1 Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドのリリース20.1での変更点
Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドのすべての内容は、リリース20.1の機能とユーザー・インタフェースの変更が反映されるように更新されました。
新機能と更新
Oracle Application Expressリリース20.1の新機能と最新情報は次のとおりです。
-
Redwood UI
Oracle Application Expressのユーザー・インタフェースが一新され、Oracleの新しいユーザー・エクスペリエンス設計言語であるRedwoodにより即したものになりました。
-
簡易URL構文
Oracle Application Expressアプリケーションでは、現在2種類のURL構文、簡易URL構文とレガシーf?p構文がサポートされています。Application Expressリリース20.1以降で作成されたアプリケーションでは、簡易URL構文が使用されます。簡易URLを使用するように既存のアプリケーションを変更するには、アプリケーション定義で簡易URL属性を編集します。
簡易URL構文の理解および簡易URL構文の有効化または無効化を参照してください。
-
メガ・メニュー・ナビゲーション
ユニバーサル・テーマでは現在、メガ・メニュー・ナビゲーションをサポートしています。メガ・メニュー・ナビゲーションは、すべてのナビゲーション・アイテムを一度に表示する縮小可能なフローティング・パネルとして、アプリケーション・ナビゲーションをレンダリングします。アプリケーションの作成ウィザードでアプリケーションを作成する際、メガ・メニュー・ナビゲーションを選択できます。
ナビゲーション・メニューの管理およびアプリケーションの作成ウィザードの使用を参照してください。
-
リモートでのアプリケーションのデプロイメント
REST対応SQL参照を使用して、アプリケーションをリモートのOracle Application Expressインスタンスにデプロイします。
ワンクリックでのリモート・アプリケーション・デプロイメントの理解を参照してください。
-
エクスポート・ファイルの個別スクリプトへの分割
アプリケーション・ビルダーのページである「アプリケーションのエクスポート」、「ページのエクスポート」および「コンポーネントのエクスポート」で使用できる「Zipとしてエクスポート」オプションを使用して、アプリケーション、ページ、コンポーネントのエクスポートを個別ファイルに分割します。「Zipとしてエクスポート」オプションを使用して、エクスポートしたファイルを単一のZipファイルにアーカイブします。Zipファイルはローカル・ファイル・システム上で解凍し、更新したファイルをソース・コード・リポジトリにコミットできます。
エクスポート・ファイルの個別スクリプトへの分割およびエクスポート・ファイルを個別スクリプトへ分割する場合のディレクトリ構造を参照してください。
-
URLフィルタリングのための対話グリッドのサポート
対話グリッドにURLフィルタリングのためのサポートが組み込まれました。
対話グリッド・レポートへのリンクの設定を参照してください
-
アプリケーション・バックアップ
Oracle Application Expressでは、日次メンテナンスの一環として、変更されたアプリケーションが自動的にバックアップされます。
アプリケーション・バックアップの管理を参照してください
-
ページ・デザイナのユーザー・インタフェースの拡張機能
機能拡張の内容は次のとおりです。-
処理順でのレンダリング・ソートおよび「コンポーネント・タイプ別にグループ化」ボタンがページ・デザイナの左ペイン(または「レンダリング」タブ)から削除されました。
-
ページ・デザイナでコンポーネントを構築する際、「保存」ボタンの横にある「メッセージ」ボタンをクリックして、エラー・メッセージを表示できるようになりました。
-
コンポーネント・ビューはデフォルトで非表示にされています。
ページ・デザイナの左ペイン、ドラッグ・アンド・ドロップによるリージョン、アイテム、またはボタンの追加、および「コンポーネント・ビュー」タブを参照してください。
-
-
ユーザー・インタフェース・ページの変更
「アプリケーション定義」のユーザー・インタフェース・ページには、以前にユーザー・インタフェースの詳細ページに表示されていた属性が含まれます。
ユーザー・インタフェース属性の編集を参照してください。
非推奨となったかサポートが終了した機能
このリリースでは、レガシー・チーム開発はサポート対象外です。レガシー・チーム開発へのすべての参照が削除されました。
Oracle Application Expressリリース・ノートの非推奨となった機能およびサポートが終了した機能に関する項を参照してください。