変更要求番号
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説明
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CR106432
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誤ったコンフィグレーションを避けるため、config.xml ファイル内に同じ MBean タイプで同じ名前のエントリが複数ある場合、WebLogic Server は起動せず、適切なエラー メッセージが表示されるようになりました。
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CR107552
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コマンドラインで指定された複数の ObjectName が指定の区切り文字で正しく区切られていない場合、WebLogic Server は MalformedObjectNameException を送出するようになりました。
たとえば、以下の ObjectName は不正な区切り文字 | を含むので、MalformedObjectNameException になります。
SET -mbean mydomain:Name=sqlpool,Type=JDBCConnectionPool -property Targets mydomain:Name=OtherServer,Type=Server|mydomain:Name=myserver,Type=Server
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CR108485
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新しい実装では属性値に対する制限が厳密に適用されます。その結果、COMMO MBean 属性を、最小値よりも小さな値や指定された最大値よりも大きな値に設定できなくなりました。
セキュリティ プロバイダの属性で無効な値を設定する場合、これらの値によりエラーが発生します。
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CR108714
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クエリが複数のオブジェクト名を返し、その戻り値がプロパティに割り当てられる場合に、Wlconfig でエラーが発生しなくなりました。
また、複数の MBean を解決するために MBean パラメータが渡される場合、WebLogic Server は InvalidWebLogicObjectNameException を送出するようになりました。
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CR109300
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wl.Admin ツールは CommoMBean を考慮して、表示可能な文字列に適切に変換するようになりました。
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CR109386
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クラスタにクラスタ アドレス (デフォルト) がない場合、またはサーバにリスン アドレス (デフォルト) がない場合に、weblogic.Admin VALIDATECLUSTERCONFIG は失敗しなくなりました。
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CR109680
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クラスタが正しくコンフィグレーションされている場合でも、weblogic.Admin validateClusterConfig はエラー メッセージを出力していました。
サーバに対してクラスタ名が空の文字列になっている場合、validateClusterConfig はエラーを送出しなくなりました。
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CR109743
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サーバ上で JMX を通じて停止が発行された場合、WebLogic Server は次の例外を送出しなくなりました。
weblogic.rjvm.PeerGoneException: ; nested exception is: java.io.EOFException
その結果、サーバを停止するときに RemoteRuntimeException を捕捉して無視する必要はなくなりました。
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CR110861
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ドメイン名として weblogic は使用できなくなりました。
以下のような状況において、WebLogic Server は NullPointerException ではなく、明確なコンフィグレーション例外を送出します。
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CR110865
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複数のコンフィグレーション MBean が同じ名前を持つ場合、WebLogic Server は ConfigurationException を送出するようになりました。
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CR120270
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変換ユーティリティが JoltConnectionPool を起動クラスではなく MBean として扱うようになったため、JoltConnectionPool は正しく変換されるようになりました。
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CR120684
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ユーザ名、パスワード、またはサーバ URL を指定しなくても weblogic.Admin validateclusterconfig を実行できるようになりました。
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CR122793
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非推奨の API が管理サーバに依存しているため、管理サーバは管理対象サーバの円滑な停止を保証する必要がありました。
管理サーバは停止を行う必要はなくなりました。
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CR124003
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Administration Console で [HTTP メッセージ タイムアウト] を「-1」に設定できるようになりました。
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CR124169
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WebLogic Server は、JMX を使用して WebLogic メッセージング ブリッジを停止またはアンデプロイするときにアサーション エラーを送出しなくなりました。
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CR125202
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Windows 上では chmod コマンドは使用されなくなりました。chmod コマンドが使用されない場合に、Windows 上で wlserver generateconfig は失敗しなくなりました。
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CR129262
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ServerDebugMBean インタフェースのデバッグ属性は動的ではありませんでした。そのため、管理 MBean で値が設定されても、管理対象サーバ上のコンフィグレーション MBean に伝播されませんでした。
ServerDebugMBean 属性の動的な設定と設定解除が可能になりました。
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CR132602
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weblogic.Admin ユーティリティでは、-adminurl を使ってアクセスする場合に IIOP プロトコルを介してアクセスできるようになりました。
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CR133869
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クラスタの一部であるサーバに対して、ServerMBean.getClusterRuntime は true を返すようになりました。
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CR137128
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配列のサイズを増やすのと配列に要素を追加するのは 2 つの別々の手順になるので、配列リストが同期化されていませんでした。その結果、2 つの異なるスレッドで配列リストに要素が追加されると ArrayIndexOutOfBoundsException が送出されました。
この例外は送出されなくなりました。
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CR175671
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clz.getPackage() メソッドを使用する場合に NullPointerException が発生しなくなりました。
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CR175945
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管理対象サーバの状態をモニタするために running-managed-server.xml ファイルが使用されていたため、Administration Console またはコマンドラインで表示する場合に、状態の表示に一貫性がなく、誤っている場合も多くありました。
現在は、running-managed-server.xml ファイル内の各管理対象サーバのエントリで、管理サーバの検出モードが有効になっている場合、WebLogic Server は running-managed-server.xml ファイル内の状態に関係なく、そのサーバが実行中かどうかを判断しようとします。その結果、管理対象サーバは正しく検出されるようになりました。
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CR177737
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クラスタ内に同じ JNDI 名を使用する 2 つの JMS キューがあり、[クラスタ内の JNDI 名をレプリケート] が有効になっている場合、管理サーバは起動できませんでした。
現在は、実際にサーバを起動する前に衝突が検出されるように、関連するすべてのサーバのツリー送り先に対して JNDI 名検証が行われます。
その結果、サーバの起動を抑制する可能性のある送り先はコンフィグレーションできなくなり、そのようなコンフィグレーションを行おうとするとエラーが送出されます。
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CR189644
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ログがローテーションされている場合、Administration Console の [サーバ ログを見る ] の出力は読みにくくなり、ファイル名の格納順序が原因で、表示されるログの順序が正しくありませんでした。また、新しい順に表示されるログと古い順に表示されるログとで矛盾がありました。[サーバ ログを見る ] の出力では、現在のログ ファイルだけでなく、現在のログ ファイルとローテーション済みのログ ファイルのメッセージが、古い順または新しい順に表示されていました。
現在のコンソールでは、現在のログ ファイルのログ メッセージのみが表示され、古い順でも新しい順でも表示内容が同じになりました。
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CR189763
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ステージングされたアプリケーションを MSI モードで動作しているサーバにデプロイすると、サーバはステージング ディレクトリを誤って作成しました。
現在は、ステージングされたアプリケーションを MSI モードで動作しているサーバにデプロイすると、WebLogic Server は既存のステージング ディレクトリを使用するか、新しいステージング ディレクトリを作成するかを判断します。その結果、MSI モードで動作するサーバにデプロイするときに InvalidAttributeValueException は発生しなくなりました (MSI モードでは、サーバ プロセスにディレクトリ構造への書き込みアクセス権がありません)。
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CR191317
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管理対象サーバのリスン アドレスが null で、ポートが管理サーバのポートと同じである場合、管理対象サーバがリモート マシン上で起動されると、WebLogic Server は管理対象サーバの起動中にエラーを送出します。
現在は、管理対象サーバのポートが管理サーバのポートと同じで、リスン アドレスの指定が null の場合でも、管理対象サーバは管理サーバ マシン以外のマシンで起動できます。
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CR199214
CR193887
CR211395
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ログがローテーションされる場合、次のログ ローテーションは LogMBean に設定されたファイル ローテーション間隔とローテーション時刻を使用して計算され、ローテーション時刻から 24:00 までの間の時刻が返されていました。つまり、ログは 24:00 とローテーション時刻の間でローテーションされていました。
現在、次のログ ローテーション時刻は、以前に設定された次のログ ローテーション時刻にファイル ローテーション間隔を加えて計算されます。サーバが再起動された後、次のログ ローテーション時刻はファイル ローテーション間隔にのみ依存します。
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CR201967
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MBeanHomeImpl.getActiveDomain() が管理 DomainMBean を返していたため、管理サーバが停止すると問題が発生していました。
MBeanHomeImpl.getActiveDomain() は Admin.getInstance().getActiveDomain() を返すようになりました。これはローカル コンフィグレーションの DomainMBean であり、管理サーバの可用性には依存しません。
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CR202036
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Windows プラットフォームで、Administration Console のサーバ ログに行末の 2 文字が表示されるようになりました。
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CR202059
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WebLogic Server は COMMO MBean の java.util.Properties 型の一部の属性を誤って永続化していました。取得時には値が正しくありませんでした。正しいシリアライゼーションおよびデシリアライゼーションを通じてこの問題は解決されています。
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CR203963
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管理対象サーバで ServerSecurityRuntimeMBean または UserLockManagerMBean を使用してユーザがロックアウトされているかどうかを検証しようとする場合、isLockedOut メソッドと getUserLockoutTotalCount メソッドは管理対象サーバで正しい結果を返すようになりました。
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CR205146 CR209670
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Web アプリケーションがアンデプロイされるとき、永続的な世代で使用されていたメモリが、完全なガベージ コレクションで解放されるようになりました。その結果、Web アプリケーションが繰り返しアンデプロイおよび再デプロイされる場合に、サーバでメモリ不足にならなくなりました。
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CR208029
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現在は、古い形式の属性と新しい形式の属性が config.xml ファイル内に共存している場合、WebLogic Server は起動時に例外を送出します。
たとえば、
<JoltConnectionPool ApplicationPasswordEncrypted="{3DES}pPCVe/Lp17dc5WG18Ot3wg=="Name="MyJoltConnectionPool" Targets="cgServer" UserPassword="userpassword"/>
上記の指定は適正ですが、
<JoltConnectionPool ApplicationPassword="appPassword"ApplicationPasswordEncrypted="{3DES}pPCVe/Lp17dc5WG18Ot3wg=="Name="MyJoltConnectionPool" Targets="cgServer" UserPassword="userpassword"/>
上記の指定は適正ではありません。実際には同じエンティティを表す ApplicationPassword (旧) 属性と ApplicationPasswordEncypted (新) 属性の両方が含まれているためです。
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CR209218
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CounterMonitor.stop() メソッドは同期化されなくなり、デッドロックは起きなくなりました。
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CR209592
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JMX クエリによって返されたセキュリティ MBean が MBeanServer によって除外されることはなくなり、クライアントに返されるようになりました。
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CR209771
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TaskRuntimeMBean.printLog(pw) メソッドは、T3 クライアントで呼び出される場合に NotSerializableException を受け取っていました。
TaskRuntimeMBean.printLog(pw) メソッドはパブリック ドキュメントから除外されて、公開されなくなりました。
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CR210425
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現在は、ユーザ名とパスワードを指定しないでサーバを停止しようとすると、<wlserver> タグが例外を送出します。
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CR211069
CR218084
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管理対象サーバが WebLogic Server 8.1 サービス パック 3 以前である場合、管理サーバは暗号化された属性を調整するようになりました。
その結果、管理サーバを WebLogic Server 8.1 サービス パック 4 以降にアップグレードする場合、WebLogic Server 8.1 サービス パック 3 以前で動作する管理対象サーバを起動できます。
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CR212225
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JMS の負荷テスト中に、WebLogic Server は次の例外を送出しなくなりました。
NotSerializableException: weblogic.t3.srvr.T3Srvr
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CR213168 CR214825
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サーバ起動時に矛盾した状態になるのを防ぐため、共有データからアクセスされる特定のプライベート メソッドが同期化されました。
その結果、複数の管理対象サーバを同時に起動するときに、ModelMBeanTypeMBean.operationCategory() は NullPointerException を送出しなくなりました。
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CR214170 CR208509 CR221784
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すべてのブラウザのすべての既知のバージョンで動作するように、コンソール アプリケーションの javascript コードが書き換えられました。
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CR214241
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weblogic.Admin ツールの BATCHUPDATE オプションを使用する場合、処理前にファイルから引用符が削除されていました。
バッチ ファイルからの引用符の削除に関するロジックが変更されて、空の引用符を渡すことが可能になりました。その結果、wl.admin はバッチ モードでも対話モードでも同じように動作するようになりました。
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CR214288
CR236570
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コンフィグレーション MBean リストの更新で同期化の問題があったため、複数のノードからなる大きなクラスタへのアプリケーション デプロイメント中に、管理サーバで NullPointerException が送出されました。
この問題は修正されています。
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CR214301
CR230260
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ErrorDestination を有効な JMSQueue に設定するときの検証チェック中に、親属性が設定されていなかったため、JMSLegalHelper コードは NullPointerException により失敗しました。
現在は、親属性が設定されていない場合、WebLogic Server は比較や有効性のチェックのために WeblogicObjectName から親を取得しようとします。
その結果、WebLogic Server は NullPointerException を送出しないで、検証チェックを続行するようになりました。
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CR215114
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JDBC プール コマンドの使い方の文字列は、コードと一致するように更新されました。
RESET、ENABLE、DISABLE、EXISTS、TEST、REMOVE、SUSPEND、SHUTDOWN、RESUME、および DELETE では、-poolName <poolName> を使用して、指定された操作に対する JDBC 接続プール名を取得します。CREATE および DESTROY プール コマンドでは、コマンドラインの位置パラメータを通じて poolName を取得します。
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CR216453
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Monitor ロールは、必要なアクセス パーミッションが付与されていなかったため、コンソールでデプロイメント ステータスを参照できませんでした。
現在、Monitor ロールはデプロイメント ステータスのページにアクセスできます。
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CR216513
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認可エラーが発生すると、Administration Console にはリモート障害の理由を説明する詳細なエラー メッセージが表示されるようになりました。
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CR219192
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JMSQueue の ErrorDestination を設定するときに、管理サーバで NullPointerException は発生しなくなりました。
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CR220015
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START および RESUME コマンドが失敗した場合、weblogic.Admin ユーティリティは終了コード 0 を返していました。
この問題は修正されて、weblogic.Admin は終了コードとして 1 を返すようになりました。
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CR221970
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WebLogic Server ロガーはログ レコードを発行する前にそのレコードをフォーマットします。不正なレコードをフォーマットする場合に、発生した例外が処理されなかったため、そのログ レコードは発行されませんでした。そのような不正なレコードがいくつかあった後、ロガーはハンドラを削除したので、どのレコードも発行されずにロギングが停止しました。
WebLogic Server は、レコードのフォーマット中にすべての例外を処理してレコードを発行するようになりました。その結果、不正なログ レコードがあってもロギングは続行されます。
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CR223944
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weblogic.Admin BATCHUPDATE コマンドは、コマンド プロンプトから、またはバッチ ファイルとして実行されるときに正確な結果を返すようになりました。
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CR227566
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カスタム プロバイダを生成するとき、WebLogic Server は、コンパイルされた MBean の MBeanInfo ファイルの生成に使用される <MBeanInterfaceName>MBI.java ファイルを生成します。
現在、WebLogic Server はこれらのソース ファイルを、このクラスが生成された MBean インタフェースと同じパッケージに入れます。WebLogic Server はこれらの *MBI.class ファイルをプロバイダの JAR ファイルにまとめなくなりました。その結果、JAR ファイルのサイズは軽くなりました。
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CR228265
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タイムスタンプがフォーマットされたログ ファイルが Administration Console で表示されるようになりました。
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CR232488
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WebLogic Server のコマンドライン ツールは、暗号化されたデータについて無意味な属性値を表示していました。
この問題は解決されています。
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