ASOでのアウトラインの相違点
Essbase集約ストレージ(ASO)のアウトラインには、密または疎ディメンション、2パス計算、動的時系列、動的計算および動的保管はありません。共有メンバーとラベルのみメンバーには、いくつかの制限事項があります。
表35-1 集約ストレージとブロック・ストレージのアウトラインの相違点
アウトラインの機能 | 集約ストレージ | ブロック・ストレージ |
---|---|---|
密ディメンションまたは疎ディメンションの指定 |
関係しません |
関係します |
複数階層の有効化、動的階層または保管階層の指定 |
関係します |
無関係です |
動的階層の勘定科目ディメンションとメンバー |
次の場合を除き、サポートされています。
|
完全にサポートしています |
保管階層のメンバー |
次の場合を除き、サポートされています。
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完全にサポートしています |
メンバーのストレージ・タイプ |
次の場合を除き、サポートされています。
|
属性ディメンションを除き、すべてのディメンション・タイプですべてのメンバーのストレージ・タイプをサポートしています |
不規則階層および10レベルを超える階層 |
サポートしていますが、パフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります |
サポート |
アウトライン検証 |
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アウトライン・ページング |
サポート |
サポートしていません |
データベース再構築 |
再構築のレベル(「集約ストレージ・キューブの再構築」を参照) |
再構築のレベル(「データベースの再構築の最適化」を参照) |