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WebLogic Server コマンド リファレンス

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THREAD_DUMP

特定のサーバ インスタンスに対して実行中の WebLogic Server スレッドのスナップショットを出力します。サーバ インスタンスはスナップショットを標準出力に出力します。

サーバ インスタンスがデッドロック状態でも、ドメイン全体の管理ポートを有効にしている場合に限り、サーバ インスタンスは weblogic.Admin コマンドに応答できます。デッドロックされているサーバとは、別のスレッドによって保持されているロックを取得しようとしてすべてのスレッドがスタック状態になっているサーバのことです。ドメイン全体の管理ポートを有効にしていない場合は、サーバを実行している Java プロセスを強制停止することでそのサーバ インスタンスを停止するしかありません。この場合、すべてのセッション データが失われます。ドメイン全体の管理ポートの有効化については、Administration Console オンライン ヘルプの「ドメイン全体の管理ポートの有効化」を参照してください。

注意 : THREAD_DUMP コマンドは Sun JVM および JRockit でのみサポートされます。

構文

java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin 
[ 接続の引数 ]
[ ユーザ資格の引数 ]
THREAD_DUMP

次の例では、ManagedHost というホストで実行中のサーバ インスタンスに、スレッド ダンプを標準出力に出力するよう指示が行われます。

java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic 
-password weblogic THREAD_DUMP

コマンドが成功すると、次のようなメッセージが返されます。

Thread Dump is available in the command window that is running the server.

サーバ インスタンスはスレッド ダンプを標準出力に出力します。標準出力はデフォルトではそのサーバ インスタンスが実行されているシェル (コマンド プロンプト) です。

この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。

 

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