Create Database (集約ストレージ)

ASOモードのMaxL create database文は、オプションで同じサーバー上の別のキューブのコピーとして、集約ストレージEssbaseキューブを作成または再作成するために役立ちます。

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データベース名で許可される最大長と特殊文字の詳細は、DBS-NAMEを参照してください。データベース名では大文字と小文字は区別されません。

集約ストレージ・データベースを作成するための構文は、ブロック・ストレージ(BSO)データベースの作成用と同じですが、既存の集約ストレージ・アプリケーション内に集約ストレージ・データベースを作成する必要があります。

データベースの作成に必要な最小限の権限は、アプリケーション・マネージャです。データベースをコピーするには、ソース・データベースでのデータベース・マネージャ以上の権限も必要です。

キーワード

MaxL create database文を使用して、次の方法でEssbaseキューブを作成します:

create database DBS-NAME

データベースが新規作成されます。

例:

create database MyASOApp.Basic;
create or replace database DBS-NAME

データベースを作成するか、同じ名前の既存のデータベースを置き換えます。

例:

create or replace database MyASOApp.Basic;

BasicというデータベースをMyASOAppアプリケーション内に作成します。MyASOAppアプリケーション内にBasicという名前のデータベースがすでに存在する場合は上書きされます。

create database DBS-NAME using non_unique_members

重複メンバー名の使用をサポートするデータベースを作成します。重複メンバー・アウトラインを持つデータベースを作成した場合は、それを一意のメンバー・アウトラインに変換して戻すことはできません。

例:

create database MyASOApp.Basic using non_unique_members;

重複メンバー名の詳細は、重複するメンバー・アウトラインの作成と操作を参照してください。

create database DBS-NAME as …

別のデータベースのコピーとしてデータベースを作成します。

例:

create database MyASOApp.New as ASOSamp.Basic;

ASOSampアプリケーション内のデータベースBasicのコピーが、MyASOAppアプリケーション内にNewという名前のデータベースとして作成されます。

create database DBS-NAME … comment

データベースの説明を作成します(オプション)。説明には、80文字まで入力できます。

例:

create database MyASOApp.Basic comment 'New ASO cube';

ノート

  • 集約ストレージ・データベースを別の集約ストレージ・データベースのコピーとして作成できません。アプリケーションごとに、1つの集約ストレージ・データベースのみが許可されます。

  • ブロック・ストレージ・データベースを集約ストレージ・データベースにコピーできません。集約ストレージ・アプリケーションおよびデータベースをブロック・ストレージ・アプリケーションおよびデータベースに基づいて作成する方法の例は、「MaxLを使用した集約ストレージ・サンプルの作成」を参照してください。