10.46 V$SQL_BIND_CAPTURE
V$SQL_BIND_CAPTUREは、SQLカーソルによって使用されたバインド変数に関する情報を示します。ビュー内の各行には、カーソルで定義されたバインド変数1個に関する情報が格納されています。次のものが含まれる。
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                        そのバインド変数を定義するカーソルへの参照 ( hash_value,address)は親カーソル用および(hash_value,child_address)は子カーソル用
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                        バインド・メタデータ バインド変数の名前、位置、データ型、文字セットID、精度、スケールおよび最大長。 
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                        バインド・データ バインド変数に対応付けられたSQL文の以前の実行中に、バインド変数に対して使用されたバインド値の1つ。このビューでは、バインド変数が取得されない場合があります。バインド変数の型が単純な場合(LONG、LOBおよびADTデータ型は除外)またはバインド変数がSQL文の WHERE句またはHAVING句で使用されている場合にのみ、このビューでバインド値が表示されます。
STATISTICS_LEVEL初期化パラメータがBASICに設定されている場合、バインド取得は実行できません。このビューは、(HASH_VALUE, ADDRESS)のV$SQLAREAおよび(HASH_VALUE, CHILD_ADDRESS)のV$SQLと結合できます。
                  
| 列 | データ型 | 説明 | 
|---|---|---|
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 | 親カーソルのアドレス | 
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 | ライブラリ・キャッシュ内の親カーソルのハッシュ値。ハッシュ値はビューの固定索引で、ビューへのアクセスをスピードアップするために必ず使用する。 | 
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 | ライブラリ・キャッシュ内の親カーソルのSQL識別子 | 
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 | 子カーソルのアドレス | 
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 | 子カーソル番号 | 
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 | バインド変数の名前 | 
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 | SQL文内のバインド変数の位置 | 
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 | バインディングが名前によって実行され、バインド変数の複製が作成された場合、この列には1次バインド変数の位置が設定される。 | 
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 | バインド・データ型の内部識別子。Oracle Database 12c以降は、PL/SQLデータ型を表す番号がこの列に表示される。 | 
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 | バインド・データ型のテキスト表記。Oracle Database 12c以降は、PL/SQLのみのデータ型を表すテキストがこの列に表示される。実際のデータ型がPL/SQLサブタイプである場合、サブタイプではなくデータ型の名前が表示される。 | 
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 | 各国語文字セットの識別子 | 
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 | 精度(数値バインド用) | 
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 | スケール(数値バインド用) | 
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 | 最大バインド長 | 
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 | バインド値が取得されたかどうか( | 
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 | バインド値が取得された日付。バインド値は、SQL文の実行時に取得される。オーバーヘッドを制限するには、指定したカーソルに対して最大15分間隔でバインドを取得する。 | 
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 | 文字列として表されたバインドの値 | 
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 | データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。 
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関連項目:
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                           「V$SQL」