別名の設定

別名とは、メンバーまたは共有メンバーの代替名です。別名表に格納されている別名によって、アウトラインまたはレポートの可読性を向上させることができます。

たとえば、Sample.Basicキューブ・アウトラインでは、Productディメンションのメンバーは製品SKUコード(100-10など)と、複数のわかりやすい別名(Colaなど)で識別されます。次のアウトライン・ビューは、いくつかのProductメンバー名とそれに対応するデフォルトの別名を示しています。


製品メンバーとして100 (Alias: Colas)、200 (Alias: Root Beer)、300 (Alias: Cream Soda)、400 (Alias: Fruit Soda)およびDiet (Alias: Diet Drinks)という名前のメンバーを含むProductディメンション。100という名前のメンバーは、子の100-10 (Alias: Cola)、100-20 (Alias: Diet Cola)、100-30 (Alias: Caffeine Free Cola)を示すために展開されています。

次のSmart Viewグリッドでは、メンバー名とともに別名が表示されています。


行に製品、列にメジャーおよびページにScenario、East、Yearが含まれているSmart Viewグリッド。列AのProductカテゴリには、メンバー名の100、200、300、400およびDietがリストされています。列Bの製品カテゴリの別名には、Colas、Root Beer、Cream Solda、Fruit SodaおよびDiet Drinksがリストされています。

上のSmart Viewとアウトラインのビューでは、別名がSample Basicのアウトラインで定義されたデフォルトの別名表から取得されています。ただし、Defaultという組込みの別名表に加えて別の別名表を追加および設定していると、メンバーには複数の別名が付けられていることがあります。

Sample BasicのProductメンバー100-10について考えてみます。Sample Basicには6つの別名表が含まれていて、このメンバーはいずれかの別名を使用して表示できます。


Essbase Webインタフェースの「メンバー」インスペクタに、100-10という名前のメンバーに定義されたすべての別名が示されています。これには、Colaのデフォルトの別名、異なる言語の別名およびColaブランドの代替名による別名も含まれています。

キューブに複数の別名表が実装されているときには、Smart Viewユーザーは「Essbase」リボンの「別名の変更」をクリックすることで、異なる別名のセットを選択できます。複数の別名表の一般的な用途として、言語変換があります。各国のユーザーは、自分の言語でメンバー名が読み取れるように、適切な別名表を設定できます。


デフォルト以外の別名表を選択するためのSmart Viewのダイアログ


行に製品、列にUmsätze、ページにSzenario、OstおよびJahrがあるSmart Viewグリッド。列AのProductカテゴリには、メンバー名の100、200、300、400およびDietがリストされています。列Bには、製品カテゴリ・レベルのドイツ語の別名がリストされています。

別名と別名表に関する情報は、ブロック・ストレージ・キューブおよび集約ストレージ・キューブに適用されます。

別名の作成

任意のメンバーに別名を指定できます。別名は、メンバー名と同じルールに従う必要があります。

次のいずれかの方法を使用して、既存の別名表に別名を作成できます。

  • アウトラインの編集中にメンバーに別名を手動で割り当てます。

  • キューブ・デザイナとアプリケーション・ワークブックを使用して、別名表を作成し、その表に別名を追加します。

  • ディメンション構築およびデータソースを使用して、別名表に別名を追加します。

  • 事前定義済のフォーマットで作成した別名表ソース・ファイルから別名値をインポートします。

アウトライン・エディタでの別名の追加

アウトラインの編集時に別名を追加するには:

  1. Essbase Webインタフェースで、編集するアウトラインを開きます

  2. メンバー名を右クリックして、「検査」をクリックします。

  3. 「別名」タブをクリックします。

  4. 現在のメンバーの別名をいずれかの別名表に入力します。定義済の別名表がない場合は、Defaultという名前の別名表に別名を入力できます。


    アウトライン・エディタのメンバー・インスペクタにある「別名」タブ。「デフォルト」というラベルの付いたテキスト・フィールドに、別名として「Root Beer」が入力されています。

  5. 「適用して閉じる」をクリックします

  6. アウトラインを保存します。

アプリケーション・ワークブックでの別名の追加

アプリケーション・ワークブックを使用して、キューブの構築時に別名表を作成して値を設定します。

アプリケーション・ワークブックを使用して別名を追加するには

  1. アプリケーション・ワークブックを開きます。

  2. 別名を追加する別名表がすでに存在している場合

    1. 適切なディメンション・ワークシートに移動して別名を追加します。たとえば、製品の別名を追加する場合は、製品ディメンションのワークシートに移動します。

    2. この別名が、このディメンションや別名表に追加する最初の別名の場合は、ALIAS.<AliasTableName>という新しい列を追加して、その列に別名を追加します。このディメンションと別名表にすでに別名が存在している場合は、メンバーの適切な行に新しい別名を追加します。たとえば、次の画像では、新しい列のALIAS.AliasTableNameが追加され、製品メンバー100に対する新しい別名のProduct aliasが含まれています。


      Dim.Productシートがアクティブになっているアプリケーション・ワークブック。画像では、ワークシートのMembersセクションにある列PARENT、CHILDおよびALIAS.AliasTableNameがフォーカスされています。Product > 100の行には、新しい別名の「Product alias」がALIAS.AliasTableName列に追加されています。

  3. まだ別名表が存在していない場合は、Cube.Settingsワークシートで新しい別名表の名前を指定して、Defaultという別名表の下に追加します。その後で、前のステップに戻って、ディメンションに別名を追加します。

    たとえば、次の画像では、「ADD NEW ALIAS TABLE HERE」というラベルが付いたスペースに、新しい別名表の名前を入力します。


    Cube.Settingsシートがアクティブになっているアプリケーション・ワークブック。画像では、「別名表(代替メンバー名)」セクションがフォーカスされています。Defaultという別名表のすぐ下に、「ADD NEW ALIAS TABLE HERE」と示された追加の行があります。

  4. アプリケーション・ワークブックを使用したキューブを構築します。キューブは、キューブ・デザイナを使用するか、Essbase Webインタフェースからアプリケーション・ワークブックをインポートすることで構築します。

Cube.Settingワークシートの理解: 別名表も参照してください。

ディメンション構築での別名の追加

ディメンション構築で別名を追加する場合は、次のワークフローを使用します。この例は、Long Namesという空の別名表がすでに存在しているSample Basicに対応しています。

次に示す手順は、すでにSample Basicを構築またはインポートしていることを想定しています。

  1. ディメンション構築データ・ファイルを作成します。たとえば、次のデータ・ファイルにはloadaliases.txtという名前が付いているとします。

    "Product","100","Amazing Colas"
    "100","100-10","The Best Cola"
    "100","100-20","Minimalist Cola"
    "100","100-30","Sleepy Cola"
    "Product","200","Rockin Root Beers"
    "200","200-10","Old Times Root Beer"
    "200","200-20","Skinny Root Beer"
    "200","200-30","Rooty Root Beer"
    "200","200-40","Moms Birch Beer"
    "Product","300","Crazy Cream Sodas"
    "300","300-10","Milkies Dark Cream"
    "300","300-20","Vanilla Dream Cream"
    "300","300-30","Lean Cream"
    "Product","400","Fruituristic Drinks"
    "400","400-10","Grape Expectations"
    "400","400-20","Orange You Glad"
    "400","400-30","Strawberry Hill"
    "Product","Diet","No Frills Drinks"
  2. カタログ内のSample Basicキューブ・ディレクトリに、このディメンション構築データ・ファイルをアップロードします。

  3. 新しいディメンション構築ルール(標準)を作成して、データ・ファイル(この例ではloadaliases.txt)に関連付けます。


    「新規ルール」ダイアログ。ルール名: loadaliases、ソース・タイプ: ファイル、ファイル: /applications/Sample/Basic/loadaliases.txt、ヘッダー・レコード番号: 0、ディメンション構築レコード番号: 0、ファイル・タイプ: 区切り、デリミタ: カンマ、スキップする行数: 0、データ数のプレビュー: 10

  4. ルール・エディタで、次のように設定します。

    1. 「フィールド - 1」で、「ディメンション」をProductに設定し、「タイプ」をParentに設定します。

    2. 「フィールド - 2」で、「タイプ」をChildに設定します。

    3. 「フィールド - 3」で、「タイプ」をAliasに設定します。


    loadaliases.txtを使用したプレビュー段階のディメンション構築ルール。フィールド1には、Productディメンションの親メンバーが含まれています。フィールド2には、Productディメンションの子メンバーが含まれています。フィールド3には、別名が含まれています。

  5. 「ディメンション」をクリックします。

  6. 「ディメンションの編集」ダイアログで、ディメンション名Productをクリックして、「詳細」をクリックします。

  7. 「プロパティの変更可能」をクリックして、「OK」をクリックします。


    ルール・エディタに示されたProductディメンションの詳細なプロパティ。画像では、選択済の「プロパティの変更可能」チェック・ボックス(デフォルトでは選択されていません)がフォーカスされています。

  8. 「グローバル・プロパティ」ボタンをクリックします。

  9. ロードする別名ファイルを選択します。たとえば、Long Namesを選択して「OK」をクリックします。


    ディメンション構築グローバル・プロパティの「プロパティの編集」ダイアログ。画像では、Long Namesに設定された「別名表」ドロップダウンの選択がフォーカスされています。

  10. ルールを検証し、保存して閉じます。

  11. キューブ・インスペクタを閉じて、「ジョブ」に移動します。

  12. 「新規ジョブ」をクリックして、「ディメンションの構築」を選択します。

  13. アプリケーションとデータベースの名前を入力します。

  14. 「スクリプト」にルール・ファイル名を入力して、「データ・ファイル」にデータ・ファイル名を入力します。


    「ジョブ」からの「ディメンションの構築」ダイアログ。アプリケーション: サンプル、データベース: 基本、スクリプト: /applications/Sample/Basic/loadaliases.rul、ロード・タイプ: ファイル、データ・ファイル: /applications/Sample/Basic/loadaliases.txt、再構築オプション: すべてのデータを保持。

  15. 「OK」をクリックして、ディメンションの構築を開始します。

  16. ジョブの完了後に、アウトラインをチェックして、別名がロードされていることを確認します。次のアウトラインのビューは、管理者がLong Namesの別名を表示するように設定しています。この表示を変更する方法は、「別名および別名表の使用」の「アウトラインでの別名の表示」を参照してください。


    Sample Basicのproductディメンション階層のアウトライン・ビューア。デフォルト以外の列がproduct階層の横に追加されていて、別名表Long Namesからの別名が含まれています。

別名および別名表の使用

別名表は、別名のコンテナです。

別名は、キューブ・アウトラインの一部として1つ以上の表に格納されます。別名表では、別名のセットがメンバー名にマップされています。Essbaseキューブには、Defaultという名前の空の別名表が含まれています。その他の別名表を追加していない場合に作成した別名は、このDefault別名表に格納されます。

新しい別名表を作成したときに、その表は空の状態です。新しい別名のセットをユーザーが使用できるようにするには、いくつかのメンバーの別名で別名表の値を設定する必要があります。

必要な場合を除き、すべてのメンバーに別名を指定する必要はありませんが、別名表はアウトラインのすべてのメンバーに適用されます。アウトラインのメンバーに複数の名前が必要な場合は、最大56個の別名表を使用できます。

Smart Viewでの別名の表示

キューブのメンバーに定義された別名がある場合、Smart Viewのユーザーは別名を表示するかどうかと、別名の表示方法を決定できます。

Smart Viewでの別名の表示を有効化するには

  1. 「Smart View」リボンで、「オプション」をクリックします。

  2. 「全般」グループの「メンバー・オプション」で、使用する「メンバー名の表示」オプションを選択します。


    メンバー名の表示として「メンバー名と別名」が選択されている、Smart Viewのメンバー表示オプション。

  3. 「OK」をクリックして、グリッドをリフレッシュします。

    次のグリッドでは、メンバー名とともに別名が表示されています。


    行に製品、列にメジャーおよびページにScenario、East、Yearが含まれているSmart Viewグリッド。列AのProductカテゴリには、メンバー名の100、200、300、400およびDietがリストされています。列Bの製品カテゴリの別名には、Colas、Root Beer、Cream Solda、Fruit SodaおよびDiet Drinksがリストされています。

Smart Viewで表示される別名を変更するには、「Essbase」「別名の変更」をクリックして、異なる別名のセットを選択します。


デフォルト以外の別名表を選択するためのSmart Viewのダイアログ


行に製品、列にUmsätze、ページにSzenario、OstおよびJahrがあるSmart Viewグリッド。列AのProductカテゴリには、メンバー名の100、200、300、400およびDietがリストされています。列Bには、製品カテゴリ・レベルのドイツ語の別名がリストされています。

アウトアインでの別名の表示

Essbase Webインタフェースのアウトライン・ビューア/エディタでの別名の表示をカスタマイズするには

  1. 「検査」グループで、「表内で選択した列を表示します」をクリックします。


    アウトライン・エディタの「表内で選択した列を表示します」というラベルの付いたボタン

  2. 現在アクティブな別名表の別名を使用して、アウトライン階層でメンバー名の横に別名を表示する場合は、「アクティブな別名」を選択します。

    アウトライン・ビューアで異なる別名のセットを表示する場合は、「プロパティ名」でかわりの別名表を選択します。

    たとえば、次の表示選択肢を使用すると、アウトライン・ビューアに現在の別名と中国語名が表示されるようになります。


    「アクティブな別名」と「ChineseNames」のオプションが選択されている、「表示するメンバー・プロパティの選択」という名前のダイアログ

  3. 「適用して閉じる」をクリックして、設定を保存します。


    メンバーの横にアクティブな別名が表示されていて、追加の行に別名表ChineseNamesからの別名が表示されているアウトライン・ビューア。

別名表の表示、作成およびエクスポート

アウトラインで別名表のリストを表示して、別名表を追加するには

  • Essbase Webインタフェースを使用して、アウトライン・エディタの「別名」タブの作業で別名表を追加およびエクスポートします。別名表の理解および作成を参照してください。

    または

  • アプリケーション・ワークブックを使用して、キューブの構築時に別名表を作成します。Cube.Settingワークシートの理解: 別名表を参照してください。

別名表をエクスポートするには

  1. Essbase Webインタフェースを使用して、アウトラインを開いて「アウトラインのプロパティ」をクリックし、「別名」タブに移動します。

  2. エクスポートする別名表の横にあるWebインタフェースの「エクスポート」ツールをクリックします。

  3. デフォルトでは、エクスポートした別名表は、.altファイルとしてユーザー・ディレクトリに保存されます。

ファイルからの別名表のインポート

次の手順はSample Basicに基づいていて、別のキューブからの別名表がユーザー・ディレクトリにエクスポートされているものと想定しています。エクスポートした別名表は、.altファイルに保存されています。

別名表の.altエクスポート・ファイルから別名をインポートするには

  1. 「アプリケーション」ページで、アプリケーション(Sample)を展開します。

  2. キューブ名(Basic)の右側にある「アクション」メニューから、「別名表のインポート」を選択します。


    画像のマッシュアップでは、Essbase Webインタフェースの「アプリケーション」ページを示していて、SampleBasicキューブの「アクション」メニューから選択されている「別名表のインポート」アクションがフォーカスされています。

  3. 「カタログ」を選択して、エクスポートした.altファイルの場所を参照し、そのファイルを選択して「選択」をクリックします。

  4. 別名表の名前を入力して、「インポート」をクリックします。このキューブにすでに存在している別名表の名前を入力しないでください。その名前を入力すると、エラーが返されます。


    <img class="imageleft" id="GUID-DC76D048-D5A2-4018-A337-98B1B2B5FAFB__IMAGE_UCL_N3Y_FRB" height="218" width="620" src="img/importalt_sb2.png" alt='Import alias table dialog. Message informs that the alias table will be created from <filename.alt> of size <n> bytes. Alias table name field has "Long Names" typed into it.' title='Import alias table dialog. Message informs that the alias table will be created from <filename.alt> of size

別名表のクリアおよび削除

Default以外の別名表は削除できます。

別名表を削除するには

  1. Essbase Webインタフェースを使用して、編集するアウトラインを開いて「アウトラインのプロパティ」をクリックし、「別名」タブに移動します。

  2. 削除する別名表の横にあるWebインタフェースの別名の削除xアイコンをクリックします。

  3. 「適用して閉じる」をクリックして、アウトラインを保存します。

別名表を削除することなく、別名表から個別の別名を削除するには

  1. Essbase Webインタフェースを使用して、編集するアウトラインを開きます。

  2. メンバーを右クリックして、「検査」を選択します。

  3. 「別名」タブをクリックします。

  4. 1つ以上の別名表から別名を削除します。

  5. 「適用して閉じる」をクリックして、アウトラインを保存します。

MaxLでの別名の表示

MaxLセッションで、アクティブな別名表を設定することで、現在のMaxLセッションで表示する別名が限定されるように制御します。

MaxLセッションで現在の別名表を表示するには、query database (get active alias_table;)を使用します。MaxLセッションの現在の別名表を設定するには、alter database (set active alias_table <name>;)を使用します。MaxLセッションで別名の表示を有効にするには、alter session (set dml_output alias on;)を使用します

次のMaxLセッションの例は、MaxLシェルで別名を操作する方法を示しています。


MAXL> query database Sample.Basic get active alias_table;

 active_alias_table    
+----------------------
 Default               

 OK/INFO - 1241044 - Records returned: [1].

MAXL> query database Sample.Basic list alias_table;

 list_of_aliases       
+----------------------
 Default               
 Long Names            
 ChineseNames          
 JapaneseNames         
 RussianNames          
 GermanNames           

 OK/INFO - 1241044 - Records returned: [6].

MAXL> query database Sample.Basic list alias_names in alias_table "Long Names";

 member                 alias                 
+----------------------+----------------------
 Qtr1                   Quarter1              
 Jan                    January               
 Feb                    February              
 Mar                    March                 
 Qtr2                   Quarter2              
 Apr                    April                 
 May                    May                   
 Jun                    Jun                   
 Qtr3                   Quarter3              
 Jul                    July                  
 Aug                    August                
 Sep                    September             
 Qtr4                   Quarter4              
 Oct                    October               
 Nov                    November              
 Dec                    December              
 Margin                 Gross Margin          
 Sales                  Revenue               
 COGS                   Cost of Goods Sold    
 Misc                   Miscelleneous         

 OK/INFO - 1241044 - Records returned: [20].

MAXL> alter database Sample.Basic set active alias_table "JapaneseNames";

 OK/INFO - 1013273 - Database Sample.Basic altered.

MAXL> query database Sample.Basic get active alias_table;                                           

 active_alias_table    
+----------------------
 JapaneseNames            

MAXL> alter session set dml_output alias on;

 OK/INFO - 1056226 - Session altered for user [admin].

MAXL> SELECT {([West].children)} ON COLUMNS, {([100].children)} ON ROWS FROM Sample.Basic;

 Axis-1              (カリフォルニ (オレゴン州)   (ワシントン州 (ユタ州)         (ネバダ州)     
+-------------------+-------------------+-------------------+-------------------+-------------------+-------------------
 (コーラ)                        3498                 159                 679                 275                 -18
 (ダイエットコ               -1587                 338                 231                 398                  86
 (コーラ カフ                -912                 -57            #Missing                 459            #Missing

 OK/INFO - 1241150 - MDX Query execution completed.

MAXL>