カウンタ モニタは、整数の属性の値を定期的にチェックし、値がしきい値を超えた場合にトラップを生成します。また、カウンタ モニタは、トラップの送信後にしきい値をオフセット値の分だけ増やすようコンフィグレーションすることもできます。
注意: カウンタ モニタの作成後に名前を変更することはできません。代わりに、今あるカウンタ モニタを削除して、新しい名前の別のカウンタ モニタを作成する必要があります。
詳細については、MBean タイプおよび属性名の決定を参照してください。
インスタンス名を入力しない場合、このモニタは、手順 4 で指定された型のすべての MBean インスタンスを監視します。
次に例を示します。
監視されている属性が新しいしきい値を超えるたびに、しきい値はオフセット値ずつ増加します。たとえば、[しきい値] を 1000 に、[オフセット] を 2000 に設定した場合、監視されている属性が 1000 を超えると、カウンタ モニタは通知を送信し、しきい値を 3000 に増やします。監視されている属性が 3000 を超えると、カウンタ モニタは通知を送信し、しきい値を再び 5000 に増やします。
しきい値の最大値を指定するには、[係数] フィールドに値を入力します。しきい値は、係数に指定された値に達すると、オフセット値が適用される前に、モニタの setThreshold メソッドへの最近の呼び出しで指定された値に戻されます。たとえば、元の [しきい値] を 1000 に、[係数] を 5000 に設定した場合、[しきい値] が 5000 を超えると、モニタは通知を送信してから [しきい値] を 1000 にリセットします。
これらのフィールドの詳細については、コンフィグレーション オプションを参照してください。
完了した後に
モニタを作成して最初にコンフィグレーションした後に Administration Server を再起動する必要はありません。ただし、モニタを作成した後で変更した場合は、管理サーバを再起動する必要があります。