表 273-2
属性の表示名
|
説明
|
値の制約
|
[低メモリ GC しきい値]
|
このサーバが低メモリ条件をログに記録し、サーバの状態を「Warning」に変更するしきい値レベル (0 〜 99 %)。デフォルトでは、平均の空きメモリがサーバの起動時に測定された初期の空きメモリの 5 % に到達すると、サーバは低メモリ警告をログ ファイルに記録し、サーバ状態を Warning に変更する。
MBean: weblogic.management. configuration.ServerMBean
属性 : LowMemoryGCThreshold
|
最小値 : 0
最大値 : 99
デフォルト値 : 5
コンフィグレーション可能 : はい
|
[低メモリ粒度レベル]
|
低メモリ情報のレポートに使用される粒度レベル。
MBean: weblogic.management. configuration.ServerMBean
属性 : LowMemoryGranularityLevel
|
最小値 : 1
最大値 : 100
デフォルト値 : 5
コンフィグレーション可能 : はい
|
[低メモリサンプル サイズ]
|
LowMemoryTimeInterval 用に使用される合計サンプル サイズ。デフォルトでは、各 LowMemoryTimeInterval で 10 のサンプルを取得する。
MBean: weblogic.management. configuration.ServerMBean
属性 : LowMemorySampleSize
|
最小値 : 1
最大値 : 2147483647
デフォルト値 : 10
コンフィグレーション可能 : はい
|
[低メモリ時間間隔]
|
このサーバが平均空きメモリ値を判断する間隔を定義する時間の長さ (単位 : 秒)。デフォルトでは、サーバは平均空きメモリ値を 3600 秒ごとに取得する。
この間隔は、サーバが JRockit VM 下で実行されているときには使用されない。代わりに、JRockit VM が予定されていたガベージ コレクションを実行した直後にメモリ サンプルが収集される。ガベージ コレクションの後にメモリをサンプリングすることで、空きメモリの平均がより正確に取得できる。
MBean: weblogic.management. configuration.ServerMBean
属性 : LowMemoryTimeInterval
|
単位 : 秒
最小値 : 300
最大値 : 2147483647
デフォルト値 : 3600
コンフィグレーション可能 : はい
|
[管理対象サーバの独立を有効化]
|
このサーバに対して管理対象サーバの独立を有効にする。管理対象サーバの独立を有効にした場合、管理サーバが使用不能の場合でも管理対象サーバを起動できる。このような場合、管理対象サーバはコンフィグレーション ファイルと他のファイルを直接読み込むことによって自身のコンフィグレーションを取得する。
MBean: weblogic.management. configuration.ServerMBean
属性 : ManagedServerIndependenceEnabled
|
デフォルト値 : true
有効な値 :
|
[管理対象サーバ独立のファイル レプリケーションを有効化]
|
管理対象サーバのためにコンフィグレーション ファイルのレプリケーションを有効にするかどうかを指定する。ファイルのレプリケーションを有効にした場合、管理サーバはそのコンフィグレーション ファイルと SerializedSystemIni.dat を 5 分ごとに管理対象サーバのルート ディレクトリにコピーする。このオプションでは、起動アイデンティティ ファイルはレプリケートされない。
管理サーバの起動に使用するコンフィグレーション ファイルの名前に関係なく、レプリケートされたファイルの名前は常に msi-config.xml になる。たとえば、管理サーバの起動時に -Dweblogic.ConfigFile=MyConfig.xml を指定した場合、ファイル レプリケーションを有効にしていると、管理サーバによって MyConfig.xml がコピーされ、そのファイル名が msi-config.xml に変更される。
バックアップ方針、およびドメインのコンフィグレーションの更新頻度によっては、このオプションは大きいファイルをネットワーク上でコピーすることで生じるパフォーマンス コストに見合わない場合がある。
MBean: weblogic.management. configuration.ServerMBean
属性 : MSIFileReplicationEnabled
|
デフォルト値 : false
有効な値 :
|
チャンク サイズとしてのソケット バッファ サイズ
|
サーバの Raw ソケットでのデータ送受信用のバッファ サイズを 4KB に設定するかどうかを指定する。 指定しない場合、サーバではバッファ サイズが制限されず、オペレーティング システムに委ねられる。 このオプションは一部のオペレーティング システムでパフォーマンスを向上させるのに便利。 ほとんどの環境では無効にしておくこと。
MBean: weblogic.management. configuration.KernelMBean
属性 : SocketBufferSizeToChunkSize
|
デフォルト値 : false
有効な値 :
|