ASOでの計算の相違点

集約ストレージ(ASO)キューブの計算は、ブロック・ストレージ・キューブの計算とは異なります。集約は、ビューとして事前定義できます。式は、アウトラインで使用する場合は、Essbase計算関数を使用するのではなく、MDX数値式として記述します。

表35-2 集約ストレージとブロック・ストレージの計算の相違点

計算の機能 集約ストレージ ブロック・ストレージ

キューブの計算

キューブを集約します。集約は、集約ビューを使用して事前定義できます。

アウトラインのメンバーを集計/ロールアップします。

バッチ計算を実行できます。これらは、Essbase計算コマンドおよび関数で記述されたスクリプトです

ハイブリッド・モードをお薦めします。

式を、MDX演算子および関数を使用して定義します。次の制限に注意してください:

  • MDXで記述された有効な数値式である必要があります。%演算子を含めることはできません。次の式に置き換えます: (value1 / value2) * 100。

  • Essbaseの計算関数はサポートされていません

  • 動的階層のメンバーには、その他の制限なしで、式を使用できます

Essbase計算関数を使用して、式を定義します。

計算スクリプト

集約スクリプトは、生成する集約ビューの選択を定義します。

カスタムASO計算を作成できます(キューブに特別な計算およびデータ依存性を処理するための計算スクリプトが必要な場合)。

Essbase計算機構文を使用して、保管済/手続き型計算スクリプトを定義します。

属性計算ディメンション

属性メンバーの組合せを合計できます。

属性メンバーの組合せは、Sum、Count、Min、MaxまたはAverageを使用して計算できます。

計算順序

メンバー式の計算順序は、解決順序メンバー・プロパティを使用して定義できます。

計算順序は、アウトラインまたは計算スクリプトのディメンションの順序によって定義されます。

ハイブリッド・モードでは、解決順序メンバー・プロパティを使用して順序をカスタマイズできます。

動的計算

式を含むすべての親メンバーおよびメンバーを動的に計算します。標準ディメンションの明示的な「動的計算」設定はありません。

キューブ内の選択したメンバーに「動的計算」プロパティを適用して、バッチ計算のパフォーマンスを向上できます。