サービス コントロールをカスタマイズする : WSDL ファイルへの準拠を宣言する

このトピックでは、サービス コントロールのデフォルト動作を変更するための CTRL ファイルのカスタマイズについて説明します。

コントロールの詳細については、コントロール : Web サービスからリソースを使用するを参照してください。

サービス コントロールの詳細については、サービス コントロール : 他の Web サービスを使用するを参照してください。

サービス コントロールのカスタマイズの詳細については、サービス コントロールをカスタマイズする : 概要を参照してください。

サービス コントロールにコントラクトへの準拠を指定する

通常、サービス コントロールの CTRL ファイルでは、ファイルが WSDL ファイルで指定されているパブリック コントラクトに準拠することを明示的に宣言します。準拠の宣言には @jws:wsdl タグを使用します。@jws:wsdl タグの file 属性は、サービス コントロールが準拠する WSDL ファイルの名前を指定します。

@jws:wsdl タグで指定されたファイルは、サービス コントロールの CTRL ファイル内のインラインに埋め込むことができます。WSDL の内容は、@jws:define タグの値として指定されます。@jws:wsdl タグの file 属性は、実際のファイル名ではなく #Name を参照します。Name は、@jws:define タグの name 属性の値です。次の CTRL ファイルの内容サンプルでは、それぞれの指定位置を示します。

import weblogic.jws.control.ServiceControl;
/**
 * @jws:location http-url="creditreport/IRS.jws" jms-url="creditreport/IRS.jws"
 * @jws:wsdl file="#IRSWsdl"
 */
public interface IRSControl extends ServiceControl
{
    ...
}
/** 
 @jws:define name="IRSWsdl" value::
      <?xml version=1.0 encoding=utf-8?>
      <definitions ...>
        ...remainder of WSDL here...
      </definitions>
  ::
 */

サービス コントロールは @jws:wsdl タグに関連付けられており、サービス コントロールのインタフェースのメソッドは、WSDL ファイルで定義されている処理に準拠したメッセージを生成できる必要があります。

@jws:wsdl タグの詳細については、@jws:wsdl タグを参照してください。

関連トピック

CTRL ファイル : コントロールを実装する

WSDL ファイル : Web サービスの記述

@jws:define タグ

@jws:wsdl タグ