3. Web ページの詳細情報を表示する

ここでは、Web ページに関する詳細情報を表示する方法について説明します。[アウトライン] ビューと [プロパティ シート] を使用して、Web ページを調査し、ページの構造やページに表示される動的なデータに関する詳細情報を表示します。

背景

Workshop では、アプリケーション データベースを構築するプロセスの一部として Web ページが解析されます。Workshop はこの解析によって、ページ上に表示される JSP タグだけでなく、リソース バンドルから参照されるローカライズ済みの画像やメッセージ、ページ内で使用される Bean プロパティ、ページの一部として表示される JSP インクルードなどの情報を把握します。これらの情報はすべて、IDE のユーザ インタフェースからアクセスできます。

アウトライン ビューの使用

  1. このページを開くには、[AppXplorer] で default.jsp をダブルクリックします。
  2. アウトライン ビューには、タグの階層を表すツリー形式で JSP ページの構成が表示されます。
  3. アウトライン ビューで任意のノードをクリックすると、対応する JSP コンテンツが強調表示されます。

[デザイン パレット] の [JSP 変数] セクションの使い方

  1. このページを開くには、[AppXplorer] で checkoutShipping.jsp をダブルクリックします。
  2. [デザイン パレット] ビューで下にスクロールして、([データ] セクション内にある) [JSP 変数] サブセクションを見つけます。(ドロップダウンで [データ] を選択し、パレットの検索範囲を絞ることもできます)。

    [デザイン パレット] の [JSP 変数] セクションに、スクロール可能な変数の一覧が表示されます。一番上には、以下の 3 つの変数が表示されます。

  3. [メニュー表示] ([デザイン パレット] の右上隅にある三角形) をクリックし、[変数選択の同期] を選択します。

  4. [checkoutShippingForm] ノードをクリックします。
  5. ソース コードで html:form タグが強調表示されます。これは、この変数が Struts フォームに関連付けられているフォーム Bean であるため使用可能であることを示します。

  6. [profile] ノードをクリックします。
  7. ソース コードで jsp:useBean タグが強調表示されます。これは、この変数が useBean タグの profile 変数であるため使用可能であることを示します。

  8. [セッション変数] の一覧にある user 変数をマウスでポイントします。
  9. ツールチップが表示され、この変数はこのページでは宣言されていませんが外部的には設定されており、そのスコープが session スコープであることが分かります。

  10. [user] 変数ノードを右クリックします。
  11. コンテキスト メニューのコマンドを使用すると、以下の操作を実行できます。

  12. + 記号が横に付いている任意の変数ノードを展開します。
  13. ノードが展開し、その変数の Bean プロパティが表示されます。

  14. [メニュー表示] ([デザイン パレット] の右上隅にある三角形) をクリックし、[使用された変数のみを表示] コマンドを選択します。これにより、現在のページで使用されている変数と Bean プロパティのみが表示されます。

[プロパティ シート] の使用

  1. このページを開くには、[AppXplorer] で shoppingcart.jsp をダブルクリックします。
  2. デザイン エディタ ペインで、html:form (/shoppingcart) ボックスをクリックします。
  3. [プロパティ] ビューの [プロパティ シート] タブをクリックします。
    Struts html:form タグの [プロパティ シート] がアクティブになります。

 

関連するタスク

[デザイン パレット] の使い方 : [データ] セクション

 

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