データ・ソースへの接続について
Excel、WordおよびPowerPointのOracle Smart View for Officeから、共有接続またはプライベート接続を使用してサポートされているOracle Enterprise Performance Management Cloud および「Oracle Enterprise Performance Managementシステム」データ・ソースに接続できます。
Smart View接続については、この概要ビデオをご覧ください。
共有接続とプライベート接続の例
様々なタイプの接続およびそれらが「Smart Viewパネル」でどのように表示されるかの例を次に示します。 これによって、Smart Viewのデータ・ソースに接続するときに想定される内容を把握できます。
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単一のEPM Cloudデータソースへの共有接続。
「図3-1」のドロップダウン・メニューの例では、ユーザーはPlanningデータ・ソースへの接続(EPM Cloudオプション)およびFinancial Reporting (「レポート設定」オプション)へのアクセス権を持ちます。
図3-1 単一のEPM Cloudデータソースへの共有接続
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同じドメインの複数のEPM Cloudデータ・ソースへの共有接続。
図3-2のドロップダウン・メニューの例では、ユーザーはサポートされている複数のEPM Cloudデータ・ソースにアクセスできます: Planningモジュール、Financial Consolidation and Close、Narrative ReportingおよびTax Reporting。
注意:
「図3-2」では、「勘定科目突合せ」はSmart Viewでサポートされるデータ・ソースではなく、Profitability and Cost Managementがサポートされますが、このシナリオでは、Smart Viewではサポートされていません。
サービス管理者は、ドロップダウン・メニューに表示されるデータ・ソース名を指定します。
図3-2 複数のEPM Cloudデータ・ソースへの共有接続
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「Oracle Hyperion Enterprise Performance Managementワークスペース」の共有接続。
「図3-3」のドロップダウン・メニューの例では、ユーザーは、Oracle EssbaseおよびOracle Hyperion Planningを含む5つの「EPMシステム」データ・ソースにアクセスできます。
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プライベート接続
「図3-4」のドロップダウン・メニューの例では、プライベート接続ウィザードを使用して作成された、EssbaseおよびOracle Hyperion Financial Managementの2つの接続が表示されています。 表示される残りの接続はクイック接続メソッドを使用して作成され、特にOracle Hyperion PlanningおよびEssbaseへの接続が含まれます。
図3-4 様々なプライベート接続
このビデオを見て、データソースへの接続を含むSmart Viewのチュートリアルを参照してください。
ガイドライン
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一部のデータ・ソースでは、ワークシートごとに接続できるデータ・ソースは1つのみです。 例外およびその他の接続ガイドラインを次に示します。
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Planning、Financial Consolidation and CloseおよびTax Reporting:
「EPM Cloud複数所有のワークシートの接続の変更」で説明しているように、1つのワークシートで複数のデータベースに接続できます。
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Oracle Analytics Cloud - Essbase とEssbase
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Oracle Analytics Cloud - Essbaseに接続する場合は、プライベート接続を使用する必要があります。
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「複数グリッド・ワークシートでの接続の変更」の説明に従って、1つのワークシートで複数のEssbaseデータベースに接続できます。
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外部認証が無効になっている場合は、セキュリティ上の理由から、同じサーバー上の別のアプリケーションに接続するたびに、ユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
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Essbaseデータベースに接続すると、データベースに関連付けられているデータベース・ノートを表示できます。 データベース・ノートを表示するには、「Smart Viewパネル」からEssbaseデータベースの名前を右クリックし、「データベース・ノート」を選択します。 Smart Viewからこれらのデータベース・ノートを編集することはできません。 データベース・ノートは、VBA関数HypGetDatabaseNote (「Oracle Smart View for Officeデベロッパ・ガイド」を参照)を使用して、VBAで実装できます。
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Oracle Analytics Cloud およびOracle Business Intelligence Enterprise Edition
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「複数のOracle Analytics Cloudデータ・ソースへの接続」 「と複数のOracle BI EEデータ・ソースへの接続」で説明されているように、単一シート上の複数のカタログに接続できます。
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Oracle Analytics Cloud または、Oracle BI EE、に接続する場合は、プライベート接続を使用する必要があります。
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Narrative Reportingに接続する場合は、プライベート接続を使用する必要があります。