ナビゲーションをスキップ

コンフィグレーション リファレンス

  前 次 前/次ボタンと目次ボタンとの区切り線 目次  

WLECConnectionPool

 


説明

この Bean は、WLEC 接続プールを定義します。

 


構文

<WLECConnectionPool
ApplicationPassword="String"
ApplicationPasswordEncrypted="[B"
CertificateAuthenticationEnabled=( "true" | "false" )
DeploymentOrder="number"
FailoverAddresses="list of Strings"
MaximumEncryptionLevel="number"
MaximumPoolSize="number"
MinimumEncryptionLevel="number"
MinimumPoolSize="number"
Name="String"
Notes="String"
PrimaryAddresses="list of Strings"
SecurityContextEnabled=( "true" | "false" )
Targets="list of Target names"
UserName="String"
UserPasswordEncrypted="[B"
UserRole="String"
WLEDomain="String"
/>

 


親要素

 


属性

表 75-1 WLECConnectionPool の属性

属性

説明

指定できる値とデフォルト値

ApplicationPassword

アプリケーションのパスワード。このフィールドは、Tuxedo ドメインのセキュリティ レベルが APP_PW、USER_AUTH、ACL、または MANDATORY_ACL の場合にのみ必須。

8.1 sp4 では、getApplicationPassword() メソッドは次のことを実行する。

    1.ApplicationPasswordEncrypted 属性の値を取得する。

    2. 取得した値を復号化し、暗号化の解除されたパスワードを String 型で返す。

getApplicationPassword() を使用すると、暗号化の解除されたパスワードを格納するこの String 型オブジェクトが、ガベージ コレクションによって削除されるまで JVM のメモリに残るため、セキュリティ リスクが生じるおそれがある。JVM でのメモリの割り当てられ方によっては、暗号化の解除されたデータがメモリから削除されるまでに、かなりの時間が経過することがある。

このメソッドの代わりに、getApplicationPasswordEncrypted() を使用して暗号化されたパスワードを取得する。ApplicationPasswordEncrypted 属性の値を暗号化したのと同じ WebLogic Server 上で、weblogic.management.EncryptionHelper.encrypt() を使用してユーザが入力したパスワードを暗号化する。その後、暗号化された値が比較される。

Administration Console のフィールド ラベル : [アプリケーション パスワード]

必須 : いいえ

暗号化 : はい

ApplicationPasswordEncrypted

アプリケーションの暗号化されたパスワード。 このフィールドは、Tuxedo ドメインのセキュリティ レベルが APP_PW、USER_AUTH、ACL、または MANDATORY_ACL の場合にのみ必須。

必須 : いいえ

暗号化 : はい

CertificateAuthenticationEnabled

証明書認証の状態を定義する。


  • 証明書認証を使用する場合、WLEC では UserName および ApplicationPassword フィールドの値を使用して、WLEC の証明書を作成する。

  • 証明書認証を使用しない場合、WLEC では Tuxedo ドメインのセキュリティ レベルに応じて、パスワード認証を使用するか、または認証を使用しない。

  • パスワード認証が必要な場合、WLEC では UserName および UserPassword フィールドの値を使用して認証を行う。

Administration Console のフィールド ラベル : [証明書を有効化]

デフォルト値 : false

セキュアな値 : true

DeploymentOrder

デプロイの優先順位。サーバではこれを使って項目のデプロイ順を決定する。優先順位は、同じタイプの他のデプロイ可能な項目に対する相対的な順位。 たとえば、サーバはすべての EJB を優先順位に従ってデプロイしてから、起動クラスを優先順位に従ってデプロイする。

デプロイ順の値が小さい項目から順にデプロイされる。デプロイ順の値が等しい項目のデプロイメント順序は保証されていない。 クラスタ間の順序付けは保証されていない。

デフォルト値 : 1000

最小値 : 0

最大値 : 231-1

FailoverAddresses

プライマリ アドレスで定義された接続が確立できない場合、または失敗した場合に使用される IIOP リスナ/ハンドラのアドレスのリストを定義する。複数のアドレスはセミコロンで区切る。

Administration Console のフィールド ラベル : [フェイルオーバ アドレス]

必須 : いいえ

MaximumEncryptionLevel

Tuxedo ドメインと WebLogic Server の間で使用される SSL の最大暗号化レベルを定義する。


  • ゼロ (0) は、データを署名するが暗号化しないことを示す。

  • 40、56、および 128 は暗号キーの長さ (ビット単位) を指定する。

  • デフォルトは、暗号化パッケージ キットのライセンスで許可された最小のレベル。

  • この最小暗号化レベルが一致しない場合、Tuxedo と WebLogic Server の間の SSL 接続は失敗する。

Administration Console のフィールド ラベル : [最大暗号化レベル]

デフォルト値 : 128

MaximumPoolSize

WLEC 接続プールから開始できる IIOP 接続の最大数を定義する。

Administration Console のフィールド ラベル : [最大プール サイズ]

デフォルト値 : 1

MinimumEncryptionLevel

Tuxedo ドメインと WebLogic Server の間で使用される SSL の最小暗号化レベルを定義する。


  • ゼロ (0) は、データを署名するが暗号化しないことを示す。

  • 40、56、および 128 は暗号キーの長さ (ビット単位) を指定する。

  • デフォルト値は 40。

  • この最小暗号化レベルが一致しない場合、Tuxedo と WebLogic Server の間の SSL 接続は失敗する。

Administration Console のフィールド ラベル : [最小暗号化レベル]

デフォルト値 : 40

MinimumPoolSize

WebLogic Server の起動時に WLEC 接続プールに追加する IIOP 接続の数を定義する。

Administration Console のフィールド ラベル : [最小プール サイズ]

デフォルト値 : 1

Name

このコンフィグレーションの名前。WebLogic Server では MBean を使用してコンフィグレーションを実装および保持する。

Administration Console のフィールド ラベル : [名前]

必須 : いいえ

Notes

このコンフィグレーションの説明として任意に入力できる情報。

Administration Console のフィールド ラベル : [メモ]

必須 : いいえ

PrimaryAddresses

WLEC 接続プールと Tuxedo ドメインの間の接続を確立するために使用する IIOP リスナ/ハンドラのアドレスのリストを定義する。


  • 各アドレスの形式は //hostname:port

  • アドレスは、UBBCONFIG ファイルに定義されている ISL アドレスと一致しなければならない。複数のアドレスはセミコロンで区切る。たとえば、//main1.com:1024;//main2.com:1044 のようにする。

  • SSL プロトコルを使用するように WLEC 接続プールをコンフィグレーションするには、IIOP リスナ/ハンドラのアドレスに corbalocs プレフィックスを付ける。たとえば、corbalocs://hostname:port のようにする。

Administration Console のフィールド ラベル : [プライマリ アドレス]

必須 : いいえ

SecurityContextEnabled

WebLogic Server ユーザから Tuxedo ドメインに渡されるセキュリティ コンテキストの状態を定義する。選択した場合、セキュリティ コンテキストは有効。

Administration Console のフィールド ラベル : [セキュリティ コンテキストを有効化]

デフォルト値 : false

セキュアな値 : true

Targets

現在のドメイン内で、この項目のデプロイ先となる対象。

Administration Console のフィールド ラベル : [対象]

必須 : いいえ

UserName

有効なユーザの名前を定義する。このフィールドは、Tuxedo ドメインのセキュリティ レベルが USER_AUTH、ACL、または MANDATORY_ACL の場合にのみ必須。

Administration Console のフィールド ラベル : [ユーザ名]

必須 : いいえ

UserPasswordEncrypted

UserName フィールドで指定した有効なユーザの暗号化されたパスワード。このフィールドは User Name フィールドを定義する場合にのみ必須。

必須 : いいえ

暗号化 : はい

UserRole

この接続プールのユーザ ロールを定義する。 このフィールドは、Tuxedo ドメインのセキュリティ レベルが APP_PW、USER_AUTH、ACL、または MANDATORY_ACL の場合にのみ必須。

Administration Console のフィールド ラベル : [ユーザ ロール]

必須 : いいえ

WLEDomain

プールが接続される WLEC ドメインの名前を定義する。


  • WLEC 接続プールは、1 つの Tuxedo ドメインにつき 1 つしか定義できない。

  • ドメイン名は、Tuxedo ドメインの UBBCONFIG ファイルにある RESOURCES セクションの domainid パラメータに一致しなければならない。

Administration Console のフィールド ラベル : [ドメイン]

必須 : いいえ

 

フッタのナビゲーションのスキップ  ページの先頭 前 次