変更 要求 番号
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説明
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修正されたリリース
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CR091230
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WebLogic Server clientgen Ant タスクで、WSDL ファイル内に不正にハイフンを残せるようになっていました。これにより、生成される Java コードに、ハイフンが含まれるクラス名およびメソッド名が存在することになりました。これは、java では無効です。
NameUtils に対する修正により、clientgen でハイフンを削除できるようになりました。さらに、JAXRPC メソッドおよびクラスに対しては、結果の文字列が Java キーワードでもある場合には、WebLogic Server は JAXRPC 仕様 1.0 および 1.1 により、それに _ を追加します。
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7.0 SP5
8.1 SP3
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CR102959
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UDDI 処理が失敗すると、「dispositionReport」が返されました。 SAAJ クラスを使用することで、dispositionReport XML が作成されました。
ネームスペースがまだ定義されていない場合には、SOAPElement.addChildElement(Name name) が「name」のネームスペースを宣言するようになりました。
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8.1 SP3
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CR103985
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startWebLogic.cmd スクリプトの「Setting javax.xml.soap.MessageFactory 」にプロパティを設定した場合、JSP や Servlet の org.xml.sax.driver 、org.xml.sax.parser 、javax.xml.soap.MessageFactory 、および javax.xml.rpc.ServiceFactory に対して適切に機能しませんでした。
コードの修正により、WebLogic Server はプロパティの設定前にそれがすでに設定済みであるかどうかをチェックし、設定されていない場合はそのプロパティにデフォルト値を設定するようになりました。
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7.0 SP5
8.1 SP3
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CR105715
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WebLogic Server clientgen Ant タスクで、WSDL ファイル内に誤ってハイフンを残せるようになっていました。これにより、生成される Java コードに、ハイフンが含まれるクラス名およびメソッド名が存在することになりました。これは、java では無効です。
NameUtils に対する修正により、clientgen でハイフンを削除できるようになりました。さらに、JAXRPC メソッドおよびクラスに対しては、結果の文字列が Java キーワードでもある場合には、WebLogic Server は JAXRPC 仕様 1.0 および 1.1 により、それに _ を追加します。
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7.0 SP5
8.1 SP3
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CR106741
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複数のサービス エントリがある状態で useServerTypes=True と設定すると、正しいタグが解析されず、web-services.xml の複数のタグが解析されませんでした。結果として、web-services.xml の最初のタグだけが正しく処理されていました。
この問題は、web-services.xml で正しいタグを検索し、すべてを処理するコードを追加することで解決しました。
useServerTypes=True が設定されているクライアントに対して、複数のサービス エントリが処理されるようになりました。
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8.1 SP3
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CR107934
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servicegen のセキュリティ セクションに encryptKeyName 属性と encryptKeyPass 属性が指定されていない場合、生成される web-services.xml ファイルの EncryptionSpec 属性において EncryptBody 設定が「true」になっていました。その結果 SOAP メッセージが暗号化されました。
web-services.xml ファイルが正しく生成されるようにコードを修正して、この問題を解決しました。
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8.1 SP3
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CR108659
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アプリケーション リソースが webserviceclient.jar と同じクラスローダによってロードされなかった場合、エラーが発生しました。WebLogic Server が複数のクラスローダによってロードされたアプリケーション リソースを正しく処理できるように、コードが追加されました。
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8.1 SP3
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CR120263
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一部のセキュリティ仕様の変更により、タイムスタンプがセキュリティ ヘッダ内部で必ず生成されるように WebLogic Server が更新されました。
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8.1 SP3
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CR120796
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同じ WSDL 内に異なるスタイルに設定されている複数の <soap:operation> が存在することはスタイルの混在する Web サービスであり、サポートされていません。
現在では、<soap:operation> は <soap:binding> をオーバーライドします。
複数の処理がある場合、<soap:operation> は同じ値に設定されなければなりません。ただし、<soap:binding> が <soap:operation> と異なる値に設定されている場合は、<soap:operation> は <soap:binding> をオーバーライドします。
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8.1 SP3
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CR121394 CR128988 CR174095
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ISAPI フィルタを介して Web サービス内でメソッドを呼び出すと、次の例外が発生しました。
java.lang.IllegalArgumentException: Illegal MimeHeader name or value
この問題は、コードを修正することで解決しました。
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7.0 SP5
8.1 SP3
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CR121683
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信頼性のあるメッセージングが有効になっていない場合、WSDL ファイルで <wsr:reliability persistDuration="60000"> エントリが生成されました。
コードを修正してこの問題を解決しました。
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8.1 SP3
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CR122033
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Web サービスに添付されている画像が正しく機能しませんでした。この問題は、ユーザが Web サービスに java.awt.Image を添付し、その画像が不適切にシリアライズまたはデシリアライズされた場合に発生しました。
シリアライゼーションおよびデシリアライゼーションを修正するコードが追加されました。
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8.1 SP3
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CR122156
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OASIS WSS 仕様の x509 プロファイルの新しい草案では、x509 証明書の参照モデルが変更されました。
KeyIdentifier の SKID の値タイプを (X509SubjectKeyIdentifier に) 変更し、IssuerDN と Serial を SecurityTokenReference に組み込めるようにするためのコードが追加されました。
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8.1 SP3
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CR122502
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信頼性のある SOAP メッセージングを使用して、送信側の WebLogic Server インスタンスから受信側の WebLogic Server インスタンスに Web サービスを呼び出す場合、送信側はコンフィグレーションされている再試行の制限を超えて呼び出しの再試行を続けました。再試行は、受信側が再起動されるか、またはトランザクションのタイムアウト値を超過したために送信側のコンテナがクライアントを強制停止するまで続きました。指定されている再試行の制限を遵守できないことにより、トランザクションが長時間実行され、クライアントがハングしました。
送信側がコンフィグレーションされている再試行の制限を超えて再試行を行わないようにするコードが追加されました。
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8.1 SP3
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CR124690
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simpleType に final 属性が含まれる場合、autotype が weblogic.xml.schema.model.parser.XSDParseException: invalid attribute "final" in element "xsd:simpleType" というメッセージで失敗します。
simpleType で final 属性を使用できるようにコードを修正しました。
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8.1 SP3
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CR124892
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autotype では、anyType から派生する型に対して型マッピングを作成できませんでした。
SOAPElement にマップされる他の型に依存する型 (anyType など) は、SOAPElement 自体にマップされる必要があります。以前は 'hasA' 依存関係のみが考慮されていました。
anyType から派生する型を SOAPElement にマップするコードが追加されました。
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8.1 SP3
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CR125082
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機能の拡張により、WebLogic XML デジタル署名 API が提供されました。この API には、SOAP メッセージに対してデジタル署名および検証を行うクラスが含まれています。
詳細については、「WebLogic XML デジタル署名 API の使い方」を参照してください。
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8.1 SP3
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CR125852 CR130095 CR137242
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Apache AXIS クライアントは、Message 要素と ErrorCode 要素に同じネームスペース プレフィックスがなかったため、SOAP 応答メッセージを拒否していました。この問題は、WebLogic Server が最上位要素のみを修飾していたために発生しました。
コードを修正して、最上位レベルの要素が修飾されているかどうかを判別するシステム プロパティ -Dweblogic.xml.schema.binding.qualifytoplevelelementonly を導入しました。有効な値は次のとおりです。
Apache AXIX クライアントのユーザはこの値を false に設定してください。
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8.1 SP3
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CR126960 CR175031
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WebLogic Express 8.1 ライセンスでサーバを起動すると、NullPointerException が発生しました。
この例外を削除するコードが追加されました。
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8.1 SP3
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CR127276 CR178573
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SOAP メッセージにインターレースの SOAP 添付ファイルがあり、MIME ヘッダの start パラメータが content ID ヘッダに一致していない場合、例外が送出されました。
コードを修正してこの問題を解決しました。
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8.1 SP3
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CR127344
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Java Bean のアクセサがチェック済み例外を送出すると、servicegen が失敗しました。
WebLogic Server は、チェック済み例外を捕捉して、実行時例外 weblogic.xml.schema.binding.PropertyException と共に再送出できるようになりました。
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8.1 SP3
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CR127391
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SOAP HTTP バインディングでは、Web サービス内で例外が発生すると、サーバはその例外を表す SOAP Fault 応答と共に HTTP 500「Internal Server Error」を送出しなければならないことになっています。
多くの Web サービス クライアントでは、Web サービスに HTTP 接続を行うために URL 接続が使用されます。WebLogic Server は java.net.HttpURLConnection を異なるバージョンでオーバーライドしました。WebLogic のバージョンは、ステータス コードが 400 以上の場合に getInputStream メソッドからの例外を送出しました。
例外が送出されたので、Web サービス クライアントには入力ストリームを取得する方法がありませんでした。このため、HTTP SOAP バインディング仕様に違反していました。
WebLogic Server は、500 エラーで入力ストリームを取得できるようになりました。
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8.1 SP3
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CR127396 CR176324 CR184605
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例外がパッケージの異なる別の例外を拡張した場合、clientgen は正しい例外の型を生成しませんでした。
この問題は、コードを修正することで解決しました。
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8.1 SP3
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CR127409
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WebLogic Server は、クライアント サイドではリクエスト/応答デバッグを表示するだけでした。
ブラウザが使用されている場合は、デバッグ メッセージはサーバに送信されました。Java クライアントが使用されている場合は、メッセージはクライアントで表示されなければなりませんでした。
クライアント デバッグとサーバ デバッグの両方が表示されるようになりました。
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8.1 SP3
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CR127610
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スタブを生成すると、提供されている types.xml からの型マッピング情報が JAX-RPC デフォルトで上書きされるため、間違ったパラメータ クラスが使用されました。
types.xml からの型マッピング情報は上書きされなくなりました。スタブに対してプログラミングを行うクライアントは、型に対応するクラスではなく、XML 要素に対応するクラスをパラメータとして使用する必要があります。
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8.1 SP3
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CR127687
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WSDL が JPD から生成され、java クライアントがメソッドの呼び出しに使用された場合、クライアントからの入力リクエスト xml は無効であり、NullPointerException が発生しました。
この問題は、コードを追加することで解決しました。
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8.1 SP3
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CR128214 CR136606
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source2wsdd タスクの mergeWithExistingWS 属性を使用して、既存の web-services.xml ファイルを新しいファイルと結合できませんでした。
mergeWithExistingWS="True" を設定する場合の source2wsdd タスクを修正し、source2wsdd に新しい targetNameSpace 属性を追加して、この問題を解決しました。
この変更の結果、web-services.xml に 2 つのサービスがある場合は WSDL ファイルを生成できません。つまり、source2wsdd タスクで wsdlFile 属性を指定できません。WSDL は 1 つの web-services.xml につき 1 つのサービスに対してのみ生成されるためです。
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8.1 SP3
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CR128255
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.Net クライアント (暗号化に 512 ビットのキーを使用) がセキュアな WebLogic Web サービス (暗号化に 1024 ビットのキーを使用) を呼び出す場合、以下の例外が発生しました。
Unhandled Exception: System.Web.Services.Protocols.SoapException: Exception during processing: java.lang.AssertionError: weblogic.xml.stream.XMLStreamException: Unable to decrypt EncryptedKey - with nested exception: [weblogic.xml.security.encryption.EncryptionException: Invalid input length for decryption.Length should be multiple of 128 - Block Size.- with nested exception: [com.rsa.jsafe.JSAFE_InputException: Invalid input length for decryption.Length should be multiple of 128 - Block Size.]](see Fault Detail for stacktrace)
変更を行って、暗号化/複合化キーの不一致を説明するわかりやすいエラー メッセージを用意しました。
Unable to decrypt EncryptedKey: key size of encryption/decryption mismatched
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8.1 SP3
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CR128446
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clientgen Ant タスクは、複数のサービスが定義された WSDL に対するクライアント jar ファイルを生成できず、以下のエラーを送出しました。
Client FAIL Exception during Service Create javax.xml.rpc.JAXRPCException: unable to find port:SubmitStatusRequest This may be because the WSDL file and the generated stub is out sync. Doing clientgen again may fix this problem.
この問題は、コードを修正することで解決しました。
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8.1 SP3
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CR128747
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wsdl2service によって生成されたサービス インタフェースは、「part」で「element」が使用される場合にカスタム例外を送出しませんでした。次に例を示します。
<message name="WSException"> <part element="cio:WSException" name="WSException"/> </message>
ただし、次のように、「element」の代わりに「type」を使用すると適切に動作しました。
<message name="WSException"> <part name="WSException" type="cio:WSExceptionType" /> </message>
コードを変更して、「part」で「element」が使用される場合に wsdl2service が適切に例外を生成するようにしました。
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8.1 SP3
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CR128771
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セキュアな WebLogic Web サービスを暗号のみで呼び出す場合に、セキュリティ コンフィグレーション例外が送出されました。
応答に署名がない場合は署名鍵の指定が必要なくなるようにコードを変更しました。
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8.1 SP3
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CR129010
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スキーマ ファイルが wsdl ファイルと同じディレクトリにない場合、clientgen Ant ツールを実行すると以下のエラーが発生しました。
[clientgen] Finished Schema2Java parameter validation [clientgen] schemaURL file:/C:/edrive/462245/AaisTransactionManagerService.WSDL [clientgen] java.io.FileNotFoundException: C:\edrive\462245\Ont.xsd (The system cannot find the file specified) [clientgen] at java.io.FileInputStream.open(Native Method) [clientgen] at java.io.FileInputStream.<init>(FileInputStream.java:103) [clientgen] at java.io.FileInputStream.<init>(FileInputStream.java:66) [clientgen] at sun.net.www.protocol.file.FileURLConnection.connect(FileURLConnection.java:69) [clientgen] at sun.net.www.protocol.file.FileURLConnection.getInputStream(FileURLConnection.java:156) [clientgen] at weblogic.xml.schema.model.SimpleSchemaResolver.fetchSchemaLocation(SimpleSchemaResolver.java:120) [clientgen] at weblogic.xml.schema.model.SimpleSchemaResolver.doExternalLookup(SimpleSchemaResolver.java:90) [clientgen] at weblogic.xml.schema.model.SimpleSchemaResolver.resolveSchemaLocation(SimpleSchemaResolver.java:68) [clientgen] at weblogic.xml.schema.model.XSDSchema.resolveInclusion(XSDSchema.java:533) [clientgen] at weblogic.xml.schema.model.XSDSchema.resolveInclusion(XSDSchema.java:524) [clientgen] at weblogic.xml.schema.model.XSDSchema.resolveInclude(XSDSchema.java:489)
以前のサービス パックでは、WebLogic Web サービスは WSDL ファイルとインクルードされるスキーマが同じディレクトリに格納されることを想定していました。変更によって、Web サービスはスキーマの相対的なインクルードをサポートするようになりました。次に例を示します。
a.wsdl --- インポート ---> b/b.xsd --- インクルード ---> b/c/c.xsd
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8.1 SP3
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CR129536
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clientgen Ant タスクをドキュメント指向の Web サービスで使用すると、次の例外が発生しました。
[clientgen] weblogic.xml.schema.model.XSDValidityException: unable to resolve type name
コードを修正して問題は解決されました。
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8.1 SP3
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CR130300
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スタンドアロンの Java Web サービス クライアントからのビジネス プロセスの呼び出し中に、XMLBean からルート要素を取得しようとすると、ClassCastException が送出されました。WebLogic Server は匿名のインライン型に対して xsi:type を書き出しました。これにより、XMLBean からのルート要素の取得時に WebLogic Workshop で ClassCastException が発生しました。
この問題は、コードを修正することで解決しました。
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8.1 SP3
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CR130490
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WebLogic Server 8.1 の以前のサービス パックでは、Web サービスの「InclusiveNameSpaces」が正しく実装されていませんでした。Web サービス仕様に従って、次に示すように、ドキュメントで明白に使用されているすべてのネームスペースは InclusiveNameSpaces PrefixList に追加される必要があります。
<c14n:InclusiveNamespaces xmlns:c14n="http://www.w3.org/2001/10/xml-exc-c14n#"; PrefixList="n1"></c14n:InclusiveNamespaces>
旧 8.1 のサービス パックでは、「PrefixList」の属性ではなく、「InclusiveNameSpaces」タグの値としてネームスペースを配置していました。次に例を示します。
<c14n:InclusiveNamespaces xmlns:c14n="http://www.w3.org/2001/10/xml-exc-c14n#"; >n1/c14n:InclusiveNamespaces>
現在では WebLogic Web サービスは、"PrefixList" 属性を使用することで Web サービス仕様に準拠しています。そのため、リリース 8.1 サービス パック 2 以前によって署名されているドキュメントはサービス パック 3 で検証できません (この逆も同様)。
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8.1 SP3
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CR131753 CR120847
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org.w3c.dom.Document をドキュメント/リテラル型の Web サービスに渡すと、XML はツリーの次の子ノードまで削除されました。
この問題は、コードを修正することで解決しました。
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8.1 SP3
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CR132583
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http-soap12=true である Web サービスの clientJar を生成しようとすると、次の例外で失敗しました。
weblogic.webservice.tools.wsdlp.WSDLParseException: transport not supported:http://schemas.xmlsoap.org/soap12/http
以前のサービス パックでは、clientgen コマンドの実行時に WSDL ファイル内の SOAP 1.1 HTTP 転送のみがチェックされました。コードの修正により、clientgen の実行時に WSDL ファイル内の SOAP 1.1 HTTP 転送および SOAP 1.2 HTTP 転送の両方がチェックされるようになりました。
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8.1 SP3
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CR132914
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Web サービスの SSL クライアントでは、実行後ソケットが CLOSE_WAIT 状態のままになっていました。
この問題は、実行後クライアントでソケットを適切に閉じるように、コードを修正することで解決しました。
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8.1 SP3
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CR134014
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wsdl2service Ant タスクは、サービスのインタフェースを生成するだけでした。デフォルトでは、実装クラスを生成しませんでした。
コードの修正により、wsdl2service Ant タスクは「generateImpl」が true に設定されている場合、実装クラスのインタフェースとスケルトンを生成するようになりました。
詳細については、『WebLogic Web サービス プログラマーズ ガイド』の「Web サービス Ant タスクとコマンドライン ユーティリティ」を参照してください。
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8.1 SP3
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CR134913
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WebLogic Server は、タイムスタンプが含まれていた .NET 署名された XML ドキュメントを検証できません。
この問題は、コードを修正することで解決しました。
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8.1 SP3
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CR134931
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WebLogic Web サービスには現在、以下の 2004 年 4 月 6 日付の OASIS 標準 Web Services Security 1.0 (最終バージョン) 仕様が実装されています。
サービス パック 2 は、その時点ではこの仕様の最新バージョンであった、草案バージョン 1.0 を実装していました。
この実装は、以前のバージョン 8.1 サービス パックと下位互換性がありません。この互換性の欠如の詳細については、「WebLogic Server 8.1 SP3 の新機能」を参照してください。
Web サービスのセキュリティの詳細については、『WebLogic Web サービス プログラマーズ ガイド』の「セキュリティのコンフィグレーション」を参照してください。
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8.1 SP1
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CR135317
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webservice Ant タスクは、autotype Ant タスクのある第 2 レベルのインクルードに従いませんでした。
最初のスキーマが 2 番目のスキーマをインポートし、2 番目のスキーマが別のスキーマを含んでいた場合、WebLogic Server はこのインクルードされているスキーマを検索しませんでした。このため、autotype は失敗しました。
この問題は、コードを修正することで解決されました。WebLogic Server はインポートされたスキーマの子インクルードを検索するようになりました。
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8.1 SP3
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CR136582
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Weblogic 8.1 Web サービス サーブレットの前にフィルタを追加し、フィルタの最後でカスタマイズされた HttpServletRequestwrapper インスタンスを doFilter(req, resp) 呼び出しに渡すと、ClassCastException が発生しました。
この問題は、コードを修正することで解決しました。
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8.1 SP3
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CR136804
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web-services.xml 記述子に <xsd:documentation> の余分な要素が含まれていました。たとえば、<xsd:annotation> <xsd:documentation> <xsd:documentation> などです。
余分な <xsd:documentation> タグは削除されました。
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8.1 SP3
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CR137520
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servicegen を使用して、javax.jms.JMSException を送出するサービス メソッドに対する Web サービスを生成すると、weblogic.xml.schema.binding.BindingException 例外が発生しました。
コードを修正してこの問題を解決しました。
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8.1 SP3
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CR137522
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web-services.xml ファイルから WSDL ファイルを作成すると、web-services.xml ファイルにある処理の順序が WSDL に保持されませんでした。
この問題は、web-services.xml の生成時に WSDL ファイルに表示される処理の順序を保持するように、コードを修正することで解決しました。
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8.1 SP3
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CR172993
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ドキュメント スタイルの Web サービスでは、サービスのエンドポイントによって不正なネームスペース プレフィックスが返されるため、クライアントはユーザ定義の例外を捕捉できませんでした。
この問題はコードの修正によって解決されました。
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8.1 SP3
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CR173969
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Web サービスのエンドポイントは、「Accept-Charset: UTF-8, UTF-16」がリクエスト ヘッダに含まれている HTTP リクエストを理解できませんでした。
この問題は、コードを修正することで解決しました。
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8.1 SP3
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CR175093
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-Dweblogic.webservice.i18n.charset=UTF-8 プロパティを設定すると、警告メッセージ <Unrecognized property: webservice.i18n.charset> が生成されます。
この問題は、このプロパティを管理 admin に追加して、この警告メッセージを削除することで解決しました。
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8.1 SP3
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CR175471
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発信プロキシ サーバ (iPlanet Web プロキシ サーバ) を介して外部 Web サービスにアクセスすると、SOAP 障害が返されました。この問題は、HTTP および HTTPS を使用した、プロキシ認証が有効になっているプロキシ サーバを介したリモートの Web サービスの呼び出しが許可されていなかったために発生しました。
Web サービス クライアントのプロキシ サーバを介した HTTP および HTTPS トンネリングが許可されるように、コードを修正しました。
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8.1 SP3
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CR178574
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servicegen Ant タスクは、サービス メソッドが java.sql.SQLException を送出した場合に以下のエラーで失敗しました。
weblogic.xml.schema.binding.BindingException: No default constructor was found for class java.lang.StackTraceElement loaded from file:/usr/bea/jdk141_03/jre/lib/rt.jar!/java/lang/StackTraceElement.class. All classes that will be serialized or deserialized must be non-interface, non-abstract classes that provide a public default constructor - with nested exception: [java.lang.NoSuchMethodException: java.lang.StackTraceElement]
この問題は、コードを修正することで解決しました。
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8.1 SP3
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CR179311
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Web サービス クライアントで、子要素や属性を持たない空の SOAP ヘッダ要素を送信しようとした場合に、外部の Web サービスが呼び出されませんでした。たとえば、<env:Header/> のような場合です。
子要素および属性がない場合、空の SOAP ヘッダ要素は送信されないようにコードを修正しました。
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8.1 SP3
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