リコンシリエーション機能の概要
リアルタイム・モニタリング・ルールによりモニターされるターゲットまたはファセット(あるいはその両方)を参照する変更リクエストを作成すると、そのルールに対して発生した監視は、一致するすべてのオープン変更リクエストに関係付けられます。
監視がCloud Controlサーバーに到達すると、アクティブであった(スケジュール開始/停止時間に基づいて)、Cloud Controlの「統合」タブの相関基準と一致する、開いている変更リクエストがすべて評価されます。監視の基準と一致する変更リクエストが存在する場合、この監視には「認可済」の監査ステータスのマークが付けられます。ルール構成で「注釈」チェック・ボックスを選択した場合、これらの認可済監視の詳細がRemedy変更リクエストのEnterprise Managerの統合タブの表に取り込まれます。
監視に関係付けできるオープン変更リクエストがない場合、自動リコンシリエーションを使用するようにルールが構成されていれば、この監視は「未認可」監査ステータスに設定されます。この監視が属していた監視バンドルは違反とみなされ、その結果Cloud Controlイベントが作成されます。このイベントは、Cloud Controlイベント・ルールを作成することにより、さらに使用できます。
監視監査ステータスを確認するには、「コンプライアンス」、「リアルタイム監視」、「監視の検索」または参照画面のいずれかを選択して監視の詳細を確認します。適切なロールを持つユーザーは、これらのページから個々の監視の監査ステータスを上書きすることもできます。
未認可の監視が含まれるために違反となっているバンドルはすべて、コンプライアンス結果ページに違反として反映されます。これらの違反によって、コンプライアンス・スコア・スキューは低くなります。これらの違反がクリアされれば、スコアは高くなります。ただし、特定の監視についてのこれらの監査ステータス変更の履歴は保存されます。