2.189 LOG_CHECKPOINT_INTERVAL
LOG_CHECKPOINT_INTERVAL
には、チェックポイントの頻度、つまり増分チェックポイントとREDOログに書き込まれた最終ブロック間に存在する可能性のあるREDOログ・ファイルのブロックの数を指定します。この数は、データベース・ブロックではなく、オペレーティング・システムの物理ブロックの数です。
特性 | 説明 |
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パラメータ・タイプ |
整数 |
デフォルト値 |
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変更可能 |
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PDBで変更可能 |
いいえ |
値の範囲 |
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基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
複数インスタンスには、異なる値を指定可能。 |
この値に関係なく、あるオンラインREDOログ・ファイルから別のファイルに切り替えるときは、常にチェックポイントが発生します。そのため、この値が実際のREDOログ・ファイルのサイズを超えると、チェックポイントは、ログを切り替えるときにのみ発生します。チェックポイントの頻度は、データベースの予期しない障害からのリカバリに要する時間に影響する要因の1つです。
ノート:
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LOG_CHECKPOINT_INTERVAL
の値に0
(ゼロ)を設定すると、パラメータの設定が無限の状態と同じになり、パラメータは無視されます。このパラメータには、0以外の値のみ意味があります。 -
リカバリI/Oは、
LOG_CHECKPOINT_TIMEOUT
パラメータの設定、または最小のREDOログ・ファイルに指定されたサイズによって制限することもできます。チェックポイント動作を制御するメカニズムについては、V$INSTANCE_RECOVERY
ビューを参照してください。
関連項目:
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FAST_START_MTTR_TARGET
パラメータが設定されている際にこのパラメータを無効または削除する方法の詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。