ORACLE JAPAN Server Release 6.1

 

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概要

 

このマニュアルでは、BEA の Oracle データベース管理システム(DBMS)用 JDBC ドライバをインストールして、WebLogic Server で使用する方法について説明します。WebLogic Server バージョン 6 で追加された新機能であるマルチプールついても説明します。

このマニュアルでは、ユーザが Java、DBMS の全般的な概念、および Structured Query Language(SQL)について理解していることを前提にしています。

この章では次の内容について説明します。

 


WebLogic jDriver の概要

BEA では、WebLogic Server ソフトウェアで使用する 3 つの WebLogic jDriver を提供します。

Type 2 ドライバはデータベース ベンダが提供するクライアント ライブラリを使用しますが、Type 4 ドライバは pure-Java であり、通信レベルでデータベース サーバに接続するので、ベンダ固有のクライアント ライブラリが不要です。

 


WebLogic jDriver for Oracle

Oracle DBMS 用 Type 2 JDBC ドライバである WebLogic jDriver for Oracle は、WebLogic Server ソフトウェアに付属しています。このドライバを使用するには、必要なすべてのライブラリを含む Oracle クライアントを、Oracle DBMS のクライアントとなるマシン上に完全インストールしなければなりません。この Oracle クライアントのインストール内容には、WebLogic Server で必要とされるベンダ提供のクライアント ライブラリおよび関連ファイルが含まれていなければなりません。

注意: 同じバージョンの WebLogic jDriver for Oracle、Oracle クライアント、およびデータベース管理システムを使用する必要があります。たとえば、Oracle DBMS のバージョンが 8.1.7 である場合、バージョン 8.1.7 の Oracle クライアントおよび WebLogic jDriver for Oracle を使用する必要があります。

Oracle 共有ライブラリ

WebLogic Server 配布キットには、WebLogic Server 用に BEA が提供するネイティブ ライブラリが入っています。どのライブラリを選ぶかは、クライアント マシンにインストールされている Oracle クライアントのバージョンと、Oracle サーバにアクセスするために使用する Oracle API のバージョンによって決まります。このドライバをインストールする前に、BEA のネイティブ ライブラリと Oracle のクライアント ライブラリの両方を、クライアントの PATH(Windows NT)または共有ライブラリ パス(UNIX)に入れる必要があります。詳細については、 WebLogic jDriver for Oracle のインストールを参照してください。

WebLogic jDriver for Oracle/XA での分散トランザクション

WebLogic Server は、Oracle Corporation の Oracle8i データベース管理システム用のマルチスレッド JDBC/XA ドライバを提供します。WebLogic jDriver for Oracle/XA は、WebLogic jDriver for Oracle のトランザクション対応バージョンです。WebLogic jDriver for Oracle/XA は、X/Open Distributed Transaction Processing(DTP)モデルのトランザクション マネージャとリソース マネージャとの双方向システムレベル インタフェースである XA を完全サポートします。

 

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