変更要求番号
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説明
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CR101263
CR184396
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管理対象サーバを含むドメインの管理サーバで EXISTS_POOL コマンドを実行すると、指定したプールが管理サーバにデプロイされていさえすれば True が返されていました。接続プール名はドメイン内でユニークでなければならないため、本来であれば指定したプールがサーバ上だけでなくドメイン内にも存在する場合に True を返すべきでした。
指定した名前のプールがドメイン内にコンフィグレーションされている場合に True が返されるように修正されました。
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CR108002
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weblogic.Admin CREATE_POOL が、8.1 で非推奨になった RefreshMinutes を使用していました。Administration Console では TestFrequencySeconds の値が取得されていたため、CREATE_POOL を使用して refreshPeriod を設定しても Administration Console には表示されていませんでした。
Ant タスクを使用して JDBCConnectionPoolMBean の属性を設定する場合に、refreshMinutes ではなく TestFrequencySeconds が使用されるように修正されました。
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CR108496
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コンソールで EJB デプロイメント記述子を編集すると、デプロイされた EJB jar ファイルで <global/> タグが <global>true</global> に変更されていました。
getGlobalRole メソッドの空タグが追加され、永続化後も検証が失敗しなくなりました。
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CR111896
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WL.Admin -batchupdate コマンドでは、バッチ ファイルに引用符や二重引用符で囲んだ文字列を含めることができませんでした。
このコマンドを処理する前に引用符や二重引用符が削除されるように修正し、バッチ ファイルに引用符で囲んだ文字列を含めることができるようになりました。
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CR112292
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接続が失敗しても weblogic.Admin TEST_POOL が例外を送出していなかったため、1 ではなく 0 が返されていました。
接続のテストが失敗した場合に例外が確実に送出されるように修正されました。
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CR121202
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ユーザがデプロイメントを実行すると、サーバにスケジューリングされた作業と対話することがあり、コンフィグレーション リポジトリのロギングや保存の間にデッドロックが生じていました。
ロックを順序付けし、ロギング メッセージを同期コードの外に移動しました。
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CR126191
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weblogic.Admin ツールで DESTROY_POOL コマンドを使用すると、単にすべてのユーザが切断され、プールがサスペンドされていました。本来であればドメイン コンフィグレーションから削除されるべきプールが、
実際には削除されていませんでした。
DESTROY_POOL でプール コンフィグレーションが削除されるようになりました。プールをサスペンドするには、DISABLE_POOL または SUSPEND を使用してください。
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CR126499
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「ping」コマンドが失敗すると、誤った終了コード 0 が返されていました。
エラーの場合に正しい終了コードが返されるように修正されました。
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CR127031
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wlconfig Ant タスクを使用して JMSQueue または JMSTopic を作成しようとすると、NullPointerException が発生しました。親属性が使用された場合にのみ例外が発生しました。以下のエラー メッセージが生成されました。
BUILD FAILED
<file:<drive>:/..../build.xml:6>: Error invoking MBean command:
java.lang.NullPointerException
現在は親属性が正しく処理され、NullPointerException は発生しなくなりました。
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CR127379
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管理対象サーバに再接続する際、config.xml に指定されたホスト名ではなく、IP アドレスを使用していました。その結果、ホスト名の検証が機能していませんでした。
ホスト名を使用して再接続するように修正され、ホスト名の検証が機能するようになりました。
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CR127563
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システム プロパティ net.http.URLStreamHandlerFactory が、認識されるプロパティのリストに含まれていなかったために認識されていませんでした。
認識されるプロパティのリストに追加され、認識されるようになりました。
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CR134167
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EXISTS_POOL が想定通りには機能していませんでした。プールが存在するにもかかわらず、存在するかどうか分からない実行時 MBean を検索していました。文書化されていないコマンド DELETE_POOL は接続プールを削除するための内部実装ですが、この機能が外部の DESTROY_POOL として文書化されていました。
[ヘルプ] メニューにも、一部の文書化されていないコマンドが表示されていました。
EXISTS_POOL コマンドの実装は、プールが存在するかどうかをチェックするため、コンフィグレーション MBean を検索するように修正されました。
DESTROY_POOL コマンドは、基底の DELETE_POOL 実装を使用するように修正されました。
weblogic.Admin ヘルプ メニューに表示されていた文書化されていないコマンドはすべて無効になりました。対象となったのは、TEST_POOL、REMOVE_POOL、SUSPEND_POOL、SHUTDOWN_POOL、RESUME_POOL、DELETE_POOL などのコマンドです。これらのコマンドは今後もサポートされず、O7.0 SP5O でも機能しません。
[ヘルプ] メニューには、これらのコマンドは表示されなくなりました。
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CR134843
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FileCount を実行すると、ログ ローテーション前に取得したディレクトリ コンテンツのキャッシュ値が使用されていました。これらの値には最新のログ ファイルが含まれておらず、ファイル数が設定された値よりも 1 つ多いことがありました。
ローテーション後にディレクトリ コンテンツを再読み込みするように修正したことで、FileCount が正しく実行されるようになりました。
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CR135573
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管理対象サーバを MSI モードで起動したときに、msi-config.xml ファイルが正しくレプリケートされていませんでした。
キャッシュ済みの値を使用する代わりに、サーバが MSI モードで実行されているかどうかを毎回チェックするようになりました。その結果、管理対象サーバを MSI モードで起動したときに、msi-config.xml ファイルが正しくレプリケートされるようになりました。
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CR172017
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JMX を使用してリモート サーバ上に新しいサーバを作成する場合、同じ名前のサーバがすでに存在していても、WebLogic Server は NullPointerException を送出しなくなりました。
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CR174775
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システム プロパティ management.discover が、認識される WebLogic Server プロパティのリストに含まれていなかったため、認識できないプロパティ警告を生成していました。プロパティの機能には問題はありませんでしたが、警告メッセージが表示されていました。
認識される WebLogic Server プロパティのリストにシステム プロパティ management.discover が追加され、警告メッセージは表示されなくなりました。
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CR175474
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Web アプリケーションがデプロイされているサーバが利用できない状況でその Web アプリケーションを削除すると、コード アサーション エラーが送出されていました。
アサーションが削除され、Web アプリケーションの削除処理が継続されるようになりました。
上記の状況でアサーション エラーが送出されることはなくなりました。
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CR175911
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システム プロパティ weblogic.jsp.windows.caseSensitive が、認識される WebLogic Server プロパティのリストに含まれていなかったため、認識できないプロパティ警告を生成していました。プロパティの機能には問題はありませんでしたが、警告メッセージが表示されていました。
認識される WebLogic Server プロパティのリストにシステム プロパティ weblogic.jsp.windows.caseSensitive が追加され、警告メッセージは表示されなくなりました。
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CR176445
CR183762
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アプリケーションの EJB の割り当てにネストされた作成コマンドを使用しようとすると、NullPointerException が送出されていました。
ネストされた作成コマンドを処理しても NullPointerException は送出されなくなりました。
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CR177106
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generateConfig が、Sun ではなく JAVA_VENDOR SUN を使用して起動スクリプトを生成していました。
起動スクリプトが Sun を使用して正しく生成されるように修正されました。
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CR177534
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管理対象サーバのログ メッセージが書き込まれていて転送する必要がある場合でも、メッセージはドメイン ログに転送されていませんでした。これには 2 つの理由があります。
1) LogManager.readConfiguration を使用し、WebLogic Server ハンドラをルート ロガーから削除したり、ルート ロガーに追加したりすると、ログは不意に閉じられていました。
2) 管理対象サーバで、大きなスタック トレースのあるログ メッセージがドメイン ログに転送されると、ドメイン ログの転送メカニズムはメッセージの転送を中止しました。
コードを変更してこの問題を解決しました。現在、メッセージはドメイン ログに想定どおりに転送されます。
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CR17997、CR248538
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ログ ローテーションで、Info タイプのメッセージとして記録されるべきメッセージ BEA-170017 および BEA-170018 が Alert タイプのメッセージとして記録されていました。
ログ ローテーション メッセージ BEA-170017 および BEA-170018 が変更され、Info タイプのメッセージとして記録されるようになりました。Alert となる BEA-170017 および BEA-170018 に依存していたプログラムや動作は、Info に依存するように変更する必要があります。
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CR182115
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指定された名前の MBean が存在しないと、weblogic.Admin ツールがカスタム タイプの MBean (commo) を取得しようとしていました。その結果、監査記録が紛らわしいものになっていました。
指定された名前の MBean が存在しない場合には、commo MBean をルックアップしたり作成したりする代わりに、weblogic.Admin ツールが InstanceNotFoundException を送出するようになりました。その結果、監査記録が紛らわしくなくなりました。
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CR182686
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起動クラスやサーブレットでシステム プロパティを設定している間に、ConcurrentModificationException が送出されることがありました。
プロパティを同期するように修正したことで、システム プロパティの設定時に ConcurrentModificationException が送出されることはなくなりました。
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CR183420
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getFullPath が @excluded だったため、クライアントからは利用できませんでした。
アプリケーションから applicationMBean.getFullPath() を呼び出すと、管理サーバのアプリケーション パスを取得できるようになりました。
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CR183836
CR197100
CR187104
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ログ記録をキャッシュすると、OutOfMemory 状態になっていました。
オプションが追加され、キャッシュするログ メッセージの数を 0 から無制限の間でコンフィグレーションできるようになりました。このオプションを指定しない場合のデフォルト値は、これまでどおり 500 です。
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CR183961
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WebLogic Server Ant タスク「nice shutdown」に、コンフィグレーション可能な遅延時間がありませんでした。
「Delay=」機能が追加され、停止前に秒単位で遅延を指定できるようになりました。
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CR184080
CR177963
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weblogic.Deployer を使用して EAR のデプロイ/再デプロイを繰り返すサイクルにおいて、管理対象サーバの永続的な世代領域が、OutOfMemory エラーが報告されるまで肥大化していました。
Mbean が登録解除されたときにメタデータのハッシュマップ エントリを削除するように修正されました。これにより、デプロイと再デプロイを繰り返すことによる OutOfMemory エラーは発生しなくなりました。
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CR184787
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Administration Console で、[デプロイメント記述子] ページのセッション パラメータにおいて PersistentStoreType の「replicated_if_clustered」の値が表示されていませんでした。その結果、記述子が保持されていると、記述子に別の値が追加されていました。
Administration Console に値が表示され、記述子に正しい値が追加されるようになりました。
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CR185307
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WLConfig Ant タスクで、「parent」を使用して「Parent」MBean 属性を設定していました。
WLConfig Ant タスクで正しい属性が使用されるように修正されました。
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CR186644
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Administration Console で LoadOrder 属性を修正すると、誤って PathURI 属性が更新されていました。
デプロイメント後は PathURI を設定不可にすることで、LoadOrder を修正したときに誤って PathURI が更新されることはなくなりました。
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CR191198
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ErrorDestination 親要素を、WLConfig スクリプトと WL 管理スクリプトを使用して JMS Queue に設定することができませんでした。
WLConfig スクリプトと WL 管理スクリプトが正しく機能するようになりました。これらを使用して ErrorDestination をデプロイ済みサーバに設定できます。
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CR191340
CR252299
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-Dweblogic.Stdout オプションと -Dweblogc.Stderr オプションを同時に使用して標準エラーと標準出力をファイルにパイプする場合、weblogic.Stderr オプションで指定されたログ ファイルに、標準出力が誤って書き込まれました。一方、-Dweblogc.Stderr オプションが使用されていても、標準エラーはどのログ ファイルにも書き込まれませんでした。
現在は、-Dweblogic.Stdout および -Dweblogc.Stderr オプションを使用して標準エラーと標準出力をファイルにパイプすると、標準エラーと標準出力は正しいログに記録されます。
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CR191350
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以下のプロパティに問題がありました。
-Dweblogic.Stdout=myserver/myserver_stdout.log
-Dweblogic.Stderr=myserver/myserver_stderr.log
これらのプロパティは認識される WebLogic Server プロパティのリストに含まれていなかったため、これらを使用すると認識できないプロパティが生成されていました。プロパティの機能には問題はありませんでしたが、警告メッセージが表示されていました。
認識される WebLogic Server プロパティのリストにこれらのプロパティが追加され、警告メッセージは表示されなくなりました。
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CR194076
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WebLogic のロギング レベルが FINE に設定されており、WebLogic Server に大きな負荷がかかると、すべてのロギングがハングしていました。
ログ記録キャッシュへのアクセスが同期化され、パフォーマンスが向上しました。 WebLogic のロギング レベルが FINE に設定されていて、WebLogic Server に大きな負荷がかかっても、ロギングはハングしなくなりました。
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CR194477
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WebLogic Server WLCONFIG Ant タスクで内部データ構造が正しく初期化されておらず、セキュリティ MBean (COMMO MBean) を正しく処理できていませんでした。その結果、WLCONFIG Ant タスクでカスタム プロバイダを作成すると、NullPointerException が発生していました。
WLCONFIG を修正したことで、セキュリティ MBean を正しく処理できるようになり、WLCONFIG Ant タスクでカスタム プロバイダを作成しても NullPointerException は発生しなくなりました。
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CR196774
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WebLogic Server の起動時に WebLogic コンフィグレーション プロパティが使用され、そのプロパティが WebLogic Server 管理サブシステムにとって不明なものであると、重大度が WARNING のメッセージがログに記録されていました。
メッセージの重大度が INFO に引き下げられ、メッセージの本質を正確に反映するようメッセージ テキストが変更されました。
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CR197981
CR200953
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メッセージ ブリッジをクラスタにデプロイした場合、サーバの再起動後に通知リスナ メッセージを正しく受信できなくなっていました。
コードを修正したことで、通知が正しく配信されるようになり、ブリッジを適切にデプロイして発見できるようになりました。
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CR202252
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登録済みの RemoteNotificationListener を実装する MBean の登録を解除すると、メモリ リークが発生していました。その結果、ガベージ コレクションではこのメモリをクリーンアップすることができませんでした。この問題が原因で、メモリ不足の状態になる場合がありました。
MBean 上のすべてのリスナは、登録解除前に削除されるようになりました。これにより、登録済みの RemoteNotificationListener を実装する MBean の登録を解除しても、メモリ リークは発生しなくなりました。
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