーバが再起動されるときの状態) を指定する。このフィールドを使用して、メッセージング ブリッジを動的に起動および停止することもできる。ブリッジを停止するには、チェックボックスのチェックをはずす。ブリッジを再起動するには、チェック ボックスを再度チェックする。

注意 : メッセージング ブリッジの起動を妨げるコンフィグレーション上の問題がない限り、このフィールドはメッセージング ブリッジの予期される実行時の状態を示す。ドメインでコンフィグレーションされているすべてのメッセージング ブリッジのモニタ方法については、「関連トピック」の「すべてのメッセージング ブリッジのモニタ」リンクを参照。

MBean: weblogic.management.
configuration.
MessagingBridgeMBean

属性 : Started

デフォルト値 : true

有効な値 :

  • true

  • false

動的 : はい

 

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