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WebLogic Server コマンド リファレンス

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STARTINSTANDBY

(非推奨)。ノード マネージャを使用して管理対象サーバを起動します。

旧リリースでは、このコマンドはノード マネージャを使用して管理対象サーバを起動し、かつ、その状態を STANDBY にしました。この状態では、外部クライアントからのリクエストはサーバにアクセスできなくなります。

このリリースでは、Administration Console の [起動モード] フィールドでは、サーバ インスタンスを起動するコマンドに関係なく、管理対象サーバの状態が指定されます。Administration Console オンライン ヘルプの「STANDBY 状態での管理対象サーバの起動」を参照してください。

このコマンドでは以下の環境が必要です。

サーバの状態の詳細については、『WebLogic Server のコンフィグレーションと管理』の「サーバのライフサイクル」を参照してください。

構文

java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin 
[-url URL]
[ ユーザ資格の引数 ]
STARTINSTANDBY targetServer

引数

定義

-url secure-protocol://listen-address:listen-port

管理サーバとドメイン全体の管理ポートを次のように指定する必要がある。

t3s://Admin-Server-listen-address:domain-wide-admin-port または

https://Admin-Server-listen-address:domain-wide-admin-port

詳細については、表 1-2 の -url エントリおよび「プロトコルのサポート」を参照。

targetServer

STANDBY 状態で起動する WebLogic Server の名前。


 

次の例では、管理対象サーバを起動するよう、管理サーバとノード マネージャに指示が行われます。

java weblogic.Admin -url t3s://AdminHost:9002 -username weblogic 
-password weblogic STARTINSTANDBY MedRecManagedServer

コマンドを発行すると、以下のことが発生します。

  1. 管理サーバは MedRecManagedServer が実行されるようコンフィグレーションされているマシンを判別します。管理サーバは、そのマシンで実行されているノード マネージャに対して、[起動モード] フィールドに指定されている状態で MedRecManagedServer を起動するよう指示します。
  2. ノード マネージャは、標準出力にメッセージを書き込むことで進行状況を示します。これらのメッセージは、Administration Console の [サーバ|制御|リモート スタートの出力] タブで表示できます。
  3. コマンドが成功すると、weblogic.Admin ユーティリティによって次のメッセージが返されます。
Server "MedRecManagedServer" was started ...
Please refer to server log files for completion status ...

ノード マネージャを使用して管理対象サーバを起動した場合、ログ ファイルには標準出力と標準エラー メッセージが書き込まれます。これらのメッセージは、Administration Console の [マシン|モニタ] タブで表示できます。

この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。

 

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